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今なら…今だから…そしてこれからは…
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1:
ナオ
実話です☆頑張って書くんで応援してください?
2005-09-05 17:16:00 -
183:
ナオ
ハッキリと言った。ミカさんは、しばらくうつむいたままで、小さい声で、『ごめんなさい。でも、ゆういちが好きなんです。返してください。』私はキレた。『好きなんはあんたの勝手や!けど、こんなんされて誰が喜ぶねん!だいたい、ゆうくんは物じゃないねん!返すとかなんやねん!決めるのはゆうくんやわ。今、私ら幸せやねんから、生活おびやかすようなことすんなや!』ミカさんはうつむいたまま顔をあげない。『とにかく帰ってや。もうこんといてや。次なんかしたら、ほんま、警察動いてもらうで。』それだけ言い残し、家に帰ることにした。
2005-09-25 12:02:00 -
184:
ナオ
家の前に着き、玄関の鍵を開けようとしてたら、帰れと言ったのに、ミカさんが近づいてきた。なんやねん!そう思いながら、私もミカさんに近づいた。二人の距離が近づいた時、『あんたさえおらんかったら、ゆういちは、私のものやったのに。邪魔なんはあんたや。消えてよ!』そう言うミカさんの右手には、カッターナイフが光っていた。マジで!これはヤバイやろ!どうしよ。怖いし…。とにかく、逃げよう!早く!早く!ミカさんをにらみつけ、『ふざけんな!』そう言い背中むけて、とにかく走って逃げた。
2005-09-25 12:09:00 -
185:
ナオ
ミカさんは、ゆういちを返せと叫びながら追いかけてきた。最悪やし…。刺されたら痛いかな?痛いやろなぁ。ゆうくん、助けて!!心の中で叫びながら、逃げた。だけど…。私は倒れた。右腕に激痛が走った。左手で痛いとこを触ってみた。血がベッタリとついた。ただ、叫んだ。『キャッー。キャッー!助けて』ミカさんは、我に返ったように、『ごめんなさい。どうしよ…。大丈夫ですか?ごめんなさい…。』そう言いながら、後ずさりして逃げた。痛くて痛くて、切られたとこを押さえながら、とにかく家に帰った。カッターナイフだから、深くは切れてないはず
2005-09-25 12:20:00 -
186:
ナオ
でも痛い。まだ血はいっぱいでてるし…。病院に行くことにした。先生も看護師さんも、切りつけられたものだとすぐに分かったようで、『どうしたんですか?誰にやられたの?ここだけ?あとは怪我ない?』と聞いてきた。私は、『誰にやられたか分かりません。突然だったから』なぜか、ミカさんのことは言わなかった。結局、24針縫うことになった。
2005-09-25 12:27:00 -
187:
ナオ
警察の人もきた。現場に行き、何があったか説明した。ミカさんは、傷害罪で捕まった。こんなことになるなんて…。ミカさんのストーカー行為は、ほんまに迷惑やった。でも、なるべくなら、話し合いで分かってもらって、丸くおさめたかった。人を好きになる。人間として、当たり前の感情。その気持ちがいきすぎてしまったがためにこんなことになってしまった。私はもちろん、ミカさんを許しはしない。傷口はひどく痛む。ひとつ気になったのは、ミカさんの子供。でも人の家庭を気にしてるくらいの余裕はハッキリ言って、うちにはなかった。
2005-09-25 15:46:00 -
188:
はぁ?
?しぉり?
2005-09-25 20:11:00 -
189:
ナオ
ミカさんがその後どうなったかは知らない。ただ、平穏な日々が戻ってきたことが嬉しかった。腕に負った傷は、消えないけれど…。ゆうくんは私に何度も謝った。だけど、ゆうくんが悪いわけじゃない。この事件を知らない、ゆうくんのお母さんや、うちのおかんやお姉ちゃんには黙っておくことにした。変に騒ぎだされても困るから。空を抱っこするのも一苦労する日々が続いた。
2005-09-25 20:44:00 -
190:
ナオ
季節は夏。ヒナが保育園休みになり、家に戻ってきて、一緒に生活する練習をするようになった。海に行ったり、バーベキューをしたり、ゆうくんの休みに合わせて旅行に行ったりと夏を満喫した。空も最近は体調崩すこともなく、元気に過ごしていた。夏が終わる頃、一つの決断がくだされた。それは、ヒナも一緒に暮らすこと。私らは、四人で暮らすことがやっとできた。結婚はもう少し、ヒナが生活になれてからということになった。
2005-09-25 20:51:00 -
191:
ナオ
私は子育てに、ゆうくんは仕事にと、忙しい日々が続く。朝起きて、ゆうくんのお弁当を作り、ヒナと空を起こして、ご飯食べさせ、用意をして保育園に送っていき、帰ってきてからは、掃除、洗濯、買い物、空を公園へ連れて行ったり、夕方になれば、ヒナのお迎え。慌ただしく1日がすぎる。裕福な暮らしはできない。それでも、今の私は幸せだ。当たり前の生活をほんとに幸せに思う。
2005-09-25 21:41:00 -
192:
ナオ
ヒナも、ゆうくんに、『ねぇ、お父さんになってくれるん?パパって言っていい?』と自分から言うようになった。嬉しかった。ゆうくんも喜んで泣いたりなんかしてた。ほんとに平凡ながら幸せになれた。こうなるまでには、読んでもらえれば分かる通りいろいろとあった。だけど、ゆうくんを好きでここまでこれた。
2005-09-25 21:50:00