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優しい温度
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1:
みゆ
実体験にちかい感じの話です?頑張って書きます?
2005-06-27 00:12:00 -
11:
みゆ
「…あんなやつやめとけよ」涼が真剣な顔をして私にいった 「サクさんにみゆのこと色々きいた。サクさんは今あのアキってこと同姓してんねんで…みゆのこと大切でいろんなことかたずいてアキと切れたらみゆに連絡するゆってたくせにみゆと元に戻る自信がなくてアキといるうちにアキを本当に好きなったんやってさ。。あいつはそんなもんすぐ違う誰かを好きなんねん。でも俺はみゆのことずっと気になってたのに…」涼の話が終わらないうちに私は用事思い出したっと涼を振り払って家に足早にかえった 涙が流れる前に。。
2005-06-27 01:34:00 -
12:
みゆ
その日から眠れない日が続いた 涼のゆうとおりサクは弱い男でサクにとって私の存在はもう消えてるんだろう。。と考えるとむなしくなってまた笑顔が私の中で消えはじめてしまいそうだった
2005-06-27 01:41:00 -
13:
みゆ
このことを知っているのは店の友香だけだ 美佐と楓はホスト狂いと店でも有名だったのでホストに興味ないといって避けていたのに。。つくづく断れない私って嫌だなと思いながら美佐と楓に連れられて着いた店は白を基調とした小さくも大きくもないにぎやかな店だった
2005-06-27 01:50:00 -
14:
みゆ
美佐「この店一回いきたかったんよね!みゆちゃん大丈夫?緊張してない?」美佐はかなりテンションがあがっている様子だった 「うん。まぁ…」私は一応苦笑いしてそう答えておいた本当は帰りたかった やっぱり店に入るとサクのことが頭によぎった 胸がしめつけるように痛くなっていった
2005-06-27 01:58:00 -
15:
みゆ
ぼーっと私は天井をながめていた 酔ってかすむ瞳に映るのはサクの笑顔だ いつも守ってくれた腕ももうあのこの物なんやぁー。。「はじめまして!」かすむ瞳に映るサクの笑顔。。 本物!?「…サク…?」 「えっ!?なんていったん?もっかいいって!?」その言葉で私は我にかえったサクじゃなかった 本当私まいってるなぁともう一度そのホストを見上げた、、
2005-06-27 02:15:00 -
16:
みゆ
「葵っていいます」優しい笑顔だった はじめて出会ったころのサクに笑顔が重なった。。決して目につくような目立つ男じゃないけど綺麗な黒髪によくみるとすごく整った顔だち 透き通った肌、吸い込まれるようなまっすぐな瞳をしていた まるですべての私の嘘が見透かされるような。。
2005-06-27 02:24:00 -
17:
みゆ
美佐も楓も他のホストと盛りあがっていたが一瞬 葵の瞳に吸い込まれたかのように動きがとまっていた これが私と葵の出会いだった。。葵は少し変わっていた 話すこともそして私が美佐や楓に気をつかってることや恋愛でひきずってることもそんな素振りは一瞬もみせていないはずなのに全部あてられた 葵はすごく不思議な感じだった でもすごく癒された
2005-06-27 02:36:00 -
18:
みゆ
そして時間になり葵はよかったら連絡してねっと名刺をくれた でも連絡することはないだろうそお思いジャケットのポケットに名刺を無造作にいれた 美佐と楓はかなり酔っていた 酔いながら「みゆちゃん 葵ってこみればみるほどひきこまれる不思議なこやったねー」とひたすらいっていた 二人をタクシーに乗せ私も家についた その日は安心して眠れた
2005-06-27 02:43:00 -
19:
みゆ
それからはサクのことを思い出すことはあったが仕事に打ち込んで考えないようにしていた 強くてサバサバした女を演じていた 本当に無理をしていた ある日友達と仕事がおわりご飯を食べて話がもりあがり昼前ぐらいになっていそいで家にかえろうと歩いてる時だった …サク 今度はほんとに本物のサクだった そのとなりにはアキがいた 私はぼんやり二人がタクシーに乗り込むのをみていた
2005-06-27 02:56:00 -
20:
みゆ
ただただ涙が頬を伝っていくのをぬぐうので精一杯だった そして私の手のひらには 葵の名刺があった そして葵に電話をしていた「葵…みゆやけど…わかる?」 「うん 今どこにおるん?」葵はわざわざ家にいたのに私の電話の様子を察してかあいにきてくれた
2005-06-27 03:05:00 -
21:
みゆ
葵は何もきかず喫茶店で私の手を握っていてくれた サク以外の男は嫌なはずなのに葵の手のひらの温度が手につたわってくる 優しい温度だ。。 そして葵はサクの話を聞いてくれた そして葵も昔お客でしりあったことのつらい恋の話などいろんな話をした お互いもう恋愛はしたくないそんなかんじで話こんだ 葵は年下とはおもえないくらいしっかりしていた
2005-06-27 03:12:00 -
22:
みゆ
それからは葵の不思議な魅力に私はとりつかれて不安になる夜 仕事がうまくいかない夜は葵に会いにいった もちろん恋愛感情なんてない ただサクと重ねていた やすらぎの時間をくれるホスト それが私と葵の関係。。
2005-06-27 19:44:00 -
23:
みゆ
葵 十八才―… 俺はごく普通に飲食店ではたらいていた 彼女とも別れ普通の生活に退屈していた時だった 「お前ホストやってみないか?」その言葉がきっかけでこの世界にふみこんだ そして俺はみるみるうちにこの世界にはまっていた 金のためになんでもする男 その男の愛をひとりじめするために落ちていく女 毎日きては店で眠りつづける変な女 向上心がなくただ女と酒が好きな容姿の悪い男 主婦 OL 風俗嬢。。たくさんの人間が集まる場所 興味深い そして俺自身がどう変わっていくか興味があった
2005-06-27 19:59:00 -
24:
みゆ
