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  • 1:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    今日から書きます?わかりにくいかも知らん∪おもンないカモや|ナど頑張って書くんでよろ∪<お願い∪ます??

    2005-11-30 03:16:00
  • 101:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    と思ったらアタシの頬っぺたを人差し指でツンツンしながら面白そうにいった「香純ちゃ〜ん?アンタもともと愛想イイ子ちゃうけどあれはないんちゃう??なぁ‐けん君やろぉ?」

    2005-12-01 00:39:00
  • 102:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    香「はぁ??ちゃうし?」リ「リンには隠さんでエエやん?香純ちゃんカ〜ワィっ??香純16にして初恋やんけっ?けどマヂな話けん君いっときや?リン、リョウ君狙ってるしやぁ?ダブルデートできるやん?

    2005-12-01 00:44:00
  • 103:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    その後、リンの家に泊まる事になり散々けんちゃんネタでからかわれた?だけどリンの言った事はあたってた。16にして初恋だった

    2005-12-01 00:48:00
  • 104:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    次の日-アタシはリンに襲われて起きた?リ「香純?香純?起きろっ?朝やぞぉ〜??」目を開けるとリンがアタシに馬乗りになってた?どうりで重いはずやわ?香「もう‥なんやねん‥?日曜やのにゆっくり寝かせろや?」

    2005-12-01 00:55:00
  • 105:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    リ「あんなさっき電話あってリョウ君とケン君仕事休みやから遊ぼって?香純はよ用意せぇーやぁ〜??」アタシのさっきまでの眠気はいっきにさめた?リンとアタシは気合い入りまくりなくらい髪を巻いて出掛けた

    2005-12-01 01:01:00
  • 106:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    リョウ君とケンちゃんは現場で二人とも同じ所で働いていて日曜は休みだった。枠組みがどうたら説明していたがあまりわからなかった。とゆうよりあんまり興味がなかった?

    2005-12-01 01:04:00
  • 107:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    アタシは昨日の100倍緊張していた。もともとキツめの顔のアタシはその時とてつもなく険しい顔をしてたと思う?リンが待ち合わせ場所に着くまで何度もリ「オメェ顔コェェよ?」とアタシの眉間のしわをのばしてた?

    2005-12-01 01:09:00
  • 108:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    待ち合わせ場所に着くとリョウ君とケンちゃんはもう着いててアタシは緊張で心臓クチでるか思った?リンは二人を見つけるとアタシの手をひいて走った?リ「ごめん?待ったぁ?」リョ「オレらも今来たとこやし?どこ行こかぁ?」

    2005-12-02 03:53:00
  • 109:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    リ「まだご飯には早いしカラオケ行こやぁ〜?」リョ「おぉ?行こかぁ〜?」リョウ君が運転席、リン助手席、アタシ・ケンちゃん後部座席。ってカンジで出発??この時アタシは初めて窓の外を眺めるケンちゃんの顔をまともに見た。

    2005-12-02 04:01:00
  • 110:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    線の細いキレイな顔をしていて夕日に透けた金色の顔がキラキラ光ってた。ケンちゃんの横顔にアタシは少しの間見とれてしまった・・と思ったら視線を感じたんかケンちゃんがこっち向いた?初めて目が合った?アタシはビックリしてでた言葉は香「なっ・・何才なん?」ケ「・・17」香「アタシの1コ上やなぁ」ケ「・・せやな」・・・会話終了・・・・?

    2005-12-02 04:09:00
  • 111:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    リンとリョウ君がふってくる会話に時々答えながらカラオケ到着?席は自然にリン・リョウ君とアタシ・ケンちゃんになった。アタシらひたすら無言?気まずっ?またまた一言二言喋って後はひたすら歌ってカラオケ終了?

