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今なら…今だから…そしてこれからは…

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  • 1:

    ナオ

    実話です☆頑張って書くんで応援してください?

    2005-09-05 17:16:00
  • 100:

    ナオ

    日曜、三人で実家に向かった。一年半近く帰ってなかった、実家のチャイムをならし、家にはいった。ヒナは、『おばあちゃーん』とおかんに抱きつき、人見知りをはじめた空は、はじめて見る、おかんやお姉ちゃん夫婦をみて、戸惑い泣いていた。おかんも泣いていた。空の指のこと、肺のこと、ヒナと元旦那のこと、淋しい思いさせてること、全て話した。しばらく泣いてたおかん。やっと、話をしてくれた。

    2005-09-11 23:02:00
  • 101:

    ナオ

    『ナオ、子供には何の罪もない。もっと早く連絡してきたらよかったのよ。ナオのことは、私にはよく分からんけど、あんたは大人やから、何も心配せん。ナオ、あんたの意地っぱりは昔からや。悪いところや。素直になってほしい。あんたさえ、素直になってたら、もっと早く、ヒナが淋しい思いする前になんとかできたやろに。空も私の孫や。同じようにヒナも空も可愛いよ。あんたが素直になるなら、いつでも困ったことあったら協力するから、あんたは、母親としてしっかりとこの子ら幸せにしたらなあかん!』泣きながら、おかんはそう言うてくれた

    2005-09-11 23:12:00
  • 102:

    まゃ?

    ィィ母さんゃん??
    ガンバって??

    2005-09-11 23:15:00
  • 103:

    ナオ

    まゃ?さん、ありがと?

    2005-09-11 23:22:00
  • 104:

    ナオ

    私も泣いた。おかんの言葉が意外すぎて嬉しかった。怒られると思ってた。空を認めてくれるなんて思わなかった。もっと早くに連絡してたらよかった。この日、おかんは私ら三人にご飯を作ってくれた。一年半ぶりにおかんの手料理を食べた。おいしかったけど、胸がいっぱいで、なかなか喉を通らなくて、もどかしいんやけど、嬉しくて、また涙がでてきた。そんな私におかんは、『三人で頑張ってみ。ここに帰ってこずに、やれるだけやってみ。どうしても無理になった時にはまたここで暮らしたらいいから』そう言った。

    2005-09-11 23:30:00
  • 105:

    ナオ

    私は『うん』と言い、自分の家に戻った。おかんの言葉があってから、自分のしてきたことに後ろめたさを感じるようになり、不倫を終わりにした。あっさりとした付き合いやった私らは、別れる時もあっさりとしてた。1月末になり、24歳の誕生日を迎えた。おかんが、ヒナと空を預かってくれたので、久しぶりに友達と子供抜きで飲みに行った。おかんからの誕生日プレゼントやった。

    2005-09-12 08:55:00
  • 106:

    ナオ

    空の手術はまだ決まらない。もう2月になった。ある日、私が風邪をひき、寝込んでいる時のこと、空が私の携帯で遊んでた。空は携帯のボタンを押すのが楽しいらしく、ご機嫌で遊んでた。少し気になった私は携帯をのぞいてみた。そこには、遊びながら、いろんなとこに発信したあとが残っていた。『もぉ。かけたらあかんやん』そう言いながら、携帯を取り上げ、もう一度見てみると、そこには、ゆうくんにかけたあとが残っていた。焦った。『こらぁ!どこに電話してるん!もぉ、絶対さわらんといて』空はキョトンとして聞いてた。

    2005-09-12 09:04:00
  • 107:

    ナオ

    5分後、電話がなった。ゆうくんからやった。別れた後、私は携帯を変えてたので、ゆうくんは私やと思わずにかけてきてることは明らかやった。どうしよ…。でるべきか、でないべきか迷った。だけど、空がイタズラで二回もかけたことを謝らないとって、電話にでた。『もしもし…』『電話あったんやけど、誰?』『ナオ…。ごめん。空が携帯いらってるうちにかけてもうたみたいで…』私は、声震えてたかもしれん。『えっ!?ナオ?マジで?びっくりやなぁ。そうか、空かぁ。元気か?』ゆうくんは意外にふつうに話してくれた。

