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TOGETHER FOREVER

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  • 1:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    恋心(こころ)17才。
    小さな心に深く刻まれた出会いと別れのお話。
    初めての執筆なので読みにくかったらすいません。

    2005-05-12 11:39:00
  • 2:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    昼頃に起き、化粧をして、街へ出て、アキラとご飯を食べ、お店にいき、お酒をつくって、笑顔をふりまく。夜が明けかけると、家につき眠る。これが私の日常。たまにお店の前にカラオケにいったり、服を買いに行ったり。そんな時もあるけど基本は変わらない。
    アキラは恋心の大親友。いつも一緒。ただ、アキラには今いい感じの人がいて、その人と一緒の時だけは恋心の知らないアキラ。頼りがいがあって、いつも気丈で、かっこいいアキラ。ゆっくんの前ではどんなアキラなのかな?

    2005-05-12 11:40:00
  • 3:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    その日は仕事が終わったらアキラとサウナに行く約束をしてた。次の日二人とも仕事が休みだったし、ローズミストってゆぅ素敵なネーミングが恋心を呼んでいたから。
    ローズミストサウナはその名の通りバラの香のサウナで、恋心とアキラは肌にその香が染み付く程サウナに入ってた。
    さっぱりして、また化粧をしなおしていると、アキラの携帯がなった。
    「もし?今ぁ?サウナー。うん。恋心と一緒。えっ?マジで?うん。また電話するー。」ふむふむ。アキラちゃん、微妙に女らしぃ声やんか。こりゃぁゆっくんやなっ。ビューラーでまつげを上げながら一人で納得していたら、アキラが「ゆっくん迎えくるって。」と言った。「マジで?!」アキラの気になる存在のゆっくんに会える事、そしてゆっくんと一緒にいる時のアキラが見れる事に恋心はうれしくなった。
    ドキドキしながら車に乗ると、ゆっくんともう一人男の子が乗っていた。彼はゆっくんにもアキラにも『さく』と呼ばれていた。アキラはいつもの10分の1もしゃべらない。ゆっくんとおる時はしゃべらんのかぁ。恋心もアキラの真似をしてあまりしゃべらない。車内はゆ

    2005-05-12 11:41:00
  • 4:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 5:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『アキラちゃんも恋心ちゃんも今日休みなんやったらカラオケいこー。俺B型自己中発揮しよーっと。』突然さくが言った。
    −寝てないのに。朝やのに。アキラもおもんないし。こんなんでいってもおもんないだけやん。−
    恋心はイライラ。
    でも車はカラオケについた。

    2005-05-12 11:42:00
  • 6:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『アキラちゃん、恋心ちゃん、何のむー?』さくが聞いてきた。
    −恋心、イライラMAX−
    『ジーマ』
    『マジで?まだ朝やで?ホンマに飲むん??』
    『うん。ジーマ』
    恋心がジーマを頼んだから、ほかの3人もアルコールを頼んだ。
    −飲まなこんなんやっとれんゎ!−

    2005-05-12 11:43:00
  • 7:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    略部分
    恋心がジーマを頼んだから、ほかの3人もアルコールを頼んだ。
    −飲まなこんなんやっとれんゎ!−

    2005-05-12 11:44:00
  • 8:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    ゆっくんが三木道三を歌ったり、アキラと二人で銀恋歌ったり、お酒の勢いも手伝って、なんだか楽しくなってきた。
    『恋心っちおしっこいってきまっ!』
    おしっこ宣言をして部屋を出る。トイレに行って、鼻歌まじりに部屋に帰ろうとしたら、さくが部屋の外で待ってた。
    『恋心ちゃん?あんなぁ、今日ゆっくん、アキラちゃんに告りたいらしいんやんか。だからな、二人っきりにしてあげたいんゃけど、恋心ちゃんも協力したってくれん?』
    ふーん。そぅなんや↑アキラっちよかったなぁ〜とか思いながらさくに『えーよ♪』と答えた。

    2005-05-12 11:45:00
  • 9:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    略部分
    空白

    2005-05-12 11:46:00
  • 10:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    ハイテンションなまま4人でカラオケを出て、車へ迎う。『恋心たばこかいにいくー。さくーここらコンビニあるん?』『あるよ、ゆっくん、俺らコンビニいってくるわ!』
    作戦成功☆☆☆
    うまくいった〜♪じゃぁタクでも呼んで帰りますか?恋心、よっぱらってるし、睡魔もやってきましたよ。『タクよぼっかぁ』恋心がゆうと、『えっ?マジで?もうしんどい?結構のんだもんなぁ。んーどうしよ。俺んちメチャ近いんやんか。車取り入って送るわ。』さくが言った。

    2005-05-12 11:47:00
  • 11:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    取り入って→×
    取り行って→○

    2005-05-12 11:48:00
  • 12:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    −ラッキィタク代浮いた☆−
    てかここから近いって事ゎ、恋心んちも近いから、ご近所さんやったんや。そう思いながら二人で歩いた。
    『なぁなぁなぁなぁ、さく、このへんコンビニほんまにないん?』
    『え?どなしたん?何か買い物?タバコ?』

    2005-05-12 11:49:00
  • 13:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『んー。えっとおしっこぉ』
    『あっそぅなん…俺んちでよければ貸すで?嫌やったら車で寄るけど』
    ちょっと悩んだけど、おしっこ限界やし、さくいい人っぽいし…。
    『貸してください。』

    2005-05-12 11:50:00
  • 14:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『ありがとう。』
    トイレをすまして、さくに言った。さくは冷蔵庫からミネラルウオーターをだし恋心に渡した。
    『どーぞ。』
    『どーも。』

    2005-05-12 11:50:00
  • 15:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    ベッドに座ってお水を一口飲んだ。
    『眠い?寝る?起こしたるし。嫌やったらすぐ送るけど!』さくが言った。
    『寝るー。眠い…。』
    さくの部屋は恋心の部屋と同じシャネルのアリュールオムの香りがした。

    2005-05-12 11:52:00
  • 16:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    恋心がベッドに横たわると、さくが床にごろんと寝転がった。
    『えー、ちょっとまってぇ痛いやろ?なんか悪いって。』
    『大丈夫ゃから。』
    『えー、やめよぅよー。恋心下いくしーベッドで寝てやぁ。』

    2005-05-12 11:53:00
  • 17:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『……………嫌じゃなかったら横いっていいっすか?』
    『……いいっすょ…。』
    すぐ横にさくの体。さくはすごく大きくて、恋心の体を包み込んでしまいそう。

    2005-05-12 11:54:00
  • 18:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『恋心ちゃん、寝た?』
    『んーん。寝てへん。さくってさぁ、何してる人なん?』
    振り向いたら顔が近くてびっくりした。
    『恋心ちゃんと同業者』

    2005-05-12 11:55:00
  • 19:

    るるれ

    コレ前も小説無かったですかぁ??大好きゃったから覚えてたんですょ☆彡続きが気になって仕方なかったんでうれしぃです(^∇≦)_v"間違えてたらすぃませんっm(__)m

