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太陽と向日葵
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1:
キラリ
小学生の頃…授業で習った記憶がある。
向日葵は一日中ズッート太陽を見つめている。
太陽は東から西へ…
向日葵も東から西へ…
ねぇ…りょう。
貴方は私の太陽…今までもコレからも…。2006-07-16 05:44:00 -
50:
キラリ
私は心の中でみか姉に謝り、りょうの元へ…。『失礼します…』りょうの横はこごちがイイ。『昨日は俺なんかの為にNo1のキラリを独り占めさせてくれてありがとう』誰にも聞こえない様に耳元でりょうは言った。そして『みかには話してないから…安心しなさい』っとポンポンっと頭を触った。私はりょうの前では誰にも見せない顔をしてしまう。りょうの一言で私は一喜一憂してしまう。
2006-07-19 04:42:00 -
51:
キラリ
何をしゃべるでもなく、ただ横にいた。
2006-07-19 04:45:00 -
52:
キラリ
静かな時間は流れる…。穏やかな優しい時間…私はキラリじゃ無くなっていた。鋭い目は消え、子供の様な純粋な目でりょうを見ていた。その時、慌てた様子のチーフが『キラリさん田中さんチェック入りました。なんか様子おかしいです。』私は現実に戻った。急いで玄関に走り田中を捕まえた。田中さんは一言『あの男はなんや?お前の客か?』私は困り田中さんの目を見れない…『何言ってるんですか田中さん〜!あの人はみかのお客様!前にヘルプ付いてもらったから挨拶して欲しくてみかが席つけてん!ごめんなさい、勝手な事しと』みかさんがこの空気を変えてくれた。
2006-07-19 04:56:00 -
53:
キラリ
『みかさん…』
田中さんは納得はしてないが少しホットした顔で帰った…見えなくなるまで手をふる私とみか姉…先に口を開いたのは私だった『スイマセンみか姉…』『こっちこそごめんやで!田中さんにフォロー上手に出来なくて。』『…』『それにどーしてもキラリをりょうの席に付けたかったの。りょうとは5年以上の付き合いやねん…あんなに優しい顔するりょう見たことないねん…それとホステスには冷たいりょうがキラリには態度あきらか違うし!みかが仲良くなるまで時間かかったのに〜くやしぃけど、キラリはイイ奴や!だからイイねん。いこっか!りょうの席!』2006-07-19 05:07:00 -
54:
キラリ
私の手を取りみか姉はりょうの席に連れて行った。りょうは私に『大丈夫?』っと聞き心配そうな顔をした。『大丈夫だよ(^-^)』『そうか(^-^)』りょうはニコッと笑ってくれた。その日三人でアフターに行った。私はお客様がいるので後で合流することに…。
仕事が終わり急いで待ち合わせの店に。
二人とも『待ったぞー!』っと笑顔で言った。朝方まで飲みそろそろお開き…外に出るとみか姉が『キラリはりょうに送ってもらい(^_^)』タクシーに無理矢理詰め込まれ二人きり…。りょうの肩に頭を寄せ今日の田中さんとのやりとりを思いだした。2006-07-19 05:17:00 -
55:
キラリ
『キラリ…大丈夫か?俺もぅアカン今日は飲みすぎた…今日の記憶無くなりそう…』始めてりょうにくっついた私はショックだった。今のこの記憶は…始めてだしたりょうへの勇気は明日になれば消える。
2006-07-19 05:22:00 -
56:
キラリ
私はショックの中マンションの近くで降ろしてもらい『りょう…バイバイ…』私は振り返らずマンションの玄関に入った。
私もだいぶ飲んだ…早く寝よう。2006-07-19 05:24:00 -
57:
キラリ
朝、二日酔いの体でベッドから体を起こした…携帯に目をやるとメールが…。『キラリおはよう!昨日は帰り始めてくっついて来たなぁ。それにキラリの家知ったし幸せな1日やった!』りょう…。りょうは記憶が飛びそうな中、私がマンションに無事入るまでタクシーを止め見送ってくれていたんだ。優しいりょうは照れ隠ししながらメールを送ってきたんだ。
2006-07-19 05:31:00 -
58:
キラリ
私は昨日のショックは消え幸せな気持になった。私は仕事に力を入れた…前みたいにお客様を不安がらせない為に…。あの事件いらい美咲は私の席に付かせないようにした。私は働いた…。誰にも手の届かないNo1でいた。りょうとのメールは毎日かわらなかった。
ある日、遅い時間にりょうは一人で店に来た。私はお客様が二組。席から離れる事は出来ない…近くにいるのにりょうの所へ行けない…。今日はみか姉休みだ…その時、りょうの席に美咲が着いた。私は不安になった。美咲との事はりょうに話しているが不安に。ママが駆け寄ってきて耳元で『りょうさんがキラリの為にワイン卸すって…行っておいで。』2006-07-19 05:45:00 -
59:
キラリ
私はりょうの席に着いた。『美咲さんお願いします』チーフが美咲に言う…だが美咲は無視してりょうに接近して身振り手振り可愛く話しかけた…私はテーブルの前で一人立ったままだ…一気に店内は張りつめた。
美咲がした行動は私を侮辱している。私は頭が真っ白になった…ただチーフの『美咲さんお願いします』と言う声が何度も聞こえた…。[りょう…私…私を見て…]その時、もっと店内がざわつく出来事が起きた。『美咲!お客様はキラリを待っているの!みかの口座のお客様でも指名はキラリなの!美咲じゃないのよ!立ちなさい。』さすがの美咲も席を立った。2006-07-19 05:54:00