    2005-09-12 14:29:00
  • 108:

    ナオ

    20分くらい話した。ゆうくんに彼女がいることを知った。空のことも話した。手術決まらないことも。ゆうくんは、今はまぁ幸せやって。だから、偶然の電話はその日のうちに、また、さよならをした。ショックやった。やっぱりまだ好きやったから。

    2005-09-13 16:41:00
  • 109:

    ナオ

    風邪も治り、久しぶりに美容室に出かけた。空とヒナはおかんに見てもらっていた。髪を染めてた時、電話がなった。おかんからやろうって見てみると、ゆうくんからやった。ビックリした。なんで?どうして?そう思いながら、電話にでた。『もしもし。何してるん?外なんか?』『今、美容室やで。どないしたん?』『いーや、何もないけど、どうしてるんかなって。声聞きたかったし』めっちゃ、嬉しかった。美容室やから、またあとから、電話するねってとりあえず電話を切った

    2005-09-13 16:46:00
  • 110:

    ナオ

    一時間くらいして、美容室をでて、ゆうくんに電話をした。かけたらすぐにでた。『もしー。待ちくたびれたー。ナオの声、やっぱりかわいいな。落ち着くわ』『どないしたんよ?彼女いてるのにそんなん言うたらあかんやろ!幸せやって言うてたやん?』ゆうくんの言葉は嬉しかったけど、彼女いてるんやから、うぬぼれたくはなかった。またショック受けることになるから。『まぁな。でも、ほんまのことやで。ナオ?勝手やって分かってるけど、空に会わしてくれへんかな?会いたいねん』

    2005-09-13 16:55:00
  • 111:

    ナオ

    私は受け入れた。ゆうくんには彼女がいるのは分かってる。だから、ちゃんと割り切って、空と会うためだけに会うと思えるはず。二週間後に会う約束をした。ゆうくんは、『アドレス言うから、空のシャメ送ってや』と最後に言った。電話を切り、シャメを送った。このメールがきっかけとなり、私とゆうくんは、毎日メールをするようになった。最初は空のことだけやったけど、次第に、それ以外の話もするようになった。ゆうくんは仕事終わって家に帰ると、寝るまでの間、ずっとメールをしてくれた。それだけで私は幸せな気持ちになれた。

    2005-09-13 17:02:00
  • 112:

    ナオ

    毎日メールを繰り返してる間に、私はどんどん、自分の気持ちを押さえることができなくなってた。二週間を待たずに会いたくて、私は、「明日会われへん?用事あって、ゆうくんの家の近くまで行くねん。ついでに無理かな?夜やから、空は連れていかれへんけど」そうメールを送った。用事あるのは嘘。何か口実を作りたかったから。ゆうくんは、「ええよ。俺もナオと会ってしゃべりたいし。」と言ってくれた。次の日、ヒナと空をおかんに頼んで会いに行った。

    2005-09-13 17:08:00
  • 113:

    ナオ

    会いに行く電車の中、すごく緊張した。駅に着くと、ゆうくんはもう来ていて、久しぶりに再会した。私は、嬉しくて泣いてしまった。ゆうくんにビックリされて、『私、ゆうくんに彼女いて幸せやとしても、やっぱり、ゆうくんじゃないと無理みたいや。好きや』想いを伝えた。『ナオ、ありがとう。俺、ナオのこと好きや。でも、今の女のことも好きやねん。ナオ?俺のこと、早く忘れ。俺は情けない男や。ナオを今までいっぱい泣かしたし、傷つけてきた』ゆうくんはそう言った。

    2005-09-13 17:15:00
  • 114:

