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最後の笑顔‐スタビがくれた

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  • 1:

    千春

    千春、18才。最大の恋愛を失恋で終わって、幼い私は新しい恋でしか傷を治せなかった。毎日のように、スタビに投稿しては、メールをしていた。だがそのほとんどは、一日で終わってしまい、恋なんてできるわけもなかった。

    2006-07-17 03:50:00
  • 26:

    千春

    さやさん ありがとうございます! 嬉しいです

    2006-07-20 01:28:00
  • 27:

    千春

    福岡‐ 
    『うわっ福岡あったけーさすが九州!』のびをしながらアキラは笑顔で言った。この地で生まれ育った私にとっては、暖かいとは感じなかったが、自分が鈍感なのか寒がりなのか?そう思うことにした。 
    『な、千春の母校とかいきたいわ。あとよく行った場所とかさー』
    『うん、ここよりだいぶ田舎だけど…行ってみようか★』

    2006-07-20 01:33:00
  • 28:

    千春

    市内から2時間、電車とバスを使い私の母校を訪れた。平日だったため、学生が体育の授業を受けている様子がうかがえた。それはもうアキラと出会った夏の匂いはしない、枯葉のおちる少し切ない季節だった。

    2006-07-20 01:39:00
  • 29:

    千春

    秋という季節だからだろうか。この頃…というより、過去にも未来にも、アキラを失う恐さはいつも私につきまとった。たとえば幸せな家庭を見る時、友達が結婚し、出産する時。私たちはこの幸せをつかむ事は、絶対にないのだから…。一緒にいる事を幸せじゃないとはいわない。幸せだった。付き合った事を悔やむだなんて事は一度もなかった。どんどん体の不自由のきかなるなるアキラを励ます反面、仕事帰りの道中はいつも泣いてばかりだった。

    2006-07-20 01:45:00
  • 30:

    千春

    『綺麗やなおまえの母校』『今年、建て直したんだって。昔はぼろぼろで、床なんて穴開いてたよ笑』

    学校に許可を得て、校内を見学することになった。
    『ここ!よく連れとお弁当食べた。好きな子だったり、はやりのイケメンの話ばっかだったよ』そこは校庭を一面に見渡せる屋上だった。

    2006-07-20 01:48:00
  • 31:

    千春

    建て直しをしても、景色はかわらない。 
    『屋上とかベタすぎやから笑 』
    福岡一日目は、私の母校とよく行った公園を訪れた。来年の今頃もこれるかな。なんて考えると…一番行った近くの川には案内できなかった。

    2006-07-20 01:53:00
  • 32:

    千春

    『なぁー格好へんやない?いける?なぁーなぁー』落ち着きのないアキラをよそに、私は実家の玄関を勢いよく開けた。 
    『ただいまー』
    一日目は私の実家に泊ることにしたのだ。それはアキラの強い希望でもあった。『親にあいさつせなあかんやろー』

    2006-07-20 01:56:00
  • 33:

    千春

    私の母は肺ガンだった。長い闘病生活の末 亡くなった。というより、安楽死を望んだ。莫大なお金はもちろんのこと、家計をにぎっていた母は手に取るように我が家が火の車だという事を知っていたのだろうか。手紙をのこしたまま、私は何もしらされずに亡くなった。父には、もう誰の不幸も伝えたくなかった。アキラと付き合いはじめた当初も父には黙っておこう、そう考えていた。が、初めて結婚したいと思った相手だからこそ 父にあわせたい そう思えた。アキラという最愛の男性が存在していることを 伝えたかった。

    2006-07-20 02:05:00
  • 34:

    千春

    『初めまして!千春さんとお付き合いさせてもらってるアキラと言います。』
    寒いのに、汗をかきながら話すアキラをみて笑えた。『うん。千春からアキラ君の事はきいとるけん。いろいろあって、つらかやろばってんか、千春が選んだとやけん。なんもいわん。泣かすなって言っても無理やろけんね…。ここにこの世におる時だけ千春ば世界一の幸せものにしてやってくれんか』

    2006-07-20 02:10:00
  • 35:

    千春

    『本当に俺のわがままで、千春さんを巻き込んだ事、すまないと思ってます。だから俺は俺がいるこの短い時間やけど、千春さんを幸せにしますから』
    はっきりと強い目で、父をみながら話をした。なんだか照れた。雰囲気はくらいが、好きということばより ずっとずっと嬉しかった。

    2006-07-20 02:13:00
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