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花火***

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  • 1:

    あの日の空、音、体温。
    忘れることなんて無いよ。

    今までも、これからも…
    あたしの中で輝り続ける。

    2006-07-26 03:31:00
  • 7:

    紫織がホストの彼氏、佑にハマり出したのはここ2〜3ヵ月。紫織はああゆうけれど、所詮彼らも水商売。あたし達となんら変わりは無い。客は客、店で疑似恋愛して、気分良くしてあげて金を落とさせる。
    そう、一緒じゃないか。

    あたしの目には紫織は夢を見てるようにしか見えてなかった。だけど、紫織がその彼氏を好きなら、口出すことも出来ない。
    見守るしか出来ないんだ。

    2006-07-26 04:29:00
  • 8:

    ドレッサーの鏡越しに自分を映し、グロスを塗りながら思う。『紫織、ほんとに大丈夫かな』心配をよそに店は始まる。あたし個人の気持ちなんて、あっとゆう間に置いていかれる。

    その前に早く、いつものように切り替えなきゃ。

    夜は長いんだから。

    2006-07-26 04:34:00
  • 9:

    「蘭さん!」ボーイが慌ただしく待機室のノックを叩く。『はいはい』「4番、8番テーブルにお客さまみえてますので!」
    『はいよ〜』
    鏡の前で一回転して、いつものように、おまじないのように暗示を掛ける。

    『今日もばっちり☆』

    2006-07-26 04:40:00
  • 10:

    ホールに出ると、紫織の姿が目に付いた。『お、紫織ももう席着いてんじゃん』ふと客席に目をやると明らか他の客とは違う男たちが3名。『あ、例の彼氏か。店にまで来てご機嫌取りとは、彼氏も大変だね』

    "ホスト"が悪いとは思わない。あたしだって夜の人間だし彼らも同じだ。それに周りには割り切って楽しむ感覚でホストに行く子も多い。全否定してるわけじゃないんだよ、紫織。

    …だけど、"彼氏"としてはどうなの?って話。

    2006-07-26 04:47:00
  • 11:

    『岡ちゃん♪おはよー』
    「お、蘭。おはようさん」『来てくれてありがとね』「近くまで寄ったさかい、ちょい顔見とこう思てな」

    この人は大阪の人で、出張で週に1度は東京にくる。そのたびあたしに逢いに来てくれる。嬉しい限りだ。お客さんに恋愛感情を持ったことは無いけど、ふとする時、愛しくてたまらないそんな気持ちになる。

    あたしという人間がちゃんと存在出来てるんだと、再確認出来る。

    2006-07-26 04:54:00
  • 12:

    略部分***

    あたしという人間がちゃんと存在出来てるんだと、再確認出来る。

    2006-07-26 04:56:00
  • 13:

    PM、23:00―
    指名客の席を睦なく回り、一息つこうと、ヘルプ子に少し席を任し待機室に入った。『はぁ…』たばこに火をつけ溜め息をついていると、《ガチャ!》
    『紫織!』「らーんー♪」抱きついてくる紫織を一目見て分かった。『あんた、酔ってるね』「だって〜、たっちゃんが飲ますんらもん☆」『もう、こんな時間にそんな酔って!』
    ボーイに冷たいおしぼりと水を頼み、紫織を寝かして『いい?少しここで休んどきなよ』「うん〜」
    相当出来上がってる様子。

    2006-07-26 05:06:00
  • 14:

    ありえない。
    自分の彼女を営業中にも関わらず、あんなになるまで飲ませるなんて。『主任』「ん、蘭か。どうした?」『紫織潰れて待機室で寝かせたから』「やっぱりか。あの席ヘルプの子にも飲ませまくりで困ってんだよ。その割に単価は安いし…」
    『あたし行きます。キャバクラじゃあるまいし、飲み方も知らない青臭い奴らには早急に帰って貰います』
    「ま、お前なら大丈夫か」『その代わり、紅美ヘルプに付けて』「…了解♪」

    2006-07-26 05:15:00
  • 15:

    気合いを入れ直し、紫織の彼氏の席に着く。『はじめまして、蘭です』そこにはここにも出来上がってる、安っぽいホスト達の姿。

    「おー♪ちょー可愛いー、こっちおいでよ」と、肩に手を回すこの男。「佑ぅ、紫織ちゃんに怒られんぞ」
    ―やっぱり、"佑"か。

    2006-07-26 05:23:00
  • 16:

    「失礼します。紅美です」「お、紅美ちゃんかー、蘭も紅美も可愛いねー」顔を近付けながら佑が言い寄ってくる。「あたしは全然。でも蘭はこの店の?2ですからね」『よく言うよー!紅美なんて?1じゃない』あたし達のこの言葉にホスト達は凍りつく。

    「あ…、二人は?1と?2なんだ?」『一応ね。そんな大したもんじゃないよ』「えっと、佑さん?紅美達も何か飲んでいい?」

    紅美のこの言葉に更に凍りつく佑達。

    2006-07-26 05:36:00
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