    ナオ

    私はもう、好きすぎて、あきらめたり、忘れたりなんかできる状態ではなかった。『お願い。好きでおらせて。彼女いてるからって、あきらめれるくらいなら、こんなに苦しい片想いずっと今までしてきてないと思う。』ゆうくんはありがとうと言いながら、私を抱きしめてくれた。そのまま、唇を重ねた。ゆうくんに彼女いても、あとから、どれだけ傷ついてしまう時がくるとしても、今だけは、ゆうくんのものになりたかった。私はゆうくんじゃないとダメなんやから。

    2005-09-13 17:22:00
  • 115:

    ナオ

    長いキスのあと、『ナオ、抱きたい。勝手すぎるの分かってる。でも抱きたい』私はゆうくんに抱かれた。抱かれながら泣いた。ゆうくんが選ぶのは彼女。私じゃない。分かってることやけど、悔しかった。こんなに好きやのに、なんで私じゃあかんねん?私じゃ、ゆうくんを幸せにしてあげられへんの?何がたりんの?ゆうくん?教えて…。抱かれながら、いろんなことを想った。終電の時間がきた。バイバイする時間になった。淋しかったけど、一週間後には、また会える。次は空も一緒に。

    2005-09-13 17:28:00
  • 116:

    ナオ

    会うまでの一週間、またメールや電話をくりかえした。押さえきれなくなった気持ちは、すべて伝えた。会う三日前、ゆうくんの気持ちが動いた。『俺、女と別れる。おまえとやり直したい。今度こそちゃんと。ずっと考えた。俺が今、守りたい、一緒にいたい女はナオや。だから、やり直してほしい。待っててくれ。ちゃんと終わりにしてきて、改めて、告白する。俺から』めちゃめちゃ嬉しかった。ゆうくんには何度も裏切られてきたけど、ゆうくんを信じた。嬉しくて嬉しくて。終わりにして、夜に連絡くれると言った。

    2005-09-13 17:35:00
  • 117:

    ナオ

    夜がくるのが待ち遠しかった。彼女には悪いけど、私だって幸せになりたいから、遠慮なんかできへん。夜、お風呂に入ってると、携帯のなる音がした。二回なっていた。お風呂から上がり、すぐに携帯を開いた。メールが二件届いていた。ゆうくんからやった。私はこのメールを見て、今までに味わったことのない、感情が産まれてくるのを、ひしひしと感じた。内容は…

    2005-09-13 17:40:00
  • 118:

    ナオ

    「ほんまごめん。俺やっぱり別れられへん。今の女が好きや。ほんまにごめん。またナオを傷つけて。俺は最低な男や。」信じられへんくて、でも現実で、涙ではなく、逆に笑ってしまった。ゆうくんの言葉を信じてた。気持ちが伝わったこと、喜んでた。それなのに…。

    2005-09-13 17:45:00
  • 119:

    はぁ?

    はじめまして??今いっきに読ましてもらいました?完結まで応援してるんで頑張って下さい??

    2005-09-13 20:26:00
  • 120:

    ナオ

    はぁ?さんありがと?頑張るんで、応援よろしくです?

    2005-09-13 22:06:00
  • 121:

    ナオ

    私は振られた。考えてみれば、二年ちかくかけて、同じ人に三回も捨てられた…。日曜には会う約束があった。私は長く一緒にいたかったから、前もって、泊まれるホテルを予約していた。そのこともあったし、会って一発くらい殴ってやりたくて、会うことにした。約束は日曜やったけど、土曜の夜から会った。朝迎えにくるからと言って空とヒナをおかんに預けた。ゆうくんは、とても気まずそうで、何も話さなかった。私も何も言えなかった。会うまでに枯れてしまうくらいに泣いてたのに、また涙がでてきた。ゆうくんのこと好きになりすぎていた。

    2005-09-13 22:20:00
  • 122:

    ?

    いつの間にかいっぱい更新されてるぅ。続き待ってます。

    2005-09-14 15:57:00
  • 123:

    ナオ

    ?さんありがと?頑張ります?少しだけ更新します?

