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??売れっ子ホステスの恋??

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  • 1:

    沙恵

    ――ここは大阪北新地。。。――亜希はここから新しい生活をスタートさせる。。

    (コピペ)

    2005-12-08 10:24:00
  • 125:

    圭司『……うんっ!食ってみ?』圭司が一口味見すると、ニッコリ笑って頷き、もう一度手で野菜を取ると亜希の口元へ持って来た。。。亜希『・・やばい!おいしい!』圭司『やろ?俺ほんま天才やわ』亜希『あたしが愛情込めてやったからやし!』圭司『はぁ?(笑)』圭司はそう言って笑いながらフライパンにパスタを入れて絡めていく。。それを二人で見ながら雑談していると、圭司が急に黙り始めた。。亜希も黙ってボーッと熱帯魚を見ていると、少ししてから圭司が口を開いた。
    圭司『こうしてたら俺ら付き合ってるみたいやんなっ☆』

    2005-12-08 12:34:00
  • 126:

    亜希『――…!!?えぇっ!?』圭司『そのリアクション何やねん(笑)』亜希『いやっ、いきなりそんなん言うからびっくりして・・・。』圭司『えっ、何?意識してん?』亜希『意識とかしてないしっ!』圭司『ふーん。まぁええけどな。よっしゃできた!食べよかっ☆』

    2005-12-08 12:35:00
  • 127:

    圭司がパスタとサラダをテーブルに置き、向かい合う形で椅子に座った。亜希『いっただっきまぁーす!』圭司『どうぞっ。』
    亜希『…んーっ!ばりうまい!』圭司『うまいやろ?』
    亜希は満面の笑顔で頷きほっぺいっぱいにパスタを詰め込んだ。その向かいでは圭司がほほ笑みながら亜希が食べているのを見ている。亜希『圭ちゃん、食べへんの?』圭司『お前めっちゃうまそうな顔するから観察してんねんっ(笑)』亜希『は?(笑)圭ちゃんも食べぇやっ☆何なら食べさしたろか?』圭司『うん。食わしてやぁ(笑)』

    2005-12-08 12:36:00
  • 128:

    亜希『はいっ!あーん(*^O^*)』 圭司『…モグモグ…。うん。OK!』二人の間にまったりとした優しい空気が流れる。亜希はこの時間をもっと長く味わっていたくて、わざとゆっくり食事をした。
    食事も終わり亜希が食器をまとめて洗い場へ持って行くと、圭司が『手荒れしたらあかんからホステスはあんまり洗い物したらあかん!』と言ってキッチンの洗い場に行ってしまった。亜希はまたソファーに座り、また退屈そうにテレビを見ていた。

    2005-12-08 12:37:00
  • 129:

    圭司『ふぅー。終わったぁ!亜希退屈やろ?DVDか何か観るか?』 亜希『うん!泣ける奴観たい☆』圭司『泣けるやつなぁ…じゃあこれでも観る?めっちゃいいで。』すると圭司は一端寝室に入り、一つのDVDを持って来るとデッキに入れて再生した。。
    そのDVDは・・・、東京のホストと地方から上京して来た風俗嬢の悲しくも幸せなラブストーリー。。地方で水商売をしていた女の子が、大手企業の社長と愛人契約を結び上京する。お金もあり働かなくても裕福な暮らしができた。だがある日、社長の会社が倒産し、社長は行方を眩ました。。

    2005-12-08 12:37:00
  • 130:

    そして二人は幸せなキスを交わし交際がスタートした。だがそんな幸せも長くは続かなかった。『忙しくて逢えなくなる。少し距離を置こう。』祥からのメール。彼女は祥の仕事をよく理解できなかったが、祥を困らせてはいけないと距離を置いた。それから数ヵ月後…。仕事を終えて携帯を見ると祥からメールが届いていた。『ごめん』。ただそれだけ。彼女は祥に何かあったのかと心配し、急いで祥の家を訪ねる。鍵が開いたままのドアを開けリビングへ走った彼女の目に映ったものは…。大量の錠剤と眠る様に死んでいる祥の姿だった。

    2005-12-08 12:39:00
  • 131:

    そして祥の手に、しっかりと携帯が握り締めてあった。「送信しました」携帯の画面を見て彼女の目からまた涙が溢れだした。彼女は祥の髪や顔を撫でながら『ずっと辛かったんだよね。祥よく頑張ったね。だけど、私を置いてくなんてひどいよ。私だって辛かったんだから。今からそっち行くね?』青くなった祥の唇に優しくキスすると、彼女はたくさんの錠剤を飲み込み、祥に寄り添いながら眠る様に死んでしまった。。
    「私達…やっと幸せになれたんだね。これからはずっと一緒だよ。…ね?祥・・・・。」

    2005-12-08 12:40:00
  • 132:

    その言葉を最後に、映画が終了した。エンドロールに映る二人が笑っている写真、キスしている写真、手を繋いではしゃいでいる写真。。。その一つ一つを見ていると、圭司が目を潤ませながら停止ボタンを押した。。
    圭司『お前っ、泣きすぎやで。』亜希『だってぇ…あんなん悲し過ぎるやん…。ほんま残酷やわ。。これってツタヤとかに置いてる?』圭司『いい映画やろ?これ俺の連れが学校で作った作品やからどこにも置いてへんねん。ちなみに祥が連れで、主人公の子が連れの彼女やで。演技うまいやろ?(笑)』

    2005-12-08 12:41:00
  • 133:

    亜希『うん…。ほんまにすごい。何の学校行ってる人らなんっ?』圭司『役者の学校やで。将来俳優になる奴が行く所っ。こいつらもつい最近まで夜やっててんでっ☆今はもう上がって俳優目指して頑張ってるけどなぁ。連れ昔っから演技うまかったからなぁー(笑)』亜希『ははっ!(笑)そっかぁー。昔一緒に働いてた人やんなぁ?』圭司『せやで。超が付く程の色ホス!まぁ俺も負けじと色使いまくってたけどなぁ。』

    2005-12-08 12:42:00
  • 134:

    亜希『はぁ?(笑)じゃあ昔みたいに色ってみてぇや!』
    圭司『何でそんなんせなあかんねん。お前欲求不満か?(*^_^*)』 亜希『あほかっ!そんなんちゃうわっ!ただ『どんな風に女騙して来たんかなぁ?』と思って。。』圭司『・・・・・やったろか?』亜希『…。う、、うんっ。。。』

    2005-12-08 12:43:00
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