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依存体質

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  • 1:

    由芽

    あたしの物語です。100%実話を書いていきたいと思います。つまんないかもしれません。でも、読んでくれたら嬉しいです?

    2006-06-22 22:47:00
  • 2:

    由芽

    あたしの名前は由芽(ユメ)。今年で22歳になる。職業はデリ嬢。        あたしが依存してきたこれまでの物や人について、書いていきます。どうか最後までお付き合いください。

    2006-06-22 22:51:00
  • 3:

    由芽

    あたしの依存体質があらわれだしたのは18の頃だった。あたしは女子校で、しかも真面目なお嬢校だったので、出会いがまったくなかった。そんなあたしは英語の大山先生に恋をした。大山先生は当時38歳の独身だった。大山先生は少し影がある、どこか不思議な雰囲気を持っていてる。授業もおもしろく、教えるのが上手なので生徒から人気だった。

    2006-06-22 22:56:00
  • 4:

    由芽

    その頃にはあたしが大山先生のことを好きって、どの先生もわかってたくらい、あたしは大っぴらに公言していた。もちろん、大山先生も知っていた。お茶してるときに突然言われた。「家来る?」あたしは舞い上がった。「行く!行く行く!」

    2006-06-22 23:10:00
  • 5:

    由芽

    先生はフっと笑い、あたしを再び車の助手席へ乗せた。ーーーー家到着。大山先生のマンションはきれいなこじんまりとした所だった。   いざ部屋に入るとプリントや参考書でぐちゃぐちゃ。足のふみばもない。「その辺のもん適当によけて座ってぇ。」あたしは先生の指示どおりよけて座った。先生はコーヒーを入れてくれた。コーヒーを飲みながら部屋を見渡していたら急に先生があたしに告げた。 「一緒に死なへん…?」

    2006-06-22 23:26:00
  • 6:

    由芽

    「えっ……。」その瞬間、先生にキスされた。「一緒に死のう。」「うん……。」この時なぜ「うん」と言ってしまったのか今でもわからない。ただ、先生の瞳が悲しくて悲しくて…。  あたしたちは死ぬ約束をして、その日は別れた。ここからあたしの運命は大きく変わっていくーーーー。

    2006-07-03 14:27:00
  • 7:

    由芽

    あたしは、それからというもの、先生に依存しまくった。異常なくらいに。  先生の帰りをマンションの前で待つのなんか当たり前。毎日電話。毎日メール。  ある日突然先生と連絡がとれなくなった。あたしは狂った。先生はあたしを捨てたんだ。あたしは、先生に捨てられた……。    気が付くと剃刀を握り締めていた。手首にすーっと線を描く。

    2006-07-03 14:31:00
  • 8:

    由芽

    血が少しだけ出た。頭の中が妙に冴え渡って、すっとした。これがあたしの初めてしたリストカットだった。  先生となぜ連絡がとれなくなったのかはすぐわかった。あたしの親友の美香ちゃんが、あたしと先生の関係を危ういと思い、あたしの両親に報告したのだった。怒り狂った親は、先生に連絡を取り、娘に二度と近づくな、と言った。

    2006-07-03 14:35:00
  • 9:

    由芽

    あたしの裏で勝手に物事が動いていた。あたしはそれが許せなかった。先生が好きなのに先生が好きなのに先生が好きなのに先生が好きなのに。       あたしは先生に会いにマンションまで行った。先生は「来たらアカンやん…。」と言いながらあたしを抱き締めた。涙が流れた。あたしたちは繋がってる。

    2006-07-03 14:38:00
  • 10:

    由芽

    その日は親に嘘をついて先生の家に泊まった。この日はあたしが自分の病気に気付くことになる重要な日となる。         先生と散々抱き合ったあと、あたしは急に子供にかえった。「ここ…どこぉ?」「えっ、由芽?どうしたん?」「いや!こんといて!パパーママー!」先生はあたしの様子にあたふたしていた。そしてあたしは過呼吸に陥り、気を失った。

    2006-07-03 15:12:00
  • 11:

    由芽

    目が覚めるといつものあたしに戻っていた。「あれ、先生どうしたん?」じっとあたしを見つめる先生を不思議に思って聞いた。「どうしたんって由芽覚えてないんか!?」「なにが?」あたしの記憶は子供に返ってる間飛んでいた。   先生は昨日あったできごとをあたしに説明する。そして言った。「精神科行ったほうがええで…。」

    2006-07-03 15:16:00
  • 12:

    由芽

    精神科?なんのこと?