    2005-09-14 18:53:00
  • 124:

    ナオ

    ゆうくんが頭を撫でながら話始めた。『俺、考えてた。後悔してる。あの時、おまえを振ったこと…。女に泣かれて、女には金も借りてるし、よう別れんかった。けど、俺、やっぱりおまえが好きや。ナオ、もう一回だけ信じてくれ。俺、ちゃんと別れてきて、もう一回告白するから。おまえが受け入れてくれるかどうかは分からんけど、俺が好きなんはおまえや、だから、ケジメつけるから。』私は、頷くことしかできなかった。もう信じるとか信じないとかじゃなく、現実やとは思われへんかった。

    2005-09-14 19:08:00
  • 125:

    ナオ

    夢でもいいから、今だけはその夢に酔っていたくて、私はゆうくんとセックスした。ゆうくんは、今までにないくらい、すごく優しく抱いてくれた。泣きながら眠った。ゆうくんの腕枕の中で。私は、ゆうくんの言葉を信じたかったけど、信じるのが怖かった。信じて、裏切られて、傷つけられて…。今まで何度もそんな想いしてきたから。だから、他人事のように思っていた。

    2005-09-14 19:20:00
  • 126:

    ナオ

    思っていたというか、思いたかった。傷つくのを恐れて…。朝になり、空を迎えに行った。ヒナはそのまま、おかんに預けた。人見知りをはじめた空が、ゆうくんにはなついた。ニコッと笑って、はしゃいでいた。その姿を見て、また涙がでてきた。こんな小さな子でも、ゆうくんが父親って分かるんかなって思うと胸がしめつけられた。公園に行き遊んだ。空はご機嫌で、ゆうくんにだっこされても、泣かなかった。

    2005-09-14 22:07:00
  • 127:

    ナオ

    信じよう。この人を信じよう。私の好きなんはゆうくん。たとえ、傷ついてしまうとしても、私はこの人を信じよう。好きなら信じよう。私はゆうくんを信じることにした。ホテルにつき、部屋の中でゆうくんと空は遊んでた。ゆうくんは、夜勤があるからと言い、夜帰った。また朝くるからって。ゆうくんが仕事に行ったあと、私は、ピアスを見つめ、ゆうくんに永遠の愛を誓うと決めた。

    2005-09-14 22:25:00
  • 128:

    ナオ

    空が寝た頃、ゆうくんからメールがきた。「あれから、女にメールして言ったから。別れてくれって、返事はまだないけど。俺、今までいい加減なことしてきたけど、今回はほんまにおまえに決めたから。何があっても、俺がおまえも空もヒナちゃんも守っていくから。」嬉しかった。彼女には悪いけど、ゆうくんの言葉がほんまに嬉しかった。幸せな時って、自然と笑いがでできて、笑顔になるんやなって鏡を見て思った。

    2005-09-14 22:34:00
  • 129:

    ナオ

    朝になり、ゆうくんがきた。帰るのは今日の夕方。少しでも三人でいたくて、チェックアウトの時間を延ばしてもらい、二時までホテルの部屋ですごした。彼女からの連絡はまだなかった。メールやから、絶対に見てるはずやのに、連絡がなかった。不安やったけど、ゆうくんの言葉信じるしかなかった。楽しい時間はあっという間で、帰らなくちゃいけない時間になった。ゆうくんに駅まで送ってもらった。駅につき、また週末に会う約束をして、キスしてバイバイした。次会う時は、正式に俺の彼女はナオになってるから安心しろって、別れ際に言ってくれた。

    2005-09-15 02:26:00
  • 130:

    ナオ

    電車に乗り、実家にヒナを迎えに行くことにした。帰りの電車の中で、ゆうくんからメールがきた。「今、家ついたんやけど、家に女がきてる。今からちゃんと話してくるから。」って。「わかった」とメールは送ったものの、一気に不安になった。ゆうくんは、父親になることから逃げ、友達を選び、他の女を守り、私じゃない人を選び。そうして今まで、二年近くたっていた。今回もまた、私は捨てられるんじゃないかと不安で仕方なかった。信じようという気持ちと今までのことからの不安が私の心の中をでめちゃめちゃにしていた。