ホストは俺にとってぴったりの仕事かもしれないー…俺は本当に女を好きになった事がない 理由はわからないけど母親がいないせいなのかな… すぐ冷める体質 飽き性だった だから女に情はあまりわかないはずだ 仕事も順調にいっていた 女をだますなんて簡単 女なんて抱いたらこっちのもん 情を抱いてくれるから… そう思っていたあの子と出会うまでは…
2005-06-27 20:08:00 -
25:
みゆ
「あ…葵 気持ちいぃよぅ…だめ…もっと…」 今日は風俗嬢のえりといた簡単にSEXを終えると同伴をした この女はたくさんの大金を使う かなりの太客だ 俺は使う金の度合いで女への優しさも変えていた もちろん容姿が良くても金を使わなければプライベートは一切あけない 逆に醜くても金を使えばすごく愛してあげる 世の中はキブアンドテイクだとおもう
2005-06-27 20:17:00 -
26:
みゆ
「葵は本当あかぬけたよねぇ お洒落なって あっアレ今度ドルガバのゆってたやつ プレゼントするわ」えりがシャンパンを飲みながらそぅ微笑んだ 入店当時俺はまったく普通のどこにでもいる容姿だった 今は明るい髪をセットしはやりのアクセで身を包んでいた ドルガバとかエルメスとか俺はブランド物には興味ない ただ身につけていた
2005-06-27 20:24:00 -
27:
みゆ
そして俺はある日一人の女のこと出会う それがリンだった… 「はじめまして!葵です となりいーすか?」その女はビクビクした様子で俺をみた 女はおせじでもかわいいとはいえない容姿で服装もなんともいえないセンス、、話をきくと田舎からでてきたばかりでキャッチを断れずにどうやら店に連れてこさされた様子。。
2005-06-27 20:37:00 -
28:
みゆ
「なんで大阪にでてきたん?」俺が聞くと「私ねー大阪に彼氏がいるんです。で最近彼氏と連絡がとれなくて体が弱い人だから心配だしそれにいきなり大阪に引っ越して驚かしてやろうとおもって!」顔を赤くしてその女はいった 最近連絡とられへんって…あそばれてるやろ…俺はそう思ったがあえて何もいわないことにした その女はその彼氏とやらに仕送りや金を貸している様子だった
2005-06-27 20:44:00 -
29:
みゆ
たわいもない話をして時間になったころその女は俺の手をにぎり「葵くんはかなしい目をしている でもひとりじゃないこと忘れないでね。心配だから」そう真っすぐな目で俺をみて微笑んだ 温かい笑顔だった どこか懐かしいようなー。。はっと俺は我にかえり「今日は大阪デビューなんやから俺のおごりやっ」そういって会計なしにした
2005-06-27 20:51:00 -
30:
みゆ
その女を下までおくり名刺だけ渡した まったく心配なんはお前のほうだろうがわけわかんねーおんなっ まぁかってに男に騙されてくださぃ♪そう独り言をいいながら店にもどった 「葵 今日は優しいやん あのブスほんま単純やからすぐ騙せるって笑 ブスのくせに葵指名するなんてあつかましぃわ笑」そうリンをキャッチしたナオトがいった「うるせーよ どっかいけや」俺は少しきれてしまった ブスかもしれないがブスじゃない。。?俺は少しあの女のこを気になってるのかもしれない
2005-06-27 20:59:00 -
31:
みゆ
それからは普通にリンのことも忘れ仕事に生きていた。。ある日知らない番号から俺に着信があった 「…はい」「もしもし…リンですけど グスン い、今電話大丈夫??」リンからだった 泣いてる様子だった 俺はリンをとりあえずミナミによびだした
2005-06-27 21:27:00 -
32:
みゆ
とりあえず喫茶店に入った「ごめんねっヒック やっと彼氏と連絡とれたの…そしたらね 電話の後ろから女の人の声がして…いきなり大阪にこられても困るしお前みたいな醜い女好きなはずないって電話切られて…」 やっぱり俺の感はあたっていた
2005-06-27 21:34:00 -
33:
みゆ
「はじめて葵くんに会ったとき昔のリンの瞳に葵くんの瞳はそっくりだったの。。悲しい瞳。リンてね不細工でしょ?容姿のことでずっといぢめられていて でも今の彼氏はリンのこと容姿じゃないってすごく愛してくれたのだから変われたのにね。。でもきっと彼氏には何か理由があるんだと信じたい」 リンは涙をこぼしながらそういった 俺が悲しい目をしてるってか… 何も悲しい過去なんて俺にはないはず それにしてもつくづく馬鹿な女…
2005-06-27 21:42:00 -
34:
みゆ
「てかパーって飲みたぃ。リン 葵くんの店いくよ」リンがいった リンは昼の仕事をしている 俺は「俺のおごりならいいよ」おもわずそういっていた 普段の俺からしたらありえないことだ 「九番テーブル カフェドパリ ありやーす!!」リンは二回目のホストクラブそしてはじめてのシャンパンコールに目を輝かせて笑った 俺はリンの純粋すぎる汚れのない笑顔に吸い込まれそうだった 会計のとき俺はナオトに俺もちでっといった ナオトは不思議な顔をしていた…
2005-06-27 21:50:00 -
35:
みゆ
それから俺はちょくちょくリンと連絡をとった でも外であうことはなかった リンは金をもっていないし俺はギブアンドテイクな考えをつらぬきたかったからだ でもリンが店にくるときは俺もちにした そして俺はいつもリンの笑顔にやすらいでいた
2005-06-27 21:55:00 -
36:
みゆ
そしていつしか俺は無意識のうちにリンの席にばかりつくようになっていた 他の客にもリンの席との態度がちがうなどいろいろいわれそれで客もきれたりしたそれでもいいと思った ある日ナオトに「葵 最近お前どうしてん?ブスの会計かならずお前もちやし おまえあのこのこと好きとか?やめとけってあんなブス風俗のえりと色で付き合うしかよっぽどいーって!!いい女やんか」俺はカッとなってナオトをなぐった
2005-06-27 22:02:00 -
37:
みゆ
その時俺はきずいた 俺はリンのことを好きだと そして初めて女に本気になったことに…でもそれがこんな結末を産むとは思っていなかった…
2005-06-27 22:06:00 -
38:
みゆ
誰かよんでくれてるかな?がんばって更新します?
