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俺の話

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  • 1:

    暢生

    俺の話を書こうと思う。ほんま頭悪いし小学生の作文以下やけど、書きたいので読む人は読んで下さい(旧掲示板コピペ)

    2005-12-14 06:14:00
  • 38:

    雪江は最後のそのフレーズが気に入った気に入ったと言って、『私もするわ』と標準語で言った。雪江の場合はミエちゃんと違って俺の気を引くため何かじゃない。ただ、自分が楽しみたいからだ。
    雪江は『自分が飲みたいから』とドンペリを卸した。『雪江ちゃん、ありがと、これからも、暢生を、よろしく、よろしく、よろしく!』雪江は満面の笑み。ミエちゃんはムカついた顔で踊る俺を見てる。

    2005-12-15 00:59:00
  • 39:

    その日は店が休みなので、ミエちゃんに買われた体を綺麗に洗い流して俺はりんの家に行こうとしてた。でも無性におかんに会いたくなった。『家に帰ろう』そう思い、俺は地下鉄に乗った。おかんに『次いつ帰るの?』と聞かれて『多分来週!』と答えてからどんくらいたったやろう。数えてみると、ゆうに三ヶ月と少しがたって居た。おかんとはたまに連絡は取るけど会うのは久しぶりだ。
    俺は乗り換えて地元の駅に向かった。

    2005-12-15 01:02:00
  • 40:

    地元の駅を降りてコンビニに寄った。『児島!』と声をかけられた。中学の時の同級生、美穂だった。『久しぶりやん美穂!元気してた!?最近どうしてんのー!?』『美穂は真面目に学生やで!児島こそ今何してるん!?』『俺、今ホストしてるねん名刺いる?』俺はCLUB○○児島暢生と書いた写真入りの名刺を渡して『これでも今月No.3成れそうやねんぞ』と言った。『へぇ〜本名でやってるんやぁ。ミナミ?真佑と香月もミナミでキャバ嬢やってやるよ☆』『そうなん!じゃあ今度三人でおいでや!初回くらいならおごったるし!』『マジ?ありがとう。でも児島、ちゃんと家帰ったってる?児島ママ大丈夫なん?あの、その、病気の方は…』
    俺は一瞬止まった。『…え?……え?病気って?何のこと?』

    2005-12-15 01:03:00
  • 41:

    『あんた児島ママの病気の事しらんの!?』美穂の父親は総合病院の医者だ。専門分野は…どこやろう。わからん。
    『美穂、え?俺のおかん病気なん?俺、もう三ヶ月ちょい会ってないねん…』俺は声にならんような声で言った。
    『美穂もパパに聞いただけやからあんまわからんけど。すぐにでも入院せなあかんみたいやよ。』何を考えていいかわからんかった。『俺、とりあえず家に帰るわ…日曜やしおかんおるやろし。』美穂はその後『大丈夫か?』と言ってた気がしたけど俺にはよくわからんかった。とにかく早くおかんに会わなあかん。それだけが頭の中にあった。俺は家まで走った。

    2005-12-15 01:04:00
  • 42:

    家に帰るとおかんは夕食の支度をしていた。『何や暢生か!びっくりしたぁー!』『おかん…』俺はおかんを凝視した。今は元気そうに振る舞っているけど間違いなく痩せていた。そしてやつれている。『どしたんそんなに見て。もしかして暢生、おかんに惚れたんか?』俺は笑われへんし無視した。『おかん、病気らしいやん。何の病気よ?さっき鈴木美穂に会って聞いてもたんや。長いこと帰って来んでごめん…』

    2005-12-15 01:06:00
  • 43:

    俺とおかんは話し合った。おかんは自分の病気を知らないと言う。医者にはちゃんと検査するために検査入院をしてほしいと言われて『仕事があるから絶対無理!』と言い放ったとの事だ。でも俺は無理矢理入院させる事に決めた。『俺だって今はちゃんと稼ぎあるから、大丈夫や。』『暢生の金なんてアテにしやんわ!貯金がちゃんとあるよ…』とにかく次の日の月曜はおかんに仕事を休ませて一緒に病院に行く事にして、二人で夕食を食べて眠った。