    2005-09-15 02:36:00
  • 131:

    ナオ

    話が終わればメールくれるって言うてたから、待つしかできなかった。二時間ほどしてメールが届いた。ヒナもつれて家に帰り着いた頃やった。携帯を開くのが怖かった。見てしまえば、そこには答えがでてると思うと怖くて仕方なかった。でも見ないと。携帯を開いた。「話終わったで。別れたから。ナオ、俺とやり直してくれ。もう二度と離さへんから。長いこと、ナオを傷つけて待たせてしてきたけど、これからは、ほんまに俺が守っていくから。」涙がでた。

    2005-09-15 02:43:00
  • 132:

    ナオ

    信じてよかった。私はゆうくんの彼女に戻った。今度こそ、幸せになろうと思った。思えば、今回の偶然は、空があの日電話をしたから。空を抱きしめた。ヒナもヒナもって騒いでたから、ヒナと空二人を抱きしめた。ヒナは、『ママ、いいことあったん?かわいいお顔してるねぇ☆』って、ませたこと言ったりして、ほんまに嬉しくて幸せで、すぐに、ゆうくんに会いたくなった。メールした。「会いたい。早く週末になればいいな。ゆうくん、幸せになろね」「俺も会いたい。幸せにするよ。ナオ?俺、そっちで仕事さがすよ。一緒に暮らそう。」

    2005-09-15 02:54:00
  • 133:

    ナオ

    ゆうくんは、今の仕事が一段落したら、やめて、新しい仕事を私のそばではじめると言ってくれた。私は、嬉しくて、会えない日でも、すべてが、ずっと離れない、一緒に暮らせる、先に繋がっているなら、我慢できた。ゆうくんは、私が不安にならないように、週の半分は会うようにしてくれて、会えない日でも、ずっとメールや電話をしてくれた。『おまえをもう不安にさせたくないから』そう言うゆうくんは優しくて、今までのゆうくんと違って、男らしさがでてきたみたいに感じられた。

    2005-09-15 03:01:00
  • 134:

    はぁ?

    ?しぉり?
    めっちゃ泣けてきたぁ??続き楽しみにしてるねぇ?

    2005-09-15 03:26:00
  • 135:

    ナオ

    はぁさん、毎度ありがとです?

    2005-09-15 04:10:00
  • 136:

    ナオ

    ゆうくんと私の家までの距離は車で二時間半くらいかかる。ゆうくんは、仕事終わり、それから会いにきてくれてた。朝も早いから、ゆうくんは、ほとんど寝る時間なしで、それでも会ってくれていた。「無理せんといて」そうメールを送ると、「無理なんかしてへんし、たとえ無理してても、おまえのためなら、今の俺はなんぼでも無理したるわ!」と返事がきた。嬉しくて、幸せすぎた。その週末、ゆうくんとおる時にゆうくんの携帯がなった。メールで、相手は別れた彼女やった。

    2005-09-15 04:18:00
  • 137:

    ナオ

    「一週間お仕事お疲れさまでした。もう、ほんとに連絡もくれないんやね?淋しいです。ゆういち、元気ですか?私は別れたショックからか、食欲もなく、あまり眠れません。だけど、もうすぐ生理予定日です。それを機にゆういちのこと忘れようと思います。そのほうが、ゆういちにとって幸せなんでしょ?」そう書かれていた。私はまた不安になった。彼女の気持ちは分かる。だけど、それを理解してあげるような、いい子にはなられへん。もう、ゆうくんを失いたくなかったから。

    2005-09-15 04:26:00
  • 138:

    ナオ

    私はゆうくんの携帯をみた。ゆうくんは見せたくなかったみたいやけど、取り上げるようにして見た。そこには、別れてからも何回か彼女からメールが届いていた。別れる前の付き合ってたころのメールもまだ少し残っていて、私は狂ったように泣いた。ゆうくんからメールをしてたわけじゃないし、ゆうくんは一度も返事はしていない。だけど、彼女の気持ちは、ゆうくんにすべて残っていて、私は不安になった。泣きながら、別れを思った。『別れよう。私、もう今までみたいな傷つきたくないねん。』勝手に口からそう言葉がでてきた。