2005-06-29 01:18:00 -
39:
名無しさん
読んでます?頑張ってくださぃ??
2005-06-29 01:36:00 -
40:
名無しさん
読んでるよ?更新待ってんねん
2005-06-29 06:37:00 -
41:
みゆ
41番さん42番さんありがとうです??読んでいてくれて感動です?今から更新しますね?
2005-06-29 10:03:00 -
42:
みゆ
きずいた頃には俺はほとんどの客が切れていた…頼りになるのはエースの風俗嬢えりだけだった ある日代表に俺は呼び出された 「葵 お前一体どうしてん…あのリンとかゆう子はお前の女なんか?お前は何のためにホストしてんねん!お前は自分を見失いすぎや!一回頭ひやせ!」いいかえす言葉がなかった 確かに俺は自分を見失っているかもしれない 俺がリンを好きになるはずがない きっと少しの気の迷いだったんや
2005-06-29 10:12:00 -
43:
みゆ
女なんてすぐ裏切るさ リンだって…あんなに優しかった俺の母親だって男をつくって金をもって消えたんだから 小さい頃の記憶がゆさぶる あんなに愛してくれていたのに いきなりなんでー… きずけば俺はトイレにかけこみ嘔吐していた
2005-06-29 10:18:00 -
44:
みゆ
その日 風俗嬢えりにアフターに誘われ俺は軽くえりと飯をくったあとホテルにはいった 濃厚なくちずけをした後リンのことを心から消すかのようにいつもより激しくえりを抱いた 「…どうしたの?葵らしくないよ。 やけになってるでしょ?葵ナンバーもおちて大変なのえりは、よーく解るよ。実はえりもうすぐ箱ヘルからソープいこうと思ってる。もし葵がえりと付き合ってくれるなら…もっとお金使うよ?」えりがタバコをふかしながらいった
2005-06-29 10:27:00 -
45:
みゆ
俺は一瞬ためらい目をそらした…すかさずえりがゆう「あの噂の不細工ちゃんは彼女じゃないんでしょ?それとも好きなの?葵らしくないよ…えりと付き合えば葵はまたもとの地位にたてるんだよ?」 「…分かった。 付き合おう。 あの女のこは関係ない…」俺はこの日からリンへの気持ちを殺した
2005-06-29 10:34:00 -
46:
みゆ
それからはリンからの電話もメールも無視した 俺はえりと付き合いだしてから売り上げもまたあがってきていた 「葵 お客さんだ…」呼ばれた席にいくとそこにはリンの姿があった 「…全然連絡とれないからきちゃった。心配したよ。でも元気でよかった!」リンが俺をみつめた
2005-06-29 10:39:00 -
47:
みゆ
「悪いけど…もうおごれないし 帰って」俺がそういうと「大丈夫だよ!ちゃんと払いますから」リンが真っすぐな笑顔を俺にむけた俺は目をそらしてしまった時間まで普通に話をしておくりだしのときリンが俺の腕をつかんでいった「リンね…葵くんのこと連絡つかなくなってから好きになったことにきずいたの…」俺は「どれくらい好きなのか店にきてお金つかって表現してくれないとリンのこと信用できへん。俺昼のこより夜のこが好きやし」そういった これでリンは離れていくだろうーそう思っていた
2005-06-29 10:49:00 -
48:
みゆ
しかしそれからリンは毎日店にくるようになった 俺の言葉をうのみにして 仕事もキャバクラに移ったようだ 俺はリンへの感情を心から消したからリンに無理にシャンパンをおろさせたりした 未収も増えていった でもリンは真っすぐな笑顔でみつめてくる 俺のために風俗にまでいくようになった でも俺の頭にはもう金のことしかなった
2005-06-29 10:55:00 -
49:
みゆ
ある日俺はえりをちょっとしたことで怒らせてしまった 今えりが切れたら俺にとってかなりの損質になるから俺は必死でえりを説得し機嫌をなおし手をつないで道を歩いていた 「…葵くん…?」そこにいたのはリンだった
2005-06-29 11:02:00 -
50:
みゆ
俺はリンを無視した「葵くん彼女いるの?リンのこと気になってるから店にも呼んでるって言葉は嘘だったの…?」リンが悲しそうな顔でいう えりが俺をにらみつける…「…お前みたいな不細工好きなるはずないやろうが。こいつが彼女や」俺は冷めた目でいった えりが勝ち誇った顔でリンをみつめた リンは大粒の涙をながし走り去った
2005-06-29 11:09:00 -
51:
みゆ
俺はリンの涙をみたとき胸がはりさけそうになった…俺はぼーぜんとしながらえりと家路にむかった… それからリンから連絡はなく店にもまったくこなくなった 俺はナンバーにはいりまたもとの俺にもどっていた ただ心は空っぽだった 時々リンの顔を浮かべていた 俺にはあの純粋な笑顔が必要だ いまさらきずいても…
2005-06-29 11:14:00 -
52:
みゆ
「葵 指名だそーだ!あんな美人どこでつかまえた?」代表が笑う 俺はあんな女は知らないはずだ…「はじめまして 葵です…」 「はじめましてじゃないでしょ」女は冷たいがどこか見覚えのある瞳を俺にむけていった 俺はその瞬間言葉を失った…
2005-06-29 11:26:00 -
53:
名無しさん
早く読みたい?
