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??売れっ子ホステスの恋??

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  • 1:

    沙恵

    ――ここは大阪北新地。。。――亜希はここから新しい生活をスタートさせる。。

    (コピペ)

    2005-12-08 10:24:00
  • 71:

    もう夜中だというのにミナミの街は騒がしい。。ひっかけ橋はホストのキャッチで溢れ返り、あちこちで女の子が笑顔でホストと喋っている。。 「夜中のミナミって、こんなんやったんやぁ……。」
    ミナミで働いているときは、この時間帯はずっと店の中にいたので、今の現状を見て亜希はかなり驚いた。。
    めぐに手を引かれながらひっかけ橋の真ん中辺りまで歩く。するとめぐは橋の向こうにいるホストの群れに向かって走って行った。。。めぐ『たーつーやぁーっっ!!』

    2005-12-08 11:41:00
  • 72:

    達也『…?おおっ!めぐやん!』めぐ『亜希もおるで!亜希っ☆』亜希『達也っ☆おはよぉーっ。』達也『亜希ちゃん。おはよ。。』達也は亜希と目を合わさない様に挨拶をした。
    「あたし何か悪い事したかな?」達也の態度を不思議に思いながら、達也を連れて店へと歩いた。。

    2005-12-08 11:42:00
  • 73:

    達也とはほとんど会話を交わさず、亜希から話を振っても達也の口からは素っ気ない返事が返って来るだけ。亜希はだんだん悲しい気持ちになり、店へ行くのを少し考えてしまう程になってしまっていた。。
    達也『芳樹呼んで来るから!ちょっとここで待っててなぁー。。』真っ黒な扉の向こうから爆音でトランスが響いて来る。亜希は初めてのホストクラブに緊張しながら達也が出て来るのを待っていた。。

    2005-12-08 11:43:00
  • 74:

    芳樹『めぐ!亜希ちゃん!いらっしゃい☆今おもろいとこやねん。早よ入って!!』
    真っ黒な扉から芳樹がヒョッコリと顔を出し、亜希達に手招きをした。めぐ『亜希大丈夫?行こっか!』亜希『……う、うんっ!行こ。』めぐの手をしっかりと繋ぎ、一歩一歩店の中へと歩いて行く。。。

    2005-12-08 11:44:00
  • 75:

    『――っしゃいませぇーいっ!』まるで寿司屋の様な威勢の良い声。亜希は挙動不振になりながらもペコリと頭を下げて、案内されたボックス席へと移動した。。
    お客さんの視線が痛いくらいに突き刺さる。不安になりめぐの方を見ると、慣れているのか笑顔でヘルプの男の子に酒を注文していた。

    2005-12-08 11:45:00
  • 76:

    めぐ『芳樹来たら、いつものやつお願いねっ(*^_^*)』
    亜希『いつものやつ?何それ?』めぐ『まぁ後で分かるわぁー☆』「???」亜希の頭上にたくさんのハテナマークが浮かんだ。亜希はとりあえずめぐがキープしていた焼酎の水割りを貰い、めぐとヘルプの『司』と3人で乾杯をした。
    司『あの、これどうぞ!うちの店、初回はお客さんに口座の人決めてもらうんですよ。誰と店来たとか関係ないんで、気になる人いてたら言うてください!』

    2005-12-08 11:46:00
  • 77:

    司はそう言うと、亜希に一冊の分厚い本を手渡した。表紙を開くと、ナンバー順に従業員全員の写真と個人のプロフィールが載っていた。。 「別に誰でもいいねんけどな…」そう思いながら退屈そうにページを捲っていく。そのときだった。芳樹『おうっ!飲んでるかぁ?』微酔いになった芳樹が笑顔で席に来た。めぐはもうメロメロ状態。すぐに芳樹にくっつき甘えている。。亜希はというと、ずっと司と当たり障りのない会話を続け、少しずつ退屈してきていた。。

    2005-12-08 11:47:00
  • 78:

    めぐ『芳樹ぃ、達也呼んで来たってよぉ。亜希が喋りたいって。』芳樹に寄り添いながらめぐが大きな声で言った。
    芳樹『あぁ。司、達也呼んで。』司『はいっ!分かりましたっ。』亜希『めぐぅ!あたしそんなん言うてないやん。達也ふてこいし、普通にいらんってからぁーっ。』めぐ『あんたは達也でいいの!』めぐのその言葉を聞いて亜希は何も言い返せなくなってしまった。めぐが家で言った言葉…
    『達也は亜希に任せるわぁー。』その意味。。そしてめぐが飲み代を払ってくれる以上、めぐの意見に従わないといけないのだ。。

    2005-12-08 11:47:00
  • 79:

    達也『失礼します。。』
    そうこうしてる間に達也が現われた。どうしたらいいのか分からず黙っていると、達也が亜希の隣に座った。。
    達也『どうも…達也です。名刺どうぞ。』「はぁ!?ふてこっ!」亜希『ありがとう。亜希です。』達也『・・・うん……。』
    会話終了・・・・・。。

    2005-12-08 11:49:00
  • 80:

    達也『あの、メール…待ってる。』 亜希『・・・えっ?何てっ??』達也『俺と…メールして下さい。』 達也のその言葉と真剣な目を見て、亜希はすごく強く母性本能をくすぐられた。。
    亜希『プッ…!っあははははっ!何や、そんな事かぁ!そんなん全然いいよっ。―はいっ。これアドなぁ☆』
    達也『あ、ありがとう……。。』「かっ、かっ、可愛すぎるっ!」

    2005-12-08 11:49:00
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