    2005-12-02 04:14:00
  • 112:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    アタシはこの時絶対嫌われてると思った。そっから4人は居酒屋に行く事に?「お疲れぇ〜」乾杯?リョ「香純チャンごめんなぁ〜コイツほんま喋らんやろぉ?男やったら喋るんやけどコイツ女と喋るんマヂ苦手やねん?」ケ「うっさいわ?」香「ううん。」リ「アハハ?けど香純も基本無口やで?リンが知ってるかぎりでは車でケン君に話しかけてたんとかいつもの香純からしたらほんま奇跡やで?」

    2005-12-02 04:24:00
  • 113:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    香「リン?」リ「だってホンマの事やもぉ〜ん?てかさ、ケン君って女おるんっ?」ケ「おらんけど」リョ「コイツ、モテるくせに女つくりよらんねんって?香純チャンどうにかしたって?」香「えっ??」リ「ほんまやぁ〜?香純もモテるくせに男おらんしさ?」リョ「よっしゃ〜?決まりやな?番号とメアド交換や?」

    2005-12-02 04:33:00
  • 114:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    と、騒がしい二人のキューピットのおかげでアタシらは無事お互いの連絡先を知れた?その後二人は朝から仕事らしくて早めに解散?また駅まで送ってもらい帰り道ケンちゃんからメールがきた??《オレほんま全然喋られへんかってゴメンなぁ?なんかリョウが無理矢理やったけどオレと連絡とるの嫌ぢゃない?嫌やったら気にせんと言うてやぁ?》

    2005-12-02 04:42:00
  • 115:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    香?《そんな事ないで。》アタシちゃうやん?もっと違う言葉あるやん?だけど今までろくに気持ちを表現した事ないあの時のアタシにはあれが精一杯やった?アタシは自分の初めての気持ちにどうしたらいいんかわからんくて正直焦った?

    2005-12-03 02:50:00
  • 116:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    ケ《ほんならまた遊んでやっ?》香《うん。》ケ《ほなまたメールするわ?》………リ「香純良かったやん?頑張りやぁぁぁ?」香「リン‥だけどなアタシおかしいねん…アタシな頭おかしいかも知らん‥精神異常かもしらんって‥‥?」リ「はぁ??アンタそんな真顔で冗談言うてるん?おもんないしや?確かにアンタ時々異常に見えるけどそんなん今始まった事ちゃうで?」香「だってな‥ケン君見た時バリドキドキしてん‥初めて会ったのにスキなるわとか思ってんで?頭おかしいやろ?そもそもアタシ、スキとかなんの事かしらんくせにやで?」リ「??イヤ?世間ではそれをスキ言うんやで?

    2005-12-03 03:01:00
  • 117:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    香「・・・??」リ「アンタはいつも冷静やん。ウチみたいに取り乱して泣く事もないしギャーギャーわめき散らしたりもせぇへん。いつも?アンタはどんな状況でも顔色一つ変えへん。ウチは時々そんなアンタがうらやましいよ。だけどな、そんなん人間ちゃうやろ?人スキなったらみんなそうなるんやで?アンタみたいに冷静ではおられへんねん。だからアンタがケン君にドキドキすんのは頭おかしい事でもなんでもないんや。一回ぐらいアンタも取り乱したりアホみたいに喜んだりしてみろや?」

    2005-12-03 03:11:00
  • 118:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    香「・・・せやな」失恋後のヤケ食い・ヤケ酒のあと、頼りなくアタシの肩で眠るいつもの彼女が強く見えた。アタシなんかよりずっと・・思ったまま泣いたり笑ったり傷ついてる彼女は強い。アタシはリンと逢わせてくれた神様と彼女に今でもとても感謝している。

    2005-12-03 03:19:00
  • 119:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    それから何度か4人で遊びそのうち毎日メールするようになった。内容はお互いの行動を言い合うようななんでもないメールを一日2・3通。アタシは毎日ケンちゃんからのメールを待った。きた時はアタシなりに喜んだ。出会って1ヵ月を過ぎた頃リンの家で飲んでた水を思わず吹き出しリンに怒られたほどアタシをビックリさせるケンちゃんからのメールが届いた??