    2005-05-12 11:56:00
  • 20:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『嘘やん!!ホストォォ?!』
    『うん。そぅ。そないびっくりせんでも…てゆーか、ちょーまってあかんゎ。やばい。やっぱ下いくゎ。』
    え?せっかくあったかかったのに………
    『なんでそんな淋しそうな顔するん?我慢できんよーなるから。男は狼なのよ♪寝るならちゃっちゃ寝なさい。』

    2005-05-12 11:56:00
  • 21:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    なでこなでこするさくの手を取り『ぁははは。我慢は体に毒ですよ、旦那♪』
    そういって見つめ合った。今思えば恋心も大胆な事言ってたなぁ。笑
    さくと唇が触れ合う。何度も。何度も。
    長いキス。さくの唇はあったかくて、やわらかかった。

    2005-05-12 11:58:00
  • 22:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『止まらんかも。』
    『恋心も。』
    二人でくっついて、感じて、絡まり合い、交わった。

    2005-05-12 11:59:00
  • 23:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    るるれサン
    書き込みありがとうございます☆今、コピペしてこっちの板に移してるんです☆コピペ終わったら更新がんばりますね♪

    2005-05-12 12:00:00
  • 24:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    さくは交わっている間、何度も何度もぎゅっと抱き締めてくれた。気持ち良かった。
    −あぁぁやっちゃったょ↓これきりやな。あってその日やしな。−
    納得しながらももう一度触れたい。そんな思いも恋心の中に産まれていた。

    2005-05-12 12:02:00
  • 25:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    仕事にいく前にさくは、恋心を送ってくれた。
    携帯とアドを交換したけど恋心は連絡するつもりはなかった。
    これが恋心とさくの出会い。11月の事。アキラとゆっくんの記念日の日。

    2005-05-12 12:03:00
  • 26:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    その日から毎日メールが来た。朝から晩まで、ずっとメール。受信箱はさくでいっぱい。
    次の週の休み、二人の休みが合ったからさくと会う約束をした。仕事が終わってさくの仕事が終わるまで漫画喫茶で時間つぶし。
    ウトウトしかけたらさくからの着信。一緒にさくの家に帰って、また交わった。
    恋心はセフレかぁ??まぁいいけど。そう思った。

    2005-05-12 12:04:00
  • 27:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    それからもまたメールの日々。
    不思議。こんだけメールしてたら、なんか愛着が湧く。これでさくが営業かけてきたら俗に言う育てってゆぅやつ。
    あっ!あと枕か!笑

    2005-05-12 12:05:00
  • 28:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    次の週もやっぱり一緒。
    恋心は仕事終わってから漫画喫茶で時間つぶし。さくの着信で起きて、一緒にさくの家に帰る。
    ただ、違った事はさくが恋心を求めてこなかった。
    セフレやと思ってたのに。求められんとか…飽きられるん早っっっ。

    2005-05-12 12:06:00
  • 29:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    ………なんか。嫌………
    その日はさくの隣で全然眠れなかった。
    女いてんのかな?まぁホストやし女の一人や二人はいてるよなぁ。
    それにしても恋心そんな魅力ないかなぁ。

    2005-05-12 12:07:00
  • 30:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    飽きられるんはやすぎやし。
    あー何考えとんやろ。
    ループループ
    寝不足全開。。。

    2005-05-12 12:07:00
  • 31:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    さくは彼女をつくらないってゆぅ。
    お互いが思いあって、一緒にいたいから一緒にいて、連絡とりあって、Hだってキスだってお互いがしたいからして。付き合わなくても同じ事してるんやから別に関係ないと思わん?ってゆう。
    付き合ったら別れがあるけど、付き合わなかったら別れはないし。
    納得できるようなできひんような。別にどーでもいいけど。ちょうしえー奴やな。そう思ってた。

    2005-05-12 12:08:00
  • 32:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『んー。。。』あっ、さく起きた!『恋心起きてる?』『うん。起きてるよ。。』『今日は俺本能的じゃなかったやろ?恋心くっつくから必死やったわぁ!』えー?何それ。大事にしてくれたん?そんなんしたら期待してまうやんか。ばかさく!
    その日は二人でピザをとってたべて、また抱き合って寝た。
    今度はゆっくり眠れた。
    そろそろ11月も終わる。

    2005-05-12 12:09:00
  • 33:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    日に日に恋心の中でさくへの気持ちが大きくなる。
    ヤバいヤバいヤバいヤバい。
    恋愛依存体質なのは恋心自身が一番知ってる。
    しかもHで始まってるし、さくは付き合う気はないし…ましてやホスト。好きになったらヤバい。絶対ヤバい。痛い目みるって。
    わかってても日に日に気持ちは膨らんでいく。

    2005-05-12 12:11:00
  • 34:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    略部分
    空白

    2005-05-12 12:12:00
  • 35:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『これな俺1個つけるから恋心片割れつけてや?』
    小さなピアス。初めてもらったもの。
    ブレスも一緒にもらった。そのブレスもさくとお揃い。
    恋心の宝物になったさくからの贈り物。さくへの思いがしっかりと形になった。

    2005-05-12 12:12:00
  • 36:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    さくが大好き。さくが大切。
    クリスマスも終わった、12月の事。

    2005-05-12 12:13:00
  • 37:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    さくで頭がいっぱい。さく何してる?さく誰とおる?さくいつ会える?
    たくさん聞きたいのに。メールは自分から送らない。返信するだけ。
    会うときも誘わない。誘われるだけ。
    それがルール。恋心の中で決めたルール。

    2005-05-12 12:14:00
  • 38:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    さくは相変わらず優しい。あったかくって大きくて、赤ちゃんみたいな笑顔。恋心のルールがどんどん曖昧になっていく。
    会いたくて会いたくて、側にいたい。
    触れたい。さくとつながっていたい。体でもいい。手でもいい。電波だけでもいい。
    恋心のたちの悪い恋愛依存の始まり。

    2005-05-12 12:15:00
  • 39:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    ぁる日の朝方さくからの電話。
    『もっし〜♪こ〜ころち〜ん♪』
    さく、酔っ払ってる。
    『未収とばれたょ〜だから携帯とまるょ〜』
    えっ?みしゅう?何それ?んなことより携帯止まるとか。ありえん。

    2005-05-12 12:16:00
  • 40:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    タクシーでさくのうちに迎う。恋心の家からさくんちまではタクシーで1000円弱。
    『さく!どゆこと?未収って何なん?』
    さくは少し酔いも覚めてきていたのか、淡々と話してくれた。まず、店では口座という永久指名のホストがお客さんの相手をするという事。店にツケで飲む事を未収という事。それを払いにこなければすべてその口座であるホストが払わなければいけない事。
    恋心は未知の世界の話を一生懸命聞いた。

    2005-05-12 12:17:00
  • 41:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『なんとなくわかった。けど、恋心が聞きたいんは、さくの携帯とめたくなかったらいくらいんの?って事ゃねんけど』
    『給料が10万しかないねんな?家賃とか払って2万ちょいの携帯代払ったら飯食えんから。』
    『2万ちょいって事?』
    『まぁ。そぅゃけど。』