2005-06-29 18:30:00 -
54:
名無しさん
おもろいおもろいがんばって!
2005-06-29 21:32:00 -
55:
名無しさん
続き気になる???
2005-06-29 21:35:00 -
56:
みゆ
56番さん57番さん58番さんありがとうございます??? とってもうれしいです?がんばって更新しますね?
2005-06-29 23:02:00 -
57:
みゆ
リ…ン…?? その女は、リンだったー… 「ひさしぶり。葵くん リンかわったでしょう?」そうリンが俺をみていった 「リン…お前 その顔…」俺は動揺をかくしきれず手はこきざみに震えていた 「整形したんだぁ。あのあとソープいって金かせいでさ。やっぱ世の中顔だって思ったよ。変わってから私のとりまく環境は百八十度かわった…」クスッとリンは笑ったその笑顔にはもう純粋で汚れのない光はたちこめていなかった…
2005-06-29 23:15:00 -
58:
名無しさん
すごくおもしろぃです??頑張ってくださぃ????
2005-06-29 23:21:00 -
59:
みゆ
リンはたくさんのシャンパンを卸し俺にぴったりとくっつく…他のホスト達が唾を飲み込むかのようにリンの顔と谷間に視線を集中させる…俺はリンのことを片時も忘れることは無かった今度リンと再会する時は地位も金も捨ててリンを抱き締めようとしたのに こんな形で再会するなんて…この女は本当にリンなのか!?自問自答していた…
2005-06-29 23:24:00 -
60:
みゆ
61番さんありがとうございます??
2005-06-29 23:37:00 -
61:
みゆ
リンは整形後 たくさんのパトロンもいるような感じだった 仕事はまだしているのかもわからない リンは他の女の客をあざ笑うかのように見渡していた…リンはラストまでいた「…ねえ葵 これだけ使ったんだからアフターして」俺はとりあえずそれに同意した
2005-06-29 23:45:00 -
62:
みゆ
「おまたせ…」俺は待ち合わせの場所につきリンと歩いた リンの歩く方向はひっそりとするホテル街にはいっていった 「ねぇ私こんなに綺麗になったんだから葵も私を抱きたいでしょう?ブスの相手ばっかりつかれたでしょ?」俺はリンの痩せ細った腕をふりはらった
2005-06-29 23:52:00 -
63:
みゆ
「どうしたの?緊張してる?」リンがいう 「…俺は…今のお前は抱きたくない。俺は初めて出会った時の純粋で優しいお前の笑顔に惚れた。お前はいきなり整形して綺麗になって俺のことからかいにきたのかよ?」俺は冷たくいいはなった「もぉいいっ」リンが走りだした
2005-06-29 23:59:00 -
64:
みゆ
「待てよ!!」追い掛けてつかんだ細くて今にも折れそうな腕 そして手首には無数のリストカットの傷があった 今まで羽織っていたカーデガンできずいてやれなかった 「もぉ…もぉあの時の私にはもどれないよ うわぁぁ…」頭を抱え込んでリンは泣きだした その姿はまったく外見は別人だが昔のリンだった
2005-06-30 00:09:00 -
65:
みゆ
「俺は本当にリンのこと…」そういいおわらないうちに「じゃあどうしてあの時あんな風にいったの…?《オマエミタイナブサイクスキニナルハズガナイ》もう遅いよ。もう元にはもどれないし過去は消せない… さよなら」俺はリンのことをもうひきとめることができなかった
2005-06-30 00:16:00 -
66:
みゆ
なぜなら俺はあの時本当はこわかったんだ―… すべてをなげだしてリンを愛することが リンに裏切られるんじゃないかと俺はリンの真っすぐな笑顔から逃げた そしてリンの人生を台無しにした そんな俺がリンをひきとめる資格はないー…
2005-06-30 00:20:00 -
67:
みゆ
リンの後ろ姿がもう戻れないことを表すかのように涙でぼやけていた 俺は何年ぶりかに涙をながした 頬を伝う涙は温かかった
2005-06-30 00:25:00 -
68:
みゆ
その後リンの行方はわからない 俺はリンから笑顔をうばった… 『私ね葵くんと出会って本当よかったと思う。ほら…あれはじめてのシャンパンコール…魔法みたいだった。葵くんは人を幸せにするお仕事してるんだよ。ホストってゆう…』ピピピピ…携帯の音で目覚めた もう九時すぎだった
2005-06-30 00:54:00 -
69:
みゆ
いつもの夢だった… いつものように俺は金髪の髪をセットしてはやりのアクセに身をつつんだ 鏡にうつる姿は虚しいだけだけだった… 「代表 俺今日で店やめます!」俺は店をやめたひきとめられたが理由ものべず店を後にした
2005-06-30 01:03:00 -
70:
みゆ
帰りに俺はコンビニにいって黒染めを買った そしてはやりのアクセを全部コンビニのごみ箱に捨てた ふらりといつもの帰り道をあるいていると歩きながら涙をながしている女をみた よくみるとギャル男風味なホストと以前一緒にかえっていた女だった… 俺は酔っていたのもあってその女に話かけていた「大丈夫?」「えっあっ彼氏と喧嘩して…てかホストはいかないから…」女はいった 「いや俺今日でホストやめたから…彼氏のこと好き?」「…なんでそんなんきくの?好きにきまってるやんか」女は顔を赤くしていった それがリンに重なった 「きっと彼氏はお姉さんのこと大好きやから安心しなよ」俺はあの時のリンに伝えられなかったことをその女にいっていた
2005-06-30 01:17:00 -
71:
みゆ
俺は自宅につき髪を黒にそめなおした そしてゆっくりとベットに体をうずめたそして俺の一度目のホスト生活は幕をとじることになる―…
2005-06-30 01:21:00 -
72:
名無しさん
面白い☆
2005-06-30 02:05:00 -
73:
名無しさん
うん?それでぇ?