    2005-12-15 01:07:00
  • 44:

    次の日、午前中から病院に行った。美穂の所の病院。病院に行くタクシーの中でおかんは俺に、自分は肺ガンなんじゃないかと思って居ると言った。俺は震えてしまった。
    母は、せき、たん、血たん、それに胸部痛、背部痛があったりたまに呼吸困難に陥る事がある、と医者に話した。
    診断の為、まず胸部X線撮影や断層写真などが行われた。やはり母はとりあえず検査入院に成った。その日に荷物を取りに帰り、俺の母は入院した。会社は一週間の休みを取った。俺は仕事があったのでひとまずミナミに出なければならなかった。今日は同伴も何もなかった。裕子に会いたい。裕子に電話しようとしたら、ピロリロピッピロリロリロ〜♪知らない番号からの電話だ。『はい?もしもし?』『あっ初めまして!暢生くんですかぁ?』美穂の声だ。『雑誌見て、かっこいいなぁって思って電話したんだけどぉ…』『わかってるよ、美穂やろ。』『あっバレてた?』『おかん入院させたわぁー』『うん。あんた毎日見舞い行けんの?児島家って二人家族やんなぁ?』『うん、仕事あるから毎日は無理やわ…』

    2005-12-15 01:08:00
  • 45:

    『あのさぁ、美穂も児島ママには良くしてもらったし行ける時は行くわぁ。』美穂の言葉が凄いありがたかった。電話を切って駅のホームで俺は裕子に電話した。『はい〜もしこ?ノブ兄おはよぉ』『おはよ。今日仕事前ヒマ?』『行けるよ!どこに何時?』『じゃあーゆめ八に5時45分!』『わかったよん♪』
    俺は5時40分に着いたけど、裕子は既に来て居た。『おはよぉ〜』オットリ・マッタリだ。癒される。裕子はスケッチブックを取り出してビリっと一枚破いた。『はい。これあげる。ノブ兄やで♪』俺の似顔絵だった。自然に笑ってて幸せそうな俺。いろんな色が折り重なってて凄く綺麗だ。『ありがとう!マジありがとう!』俺は裕子に言って、泣きそうになった。そして、おかんの事を話した。別に裕子に聞いて貰って何を求めるわけでもなかったんやけど、ただ聞いて欲しかったんやと思う。

    2005-12-15 01:10:00
  • 46:

    『裕子もお見舞い行ける時、いつでも行くわ。裕子も手伝うし。』そう言ってくれた。けど『いや、俺も帰るし、地元の連れもおかんと仲良いヤツおってくれるし裕子はいいよ』と断った。『じゃあそのかわり』裕子が言った。『そのかわり、手繋ご?』俺の右手に裕子の左手が触れた。そして、そっと包んだ。俺も包み返して、恋人つなぎをした。ゆめ八を出るまでずっとそのままだった。
    俺は全神経が右手に集中してるのか、凄くむずがゆかった。中学生の頃に戻ったみたいだった。

    2005-12-15 01:11:00
  • 47:

    裕子に会った事で俺は平常心を取り戻す事が出来て、俺はその日の営業をちゃんとこなして次の日ミーティングが終わるや否や地元に飛んで帰った。おかんは今日も検査だそうだ。ファイバースコープによる気管支内視鏡検査―気管支にファイバースコープを挿入して、可視範囲にある癌を直接見て診断することができ、生検(ファイバースコープを通して鉗子を入れ、組織の一部をとって顕微鏡で検査する)もできる。
    という検査をした。俺も完璧にはわかっていない部分もあるから言葉が間違っていたりしたらごめんなさい。
    そんな検査をしてるおかんを見て俺はまた平常心を失いかかっていた。

    2005-12-15 01:12:00
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