    2005-05-12 12:18:00
  • 42:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    恋心は財布を開く。
    『ちょ、えーって。』ごちゃごちゃ言うさくを無視した。
    −5万円−
    恋心が働いたお金。おじさまと話しをして、指名をもらって、お酒を飲んでもらったお金。

    2005-05-12 12:19:00
  • 43:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『いいって。そんなヒモみたいになるつもりないから。』
    『しょうがないやん。さくとつながってられる唯一の手段やねんから。携帯つながらんとかありえんもん。』
    さくはありがとうを何度も言って家の中にあるぬいぐるみや、自分の付けていたアクセサリーをくれた。
    恋心が払ったさくの1月分の携帯代。

    2005-05-12 12:20:00
  • 44:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    さくにお金を渡した事はアキラに言わなかった。アキラはさくを友達としては気に入っていたけど、恋心の恋の相手としては、あまり気に入ってなかった。
    はっきりとは言わないけど、何となくアキラの雰囲気で恋心は感じ取っていた。
    だから言わない。
    だって、さくは悪くないもん。
    立派な恋愛依存。

    2005-05-12 12:21:00
  • 45:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    それから1ヵ月。恋心とさくの日常はつづく。
    休みはさくと一緒。週1回のデート。
    そんな毎日に事件を起こしたのは皮肉にも恋心がさくを繋ぎ止める為に繋げておいた携帯電話だった。

    2005-05-12 12:22:00
  • 46:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    着信−さく−
    『…もしもし。』
    女の人…。
    『きらんといて。あんた、さくとどうゆう関係?』

    2005-05-12 12:23:00
  • 47:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    何コイツ?意味わからん。さくの客?てか失礼な女。
    『友達やけど、何?てかあんたは?』
    『…あたし、元カノ。メール見たけどさくの事好きなん?』
    『別に。てか何?あたし暇ちゃうし切るでな。』たった45秒の会話。恋心を奈落の底に突き落とすには充分な会話。

    2005-05-12 12:24:00
  • 48:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    恋心は泣かない。イライラしながら、アキラに電話の事を話した。アキラはその女を知っていた。
    恋心がまだゆっくんともさくとも出会う前に2回会った事があるらしい。名前は美香子夏頃さくと一緒にいた子で、人前でいちゃついたりする子だったらしい。
    それが嫌でさくは美香子を客にしてしまったんやって。
    今も美香子はさくの店に行ってるらしい。きっと店でさくの携帯からかけてきたんだろう。

    2005-05-12 12:25:00
  • 49:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    感じ悪。ってか、普通するか?そんなこと。
    恋心、落ちてたのに話きいてイライラMAX
    つーか怠い。そんな女。恋心が男やったら絶対嫌。
    ありえん。

    2005-05-12 12:27:00
  • 50:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    仕事中におこった出来事。アキラとも店が忙しくなり話ができない。
    イライライライラ
    やっと営業が終わった。
    何回かさくにかけた。。。けど圏外。

    2005-05-12 12:28:00
  • 51:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    イライライライライライラ眠りながらもイライラした。
    起きたら13時すぎに知らない番号からの着信。
    さくはまだ圏外。
    恋心は迷った。知らない番号は美香子かもしれない。でもお客さんかもしれない。どうしよう。

    2005-05-12 12:29:00
  • 52:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    イチバチでかけてみる。
    『もし?恋心?』
    声の主はさくだった。
    『携帯壊れてん。』

    2005-05-12 12:30:00
  • 53:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『じゃぁへんな女からかかってきたんも壊れてたからやな。』精一杯の皮肉。
    さくは必死で説明した。それはアキラが言っていた事と同じだった。
    そして昨日の出来事、さくが美香子の席に携帯を置いて席をたって帰ってきたら携帯がグラスの中で泳いでいたらしい。

    2005-05-12 12:31:00
  • 54:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    ちょこっと休憩☆

    2005-05-12 12:31:00
  • 55:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    痛い女。そんな女相手せなあかんとか。ダルそぅ。『どーでもいいけどこっちがとばっちり受ける様な事だけにはせんといて。』
    恋心のこのことばで事件は解決した。
    その後、美香子と会うことも電話がかかってくることもなかった。

    2005-05-12 12:35:00
  • 56:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    アキラからさくが美香子に新しい番号教えてないらしいからゆっくんにかかってきてるよ。と聞いた。
    アキラは笑ってこうなったらおしまいやな。と言った。
    同感。。。
    2月も終わりに近づいた頃の話。

    2005-05-12 12:36:00
  • 57:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    だんだんさくと同じ時間をすごしていくうちにすねる様になってきた。
    客からの電話を聞いていて、『何イロ使ってん?きもいゎ』
    はっ?!意味わからん。イロうってなんぼの商売ですやん?てか、アンタ何様?
    地元の先輩からの電話にでたら『男と楽しそうに話しますねー俺も女に電話しよ。』

    2005-05-12 12:48:00
  • 58:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    意味がわからん。でも恋心はいいなり。
    切れっていわれたら切る。遊ぶなっていわれたら遊ばない。
    でもさくは恋心の彼氏じゃない。
    そんな毎日が続いた。

    2005-05-12 12:48:00
  • 59:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    がんじがらめの生活で幸せを感じてた日々。
    きとこの幸せは恋心にしか感じられない。
    そう思う事さえも幸せだった。
    そろそろ出会って半年。あったかくなった5月の話。

    2005-05-12 12:50:00
  • 60:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    好きになればなるほど、もどかしい。
    さくが大好き。どうしたらさくに好きになってもらえるんやろ?
    ゎからへん。恋心は信じる事しかできひんから。
    何もかもを信じてただただ一日を過ごすだけ。

    2005-05-12 12:51:00
  • 61:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    寝てたといって、連絡のないとき。
    仕事終わったというメールがないとき。
    そんな時決まって恋心は馬鹿になった。馬鹿になればすべてを忘れられる。
    馬鹿になって信じる。さくを失いたくなかった恋心にはそうする他どうする事もできなかった。

    2005-05-12 12:52:00
  • 62:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    どうしようもない気持ち。幸せそうなアキラに話すこともできず、他の友人に話すこともできず、たった一人胸にしまっておく事しかできなかった。
    そんな思いは恋心の胸の中で疼いて、ひっかいて、膿んで、かさぶたができた頃また疼いて…。
    気付いた時には胸の中はぐちゃぐちゃになってしまっていた。

    2005-05-12 12:53:00
  • 63:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    恋心にも幸せになる権利はあるはず。なのに、ただ馬鹿になってさくを信じる毎日。さくは彼氏じゃない。人間って不思議なもので欲望だけは泉のようにあふれてくる。
    あれしたい、これしたい、あれしてほしい、これしてほしい。
    得に他人の話を聞いた時には○○だってしてるんやから。○○だってしてもらってるんやから。そう思ってしまう。だんだん人と話すのがダルくなって、アキラからゆっくんの話を聞くのさえ苦痛になっていた。
    雨の季節の6月の話。