2005-06-30 02:56:00 -
74:
みゆ
75番さん76番さんありがとうございます??読みにくいところもあるかもしれませんががんばってかくので最後までよかったらみてくださいね?
2005-06-30 16:45:00 -
75:
みゆ
しばらく俺は旅行をしたりツレとあそんだり普通の生活を満喫していた ある日俺は人ずてにリンが亡くなったことを知る どうゆうあれで亡くなったとかはもう触れたくないので話さないが そして俺はまたリンのあの言葉を思い出す… 『葵くんたくさんのお客さんを幸せにしてあげてね…』 葵 二十歳ホストとしてまたこの夜の町にでることになる…
2005-06-30 16:55:00 -
76:
みゆ
俺は一からやり直したかった 色もなにもなくリンのいう幸せをもたらす魔法使い…それが少しでもリンへのつぐないになるのなら…俺が働くのは白を基調とした大きくも小さくもない店客入りもなかなかだった
2005-06-30 17:00:00 -
77:
みゆ
「お前髪そめたりアクセつけたりしないの?なんかほらブランドもん…ホストっぽくねぇよ!普通のひと? プッ」下っぱのホストが俺をばかにしたように吐いたセリフ 俺はもうあの嘘でかためた自分にはもどりたくなかった リンのように素直な心でいたい 俺が今のホストを変えたい―…「そうですか?誰かさんみたく似合わないことするよりマシと思うんスけど」そぉいいのこしいざキャッチにでた
2005-06-30 17:08:00 -
78:
みゆ
もうこの夜の不思議な町にでてもほとんどの人が今の俺と過去の俺は同一人物とはきずかないだろう それぐらい俺はかわった もちろん今の店にも経験はないと継げた キャッチをしはじめてからばったり以前俺のエースをしていた風俗嬢えりをみかけた…世間はせまい…えりには店をやめた日リンのことや俺のことすべて伝えて切った えりからはその後一切連絡はなかった
2005-06-30 17:16:00 -
79:
みゆ
えりは長身のいかにも売れっ子そうなホストの腕をもち俺の目の前を通りすぎた一瞬目があったような気がしたが気のせいだったのか… そぅこぅしてるうちに俺は何人かの女と番号を交換し何人かの女を店にあげることに成功した やはり過去にきたえただけはある
2005-06-30 17:19:00 -
80:
みゆ
俺はたぶん昔のやり方なら確実にこの店のナンバーに入る自信があった でもそれじゃいけない…俺は客に無理させなくなった そして無理に店にも呼ばなくなった その変わり客の満たされない部分を埋めた 客といちから向き合った いろんなことを教えてくれる客 人の温かさとか 俺自身が変わればまわりもこんなに変わるのかとおもった… 従業員のなかには俺を嫌うやつもいたがたくさんの仲間もできた
2005-06-30 17:27:00 -
81:
みゆ
ピピピ俺は携帯の音で目覚めた 見るとそれはえりからのメールだった 《アドレス変わってなかってよかったよ!この前いたの葵じゃない?雰囲気かわりすぎだよ。えりは某ホスのエース兼彼女いましてるの。葵を失ったけど彼と出会えてハッピーだよ!でも葵のことは忘れないよ。さよなら》えりらしい内容だった でもなんだか安心した 時間が流れるのは早い 人は大切なものを失ってまた大切なものを求め生きる…俺は変わったでも俺はリンとの恋愛からは時間が止まったままだ…
2005-06-30 17:36:00 -
82:
みゆ
俺はそれから仕事をがんばった 色恋なしでがんばることは簡単なことではないでも今俺はとてもおだやかな気持ちで前をすすんでいる―… みゆと会うまでは…
2005-06-30 17:39:00 -
83:
みゆ
その日は忙しい夜だった いらっしゃいませー!! 乗り気な感じのギャルっぽい女二人にすこしとまどう感じの巻髪の女…俺は巻髪の女が気になった どこかでみたような…
2005-06-30 17:44:00 -
84:
名無しさん
しおり?
2005-07-01 00:10:00 -
85:
みゆ
87さんありがとうです????? またよければ感想とかかいてやってください?
