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最後の笑顔‐スタビがくれた
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1:
千春
千春、18才。最大の恋愛を失恋で終わって、幼い私は新しい恋でしか傷を治せなかった。毎日のように、スタビに投稿しては、メールをしていた。だがそのほとんどは、一日で終わってしまい、恋なんてできるわけもなかった。
2006-07-17 03:50:00 -
21:
千春
『はいっ次みーぎーあーし』私の足よりはるかに大きいスニーカーの靴ひもを、結ぶ。この頃から、指先の細かい動作ができなくなっていた…。
『俺、めっちゃしょぼいしなー』はぁっとため息をつく。 『お互いカバーやでー★アキラは料理うまいし、うちは掃除うまいし!分担制分担制ー』2006-07-18 18:57:00 -
22:
千春
本当にそうだ。アキラが、靴ひもを結べなくても、ショックなんてなかった。むしろ、嬉しかった。小さな行動やしぐさ、すべてがいとおしかった。
2006-07-18 19:15:00 -
23:
名無しさん
続きはないん?
2006-07-19 17:58:00 -
24:
千春
23さん ありますよ。すいません 遅くなりました。またお付き合いお願いしますm(__)m
2006-07-20 01:12:00 -
25:
さゃ
ぅちも続き読みたい?頑張って??
2006-07-20 01:14:00 -
26:
千春
さやさん ありがとうございます! 嬉しいです
2006-07-20 01:28:00 -
27:
千春
福岡‐
『うわっ福岡あったけーさすが九州!』のびをしながらアキラは笑顔で言った。この地で生まれ育った私にとっては、暖かいとは感じなかったが、自分が鈍感なのか寒がりなのか?そう思うことにした。
『な、千春の母校とかいきたいわ。あとよく行った場所とかさー』
『うん、ここよりだいぶ田舎だけど…行ってみようか★』2006-07-20 01:33:00 -
28:
千春
市内から2時間、電車とバスを使い私の母校を訪れた。平日だったため、学生が体育の授業を受けている様子がうかがえた。それはもうアキラと出会った夏の匂いはしない、枯葉のおちる少し切ない季節だった。
2006-07-20 01:39:00 -
29:
千春
秋という季節だからだろうか。この頃…というより、過去にも未来にも、アキラを失う恐さはいつも私につきまとった。たとえば幸せな家庭を見る時、友達が結婚し、出産する時。私たちはこの幸せをつかむ事は、絶対にないのだから…。一緒にいる事を幸せじゃないとはいわない。幸せだった。付き合った事を悔やむだなんて事は一度もなかった。どんどん体の不自由のきかなるなるアキラを励ます反面、仕事帰りの道中はいつも泣いてばかりだった。
2006-07-20 01:45:00 -
30:
千春
『綺麗やなおまえの母校』『今年、建て直したんだって。昔はぼろぼろで、床なんて穴開いてたよ笑』
学校に許可を得て、校内を見学することになった。
『ここ!よく連れとお弁当食べた。好きな子だったり、はやりのイケメンの話ばっかだったよ』そこは校庭を一面に見渡せる屋上だった。2006-07-20 01:48:00