    2005-12-03 03:34:00
  • 120:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    ケ《香純ちゃん、彼氏おらんねやったら付き合わん?》??????えっ?????????とりあえずパニック??パニックのあまり思考回路停止したアタシのかわりにリンが携帯取り上げてメール返信?《えっ?嬉しいけど・・急にどうしたん?》ケ《今いつも待ち合わせしてるトコまできてるねんけどでてこられへん?》リンが返信《わかった。すぐ行くわ?》アタシは思考回路停止したままリンに急かされ家をでた。待ち合わせ場所つくまで何を考えてたんか今も思いだされへんけどめっちゃ嬉しかったんは覚えてる。

    2005-12-03 03:43:00
  • 121:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    待ち合わせ場所の公園に着くとケンちゃんはタバコ吸ってた。ケ「ゴメンな、急に呼び出して・・」香「・・・ううん。」ケ「はい、コレ。寒いやろ」ホットのミルクティーをくれた。それっきりアタシ達は黙ったまま何分ぐらいたってたのかはわからなかったけどスゴク長く感じた。先に話しだしたのはケンちゃんやった。ケ「急に付き合おとか言うてゴメンやで。返事はゆっくり考えてくれたらええし2人で遊んだ事もないのにって思うかも知らんけどオレが真剣なんはわかってほしい。」それからケンちゃんはホットのミルクティーがアイスミルクティーになるまでアタシ達がホントは前に出会っていた話をしてくれた。

    2005-12-04 01:17:00
  • 122:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    ケ「3・4ヵ月ぐらい前にちょうど現場がリン家の近くやってんやん。リン家の斜め前に家たってたやろ?」香「たってた気もする・・?」ケ「あれなぁオレたてとってん?あン時よぉリン家に二人で朝帰って来てたやろ??」香「え?なんで知ってるん?」ケ「?リンの顔は知っとったからアレ下の子やぁ思って見てたんやん。ほんならリンはギャーギャー喋りまくってんのに隣におる子やたら無表情でなんか疲れてんかなって初めは気にせんかってん。けど次の日見てもまた無表情やってオレ笑ってもうてやぁ?ワラ なんやアノ子って?そっから毎日見ててん。んならアノ子笑ったりするんかな?ってだんだん気になって笑ったトコ見てみたい思ってんやん。初めは正直興味あったんとめっちゃカワイイ思ってん?ほんでそれリョウに言うたら〈オレにまかしとけぇ〜?〉言うてリン遊びに誘ったら一緒に来たんがアノ子やン?ってなって・・・それが香純チャンやねん。オレホンマ焦ってなンも喋れんかったわ?ほんで実際喋ってみてもっと知りたい思ったんやん。けどオレ自分から告った事ないしどうしたらイイんかわからんかってやぁ?

    2005-12-04 03:12:00
  • 123:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    だけどスキやねん。付き合いたい思ってん。イキナリやしフラれてもしゃーない思ってるし?香純チャンどない??別に答えたなかったらええから?」香「・・・・・よろしく」ケ「えっ?えっ?どうゆう事?」香「・・・いいよ」ケ「マヂでぇ〜〜??」長くなったけでそンなカンジでアタシらは付き合い初めた。ケンちゃん。思い出せばこの頃のアタシはホンマにどうやって感情をだしたらイイんかわからんかってケンちゃんを不安にさせたね。だけどアタシこの時ホンマに嬉しかった。アナタが初めてアタシに幸せをくれた日やったね。

    2005-12-04 03:23:00
  • 124:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    付き合ってスグ、アタシ達は一緒に住み始めた。ケンちゃんは寂しがりだ。ケンちゃん家にお母さんはいない。ケンちゃんが小さい頃他で男の人をつくってでていったらしい。お父さんもあまり帰ってこない。ほとんど女の人のトコロにいるらしい。だからあの家にはアタシが来るまでケンちゃんしかいなかった。アタシ達は毎日一緒にいた。遊びにいく時も一緒だった。アタシは少しずつ笑うようになった。アタシが笑うとケンちゃんはいつも嬉しそうに頭撫でてくれた。

