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東京心中24時50分

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  • 1:

    NN

    毎晩毎晩、その一瞬一瞬に新しいホストが生まれ、そして消えていく。彼らに行く末は何処にもないのかもしれない。それとも永遠にこの世界で生きていけるという道があるのかもしれない。
    どちらにせよ、消費されていくんだ、体も心も。そして新しいものが生まれていく。消耗品であることは間違いないみたいだ。いつ自分は消えていくのかな。

    2005-10-21 02:30:00
  • 499:

    名無しさん

    ?

    2005-12-04 04:17:00
  • 500:

    名無しさん

    2005-12-04 06:52:00
  • 501:

    NN

    ★読んでくださってありがとうございます★

    2005-12-05 00:00:00
  • 502:

    NN

    ■ここは東京なんだろうか?そんな錯覚を一瞬覚えた。あのネオンの強い光もない。すれ違う酔っ払いや、客引きをする黒服の姿もない。夜になれば店のシャッターが下りておやすみなさいと、風が背中を押す。この小さな商店街は何だか地元を思い出すあったかい匂いがする。「おっちゃーん、これ、まけて?バナナとーリンゴとー、苺とー買うから、300円まけてーな。」フラっと現れた男は、関西弁を話した。斜めに流れる黒髪の前髪が、男の表情を隠しているように見える。

    2005-12-05 00:01:00
  • 503:

    NN

    「300円かぁーうーんどうしようかな。お兄さん関西弁だねぇ?」八百屋のオヤジが男に笑いかける。「関西の子やねん。っていっても、でてきてだいぶたつけど」「そうなんだ。仕事でも探しにきたの?」オヤジは、袋にバナナとリンゴ、そして苺を詰める。「うんそうやねん。今はカメラマンの卵」男はオヤジから果物の入った袋を受け取ると微笑む。「ん?お兄さんどこかで見たことあるね」オヤジが男を見ると、男はまた笑った。「気のせいちゃいます?」そういうと「まけてくれてありがとうなぁまたくるわー」と大きく手を振り店を後にした。

    2005-12-05 00:04:00
  • 504:

    NN


    手に入れたいものがあった たとえ 今を失っても
    手に入れたいものがあった たとえ 過去を失っても

    2005-12-05 00:05:00
  • 505:

    NN

    ■土曜の深夜2時。歌舞伎町にタクシーを止め、俺は店の前に立った。今日も仕事が始まる。俺は大きくため息をついて携帯を見る。12日か。カオルさんが消えて1ヶ月がたつ。カオルさんの情報はいまだナシ。死んだーなんて話も出てきてる。あの人は今何処で何をしているんだろうか

    2005-12-05 00:06:00
  • 506:

    NN

    遅刻だと怒る雷さんを目に店内を突っ切って客の待つテーブルへつく。正直もうどうだっていい。今もしNo1から転落したって勝ちあがろうなんて思わない。俺の適当な仕事ぶりに限界がきたのか、雷さんはかなりイライラしているようだ。「彩ちゃんやる気だしてよね。雷に八つ当たりされて困るんだよー」と、アリスが俺の横でつぶやいた。

    2005-12-05 00:09:00
  • 507:

    NN

    「大丈夫だよ。その八つ当たりもすぐなくなる。」俺がそういうと、アリスが「え?」と聞き返す。「今月で、俺、ホスト辞める予定」「ええええっ!!」アリスが大声で叫ぶ。バックルームに響くアリスの声を横に、俺はタバコに火をつける。「辞めるってねぇどうしてっ??」驚いた顔のままアリスは俺の顔をのぞきこむ。タバコの煙が広がる。俺はフウ、とケムリを吐き出す。「もうNo1にもなったし。目標達成、みたいな」「目標達成のわりに、嬉しそうな顔してないじゃん。」ピルル、と、アリスの携帯が鳴る。メールが受信した音のようだ。うっるさいなぁと電話を片手にアリスはつぶやき携帯をマナーモードにする。

    2005-12-05 00:13:00
  • 508:

    NN

    「確かに何かカオルさんがいない店内でNo1になったって全然、うれしくないな」「辞めなくたっていいじゃん!またがんばろうよ」まさかアリスに励まされる日が来るとは思わなかった。アリスも入店して半年、だいぶ人間として成長したみたいだ。「もう頑張る理由がないからさ。ダラダラ続けるんなら、辞めるよ。」そういうと、俺は重い腰を持ち上げ、タバコを灰皿に押し付ける。「ねぇ彩くん。本当に後悔しないの?」暗い表情をしたアリスが俺を見る。「俺も自分が何したいかわかんないんだ」

    2005-12-05 00:18:00
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