    2006-07-03 15:17:00
  • 13:

    名無しさん

    気になる?

    2006-07-03 19:40:00
  • 14:

    由芽

    あたしは記憶がないので、精神科と言われてもピンとこなかった。でも、リストカットしてしまったし行ってみようかな…。それにしてもあたしが子供に返ってたなんて信じられない。でも先生が嘘をつくはずはないし…。

    2006-07-03 20:47:00
  • 15:

    由芽

    とりあえずその日は、そんなことを考えながら帰った。           家に帰って夜になり、先生と再び結ばれたことを思いながら眠りについた。  次の日の朝ーーーー。腕がかゆくて目が覚めた。「えっ!なにこれ!?」あたしの腕の内側がザクザクに切り刻まれ、血だらけだった。布団にもシーツにも大量の血がついていた。

    2006-07-03 20:53:00
  • 16:

    由芽

    「どぉゆうこと…?」その時、お母さんが部屋をノックした。「由芽ー。起きてる?」「ぉ、お母さん、ちょっと来て……。」「なにー?」ガチャッ。「キャーッ!どうしたん!?あんたこれ自分でやったんか!?」「わからへん…起きたらこうなっててん…。」「なんやのそれ!?とりあえず病院行くで!!」あたしはお母さんに連れられて病院へ行った。

    2006-07-03 21:01:00
  • 17:

    由芽

    14さん?レスぁりがとぅ?見てる人いないかと思ってたぁ?

    2006-07-03 21:03:00
  • 18:

    由芽

    病院は早朝だったため、時間外診察だった。静まり返った病院を腕をタオルで押さえながら歩く。    不思議と腕は全く痛くなかった。診察になり、あたしは先生に腕を見せた。「うわっ…ひどいな…。これは縫うことになりますね。」「はい…。」「じゃ、今から麻酔して縫っていきます。」麻酔も太い注射針だったにもかかわらず全然痛みを感じなかった。腕全体の感覚を失った様な感じだった。結局、25針縫った。 病院にいる間あたしは混乱していた。これ…あたしがやったん?あたし寝てただけやのに…。こんな傷、リストカットとかいうレベルちゃうやん…。やっぱり大山先生が言うとおり、あたし頭のどっかおかしいんかも…。

    2006-07-03 21:14:00
  • 19:

    由芽

    お母さんも、始終だまったまま口を開かなかった。 家に帰り、リビングのテーブルでお父さんとお母さんと向き合って座った。「由芽、どういうことか説明しなさい。」お父さんが静かに言った。「説明もなにも、朝起きたら血だらけで、腕がボロボロになってた…。全く何も覚えてない。あたしが説明してもらいたいぐらいやわ…。」父と母は顔を見合わせてため息をついた。「ほんまに言ってんの?由芽?」お母さんが心配そうに尋ねる。「ほんまや…。嘘なんかつかへん。」「大山先生のせいでこないなったん違うんか?」父が言った。あたしは先生の名前が出てきてカッとなって言った。「関係ないわ!なんか悪いことあったら先生のせいにするわけ!?信じひんのやったらもーいいわ!」あたしは席を立ち、自分の部屋に閉じこもった。

    2006-07-03 21:25:00
  • 20:

    由芽

    包帯でぐるぐる巻きになった腕を見つめながら部屋でぼーっとしていた………はずだったのに、あたしは気付いたら繁華街にいた。手には両手いっぱいの紙袋。おどろいたあたしはヨロめき、尻餅をついた。    なにこれなにこれなにこれなにこれ。どういうこと?紙袋を勢い良く開けた。中には、あたしが着るはずもない、キャバ風のドレスが何枚も入っていた。

    2006-07-03 22:16:00
  • 21:

    由芽

    とりあえずタクシーに乗った。家に誰かいるだろうから払ってもらおうと思ったのだ。「〇〇まで。」「はい。お客さん顔色悪いよ?大丈夫?」「大丈夫です…。」            なんとか家まで着き、お母さんにタク代を払ってもらった。「あんたなんなん!電車代なくなるまで買いもんしたんかいな?」「あたし、買い物行くって言ってた…?」「言ってたやん!お昼頃に一階おりてきて、一緒に焼そば食べて、あんた出掛けたんやん!あんたまさか、また覚えてへんの…?」「覚えてない…。」あたしはフラフラとした足取りで二階の自分の部屋にあがった。          リストカット。買い物。全然記憶にない。あたしが勝手に動いてる…?恐怖を感じたあたしは、あたし自身に手紙を書いてみることにした。

    2006-07-03 22:32:00
  • 22:

    由芽

    ↑略になってしまいました?すいません?

    2006-07-03 22:33:00
  • 23:

    由芽

    あたしへ。       ほんまにあたしが勝手に動いてんのかどうか確かめるために、今手紙を書いています。あたしはときどき記憶がなくなります。その間、あたしはどうやら違う人間になっている気がします。なぜなら、ドレスを買ったり、大山先生の前では子供に返ったそうだから。これを見たあたし、どうか返事をください。

    2006-07-03 22:38:00
  • 24:

    由芽

    手紙をテーブルの上に起き、あたしはベッドに入った。どうか返事が返ってきますように…。あたしは眠りについた。        次の日ーーーー。起きてみるとテーブルの上に見たことのないノートがあった。開いてみるとーーーー。

    2006-07-03 22:42:00
  • 25:

    由芽

    手紙見ました。あたしはマキ。19歳。由芽ちゃんの一個上だね。あたしはずーっと由芽ちゃんの中にいてたんだよ。ここ最近、急に出ていけるようになってビックリ!とっても嬉しいです。あたし、キャバで働こうと思ってるからよろしく!あと、このノート、交換ノートにしたから、返事ちょうだいね。次のページをめくる…。

    2006-07-03 22:50:00
  • 26:

    由芽

    あたしわエミ。6さい。あたし、このまえこわいめにあった。あたしがでたら、おとこのひとがいて、あたしわエミなのに、ユメ、ユメってあたしのことよぶの。ぎゅってされたからこわくてぱぱーままーってさけんじゃった。エミより       次のページをめくる……。

    2006-07-03 22:54:00
  • 27:

    由芽

    俺は流星。17歳。まさかこんな風にみんなとコミュニケーションできるなんて思っても見なかった。由芽、ありがとう。この前腕をめちゃめちゃにしたのは俺やで。俺は汚い人間やから生きてちゃダメだと思って、した。マキ、キャバで働くのはやめてや!もし働いてるときに俺に交代したらどうなるねん。もう一回よく考えて。流星より。

    2006-07-03 23:00:00
  • 28:

    由芽

    あたし……もしかして多重人格ってやつ………?  急に頭の中が痛くなり、目の前が真っ暗になった。 気がついたら車のなかにいた。「ーっ!ここどこ!?」「どうしたんマキちゃん?起きたん?」「マキ……?」マキってあのマキ!?あたし、マキになってたん!?その時、車のバックミラーにあたしが写った。あたしは綺麗に髪をセットしていて、真っ赤なドレスを着ていた。「も、もしかしてこれってキャバクラですか?」「何ゆうてんのマキちゃん笑 今働いて帰ってるとこやでー?酔ってんの?」やっぱり。マキの仕業だ。「や、酔うてないです…変なこと言ってすいません…。」

    2006-07-03 23:12:00
  • 29:

    由芽

    あたし、やっぱり多重人格なんだ。あたしの中には、19歳のキャバ嬢マキ、6歳のエミ、17歳の男の子、流星がいるーーーー。冷静な頭で理解した。        先生の言うとおり精神科にいかなくちゃ………。

    2006-07-03 23:18:00
  • 30:

    名無しさん

    2006-07-03 23:26:00
  • 31:

    由芽

    「………なるほど。一度、カウンセリングを受けることをお勧めしますね…。」「カウンセリング…。」「はい。週に二回、うちにはカウンセラーが来てくれますので、予約とります?」「はい!お願いします!」      その日は予約を入れて安定剤だけもらって帰った。

    2006-07-03 23:33:00
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