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最後の笑顔‐スタビがくれた
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1:
千春
千春、18才。最大の恋愛を失恋で終わって、幼い私は新しい恋でしか傷を治せなかった。毎日のように、スタビに投稿しては、メールをしていた。だがそのほとんどは、一日で終わってしまい、恋なんてできるわけもなかった。
2006-07-17 03:50:00 -
11:
千春
『おれな。東京いっててんやん。そこでもやっぱりホストしとってさ。一年たった時かなぁ…ある日体がうごかんくなった時あってん。目もあけられへんかって。』公園のベンチを腰をかけ、ゆっくりと話をするアキラの手は震えていて、目には少し涙がみえた。
『ボタンを手探りで押して、つれに病院まで連れてってもらったん。体うごかんけど、耳は聞こえるやん。そん時、医者の言ったことば忘れられへん。』『しまいやな。』『ってゆーたんや。過剰なアルコール、タバコの摂取、ストレスからくる神経の破壊。俺は、余命…一年、6ヵ月やねん。』ポタポタと…アキラの目から涙がでてきた。だけど非現実すぎて 〔嘘〕と思った。
『じゃなんでホスト続けてるン。余命のびるかもやん?』2006-07-17 04:40:00 -
12:
千春
アキラの手を握って質問してみた。わかりあいたいから、きかなくちゃ。傷つけてしまうかもしれないけど。
『俺の存在を証明してくれた場所やから。ホストをやりながら死にたい。でもな、暇つぶしにスタビして…たまたま千春にメールして。恋愛しようなんて気なかったんよ。だってな、恋愛したって俺消えるねんで?そしたら相手しんどいやろ。千春とメールしてると、気持ち、安らいだ。いつもネガティブな俺を励まして、前向きにさしてくれた…俺、最後はおまえの隣で死にたい。わがままで最悪な願いやとは…わかってるねん。けど…』2006-07-17 04:46:00 -
13:
千春
『けど…俺………』
ここらアキラは泣いてしまって、何も言わなかった。『アキラが消えるとかさ。千春は実感ないけど、今隣にいるよ。あったかいじゃん。未来は千春も消える。それはみーんな同じ。だから恋愛しちゃいけいなんて事ないんだよ。千春はアキラが大好き。』
本当は自分も泣きたかった。毎日メールしていく中で、二人であそこ行こうって想像していた幸せな未来。でもそれは期間限定。2006-07-17 04:51:00 -
14:
千春
『俺と…付き合ってください。』耳元で聞こえる泣き声。
『千春でよければ★』
抱き締めたアキラの体はごつごつしていて、骨が出ていた。
『なぁ、いっぱい思い出つくりたない?千春なアキラといきたいとこ沢山あるねん★』
無理矢理笑顔つくってアキラを見る。
『おまえも泣きたいんやろ?無理しんくてもぇえよ。ごめん…ごめん…もっと早く出会いたかった』2006-07-17 04:55:00 -
15:
千春
付き合い初めてからは、一緒にすむようになった。 毎日、早起きをしてアキラとドライブに行ったり、ベタな遊園地へ行ったり。毎日がきらきらしていた。まったくアキラが亡くなるなんて微塵も感じなかった。10月に入った頃、大阪はとても寒かった。なので私の故郷、九州へ3日旅行へいくことにした。
2006-07-17 05:01:00 -
16:
名無しさん
?
2006-07-18 07:08:00 -
17:
名無しさん
頑張って?
2006-07-18 09:29:00 -
18:
名無しさん
頑張って?
2006-07-18 13:52:00 -
19:
千春
16さん 17さん 18さん。励ましのお言葉ありがとうございます(>_
2006-07-18 18:45:00 -
20:
千春
『あきらー忘れモンない?』冷えきった玄関で、居間にいるアキラに尋ねる。
『たぶーん。なかったらあっちで買うわー』ギャハハと一人で笑っている。アキラは、でかける時いつも、時間ギリギリまで腰をあげようとしない。2006-07-18 18:48:00