    2005-12-04 03:51:00
  • 125:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    アタシ達はよくケンカしたけどうまくいってた。そんな時ケンちゃんの誕生日がやってきたんだ。アタシはケンちゃんが欲しがってた服をどうしてもあげたかった。だけどアタシにはお金がなかった・・アタシはケンちゃんに言われキャバをやめてた。ケンちゃんはアタシの全ての面倒を見てくれてた。生活費やほしい物も。だからアタシにはお金がなかった。一日だけ体入に行けばどうにかなったが夜いないとケンちゃんにバレる・・・アタシはまた体を売る事しか思いつかなかった・・・

    2005-12-05 02:58:00
  • 126:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    あたしに罪悪感はなかった。ただ1時間の空白ができるだけ。嫌なものならたくさん見てきたし見ないふりもしてきた。ただ1時間何も見ないふりをすればいい。あたしはキャバにいた頃の客に電話をした。香「久しぶりぃ〜ごめんな。色々事情できて店やめたんやん?なぁ後藤サン前から店の外で会ったらお金出すいうてたやん?あれってまだいける?」後「うっ、うん?リサちゃん(あたしの源氏名)急にやめちゃってもう一生会えないと思ってたよ?もちろん会えるんならお金出すよ?」2時間後、梅田で待ち合わせをした。

    2005-12-08 01:49:00
  • 127:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    ケンちゃんにはリンと遊んでくるってメールいれといた。ケンちゃんは仕事中・・のはずやった・・・
    アタシは梅田で後藤と会い、ホテルに行った。もしもケンちゃんから電話かかってきた時の為に携帯の電源は切った

    2005-12-08 01:54:00
  • 128:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    後藤は4万出すと言った。アタシは前払いやでと言って後藤から4万をとり鞄にいれた。アタシの空白の時間が始まった。大丈夫だと思ってたけど時々ケンちゃんの顔が思い浮かんで胸がチクチクしたけど何も考えないようにした。

    2005-12-08 01:59:00
  • 129:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    全てが終わり、アタシは今事情があって連絡がとれないから電話もメールも入れてこないでほしいと後藤に頼んだ。渋々だったが後藤はわかったと言いミナミまで送ってもらった。アタシはケンちゃんがほしいと言ってた服とケーキを買い家に帰った。早くケンちゃんの喜ぶ顔が見たくて・・ありがとって抱きしめてほしくて・・・

    2005-12-08 02:05:00
  • 130:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    家に着くと電気はついてないのにケンちゃんの靴があった。香「ケンちゃ〜ん?帰ってんのぉ〜?」部屋に入ると暗い部屋の中でケンちゃんはベットの上に座ってた。香「ケンちゃん電気ぐらいつけぇや?つか見てや??じゃ〜ん?プレゼントやぞっ?」ケンちゃんは何も言わない。香「ケンちゃん?どした?」

    2005-12-08 02:11:00
  • 131:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    ケ「なぁお前今日リンと遊ぶ言うてたよなぁ?オレなぁ仕事はよ終わってリョウとおったらリンがリョウと遊ぶのに来てさっきまで3人で喋っててんやん。なぁお前一体どこのリンとおったん?」怒るわけでもなくただ悲しそうに話すケンちゃん。罪悪感と後悔・・・アタシは何も言えなかった。

    2005-12-08 02:19:00
  • 132:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    その時静かな部屋に携帯のバイブの音が響いた。ブーブーブー・・・アタシは我にかえり鞄の中の携帯を取り出し見た。『なんや、こんな時にメールか。。』受信ボックスを開いた瞬間アタシは罰が当たったんだと思った。−From後藤−《今日は楽しかったよ。またお金に困ったら連絡しておいでね。》ケンちゃんはアタシから携帯を取り見た。抵抗したが男の力にはかなわない。

    2005-12-08 02:26:00
  • 133:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    ケンちゃんはそれを見た後俯いたまま何も喋らなくなった。部屋には時計の音だけが響いてた。何か言わなきゃって頭はフル回転してたけど何も言えなかった。何を言っても今さらどうしようもない。何分ぐらいたっていたのかはわからない。急にケンちゃんは立ち上がりアタシの胸ぐらを掴んだ。アタシは殴られると歯を食い縛った。