2005-07-01 04:26:00 -
86:
みゆ
巻髪の女は遠い目をしていた…リンを失った頃の俺のような目… 俺はその女の席につく「はじめまして!葵です。」 「…」小さい声できこえなかった 女はきょとんとした顔をむける… 「ううん。なんでもない!ごめんね。」女が微笑んだ その笑顔はリンに少し似ていた やはりどこかでみたようなー…
2005-07-01 04:34:00 -
87:
みゆ
俺は思い出した 俺が仕事をやめたときに出会ったキャバクラ風な女だ ずいぶん痩せた様な気がするがまちがいない… 俺はそのことにはふれずその女と話をし帰りに名刺を渡した あの子はあのギャル男風のホストとうまくいったのだろうか―…少し気になった
2005-07-01 04:40:00 -
88:
みゆ
その女からは連絡はなかった 忘れかけていた頃 着信がなる 誰かわからない番号「…はい」その女 みゆからだった 俺は心配になりみゆにあいにいった みゆはどうやらホストと別れた様子だった 俺はどうしていいのかわからずみゆの手を握っていた みゆはリンとまったく異なる外見なのに重なってしまう… これが俺とみゆのはじまりになる…
2005-07-01 04:46:00 -
89:
みゆ
ーみゆ― 私は 葵に会いにいけばいくほど葵をサクに重ねるようになっていった でも葵はサクとちがいお客がふえても容姿も性格もかわらず優しかった でもどこかさみしい目をしているような気がした それが心配でしかたがなかった
2005-07-01 04:56:00 -
90:
みゆ
そしていつしか私は葵自身をみていることにきずいたでも もう過去のようなつらい思いはしたくない―…私は葵にこの気持ちを悟られないようにしていた ある夜私は仕事がおわり家路についた そして眠りにつこうとした時息ができないくらい苦しくなった まただ…私はサクと別れてから時々過呼吸になることがしばしあったが今回はかなりきつかった もぉ死ぬかもしれない…苦しい…その時携帯がなった 葵からだった「今仕事おわってん つかれたわ」葵がテンションあがり気味でいう「葵…たすけて…」とっさに私はそういって電話をきってしまった
2005-07-01 05:05:00 -
91:
みゆ
その後発作はおさまりうずくまり一人むなしさにおそわれていた…サクと別れ一人で眠るよるほど辛いものはなかった ピピピ携帯がなる 葵からだった「今みゆの家の近くの駅にいるねんけど…心配できてしまって…」 葵は本当に優しいでもこれも仕事の一貫なのかな…私はとりあえず葵を駅まで迎えにいくことにした スッピンをみられるのが少しはずかしくてとまどった
2005-07-01 05:12:00 -
92:
みゆ
葵は心配そうに私を見つめる…「みゆ どうしたん?ほんまにもう大丈夫なんか? てか…すっぴん変わりすぎやね…」「はぁ?もーいいっ」大爆笑だった でも私のスッピンと笑った顔は葵が大好きだった人に少し雰囲気が似てると葵がいってくれたので嬉しかった
2005-07-01 05:18:00 -
93:
みゆ
「安心したら眠くなってきた…みゆの家でねかせてくれん?…いっとくけどスッピンのみゆには興味ないから笑」葵がいった 男と女なにかあるかもしれない そう思ったが私は葵といたくて「もぉ仕方ないなぁ!」葵を家にいれることにした
2005-07-01 05:22:00 -
94:
みゆ
葵は私の部屋に入るなり服をぬいでベットにはいりこむ 「ふかふかやぁーみゆも疲れたやろうから一緒にはいろ。話きくわ。」葵が手招きする 私は照れながら入った そして私は過呼吸のことを話した そして葵は私の傷のある腕をみて何かを思いだしたかのように怒って抱き締めてくれたのを覚えている… 「絶対もうこんなことしないって約束して。みゆも俺から離れていきそうでこわいから…」
2005-07-01 05:30:00 -
95:
みゆ
「みゆもって…」私がそういって葵をみつめると葵はすごく悲しい目で私を見ていた なにかが壊れるかのようにキスをしていた なんどもなんども深くキスをし私は葵に抱かれた 抱かれている時葵の体から優しい温度が伝わり私は安心して眠りについていた 葵は最中に《好き》とゆう言葉を何度もいってくれた
2005-07-01 05:36:00 -
96:
みゆ
葵も所詮はホスト 嘘でも好きなんていえる…それでもいいこの傷が埋められるなら…葵 好きだよ私は気持ちを押し殺すので精一杯だった …何時間寝ただろう 携帯のアラームで目覚めた 「やばっ仕事…」そうだ今日は日曜だった 仕事は休みだ 葵はかわいい寝顔でスヤスヤ眠っている
2005-07-01 05:43:00 -
97:
みゆ
葵にもし彼女がいたとしたら今日連絡なくて不安になっているのでは…体の関係をもったことにも後悔した… 「…ん みゆおはよう」葵がめざめた 「葵かえらなくていいの?」葵は首を縦に振り優しい笑顔で「月曜の出勤までおるわ」そういってくれた
2005-07-01 05:48:00 -
98:
ぁぃ
めっちゃぃぃ!早く続きがみたぃです!
2005-07-01 06:00:00 -
99:
名無しさん
まゆのしおり
2005-07-01 06:37:00 -
100:
?
???
2005-07-01 08:20:00 -
101:
なぎ
読んでマス?頑張って?
2005-07-01 09:51:00 -
102:
みゆ
あいサン まゆサン なぎサン読んでくれていて嬉しいです??今から更新しますね?
