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花火***
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112:
ゆ
なんかおもろい?実話なんですか?
2006-08-07 02:25:00 -
113:
☆
しぉり
2006-08-08 02:36:00 -
116:
その時だった。街中であたしの名前を呼ぶ聞き慣れた声が聞こえたのは。
「蘭!」とっさに絡めていた遼の小指を離した。
『宗綺…』現われたのは、綺麗めな格好をした一人の男。「お前、何してんだ?この人は?」『お客さん。てか同伴中なんだから、声掛けないでよ』「ふーん、そうは見えないけどな…。とりあえず電話くらい取れよ!」そういうと彼はチラッと遼を見ると、去っていった。
信じらんない。まさか、こんな偶然に会っちゃうなんて。2006-08-09 04:00:00 -
117:
『……』「蘭?」放心状態のあたしを、覗き込む遼の声で我に返る。『…え?』「なんか大丈夫?」『あ、うん。ごめんね!早くご飯行こっか』そう言うと遼は何も言わず聞かずに、少し笑って歩き出した。
さっきの事、遼に言うべきだろうか。せっかくのさっきまでの楽しかった空気は何処かに行ってしまった。どうしよう―。2006-08-09 04:32:00 -
118:
店に着き、適当にオーダーして乾杯をした。しばらくすると遼が口を開く。
「さっきの奴知り合い?」やっぱり、気になるよね。『…うん、彼氏』「え?」そう、あたしには彼氏がいる。もう付き合って一年半程。宗綺は4つ上で、某有名ブランドも手掛けるデザイナーだ。「まじ?蘭彼氏いるんだ〜。いや、そらそうか。彼氏くらいいるか。何か分かんないけど、蘭はフリーって思い込んでた」『ヒド!そんなにもてなさそうに見えんだー』「そうゆう意味じゃねーしっ」
何だろう、何だか宗綺とゆう彼氏とゆう存在が居る事を、遼には言えなかった。とゆうか、言いたくなかった。2006-08-09 04:45:00 -
119:
だからって何勝手な事言ってんだ、あたし。遼はホストで営業も兼ねてあたしにかまってだけだろうし、あたしだってホステスで彼氏もいる。そこまで深く考える必要なんて無いよね…。
「けど格好いい彼氏じゃんー。長いの?」『んー、一年半くらい』「何か電話取れよとか言ってたけど喧嘩でもしてんの?」『いや、喧嘩ってゆーか…』「あ、ごめん!言いにくかったらいいし。ごめんな」『ううん。遼は彼女いないの?』とっさに話題を変えた。人間、聞かれたくない言いたくない事の一つや二つ、あるもので。2006-08-09 12:44:00 -
120:
あたしの問いに、遼は眉を細める。「うん〜、彼女?彼女かぁ。彼女はいない」『何その間は☆笑』「つか、仕事上の彼女はいっぱいいるけど、本命の彼女はいないんだよねー」
『仕事上の彼女?』
よく、本カノやら色カノやら趣味カノやらと言うけど、あたしはこの時までその言葉すら聞いた事がなくて、遼の言ってる意味を理解できなかった。2006-08-09 12:48:00