    2005-12-08 02:34:00
  • 134:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    ケンちゃんは泣いてた。ケ「なぁ・・?言い訳ぐらいしろやぁ・・・オレ信じるから・・・なぁ、お前が言うんやったらオレ信じるから。。違う言うてくれや。。。」アタシは何も言えなくて声を出して泣いた。自分は取り返しのつかないことをしてしまった。ケンちゃんを裏切った。一番最低な裏切り方で。ケンちゃんはそのまま何も言わず家を出てった。アタシは気が狂ったように泣いた。あんなに声を出して泣いたのは5つの誕生日パパが浮気相手の所に行くのを見送った時以来だった。

    2005-12-08 02:46:00
  • 135:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    ケンちゃんは夜になっても帰ってけぇへんかった。出ていこうかとも思ったけどアタシにはここしかない。アタシの居場所はここにしかない。ケンちゃん、今も後悔してるよ。アンタをあんなにも傷つけた事。ケンちゃんが初めてやった。アタシの為に泣いてくれた人は・・・アタシにとってケンちゃんは家族やってん。初めてできたアタシの帰る場所やった。

    2005-12-09 01:45:00
  • 136:

    名無しさん

    2005-12-09 01:49:00
  • 137:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    気づいたら朝になってた。アタシは泣き疲れていつの間にか玄関で眠ってしまった。ケンちゃんは結局帰ってけぇへんかった。アタシはひたすら泣いた。トイレ以外は玄関の前を離れへんかった。ケンちゃんが帰ってきた時の為に。ケンちゃんが出ていって3日目。玄関の戸が開いた?ケンちゃんや?アタシは横になってたから立ち上がった。その瞬間目がグルグル回って気持ち悪くなって視界が灰色になり真っ暗になった。

    2005-12-09 01:54:00
  • 138:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    目を開けると真っ白な天井があった・・・あっケンちゃん?アタシは起き上がったが力が抜けてベットに倒れた。「香純?」声のした方を見るとリンがいた。香「リン?アタシこんなんしてる場合ちゃうんや?ケンちゃん帰って来たんや・・?はよ帰らな・・・??」アタシは右腕にささってた点滴の針をぬいた。血が出てたけどそんな事どうでもよかった。早く・・早く帰らなきゃ。それしかなかった

    2005-12-09 02:02:00
  • 139:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    ヨロヨロしながらベットからおりようとすると、バシンッ?左頬が痛かった。リンは目に涙いっぱい溜めてアタシの左頬をおもっきり殴った。「アンタなんであんな事したん?なんでリンに一言も相談せぇへんかったん?なぁアンタにとってリンはそんな頼りないか・・・?アンタとリンは友達ちゃうんか・・・?薬と援交はせぇへんって約束したやんかぁ・・・」いつだったか、アタシ達は冗談まじりに約束をした。

    2005-12-09 02:21:00
  • 140:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    言い忘れたがリンはアタシ達が付き合って少ししてリョウ君と付き合った。リ「なぁー香純。援した事ある?」香「昔なぁー。」リ「ウチも。けど今めっちゃ後悔してる。リョウには絶対言われへんしリョウが優しいとな、ウチ汚いのに‥って思う。あれはアカンわ。二度とせぇへん。なぁー香純ももうすンなよっ?ケン君おるんやからよっ?」香「ンー。」リ「約束ぢゃ?薬もなっ?指切りげんまん?嘘ついたらぁ〜しばくっ?」アタシ達は指切りをして笑った。

    2005-12-09 02:29:00
  • 141:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    「・・・リン・・ごめん・・・ごめん。」リンはアタシを抱き締めた。「もう二度とすんな。次したらもう知らんからな。」「うん・・・。ほんまにごめん。」リ「あーぁ。点滴ぬきよった・・・お医者サン呼んでくるな。アンタ貧血で倒れたんやで。」