2005-07-02 00:27:00 -
103:
みゆ
葵と一緒にビデオをみたり一緒にご飯をつくったり手をつないでコンビニにいったり本当に楽しかった 葵といると苦しい時間も忘れられる… 葵が本当に好き―…
2005-07-02 00:34:00 -
104:
みゆ
そして月曜の夜私と葵は一緒に仕事にむかった もちろん離れてあるいた 手なんかつなげない それでも幸せだった でも私はこれがいわゆる枕なんかもしれないなー…と葵と別れたあと考えたり苦しくなった
2005-07-02 00:38:00 -
105:
みゆ
その席の人たちとは話がはずみ仲のいいアミもいたからとても盛り上がって楽しかった その客と番号交換をした また店にきてくれそうな感じだったからだ そして仕事が終わり着替えているとアミがかけよってきた 「みゆー… 私さあの指名もらった人に一目惚れしてもうたかも…どうしよう」あの男にまったく興味なかったアミからの以外な言葉だった
2005-07-02 00:53:00 -
106:
みゆ
話声が聞こえたのか美佐と楓がやってきた 「みゆちゃんたち 楽しそうだねー笑 てかみゆちゃん葵くんといいかんじなん?」そうにやにやしていってきた 「そんなんじゃないし。たまに店にいってあげたりするけど まったく意識してないから!」ムキになってしまった まったく本当は意識してます(涙)アミが何何?と聞いてくるのを振り払って帰る 葵の店にむかった
2005-07-02 01:05:00 -
107:
みゆ
店に入って隣にすわる葵はなんだか遠くかんじた 二人で会った時とはまったくちがう なんだかさみしかった 葵は私のこと客と思ってるは当たり前のことででも葵を独り占めしたい私がいる…胸が痛くなる
2005-07-02 01:17:00 -
108:
みゆ
「ごめん…寝てた?今仕事おわってん 疲れたわぁ!」葵の優しい声…しばらく話をし「おつかれ またかけてよ…」そういうと葵は「なんですぐ電話きるん?もう少し声きいたらだめ?」そういった 私は葵の言葉にどきどきした 葵だめだよ 気持ちが押さえられなくなる…
2005-07-02 01:26:00 -
109:
名無しさん
続き気になります
2005-07-02 03:34:00 -
110:
みゆ
117さんありやーす??今から更新しますね
2005-07-02 23:11:00 -
111:
みゆ
アミのあんなに照れた顔は初めてだった なんだかとてもかわいい お客さんのことを好きになることもあるんやなって私は不思議に思った 私はたぶんお客さんのことそうゆう風にみたことがないからかもしれないが… 葵も私のこと好きになってくれたらー…
2005-07-02 23:19:00 -
112:
みゆ
そうこうしてるうちに帰る時間になりアミとヨシは番号を交換していた 私は安心して帰宅した ピルル… 光からのメール《また遊ぼうな》たぶん もう遊ぶことはないけど…しつこく誘ってきたら嫌だな メールはかえさなかった
2005-07-02 23:29:00 -
113:
みゆ
葵は時々私の家にきた 私から誘う時もあれば葵からのときも 葵は私を抱く時はかならず好きと何度もいう でも私はそれに対して何も返さなかった その日はすごく大変な一日だった私は店のお姉さんとトラブルになる…お姉さんの常連客が私にいきなり指名がえをしたことからはじまる…
2005-07-02 23:35:00 -
114:
みゆ
私はその客と連絡をこっそりとったわけでもなく依然ヘルプでついて私をその常連客が気にいり私の名前を覚えていたらしいのだがお姉さんはカンカンで言い合いになった 酔っていたのもあって泣いてしまった
2005-07-02 23:39:00 -
115:
みゆ
その日はなんだかとても精神的にしんどくて《葵 しんどい 家きて》そんなメールをどうせ断られるだろうと送っていた 葵はかなり酔っていたのに家にきてくれた そして葵は私を抱いた 「みゆ…好きやで」その日はなんだか葵にあえて安心したのか「私も…好き」そう思わず口にしていた
2005-07-02 23:44:00 -
116:
みゆ
葵は最中なのにびっくりした顔をして私を抱きしめた「めちゃうれしい…」私もすごく幸せだった でも付き合おうという言葉は葵からでなかった 私と葵はずっと手をつないで眠った
2005-07-02 23:47:00 -
117:
みゆ
その日店にいくとお姉さんが謝ってきた お姉さんもあの時酔っていたし私もずいぶんいいかえしたので笑顔でかえした 葵とあった次の日は優しい気持ちでいっぱいになる たとえ色でも私は幸せだ―…
2005-07-02 23:50:00 -
118:
みゆ
葵に気持ちをつげてから葵はさらに連絡をたくさんくれるようになった…私はよく葵の店にいくようになった 「…みゆお金あんの?もう無理すんなよ!来すぎ」葵がいう 「本当は来てほしいくせにぃ 色なんもわかってるし」酔ってるせいか普段ためこんでることをぽろぽろ口にだしてしまった
2005-07-03 00:00:00 -
119:
みゆ
「…」葵がだまりこむ 私はその空気が重すぎて「…チェックするわ」そう店を後にした 店をでたあとすぐに葵から着信があった…「今日家いっていい?」私は「わかった」そういって電話をきった 少し酔いもさめて自分のいっていたことが恥ずかしくなった 葵からしたらかなり痛客やん…ばかみたい…
2005-07-03 00:05:00 -
120:
みゆ
そして葵はいつものように私を抱いて「好き…」そうずっといった でも葵の口から付き合おうとも店にくるなとも店にこいともなにもでない―… どうして―…?そう聞きたいが酔いも冷めてそんなこと聞けないこんなの苦しいだけだよ…「もぉ…帰って…」私は葵を追い返していた
2005-07-03 00:11:00 -
121:
みゆ
それから葵と連絡をとることはなかった 葵からも連絡はなかった これでいいんやって思っても考えるのは葵のことばかり―… 「みゆっ!元気ないやん。今日はやくあがってクラブいこーやぁ!」店の友香がいった 友香とはよくクラブに昔いっていた サクと付き合ってからはクラブにいくなといわれてたからひさしぶりのクラブ…いくことにした
2005-07-03 00:17:00 -
122:
みゆ
―TERAS―新しくできたクラブ 入り口前にずらりならぶ外車 外装も内装もかなりお洒落だった いかにも水商売な女とか金持ちなおやじ ホスト風な男 きらびやかな雰囲気… キラキラ光るライト その日のイベントは トランスとレゲエだった トランスの爆音がなりはじめると友香はまってましたかのようにナンパ男とお立ち台でおどるかなり酔っている様子
2005-07-03 00:24:00 -
123:
みゆ
ひとりとりのこされこんなに盛り上がっても頭から葵の顔が離れない はじめて抱いてくれた時の照れた顔きれいな手 きれいな黒髪―… ドンッ!!!「キャッ」私は柄の悪そうな男達に囲まれていた「自分 色っぽいなぁー!あっちでみんなで飲もうよ!」「ごめん…友達とはぐれたから無理…」そういってもぐいぐいひっぱられる 葵助けて―… 「おいっみゆ!!」 えっ 葵―…!?
