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花火***
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171:
そうか、遼は何も知らないんだ。すると、その場を察してか、佑が飛んで席に帰ってきた。「紫織、紅美。とりあえず、あっちの席で三人で話しよう」そう言う佑の言葉に、二人は無言で立ち上がった。紅美がいなくなってから「ごめんね、蘭。…待っててね」と、紫織は小さく呟いた。
2006-09-06 05:12:00 -
172:
『当たり前じゃん!伝えたい事は全部言うんだよ?』「うん!」少し微笑むと、佑達の元に歩いて行った。
『大丈夫かな…』だからと言って、あたしが口出す事じゃ無いし、これは紫織自身の問題で、闘いなんだ。2006-09-06 05:22:00 -
173:
「…あの〜、蘭さーん?」『へ?』「完璧、俺の存在忘れてませんか?」
すねたように、こっちを見つめる遼さん。
『あぁ、忘れてましたね』「きっつー。今のきつい」『ごめんごめん!笑。それどころじゃなかってさ…』「ただならぬフインキだったな、紫織ちゃんと紅美ちゃん」『ん〜ややこしい事になるかもね』2006-09-06 05:40:00 -
174:
「ややこしい事って、佑等の事?」『うん、…って、あんた知ってるの?』
「まぁな。佑からも少し聞いてたから」『そっか…』「ま、心配しなくても大丈夫だって!」『?。どうゆう意味…』「気にしてても意味ねぇし、楽しも?」
そう言うと、グラスワインを二つ持ってきて「とりあえずさ、乾杯しようよ?」あたしにグラスを渡す笑顔の遼。2006-09-06 05:47:00 -
175:
☆
しぉり?
久々に見たら更新されてたので嬉しぃですッ??2006-09-06 14:12:00 -
176:
「紫織ちゃんが心配な気持ちも分かるけど、折角来たんだし楽しもうよ」そう言うとあたしのグラスに、カチンとグラスを鳴らしてくる。そうだ、今日は遼は同伴して店に来て、結構な額を使ってくれた。その事もお礼一つ言えてなかった。
2006-09-10 06:32:00 -
177:
『うん、そうだね。てか、今日はありがとう。バタバタしてあんまり席にも付けなかったのに』遼の笑顔に今まで張っていた緊張の糸が、少し緩んだ。「やっと笑った☆」『え?、あ…』「蘭はさぁ、何でもかんでも気負いすぎじゃん?仕事の事も、友達の事も。それが悪い事とは思わない。けど、それじゃ蘭がしんどくなるよ?」遼の言葉に、思わず何も言えなくなった。
2006-09-10 06:41:00 -
178:
気負いすぎ?あたしは無意識の内に、全ての事を受け止めて丸め込むように頑張っていたのかな。
紫織の事だって自分の事のように考えて、悩んで背負った気でいた。自分の事でも余裕なんて無いのに、相手の事まで解決する気だった。あたしはただ、紫織の力になってあげたかった、全力で。仕事だって、店の2番手だという事で、自分が思ってる以上に頑張り過ぎていたのかもしれない。それが間違いだとは思わないし、遼も否定する言葉では言ってない。ただ、それじゃあたしが"疲れる"って、そう言ってくれたんだよね…。2006-09-10 06:46:00 -
179:
『…はは、遼が?1なわけが分かる気がするよ』
一瞬零れそうになった涙を必死に堪えながら呟いた。
「なんだよそれ!笑。俺は蘭の研究家だから、蘭の事は常に見てるから解んの」『研究家ってなに!?笑』いつの間にか、笑っていた。不思議、ほんと遼はあたしの感情をコロコロと揺るがしてしまう。2006-09-10 06:53:00 -
180:
気遣い無く話せる、遼はそんな存在だった。同伴中はもうこいつと会う事は無いな、とすら思っていた相手なのに、正に不思議…笑。
「つかつかつーか!」『何よ、いきなり』「俺は、蘭の事本気だし!それは分かっててほしいわけ」
―は?何言ってんだろ、この人。本気?いや、意味解んないよ。ホストの、しかも"?1"の人の言葉を真に受ける程あたしは馬鹿じゃない。2006-09-10 07:02:00