    2005-12-09 02:40:00
  • 142:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    リ「ケン君、自分責めてたでぇ・・・。オレが一番近くにおったのに止められへんかったって。」それからアタシは点滴が終わるまでまた泣いた。リンはずっとアタシの頭を撫でてくれてた。リ「アンタご飯も食べてへんねやろ?ウチん家おいでや」香「・・・うん。ありがとう。だけどあの家でケンちゃん待ちたいねん。」アタシはご飯を食べるようにリンにキツク言われ一人で家に帰った。

    2005-12-09 02:56:00
  • 143:

    名無しさん

    頑張って

    2005-12-09 06:08:00
  • 144:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    アタシはリンに家まで送ってもらい玄関をあけた。ケンちゃんは居なかった。アタシは玄関の前でまた泣き崩れた。ケンちゃん・・・アタシ、ケンちゃんおらんかったらご飯すら食べられへん。一人でできてたはずの事が一人ででけへんねん。。一人でも生きてけるって思ってたけどアタシ、ケンちゃんおらなアカンねん・・・。お願いや。どんだけ殴られてもいい。どんだけ責められても仕方ない。全部聞く。だからお願いや。帰ってきて・・・アタシは初めておるはずないと思ってた神様にお願いした。

    2005-12-10 01:46:00
  • 145:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    アタシはそのまま泣き疲れてまた眠ってしまった。ガチャッ?戸の開く音でアタシは起きた。期待と不安で戸の方を見るとケンちゃんが息切らして立ってた。そのまま真っすぐアタシの方へきてパシッ?平手でほっぺた叩かれた。

    2005-12-10 01:50:00
  • 146:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    「オマエどこまで自分の体傷つけんねん?頼むから大事にしてくれよ・・・。」ケンちゃんはイタイくらいアタシをキツク2抱き締めた。「ケンちゃっん・・・アっアタシもうっ二度とっせぇへんから許してぇ・・・香純を捨てんといてぇ〜」この3日間ケンちゃんになんて謝ろうかたくさん考えたのに泣いてうまく喋れなかった。それからケンちゃんはアタシが泣き止むまでずっと抱き締めてくれた。時々アタシの髪を指でとかしながら。

    2005-12-10 02:01:00
  • 147:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    思えばケンちゃん。アンタに叩かれたんはあれが最初で最後やったね。ありきたりな言葉やけどアンタのがアタシより痛かったんよな。。アタシが泣き止むと「とりあえず飯食え?」ってやたらしょっぱいお粥つくってくれた。

    2005-12-10 02:05:00
  • 148:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    食べ終わり先に喋りだしたのはケンちゃんだった。ケ「なぁ、オマエはオレにプレゼント買う為にしたんよな?オレと知り合ってからはあの1回だけか?」香「うん。ケンちゃんと知り合ってからはホンマにあの1回だけ?信じて。。どうしても服あげたかってん。だけどアタシ、アホやった。ごめん・・。ごめんなさい。。」ケ「オレな、一回はホンマに許されへんと思った。一番近くにおったのに気づかんかった自分も。あんな事をしたオマエも。悔しかった。だからもう終わりやと思った。だけどなそんな事より好きって気持ちのがデカイねん。。この3日オマエから離れてみてわかってん。オレにはオマエが必要やねん。オマエが金ほしいならオレ今よりもっと頑張って仕事するから。。だからもう二度とオレの大事なモン傷つけんとってくれや。。」

    2005-12-10 02:23:00
  • 149:

    香純 ◆awsXK/rFYk

    香「もう二度と・・二度とせぇへん。。ごめんなさい。。ごめんなさい。。」ケ「もうええ。この事はもう忘れるんや!オレも忘れるから!もう二度と口にはせぇへん!わかったな?」ケンちゃんは泣いてるアタシの顔を覗き込み真っすぐアタシの目を見て行った。香「ケンちゃんはアタシを許せんの・・?」ケ「ホレたオレの負けやぁ〜」そう言ってアタシの涙を拭ってくれた。ケンちゃん。アタシはあの時決めたんやで。この人に一生ついて行こって・・・

    2005-12-10 02:33:00
  • 150:

    名無しさん

    2005-12-10 02:37:00
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