2005-07-03 00:31:00 -
124:
みゆ
葵ではなかった… そこにいたのは客の光だった 「なんや 男連れか」男たちはどこかにいってしまった「みゆ おまえ一人でなにしてんねん…」光はかけていたグラサンをはずし心配そうな顔をした 「ちがうよ…アレみて…」お立ち台でおどる友香を指差す 「あっちゃ〜かなりできあがってるやん 俺なヨシとアミとできてんねん あのこも呼んでしゃべろうや!」世間てせまいなーと思いながら光は友香をよび私の手をひいて歩いた
2005-07-03 05:57:00 -
125:
みゆ
みんな楽しく話をして少し気がまぎれた 光は私がテンション低いのにきずき終始馬鹿なことをしてわらかしてくれた 光はまわりの空気を読むのがうまく気がきいた 私は少し光に心を開くようになる―…
2005-07-03 06:01:00 -
126:
みゆ
次の日光からメールがきた《みゆ なんかテンション低いかったけどなんかあったら話きくで!》私は光に葵のことをメールで相談した そしてゆっくり話を聞くと光にご飯に誘われた デートの口実にも感じるが光は本当に心配してるようすで会うことにした 光が車をとめてまってくれていた
2005-07-03 06:05:00 -
127:
みゆ
そして光と夜景をみにいって家までおくってもらったそして車をおりるとき光は私に軽くキスをした 「…ちょっ何!?」私がいう 「おまえなーきずけや 俺がみゆのこと気にいってること なんか話きいてたら俺あきらめたくないわ」そういってクラクションをならし帰った
2005-07-03 06:21:00 -
128:
みゆ
光は優しい しかも素直で仕事もできて お金の心配もない 車もあってお洒落な店に連れていってくれて…でも葵と家で一緒にご飯をつくって食べれる幸せには叶わないよー… 涙がとまらない
2005-07-03 06:24:00 -
129:
みゆ
それからも光は店にきてくれたりヨシとアミと光と私でクラブにいったりした あの二人で遊んだ日光は酔っていたのかあの日以降光はいつものテンションでやさしかった その日は雨の日だった…ピピピ…電話がなる 葵からだった
2005-07-03 06:29:00 -
130:
みゆ
あわてて電話をとる 「…はい」受話器をもつ手が震える…「みゆ 葵…分かる?」分からないはずがない忘れるはずがない… 「話したいことがあるから 今日仕事おわって一緒にかえってくれん?」私はうれしくて一緒に帰る約束をする
2005-07-03 06:33:00 -
131:
みゆ
私は仕事が終わりファミレスで葵をまつ…葵がきた 少し痩せた…?葵はもともと女のこのように華奢な体がさらに華奢になってしまい心配になった そして一緒に私の家に帰る… 部屋に入り葵は重い口を開いた…
2005-07-03 06:36:00 -
132:
みゆ
「あれからなんでみゆは俺をさけてるん?俺ほんまにみゆが好きやから」葵がいった 私は今まで思ったことを口にした「じゃあなんで付き合おうともなにもいってくれへんの?葵から距離を感じるし色なんかなっておもう…」葵は私の言葉にすごく悲しい顔をした…「俺は…」葵はたくさんの話をしてくれた 過去にすごく大切な女のこを傷つけたこと 家庭環境のこと…「俺はまた人を好きになったけどまた傷つけるのが怖くて…でもみゆと付き合いたい…ほんとに耐えれないならホストもやめる」そういってくれた…でも葵は一からホストをやりなおして成功したいのに私はそれを壊したくない…私はゆれたでもうれしくて泣いた そして抱き合った
2005-07-03 06:45:00 -
133:
みゆ
葵はとなりで眠っている 私は葵のそばにいたい―…でもそばにいることに自信がなかった 怖かった… 葵が仕事にいった後私は葵にメールをおくった《バイバイ》 これでよかったんやぁそう思い仕事を頑張った 葵とはそれ以降連絡はとっていない―…
「みゆ 付き合ってや…」「うん…」それから私は光と付き合うようになる 光はとても私を大切にしてくれた2005-07-03 06:51:00 -
134:
削除削除されますた
あぼ~ん -
135:
名無しさん
少し泣けた?その後はやっぱ付き合ったんかな…?
2005-07-03 19:06:00 -
136:
みゆ
149さん 今までよんでくれた方ありがとうございます???? 149サンまだ葵にはあっていないです どうなるかはわかりませんが気持ち伝わるといいのですが…?
2005-07-04 03:01:00 -
137:
名無しさん
その後がかなり気になります。
頑張って、優しい温度を取り戻してください。2005-07-04 03:51:00 -
138:
名無しさん
始めカラずっと読んでました?切なくて最後は胸がしめつけられました。とっても読みやすかったデス?また機会があれば報告してくださぃ?会えるコトを祈りマス
2005-07-04 12:37:00 -
139:
名無しさん
みゆさんは、葵クンに会ったのカナ?
2005-09-14 15:09:00 -
140:
名無しさん
あげ?
2005-09-21 00:38:00 -
144:
名無しさん
久しぶりによんだケドゃっぱ感動した?みゅサンゎ夜遊びもぅみてなぃカナ?
2005-11-01 05:27:00 -
145:
名無しさん
今更やけど
めちゃ気になる?2005-11-01 09:43:00 -
147:
名無しさん
?
2006-09-27 02:53:00