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小さな僕と大きな彼女

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  • 1:

    カズキ

    君を抱きしめるには小さすぎた… 僕は…

    2005-06-25 16:52:00
  • 5:

    カズキ

    「お疲れさまですっ!」そぅ言いながら《ヤス》が出て来た。「疲れたぁ…おっ!今日も来たかっ!今カツオ持って来てやるよっ!」僕は《ヤス》が店に戻る背中を見つめた。僕も《ヤス》の様になりたかった。《ヤス》は幼い頃に両親が離婚をしたと言っていた。幼い為母親に引き取られ女手ひとつで育ててくらたらしい。笑顔の耐えない優しい母、そして何よりも争い事を嫌う女性だったと言う。そんな母も《ヤス》の中学卒業を待たず天に召されたのだと…。母親は家計が苦しいなりにも月に一度は《ヤス》の好物の寿司を食べさせてくれた。《ヤス》はその事がきっかけで寿司職人になったと言う。僕は母の好みなんて覚えていなかった。ただ唯一、記憶の片隅に母の暖かい胸の感覚があった。「あいよっ!食えっ!」僕が見上げると《ヤス》は皿を差し出していた。

    2005-06-25 18:25:00
  • 6:

    名無しさん

    これ実話??

    2005-06-25 18:31:00
  • 7:

    カズキ

    【今日もカツオだ】僕は嬉しかった。《ヤス》は少し僕の好みを知ってるみたいだ。《アワビ》や《タコ》などは絶対に持ってこない。「贅沢な野郎」だといつも僕に言っていた。最近《ヤス》は、よく愚痴をこぼしていた。僕は《ヤス》に何かしてあげたかった。何もしてあげられない事は知っていた。【こんな僕は誰かの役にたつのかな…】僕は食べ終えると、いつもの様に心の中でお礼を言う。そしていつもの場所に行く為歩きだした。

    2005-06-25 18:37:00
  • 8:

    カズキ

    7さんぇ☆実話でゎないです↓すいませんm(_ _)m未熟者ですが最後までお付き合い願えたら嬉しいです。

    2005-06-25 18:40:00
  • 9:

    カズキ

    僕は少し戸惑った。僕の定位置はあまり日の当たらない場所だった。いつもと変わらない僕の定位置。錆びてペンキの剥がれ落ちたベンチだ。が…今日は違う。キラキラしたワンピースを着た女が座っていた。僕は仕方なくその女の隣に陣取った。

    2005-06-25 18:50:00
  • 10:

    名無しさん

    おもろいで?早くかいてなぁ??

    2005-06-25 18:55:00
  • 11:

    カズキ

    11さん?ありがとうございます?今から少し忙しくなるのでまた夜中に更新させていただきます??初心者ですけど最後までお付き合い願えたら嬉しいです?カズキ

    2005-06-25 20:03:00
  • 12:

    カズキ

    11さん?ありがとうございます?今から少し忙しくなるのでまた更新させていただきます??初心者ですけど最後までお付き合い願えたら嬉しいです?カズキ

    2005-06-25 20:03:00
  • 13:

    カズキ

    【綺麗だな…触りたい…】僕は女のワンピースに触れたくなった。女は俯いたまま動かない。その上顔は長い髪で見えない。僕は女のワンピースにそっと触れた…。「…!?」

    2005-06-25 20:18:00
  • 14:

    カズキ

    女は少し驚いていた。僕が珍しいのかジロジロと僕を見続けた。「世知辛い世の中だぁ」女は呟くと僕から瞳をそらした。【寝よ…】僕は横の女が気になったが少しウトウトしてしまった。「そんなんじゃ眠れないよ?膝貸そうか?」女はまた僕に話かけた。僕は申し訳ないので女膝は借りず、少しもたれかかってみた。【暖かい…】僕は女に少し甘えてみた。「あんたも大変そぅだねぇ。私なんて幸せな方なのかもね…。」そう言うと女は一人で喋り続けた。

    2005-06-25 21:00:00
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