    2005-05-12 12:54:00
  • 64:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『家でょっかなぁ〜。』『一緒に住む?』
    さくは簡単にそう言ってくれた。
    『ほんまに?住む!恋心半分家賃だすし!』『ほな決まりやな!探しに行こうゃ!』
    賃貸情報誌、不動産屋、色んなとこを回ってすぐに家は決まった。
    2Kの家。はじめての同棲。

    2005-05-12 12:58:00
  • 65:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    新しい生活。さくのいる生活。家にいるとさくが帰ってくる。お揃いのスリッパお揃いのスェットお揃いの歯ブラシお揃いのマグカップ。何もかもが幸せだった。不安な夜も家にいるだけで越えられる様になった。毎日一緒に眠る。
    幸せな夏。さくとすごす夏。幸せだった。

    2005-05-12 12:59:00
  • 66:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    今日も仕事終了。クーラーがききすぎた店内ですっかり冷えてしまった体に明け方のぬるい空気が心地いい。
    店の近くに家を借りたのでアキラとゆっくんを見送り歩きで帰る。
    コンビニで飲み物かおっと。そう思ってコンビニに迎う途中、さくに会った。キャッチをしているらしぃ。こっちにむかってくる。
    『恋心、おつかれ!やばいってー俺今日坊主やん。笑』『マジでぇ?恋心ぃったろか?!』『あかんって。』『大丈夫やって。一回だけ、さくの職場みたいだけやから。』10分くらいもめたが、結局いいだしたら聞かない恋心の勝ち。

    2005-05-12 13:00:00
  • 67:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    初めてのホストクラブ。
    カラオケ、ボックス席、カウンター。こんなとこねやぁ。へぇー。
    取り敢えず、焼酎のボトルを卸した。
    さくは何かかっこよかった。初めて見るホストのさく。なんか変なかんじやなぁ。初回ということもあり、会計は思ったより全然安かった。

    2005-05-12 13:06:00
  • 68:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    家に帰って、お風呂にはいっていたら、さくが帰ってきた。バスルームで今日の話をする。
    『たのしかったなぁ〜さくくんに会いに通っちゃおうかなぁ〜』『バーカミテコ!調子のんなぁ!』
    冗談を言い合っていた。さくは結構酔っ払っていた。
    『恋心ぉ?俺やってさぁ、ナンバー入りしそぅなときな?あと一歩ってとき、おまえに支えてもらいたいよ?友営だけでってのは無理なんかな?やっぱり色らなあかんのかな?』
    さく。そんなん思ってたんや…さくの力になりたぃ。

    2005-05-12 13:07:00
  • 69:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『週1位なら通えると思うよ。』
    今思えばこれが地獄の始まりだった。
    はじめから狂うか狂わないかの際どい歯車で構成された二人の関係はこの瞬間から完全に狂ってしまった。

    2005-05-12 13:08:00
  • 70:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    次の週、日曜日がさくは休みだったので土曜日、恋心の仕事がおわったら店に行く約束をした。
    お財布には5万円+久々に日払いしてもらったお金+さくにもらった1万円。
    『いらっしゃいませー』
    何だか店内はにぎやかだった。さくは最初の20分程恋心の席にいたがほかの席に移ってしまった。
    ほかの女の人と仲良く話すさく。

    2005-05-12 13:09:00
  • 71:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    ヘルプの声は恋心には届かない。さくを目で追う。
    さくのテーブルが騒がしくなった。有名なシャンパンコールってやつ。
    楽しそう。女の人もさくも笑顔。いぃなぁ。
    『まだ足りない!もう一本!』なんだかんだ言って7本のカフェドパリというお酒とドンペリが降りたらしい。

    2005-05-12 13:10:00
  • 72:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    ヘルプが帰ってきた。
    『楽しそう♪』『恋心ちゃん、さくさんに卸した事ないんっすか??』『ないよ。あれ、じゃぁ卸してよ。』『マジっすか?カフェパでいいんすよね?』『うん。』カフェドパリがいくらするかわからなかった。だけど、恋心はお金の心配なんてしたくなかった。いくらなんでも100万200万はしないだろう。
    マイクコール『3番テーブル恋心ちゃんより、さくにカフェドパリいただきました!ありやっすぅ!』
    『ありやーっす!』

    2005-05-12 13:11:00
  • 73:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    さくが慌てて恋心に駆け寄る。『おまえ大丈夫?』『今日の予算は8万円。8万ぶんあそばして』『ばっ!おまえ金使うなってゆったのに!!』『いいねん。』
    コールが始まった。『もう1本!まだ足りない!』結局3本カフェドパリがおりた。『8万ならここまで。もぅ使うなよ!』さくが言った。
    『おっいしーシャンパンのめたのは、ベッピンさんのおかげです。感謝の気持ちをこめまして、最初は3つ!中2つ!最後に1つ!ごちそうさまでした!わっしょい!』
    あーぁ、楽しいのに…。8万なんてすぐなんやなぁ。今度はもっとお金もってこよ。。。

    2005-05-12 13:15:00
  • 74:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    そろそろ7時。そろそろ眠いし…帰ろっかなぁ。。
    チェックをすませると、5000円位財布に残った。
    エレベーターでさくとキス『今日帰ったらHしよなぁ』『ぅん』
    コンビニでアロエジュースを買って家にかえる。お風呂に入りながら、さくを待った。

    2005-05-12 13:16:00
  • 75:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    8万円が4時間でなくなるんやなぁ。そぉいえばキャバやりだして初めての冬買ったバーバリーのコート8万やったっけ。不思議な空間やなぁ。
    髪をふいているとさくが帰ってきた。『こころぉただぃまぁ〜ありがとう〜』さくはご機嫌。『わーかったからぁ、早くお風呂はいり?まだ熱いし!』『うん♪』髪を乾かしてベッドに入る。心地よい眠気。よく眠れそぅ………
    『なぁに寝てるん?約束は?』

    2005-05-12 13:17:00
  • 76:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『んっ?ちゃんと覚えてるよ。。。』眠いけど…。今までにないくらいさくは、恋心の体をくまなく愛してくれた。
    お酒、眠気、愛するさく。すべてが夢の中の出来事のよぅ。さくが『恋心好き。愛してる。』って何度も言うのが聞こえた。
    幸せ。。。

    2005-05-12 13:18:00
  • 77:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    この時に、恋心の中で、お金を使えばさくが愛してくれるという方程式ができあがってしまった。
    お金ならまだある。貯金に230万程あるはずだ。
    さくに尽くそう。たとえだまされても。さくに恋心のすべてをかけよう。
    死んでもいいほど愛してるから。

    2005-05-12 13:19:00
  • 78:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    次の土曜日、恋心の財布には貯金からおろした20万円。さくの店にいくのは3回目。もう緊張はしなくなっていた。
    『おつかれー!恋心、今日もきてくれてんなぁ、ありがとう。』
    『うん。今日はね、お金前の2倍くらいもってきたからね。』
    『恋心ありがとう。。。でもな……無理すんなよ?』
    『うん!』その日の会計は18万ちょいだった。

    2005-05-12 13:20:00
  • 79:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『恋心ありがとぅ。今日も帰ってまっててなぁ。』 『ぅん!まってるね。』
    お約束のアロエジュースを買いに行く。
    今日は結構よっちゃったなぁ〜フラフラするゎぁ。

