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俺の話
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1:
暢生
俺の話を書こうと思う。ほんま頭悪いし小学生の作文以下やけど、書きたいので読む人は読んで下さい(旧掲示板コピペ)
2005-12-14 06:14:00 -
78:
俺は朝方に起きた。現実の世界の裕子が『おはよぉ』と言った。あ、裕子が生きてる。夢やったんや。あ、そうか。肺ガンで死んだのは俺のおかんやん。
『裕子、ごめん、仕事は?』『無欠したょ。』『えっ?…ほんまごめん。無欠さしてもて。』『いいねん。もうアノ店辞めるし…』『そうなん?』『うん。』
俺は『なんで?』と聞かんかった。俺やったら聞かれるよりも自分の言いたい時に打ち明けると思ったから。
俺は寝惚け眼で裕子にもう一回軽くキスした。おかんの横で。おかんの言葉を思い出した。『裕子、俺は裕子が好きや。俺の彼女に成って欲しい。』2005-12-15 01:50:00 -
79:
裕子は一瞬困った様な表情をした。
『俺はやっぱりお兄でしかないん?彼氏には成られへんの?』『そんなんじゃない。でもいきなりやし…』『いきなりじゃないねん、俺は、ずっと、裕子を愛してた。』今の俺はキザな言葉も普通に言えた。本当に思ってるからだ。
『ほんまに、大切にするから。』しばらく黙った後、裕子は『うん。』と言ってくれた。
俺と裕子は兄妹から恋人同士になった。俺の愛する母が少し笑ってくれた気がした。2005-12-15 01:51:00 -
80:
その日の夜に通夜が、次の日に葬式が行われた。俺は何もわからんかったから茂子ねぇちゃんが段取りしてくれた。来てくれたのはおかんの元同僚の人達と少しの知り合いぐらいで血の繋がってる人間は俺だけだった。茂子ねぇちゃんが残された俺の事を考えてくれて、葬式は質素なものに成った。100万ぐらいかかるものかと思ってたのに30万で済んだ。おかんの貯金で全然まかなえた。更に保険金も入って来ると言う。
おかんが俺の為に入っていてくれた。
金か…金なんかいらん。必要ない。俺にはおかんが必要やったのに。2005-12-15 01:52:00 -
81:
おかんは骨に成った。白くて綺麗やった。けど、どう見てもおかんには見えへんかった。
焼く前の、『カタチアルオカン』とのお別れの時、俺はおかんの痩せこけた頬にキスをした。おかんの頬は少し赤みかかってた。昔から人前に出る時はきっちり化粧をしないと気が済まないおかんに、茂子ねぇちゃんが『最期の顔も綺麗にしないと』と言って化粧をしてくれたからだ。
骨に成ったおかん。俺には凄い小さく見えた。この小さいおかんの中から俺は産まれて来たんかなぁ。
凄い不思議やった。おかんの小さな骨を俺は拾って、おかんはおじいちゃん、おばあちゃんの元に還った。2005-12-15 01:53:00 -
82:
その日から俺は仕事に戻った。俺が休んで店にも迷惑かけてたから、葬式やったから今日まで休むとはとても言えなかった。仕事前に冷静になって携帯を見ると、不在着信30件が見事に埋まってた。
不在着信りん17:34
不在着信りん17:33
不在着信りん17:33
不在着信りん17:32
2005-12-15 01:54:00 -
87:
30件の内、見事に29件がりん。1件がミエちゃん。
メール受信54件。りんから48件。内容は『なにしてるん?』からはじまり、『何で電話でやんの?』『りんの事何やと思ってるん』『やっぱり、りんは色カノなん?』『今から自殺するから』『絶対殺してやる』『さっきのメール嘘やから電話出て?』『何でもいいから話したい、お願い』
俺は吐きそうになった。色カノも何も付き合うなんて言ってない。でもエースやってくれてるし、切る事も出来ない。2005-12-15 02:00:00