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出会ぃ
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1:
彼との出会いは本当にどこにでもあるようなものかもしれない…
かょは19歳、風俗嬢…毎日同じ事の繰り返し、男なんていらないしお金があって遊んでるのが一番いい!と思ってた…
ある金曜日の事、仕事がおわり、同じ店のランとミナミをブラブラしてた、「最近、めっちゃおもんないわぁ(ToT)なんか新鮮ってな事ないんかなぁ?今日はまぁまぁ稼いだしどっかいこやぁ(^o^)/」とランが言いだした。もぅカラスが鳴いていた…朝もやけの中かょは「ホスト…クラブ…」行った事もないし勢いだけだった…2006-06-21 01:20:00 -
51:
しばらく寮にいた、つまりランの居候となったわけだった…けどたけの態度は変わらなかった。優しくされればされるほど胸が痛くなった。
『ほな、仕事行こか!ヒデ!おい!かょもとろとろすんな!いくぞ!』はっ?どこに?かょはキョトンとしていた。
『お前いつも淋しそうな目するやんけ!ついてこい』でもかょにはもうお金がないこと位たけは知っているはずなのに…2006-06-21 02:16:00 -
52:
「でもっ!もうかょお金ないよっ!未収とかしたことないし、したくない」かょは必死だった。
『そんなんわかってるわ!かょは何も心配すんなよ!』
そして、ランは仕事へ…かょはたけの店へ向かう。変な緊張感と少し嬉しい気持ちが入り混じっていた。どうなるんだろう…2006-06-21 02:17:00 -
53:
店に着くと、後輩ホストくん達が掃除をしてる最中だった…「みんなおはよう」かょはなんだか照れくさい気分ながら笑って言った。こんなに早くに?という顔をしていたがすぐに話しかけてくれるようになった。
(なんだか申し訳ないなぁ)と感じながら、かょも掃除や準備を手伝ったりした。そんなときいきなりたけはみんなに聞こえるように『こいつ俺の女やからみんな頼むで!俺こいつと結婚するから!かょのな、腹ん中には俺のガキがおるかもしらんねん』そう言うとたけはかょのお腹をさすった。急すぎる言動に事情を知らないヒデ君以外は驚きを隠せないようだ。
もっと驚いたのはかょだった。(えっ?かょは色やないの?なんでなん?頭がパニクる…)2006-06-21 02:19:00 -
54:
そんな日々が1ヶ月ほど続いた、たけはかょとの関係を上の人にも話したそうだ。次第にまたたけを信じるようになったかょがいた、幸せだった…その分辛い事も…他のお客さんとイチャイチャ、キス…(たけ、それも仕事なん?やめてやぁ)何度もおかしくなりそうだった。いつの間にかランも毎日帰ってくるヒデ君に惹かれていき店に来るようになった。
2006-06-21 02:20:00 -
55:
そんな生活が平凡とも思えるようになってしまっていた、
でもそうでない事にすぐに気がつくことになった。たけの体はすでに限界に達していた、酒を少し飲んだだけでいつものたけではなくなるようになった。店では他にお客さんがいるのにもかかわらずかょを殴り、引きずり回し、つきとばしたりもした。タケガコワレタ…妊娠してるかもしれないかょは必死でお腹を守った。(たけは今すごく辛いんだ。かょは大丈夫!)そう自分に言い聞かすしかなかった。2006-06-21 02:21:00 -
56:
痛くて仕方なかった、壊れてしまいそうな心を抱きしめ、たけを愛し続けた。ヒデ君は見て見ぬふり、立場上何も言えないのは分かっているから。ランは何度も別れろとかょに言ってきたが、かょには今は離れられないと泣くばかり…
たけの暴力は日に日にエスカレートしていった。普段はご飯も食べなくなってしまっていた、かょも疲れきっていった。
そして恐れていた事がついに…2006-06-21 02:23:00 -
57:
店のみんなで旅行に行くと言って出て行った直後♪♪♪♪♪かょの携帯にヒデ君から かかってきた。
「もしもし?どうしたの?」震える気持ちをおさえながらかょはランの手を握っていた。
『たけさんが!たけさんが倒れて救急車で運ばれたんです!とりあえずかょさんには伝えとかないと!ってみんなが言ってたんで…俺また病院に戻りますんで!』そう言って電話は切れた。かょは青ざめてしばらく呆然としていた。ランに事情を話すと冷静な顔で「そうやろな(-.-;)もうガタきてたん分かってたもん」その日1日は落ち着かないでいた。2006-06-21 02:24:00 -
58:
もうホストを続けていける体でなくなっていた。なのに店に行く…後ろをおうようにかょも歩く。その日は少し早めに家を出た。店の内装工事のため業者さんがくるそうだ。店に着くなりたけはまた業者さんと飲み始めていた。三時間くらいで業者さんは帰ったのだがまだたけは飲んでいるオ−プンするまでにはまだ時間があった。店の中にはたけと後輩ホストくん達とかょだけだった、
2006-06-21 02:25:00 -
59:
端の方に座っていたかょに、いきなりたけは助走をつけ蹴り飛ばした。やっぱり誰も止めてはくれない。その日の暴力はいつもに増してひどく、かょは動けないくらいになっていた…(かょこのまま死ぬのかな?)意識が薄れていく。首をしめられた…もぅ息が出来ずにもがくかょをたけは不気味な笑みで見つめ手を離した。いつものたけではない。
2006-06-21 02:26:00 -
60:
別れようと思ってはみてもやはりたけの優しさを知っている限り無理だった。そしてオ−プン目前とした9時30分くらいにたけはかょに帰るよう指示した。コクリと頷き一緒に店をでた。送り出ししてくれるのかと思いきや突然弱気な声で『むかつく!なんかむかつく!俺もう無理や!辞める!もう来やん!こんな体になったらホストなんかやってられんわ!かょ!このまま帰ろう!ほんで昼の仕事して俺は間違いなくお前を幸せにするから!』何も持たずに、たけはかょの体にもたれながらふらふらのたけを夜のネオンに照らされながら家路へといそいだ。途中何度もたけはその辺の人に怒鳴りちらしていた。
2006-06-21 02:27:00