    2005-05-12 13:21:00
  • 80:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    略部分
    空白

    2005-05-12 13:23:00
  • 81:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    たけぴろは学校をやめて、スカウトをしながらボーイズバーで働いてるといっていた。名刺をもらって、とりあえずその場を離れた。家に帰り、名刺のアドレスと電話番号を登録して名刺を灰皿の上で燃やした。
    恋心の携帯の友達グループに新しいメモリーが増えた。何もしてないのに、まるで悪い事をしているみたいだった。
    お風呂から上がると丁度さくが帰ってきた。なんかすごく荒れている。『ムカつく。ムカつく。ムカつく。』『どしたぁ??』さくのぬいだTシャツや、ズボンを拾いながら聞いた。
    『サイトでつぶし入れられた。』『サイトぉ?』『恋心には関係ない!風呂入る!』
    関係ないって…。何かムカつく。けど、さくの荒れようも半端なぃ。どしたんやろ。サイトってなんやろ。部屋を片付けながら、さくが出てくるのを待った。

    2005-05-12 13:24:00
  • 82:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    略部分
    空白

    2005-05-12 13:25:00
  • 83:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『あっつー。恋心、クーラー最大!あとのみもんー』恋心はアロエジュースを渡した。『はぁー。疲れたぁ。』ジュースを半分以上飲むとさくは天井をみていた。『お疲れぇ』横に座ると、さくはいきなり恋心を求めてきた。
    イライラしてるからかいつもより激しくあらあらしく感じた。
    『恋心、愛してる…大好きやで……』

    2005-05-12 13:27:00
  • 84:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    次の日は休み。だけど昼すぎに起きて、おふろに入って、化粧をする。今日はアキラとゆっくんのお店にカラーをしにいく約束をしていた。いつもなら、出勤前にセットをかねてサロンにいく。せっかくだからゆっくんの時間のあるときにという事で13時半に予約をしていた。待ち合わせは13時。アキラとゆっくんの店にカラーしにいってくるね!ゆっくりねてね☆エレベーターの中でさくにメールを送る。
    アキラと一緒にサロンに迎う。駅から少し歩かなきゃいけない。これさえなきゃ、毎日セットもここでするんやけどなぁ。アキラと二人でよく言っていた。

    2005-05-12 13:28:00
  • 85:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    髪をあらってもらって、カラーブースに移動する。
    そこにはアキラが雑誌をよんでまっていてくれた。アキラはお店では切らないしカラーもしない。休みの日にゆっくんがしてくれるからだ。いつもここにくるときは恋心の付き添いだ。
    『なんか恋心ちゃん何気久しぶりやな!』『うんうん。ほんまそれなぁアキラに話はきいてるけど』『ははは!さくは?元気?』『うん。元気やでー。なんかサイトでつぶされたとかゆぅて昨日荒れてたけど。』『サイト?夜遊び?』アキラが雑誌から目を恋心の方に向け言った。『夜遊びって?何?アキラしってるん?』鏡越しにゆっくんも『何それ?』とアキラに聞いた。『サイトやで!恋心しらんのん?』
    『しらんよ〜。』
    アキラが携帯を手にとってカチカチしだした。
    『ほら。コレコレ。』

    2005-05-12 13:29:00
  • 86:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    略部分
    『ほら。コレコレ。』

    2005-05-12 13:30:00
  • 87:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『取り敢えず、コレ、送っといてょ?』『うん。えぇょ。』『あっ!あとゆっくん、この事さくには内緒で。』『おぅ。』
    恋心は偶然にもさくがつぶされたと荒れていた次の日に夜遊びウェブの存在を知ってしまった。
    出会って9ヵ月まだまだ熱い8月の話。

    2005-05-12 13:33:00
  • 88:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    サロンを後にして、アキラとカフェに入った。
    他愛のない話。そろそろ出ようと言う話になり、席を立つと『あのさぁ、恋心、なんかあったらゆぅてや?』アキラが言った。
    『ありがとう。』でも今は言えない。ごめんねアキラ。その後、スーパーに寄って買い物をして家にかえった。

    2005-05-12 13:34:00
  • 89:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    家に帰るとさくはまだ眠っていた。一回おきてごはんを食べたのかな?
    洗い物が少しシンクにあった。買ってきた食材を冷蔵庫にしまい、夕食の準備をした。
    ひじきは炊けたし、お味噌汁もできた。豚肉といんげんのポン酢和えも、あとはたれをからめるだけ。
    さくはまだ眠ってる。ソファに座った恋心は、アキラから送ってもらったサイトを開く。
    ホスト店別…ホスト個人名…携帯を扱うのが苦手な恋心はそこで見るのをやめてしまった

    2005-05-12 13:35:00
  • 90:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    2日後、アキラと出勤。例のサイトの見方を教えてもらった。アキラいわくPCでも見れるらしい。
    恋心はPCならエクセル・ワード・メール・ネットとそれなりに触れる。
    ただうちにPCがない。実家にはあるのだが、いちいち新しい家で接続し直すのが面倒だったからおいてきていた。
    暇なとき漫喫にでもいこう。恋心はそう思った。

    2005-05-12 13:36:00
  • 91:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    さくの店に行く日。1時間位アキラとお茶してからいくね。
    さくにメールを打って、恋心は漫画喫茶に足を運んだ。
    PCでサイトを開いて恋心はやっと、このサイトの趣旨を理解した。『2ちゃんねるの地域版かぁ。。』
    スレッド一覧の中からさくの店の名前を探す。−あった−

    2005-05-12 13:36:00
  • 92:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    ○○大好き☆○○またホテル行こうね♪○○の本は□□!!!こんな会話がスレッド上で飛び交っていた。
    過去ログをみていくとさくの名前が連呼されていた。さくやりちん。さく性病。さくはわたしの。さく死ね!さく薬中!!
    恋心は息が止まりそうになった。マウスをにぎる手のひらに冷や汗。腕から下が震える。顔もこわばり、思考回路は麻痺。ただ瞳がその文字列を追っている。そんな感じだった。
    結局3時間も漫画喫茶にいた。
    サイトと出会った残暑厳しい9月初めの話。

    2005-05-12 13:37:00
  • 93:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    さくの店にいくとさくは笑顔で迎えてくれた。
    『おそかったやんか?結構話してたんやな!ゆっくんなんかしたんかぁ?笑』
    なんかあったのは恋心やよ。その原因はさくやしね。言ってしまえれば楽だっただろう。
    結局この日も10万近く飲んで帰った。

    2005-05-12 13:38:00
  • 94:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    家に帰り、浴槽に浸かって、恋心は色々考えていた。
    まずはさっき見たサイトの事。噂話。何の根拠もない話に女の子は過敏で、そしてまたそれを伝えようとする。恋心が学校を辞めた時もそうだった。援交ばれたらしい。妊娠したらしい。結婚するらしい。
    本当の事を知っていたのは恋心と、アキラのたった二人だった。
    さくの本当の事は誰が共有してるんやろ。一緒に住んでる。休みは毎週一緒に過ごしてる。店泊した日は今まででたった1回。
    こんなにも信じられる要素があるのに、恋心は不安でしょうがなかった。

