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花火***

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  • 1:

    あの日の空、音、体温。
    忘れることなんて無いよ。

    今までも、これからも…
    あたしの中で輝り続ける。

    2006-07-26 03:31:00
  • 157:

    名無しさん

    おもしろすぎ?
    更新楽しみにしてます

    2006-08-20 12:10:00
  • 158:

    ゅん?

    更新されてる?続き待ってます?

    2006-08-20 18:30:00
  • 159:

    157さん、書き込みありがとです♪頑張ります☆
    ☆さん、小説毎回楽しみにしてますから(′∀`)
    162さん、そんな事言われたら嬉しくて泣きます(゚∀。)
    ゅんさん、また読んでくれて感激です(ノ∀`)

    2006-08-21 03:20:00
  • 160:

    『あ、いや。…紅美が今日来てないらしくて』「あ、らしい…ね」紫織は静かに呟いた。『知ってたんだ』「うん、店来て即効主任に聞いた。何だか紅美と顔合わせるの恐かったし。したら、無欠だって言うから」『…そっか。でも、どうしたんだろ、信じらんない』

    2006-08-21 13:45:00
  • 161:

    「……」『紫織?』紫織はソファに座ると、煙草に火をつけ、フーッと勢い良く煙を吐き出した。「佑」『え?』

    「紅美、佑んとこ居るよ」『佑んとこって…、店?』「うん。さっき佑から店に来てほしいって電話あって、紅美も居るから3人で話しようって…」うつむき、少し冷めたように、紫織は"ははっ"と笑った。

    2006-08-21 13:59:00
  • 162:

    ――― あ り え な い 。

    あたしは更衣室に走って、急いで着替え、ドレスをロッカーに放り込みドアを勢い良く閉めた。「…蘭?」ロッカーを閉めたまま硬直しているあたし。『紫織』「えっ?」紫織を見つめ、一言だけ口にした。

    『―行くよ』

    2006-08-21 14:05:00
  • 163:

    いつのまにか、紫織の手を引っ張りあたし達はHEAVENの前にいた。「ちょ、蘭」『大丈夫』「………うん」紫織の手を握り、店のドアを開けると中からは一斉に「いらっしゃいませ!」のけたたましい声が響く。

    ―今はそれすら勘に触る。

    2006-08-21 14:11:00
  • 164:

    奥から一人の男がゆっくりと歩いてくる、佑だ。
    「…よぉ、来てくれたんだな」「…うん」佑は一息間を置くと、席に案内した。

    この男は今、何を思ってんだろう。ここまで自分の感情を抑えたのは、初めてかもしれない。自分の事じゃなく、紫織の事だから尚更。人間いざって時、大事な存在の時ほど、怒りを出せないもんなんだ。

    2006-08-21 15:48:00
  • 165:

    席に座り、しばらくすると目の前に紅美が現れた。
    紫織が震えた手で、あたしの手を握りながら呟いた。

    「…紅美」紅美は前の席に座り静かにあたし達を見ると、「…蘭も一緒なんだ。二人して、あたしを責めに来たの?」そう言いながら煙草に火を灯した。

    2006-08-21 16:02:00
  • 166:

    その言葉を聞いて、今まで不安げにしていた紫織の表情が、みるみる間に怒りをあらわにする。「責められるような事、したの?」
    「…は?」苛ついたように答える紅美に甘く、そして怖い微笑みを浮かべながら「―それともしてるの?」

    紫織と紅美、ふたりの目はお互いを見つめたまま暫らく沈黙が続いた―。

    2006-08-21 16:36:00
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