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最後の笑顔‐スタビがくれた
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1:
千春
千春、18才。最大の恋愛を失恋で終わって、幼い私は新しい恋でしか傷を治せなかった。毎日のように、スタビに投稿しては、メールをしていた。だがそのほとんどは、一日で終わってしまい、恋なんてできるわけもなかった。
2006-07-17 03:50:00 -
31:
千春
建て直しをしても、景色はかわらない。
『屋上とかベタすぎやから笑 』
福岡一日目は、私の母校とよく行った公園を訪れた。来年の今頃もこれるかな。なんて考えると…一番行った近くの川には案内できなかった。2006-07-20 01:53:00 -
32:
千春
『なぁー格好へんやない?いける?なぁーなぁー』落ち着きのないアキラをよそに、私は実家の玄関を勢いよく開けた。
『ただいまー』
一日目は私の実家に泊ることにしたのだ。それはアキラの強い希望でもあった。『親にあいさつせなあかんやろー』2006-07-20 01:56:00 -
33:
千春
私の母は肺ガンだった。長い闘病生活の末 亡くなった。というより、安楽死を望んだ。莫大なお金はもちろんのこと、家計をにぎっていた母は手に取るように我が家が火の車だという事を知っていたのだろうか。手紙をのこしたまま、私は何もしらされずに亡くなった。父には、もう誰の不幸も伝えたくなかった。アキラと付き合いはじめた当初も父には黙っておこう、そう考えていた。が、初めて結婚したいと思った相手だからこそ 父にあわせたい そう思えた。アキラという最愛の男性が存在していることを 伝えたかった。
2006-07-20 02:05:00 -
34:
千春
『初めまして!千春さんとお付き合いさせてもらってるアキラと言います。』
寒いのに、汗をかきながら話すアキラをみて笑えた。『うん。千春からアキラ君の事はきいとるけん。いろいろあって、つらかやろばってんか、千春が選んだとやけん。なんもいわん。泣かすなって言っても無理やろけんね…。ここにこの世におる時だけ千春ば世界一の幸せものにしてやってくれんか』2006-07-20 02:10:00 -
35:
千春
『本当に俺のわがままで、千春さんを巻き込んだ事、すまないと思ってます。だから俺は俺がいるこの短い時間やけど、千春さんを幸せにしますから』
はっきりと強い目で、父をみながら話をした。なんだか照れた。雰囲気はくらいが、好きということばより ずっとずっと嬉しかった。2006-07-20 02:13:00 -
36:
千春
『めーっちゃ緊張したー!』
お布団に寝転がりながら、アキラは深呼吸をした。 『まじで?全然みえなかったよ 笑』
『足とかちょっと震えた( ̄□ ̄;)!!』
そこから夜おそくまで、私の幼い日の思い出だとか、アキラのあほ話だとかをして 笑い合っていた2006-07-24 22:01:00 -
37:
千春
二日目は普通に福岡観光。と、言っても、アキラの体をきづかってゆっくりとした観光だった。 一つ一つすべてを流さないように 何十年たっても色褪せないように しっかりと記憶に刻みながら
2006-07-24 22:04:00 -
38:
千春
そんな幸せな日々は長くつづかなかった。いつだって悲しみや つらい事は隣り合わせのようについてくる。あの日だって‐‐
2006-07-24 22:05:00 -
39:
千春
私達は博多から新大阪行きの新幹線に乗るために、エレベーターにのった。人が多くて アキラを見失いそうになる。
『アキラ?大丈夫?』
さっきからゼェゼェと息苦しそうにしていた。寒いはずのこの季節に汗をポタポタとかきながら2006-07-24 22:09:00 -
40:
千春
『俺、ちょ…無理ぽぃ…』
2006-07-24 22:12:00