    2005-05-12 13:39:00
  • 95:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    略部分
    空白

    2005-05-12 13:40:00
  • 96:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    あとはお金の事1ヶ月で40万近く使ってしまった。この調子だと、半年も続かない計算になる。
    お金がなくなったら愛してもらえなくなる。。どうしよう。
    しかも今月末はさくの20歳の誕生日だった。何かいい方法はないか。。。
    お風呂からあがるとさくが帰ってきていて、ソファで眠っていた。
    湯船につかりすぎて肌から入浴剤の匂いが染み付いていた。

    2005-05-12 13:41:00
  • 97:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    この間ゆっくんに暗めのカラーを入れてもらってから大人っぽくなったとみんなに言われ続けていた。
    『時間あんねやったらお茶のまん?おごるし!』
    たけぴろとカフェに入って色んな話をした。なんにもしらないたけぴろだったから。全部話せた。
    さくのこと。お金のこと。サイトのこと。アキラにもいえないこと。

    2005-05-12 13:44:00
  • 98:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    たけぴろ。ありがとう。この時はたけぴろの言うとおりにしようと思った。
    結局恋心の番号とアドを教えてお互い仕事に行った。

    2005-05-12 13:46:00
  • 99:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    さくの誕生日の日。プレゼントはベッドの下にかくしてある。ケーキもちゃんと作って、冷蔵庫に入れてきた。財布には30万円を入れ、仕事を終えると恋心はまず漫画喫茶にむかった。
    サイトのチェック。化粧直し。一服。
    さくの店にむかう。

    2005-05-12 13:47:00
  • 100:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    なんで?さくは教えてくれやんかったん?!
    店の中にいるのに恋心は疎外感でいっぱいになった。ぼんやりとたくさんのホストに囲まれた美香子を見ていると、また嫌な事を思い出してしまった。
    さっきみたサイトにかかれていた事。

    2005-05-12 13:50:00
  • 101:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『ここぉーちょーお願い!休ませて。』さくは恋心の席でお茶を飲んでいた。こんなんじゃシャンパンおろせへんやん。。。
    『さくぅ、おめでと。なんかおろそか?』
    『恋心?ありがとう。気持ちだけもらうな?』
    『何の瓶も並んでないから淋しいやん。1本だけおろさせて?』
    『ゎかったょ。コールなしでカフェパ1本もらうな?』『うん。』さくがヘルプの子にもってくるよぅに頼んだ。

    2005-05-12 13:52:00
  • 102:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    結局早めに店を出た。会計は4万にも満たなかった。帰り道、歩いていると、携帯が鳴る。着信たけぴろ。『もしもし…』たけぴろは恋心の声で大体何があったのか察したらしくすぐにきてくれた。
    コンビニでペットボトルのお茶を買ってきてくれ、しゃがんで二人で飲んでいた。
    恋心が今日あったことを全部話すと、たけぴろは『あほやなぁ彼氏、おまえの事めちゃ大事にしてくれてるんやん。好きやから、金使わしたくなかったんやろ?その女なんか完全客やん!自身もてやー。お前まぁまぁかわいいんやから!』『まぁまぁって!』たけぴろに話をきいてもらったらなんだかすっきりして、笑える自分がいた。『ほなっ!俺仕事戻るからな?またなんかあったら電話してこいよ?メールも!気を付けてな?彼氏帰ってきたら笑顔で迎えたるんやで!わかったな?』
    たけぴろと別れいえに帰った。

    2005-05-12 13:53:00
  • 103:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    家でいつもの様にお風呂に入りさくの帰りを待っていた。
    さくは今日は遅いんやろうなぁ。。。
    恋心は携帯を開き、メール作成画面にした。

    2005-05-12 13:54:00
  • 104:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    宛先 たけぴろ
    件名 ありがとう
    本文 今日はありがとう。たけぴろのおかげで元気でた!また飲みにいくね。
    携帯を閉じ、カーテンを見つめていた。
    ♪♪♪
    メール1件受信完了

    2005-05-12 13:55:00
  • 105:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    略部分
    メール1件受信完了

    2005-05-12 13:57:00
  • 106:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    From たけぴろ
    Subject Re:ありがとう
    おぅっ!色々大変やろーけど。頑張れよ。お前情深いくせに感情表すん下手なんやから。無理すんなよ!

    たけぴろの優しさ、鋭さに恋心は涙がでた。さくと一緒にいるようになって初めて流した涙だった。
    一度涙腺が緩むとあとからあとから涙がでる。声を殺していることができなくなり、一人で子供みたく声をあげて泣いた。

    2005-05-12 13:58:00
  • 107:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    略部分
    一度涙腺が緩むとあとからあとから涙がでる。声を殺していることができなくなり、一人で子供みたく声をあげて泣いた。

    2005-05-12 13:59:00
  • 108:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    (・д・)一時休憩です。。

    2005-05-12 14:00:00
  • 109:

    名無しさん

    楽しみにしてます(e^□^e)

    2005-05-12 15:23:00
  • 110:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    116さん ありがとうございます☆がんばりまぁす

    2005-05-13 01:14:00
  • 111:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    −さくの誕生日やのに。こんな顔で迎えるとか最低−
    子供の様に泣き続けて、ふと冷静な自分が少しおかしかった。顔を洗い、目の腫れがわからないように少し化粧をした。
    『たっらいまぁ〜こころち〜ん』
    さくがすごい格好で帰ってきた。上半身裸にジャケットをはおって右手にはびちょびちょのカッターシャツと花束。左手にはDIORオムの大きな袋とGUCCIの小袋、BVLGALIの小袋。

    2005-05-13 01:16:00
  • 112:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    持っていたものを恋心は受け取り、さくは服を脱ぎ始めた。
    『おっふろ〜にはいりまっす〜』酔っ払ったさくはいそいそとお風呂に向かった。
    いっぱいもらったんやなぁ。袋類を置き、花束を解く。大きな花瓶がなかったから、小さな花瓶やグラス、一輪挿しに分けて部屋中に飾った。
    袋類を見つめると美香子の顔を思い出しそうなので、できるだけ目をそらした。

    2005-05-13 01:17:00
  • 113:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『あぁぁ疲れたぁ〜ここぉのみもん〜』
    今日はアロエジュースを買うのを忘れていた。代わりにたけぴろに買ってもらって残っていたお茶を手渡す。
    『お茶とかめずらしっ』そういうとそのお茶をさくは全部飲んだ。

    2005-05-13 01:18:00
  • 114:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    さくはお茶を飲み干して恋心の顔をじっとみた。
    『俺よぉてますけど〜目はいいんで〜』
    『なに??』『何で泣いてたん?』『ないてへん。』
    さくにみやぶられるとは思わなかった。どきどきした。恋心は慌ててベッドの下からプレゼントを取り出した。

    2005-05-13 01:19:00
  • 115:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『マジで?ありがとう!』さくの欲しがっていたベルトだった。
    さくは飛び跳ねて喜んだ。『ケーキもあるから起きたらたべようね!』こどもの様にはしゃぎ『ここぉ〜まじありがとう!』といった。
    抱き締めて絡まって交わった。

    2005-05-13 01:20:00
  • 116:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    いつもさくは終わった後、キスをして、深く眠る。
    でも今日は違った。唇を離し、頬を撫でて、『恋心?俺、恋心の事大事にしとんよ?』えっ…さくがこんな事を言うのは初めてだった。
    『だから、泣かんで?俺、今日初めて気付いて、悲しくなった。いっつも泣いてたん?』
    『泣いてない。ほんまに泣いてない。今日だけ。なんか、淋しかっただけやねん。』

    2005-05-13 01:21:00
  • 117:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    ほんま?絶対?もぅ泣かんでな?』
    さくに抱き締められ、すごく満たされた気持ちで眠りにおちかけた。
    『やっぱ!!』ん…?!さくの声で眠りにおちかけた心は引きずりだされた。
    『やっぱ、泣いていぃょ。俺のまえで。オヤスミっ。』さくはきっと眠いはずだ。あんなに酔っ払っていたのに、こんなにも大切にしてもらっている。涙が出る程うれしかった。
    幸せに満ちた9月の終わりの話。

    2005-05-13 01:22:00
  • 118:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    それから、恋心はたくさん考えてくれるさくに、恋心のできるかぎりをつくしたいと思う様になった。
    さくにずっと大切にしてもらいたかった。いつまでもさくの中にいき続けたかった。
    さくの為、さくの中に生きる自分の為にしていた事は、さくの為になると思っていた。それが恋心の生きる意味であって、それが唯一恋心の愛される方法だと思っていた。
    さくは優しかったし、恋心は幸せだった。
    そこに金銭が発生している事を忘れさせる何かが、ホストクラブにはある。金銭感覚を麻痺させる何かが。

    2005-05-13 01:24:00
  • 119:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    略部分
    空白

    2005-05-13 01:25:00
  • 120:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    毎日でもお店に行って、さくに会い、さくの売り上げを少しでも上げたい恋心と、売り上げは上げたいけれども、恋心にお金を使わすのが嫌なさく。
    互いの意見は反発しあうようになった。
    いつも喧嘩の原因は同じだった。
    店に行くか行かないか。

    2005-05-13 01:31:00
  • 121:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    さくはもうすでに、ナンバー2にまでなっていた。だから、恋心にはお金を使わせたくない。という。
    恋心は美香子がくるんじゃないか。という不安から、店に行きたいという。
    こなくていいといえば、恋心は苦しいときだけあたしを呼んでいたのかと問う。
    こんな言い争いが毎日のように続いた

    2005-05-13 01:35:00
  • 122:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    俺の前でだけ泣いていいよ。といってくれていたさくは、もういない。
    うっとうしいから泣くな。という。
    怒って仕事に行くことの方が多かった。

    2005-05-13 01:41:00
  • 123:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    ある日、さくが家に帰ってきて小さな紙切れを恋心に渡した。
    −11月1日 10gether4reverNIGHT−
    イヴェントのフライヤーだ。

    2005-05-13 01:45:00
  • 124:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『恋心さぁ最近いってへんやろ?イヴェント。』
    『うん。ってか夏レイヴいったっきりやゎ。』
    『俺の連れのイヴェやからVIPでいけんで。ほら。お前の誕生日やのに、一緒にもおったれんし…一人で家でまっとくよか、ええやろ?』
    『ほんまに?!うん!いくいく!』

    2005-05-13 01:49:00
  • 125:

    ひ+よ??

    ?しおり?また読みにきます?楽しみにしてるんで頑張ってください?

    2005-05-13 01:49:00
  • 126:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    そう。11月1日は恋心の誕生日だった。
    言い争いの毎日で、たったこの日だけはとても幸せだった。


    そして、悪夢の10月23日

    2005-05-13 01:50:00
  • 127:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    ひなさん☆
    ありがとうございます♪がんばりますね〜

    2005-05-13 01:51:00
  • 128:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    その日は恋心が休みで、いつものように喧嘩をして、さくを送りだした所だった。
    ♪♪♪着信 たけぴろ
    『もし。。。』
    『どないしたん?またなんかあったんかぁ??』

    2005-05-13 01:54:00
  • 129:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『うん。最近喧嘩ばっかやねん。。。』
    『うーん。お前今日休みか?休みなんやったらうちくるか?俺おごるし。』
    さくは、恋心がほかの店に行くことをすごく嫌がる。

    2005-05-13 01:56:00
  • 130:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    誰かと一緒なら問題ない。例えば友達だとかお客さんだとか。
    だけど、恋心単品で飲みにいく事をすごく嫌がるのだ。
    一度さくの店に行く前に、びっくりするくらいひつこいキャッチに追い掛け回され初回1時間だけ、ボーイズバーに行ったことがある。
    もちろん『あほやなぁ』位ゆわれるかな?とは思ったけれど。さくは1日口さえ聞いてくれなかった。

    2005-05-13 02:01:00
  • 131:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    そのときの事を思うと、かなりためらわれたが、恋心には不安で一杯の気持ちを抱えたまま一人で朝を待つ強さなんてもてるはずもなかった。
    『いく。』
    仕度をして、街へ出る。
    すっかり夜の街だ。

    2005-05-13 02:04:00
  • 132:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    キャバクラのボーイや風俗店の客引き。
    ホストのキャッチ。
    着飾った女の子。
    光るネオン。

    2005-05-13 02:06:00
  • 133:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    キラキラしたものにおいてかれないように、一歩一歩自分のヒールの音を確かめながら進む。

    2005-05-13 02:08:00
  • 134:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『もしもし。ついた。』
    電話すると、たけぴろが電話を耳に当てながら恋心のほうに向かってくる。
    『おはよ』『おはよ』
    夜の世界ではいつあっても『おはよ』が挨拶だ。

    2005-05-13 02:10:00
  • 135:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    たけぴろのお店までは、歩いて5分位だった。
    ビールを飲みながら、あーでもないこーでもないと色んな話しに花が咲いた。
    カウンターの隣りに座っていた女の子も一人できていたので、みんなで話したりしていた。

    2005-05-13 02:12:00
  • 136:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    2、3時間程そうやって遊んでいると、恋心も隣りの女の子もけっこう酔っ払ってきていた。
    隣りの女の子の携帯が鳴る。
    『もっし〜ちょー酔ぉたぁ〜迎えきて〜』
    その電話から10分程すると、重々しい店の扉が開いた。

    2005-05-13 02:15:00
  • 137:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『すいませ〜ん。』
    さくだった。
    隣りで今まで楽しく飲んでいたのはさくのお客さんで、迎えに来たのはさくだった。
    恋心とさくの間の空気が一瞬止まる。

    2005-05-13 02:18:00
  • 138:

    名無しさん

    気になる〜↑

    2005-05-13 09:52:00
  • 139:

    名無しさん

    ちぉり??

    2005-05-13 16:13:00
  • 140:

    名無しさん

    メッチャおもしろい(o^o^o)恋心ちゃんガンバッテネp(^^)q更新楽しみo(^-^)o

    2005-05-13 18:38:00
  • 141:

    名無しさん

    書ぃて?(e^□^e)

    2005-05-15 14:38:00
  • 142:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    みなさん励まし、しぉりなどありがとぅございます☆少し更新しますねφ(.. )

    2005-05-16 02:14:00
  • 143:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『さく〜はい、払って』
    女の人はそういって財布をさくに渡す。
    『酔いスギやん!すんません。チェックしてもらえます?』
    『さくぅーやっさしぃースキ♪』
    『はいはい。ゎかったょ』

    2005-05-16 02:17:00
  • 144:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    どうしよう。。。
    さくはきっとものすごく怒ってる。
    店にいって話をしようにもさっきのお客さんがいてるやろうし、店いく事にもまたキレられる。
    どぅすればいぃ?

    2005-05-16 02:22:00
  • 145:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    恋心にはどうすることもできなかった。
    たけぴろがしきりに何かを聞いていたが、恋心の耳には届かない。

    ♪♪♪着信≫≫≫さく

    2005-05-16 02:24:00
  • 146:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『もしもし…俺、早退するゎ。話あるし。今客きたとこやから1時間位そこおりや。わかった?はい。ほなね。』
    さくは驚くほど落ち着いていて、やさしかった。
    話ある。そのことばが恋心をしめつける。
    『彼氏か?大丈夫なん?』

    2005-05-16 02:30:00
  • 147:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    恋心は『なんにもない』と笑顔を作り、一生懸命にたけぴろの話を聞くふりをし、『大丈夫か?』と何度も聞かれるたびに笑顔を作ってみせた。
    長すぎる1時間が過ぎよぅとした頃。

    2005-05-16 02:34:00
  • 148:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    さくはジンライムを頼み、それを一口飲むと話しだした。
    『ここぉ?ここは何がしたいん?俺にどぉしてほしぃん?俺はただお前と一緒におれたら、それでえぇんやで。お前はそうじゃないの?どうしても飲みに行きたいんか?』
    『…違う……。待つのが…さくをひとりぼっちで待つのが…嫌や。』
    『それは、お前は俺に何する時もずっと一緒におれってゆうてんか?』

    2005-05-16 02:46:00
  • 149:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『…違うょ。違う。恋心もどうしたらいいかわからへんねん。』
    『ここぉ、ちょっと俺ら離れてみぃひんか?』
    『………』
    『俺な、最近お前とおっても喧嘩ばっかやろ。好きやけど、実際しんどいねん。』

    2005-05-16 02:49:00
  • 150:

    恋心0120

    『………』
    本当は泣き叫びたかった。泣いてすがって、一緒にいたいと言いたかった。
    だけど、さくの疲れ切った横顔をまのあたりにして、それが恋心のせいだと知った今、そんな事はいえない。
    『ごめん…ね。』
    やっとでたのがそのことばだった。

    2005-05-16 02:53:00
  • 151:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『でよか…。すいません、チェックで。』
    『今日は、俺出しときますんで、次、また二人で来てください。』
    『すんません、ごちそうさまです。ほら、ここ、いくで。』
    『うん。ありがとう。ごちそうさま。』

    2005-05-16 02:56:00
  • 152:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    二人で帰る帰り道。
    何も話さず、ただ同じ歩幅で歩いた。
    『荷物はおぃてぃきや?また戻ってくるんやから。』
    家についてバッグに洋服をつめている恋心にさくが言った。
    『戻って…こうへんよ。』

    2005-05-16 02:59:00
  • 153:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『一回別れたら戻らない主義やから。』
    なんでこんな事を言ったのかわからない。だけど、恋心の口からはっきりと出たことばだった。
    『しんどいから、離れてください。しんどくなくなったら、戻ってきてください。っておかしくない?別れるなら別れるで、いいやん。』
    『本気でゆうてるんやな?』

    2005-05-16 03:03:00
  • 154:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『うん。恋心もしんどい。毎日不安でつらくて、嫉妬して………。』
    『そっか…。うん。わかった。わかったよ。俺が悪かったな。ごめんな。ありがとう。』

    2005-05-16 03:07:00
  • 155:

    名無しさん

    気になるo(^-^)o

    2005-05-17 12:52:00
  • 156:

    名無しさん

    もぅ書<のゃめ?

    2005-05-20 00:07:00
  • 157:

    名無しさん

    ?

    2005-05-20 17:01:00
  • 158:

    名無しさん

    ??

    2005-05-21 11:12:00
  • 159:

    ???

    ????

    2005-05-21 18:53:00
  • 160:

    名無しさん

    すごい楽しみに待ってるから続き書いてほしぃ??

    2005-05-24 08:03:00
  • 161:

    名無しさん

    マジ中途やん??読んでる人らの気持ち考えなよね。書かないなら最初っから書かなきゃいいのに!

    2005-05-24 18:10:00
  • 162:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    励ましなどありがとうございますm(__)m仕事などの都合でおくれてますが完結めざして頑張ります☆

    2005-05-26 05:24:00
  • 163:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    荷物を持ち、玄関で靴をはいていると、さくが言った。
    『これ…オレ、こんなもんしかあげれんかったけど。』
    11月1日のイベントチケット。
    恋心は笑顔でそれを受け取った。

    2005-05-26 05:28:00
  • 164:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    『さく、今までありがとうございました。』
    さくは涙ぐんでるように見えた。
    軽く頭をさげて精一杯の笑顔を向ける。

    2005-05-26 05:30:00
  • 165:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    カチャ
    ドアを開けるとけだるい朝焼けの空。
    一歩歩くたびに涙があふれる。

    2005-05-26 05:32:00
  • 166:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    さく、さく、さく、さく、さく、さく。
    大好きなさく。

    2005-05-26 05:34:00
  • 167:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    さくとつないだ手。
    さくとキスした唇。
    さくに抱かれた体。
    さくに撫でてもらった髪。
    さくに触れてもらった頬。

    2005-05-26 05:36:00
  • 168:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    すべてが大切でいとおしかった。
    さくを愛してた。
    さくを失いたくなかった。

    2005-05-26 05:37:00
  • 169:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    どおして?どおして、さくは追い掛けてくれない?
    さくと離れなきゃいけない?

    2005-05-26 05:38:00
  • 170:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    タクシーに乗って実家までついた。
    床にへたりこんで涙が枯れるまで泣いた。
    ♪♪♪メール1件受信

    2005-05-26 05:40:00
  • 171:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    さく
    恋心ごめんな。オレ、器小さいな。今までありがとう。

    2005-05-26 05:41:00
  • 172:

    恋心 ◆r7Y88Tobf2

    戻ってこいって。全部うそだってゆってほしかった。あやまってほしくなんてなかった。

    2005-05-26 05:43:00
  • 173:

    名無しさん

    ?

    2005-05-27 23:32:00
  • 174:

    えっ??おわりなん?

    2005-05-31 10:30:00
  • 175:

    名無しさん

    2005-09-28 13:58:00
  • 176:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
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