    2005-09-15 04:33:00
  • 139:

    ナオ

    ゆうくんは、半分怒ったように、『なんでやねん!俺、ほんまに、おまえしか見てないし、この先ずっとおまえだけやねんで。この携帯があるからあかねんな?これなかったら、少しは信用できるか?俺、おまえが信用してくれて、ついてきてくれるかなら、他にほしいものもない。』そう言いながら、ゆうくんは自分の携帯を壊した。

    2005-09-15 04:42:00
  • 140:

    ぁぇ?

    ずぅっとょんでまつ??見たら最新されててぅれしかったです?頑張って?さい?

    2005-09-15 11:32:00
  • 141:

    ?

    しぉり

    2005-09-16 07:40:00
  • 142:

    ナオ

    ぁぇ?さんありがと?また書いてくんで、読んでください??さん毎度ぁりゃす?しおりめっちゃ嬉しい?

    2005-09-16 22:49:00
  • 143:

    ?

    続き気になるぅ??忙しいと思うけど頑張って書いて下さい。

    2005-09-17 10:20:00
  • 144:

    ナオ

    そして、新しい携帯を契約した。新しい番号やアドレスは、仕事関係、男の連れ、家族、私にだけ教えられた。今までのゆうくんは口だけで、行動は、ハッキリ言っていい加減やった。それが変わった。今回は信じようと思えた。別れずにすんだ。空の手術が決まった。病院を変えたからだ。毎週通っても、手術は決まらず、事務的な感じの病院に嫌気がさし、家から近い病院に変えると、手術はすぐに決まった。3月23日。やっと手術が受けられる。ほっとした。

    2005-09-18 11:53:00
  • 145:

    ナオ

    前日に入院となった。今までの入院と違い、気分は晴れていた。ただ少し気になるのは、風邪気味で少し肺が苦しそうな呼吸なこと。けど、機嫌はいいから、大丈夫!そう思っていた。麻酔科の先生の診察を受け、病室に戻り、空と遊んでいると、形成の先生、執刀医がきた。熱を計ると、7℃3。『明日の手術は難しいと思われます。熱も少しありますし、胸の音があまりよくないので、肺への負担がかかるので…。』説明によると、手術は指やから直接影響はないけれど、麻酔をかけるにあたって、危険らしい。

    2005-09-18 12:03:00
  • 146:

    ナオ

    私は荒れた。やっと決まった手術がダメになり、期待してたものが一気に崩れ落ちたから。麻酔科の先生が、『危険かもしれないと分かってたら、これが、僕の子なら、僕は今回はあきらめますけどね』と言った。カチンときた。『はぁ?あんたんちの子が多指症なわけ?ちゃうやろ?他人事やから、平気でそんなこと言えるねん!私が今までどんな思いしてきたか、わからんくせに!』そう言い、泣き崩れた。

    2005-09-18 12:49:00
  • 147:

    ゆり

    しおり☆

    2005-09-18 15:33:00
  • 148:

    ナオ

    ゆりさんはじめまして?しおりありがとです?

    2005-09-18 21:59:00
  • 149:

    はぁ?

    ?しぉり?

    2005-09-19 07:16:00
  • 150:

    ナオ

    空は一歳五ヶ月。すでに、手術するのに、最もいいと言われた、一歳前後は過ぎていた。私が荒れているのをみて、いろんな先生や看護師さんがなだめにきた。だけど、納得なんかできなかった。時刻はすでに、夕方6時半。先生は手術できないから、今から帰れと言う。納得できなかった。三月といえども、まだまだ寒い。空は熱があり、肺の音もよくないから手術ができないと言ったのに、何の処置もなしに帰れと言われたから。納得はできなかったけど、その場所に少しでもいたくなかったから、荷物をまとめ病院をでた。

    2005-09-19 09:57:00
  • 151:

    ナオ

    外は大雨だった。入院の荷物やオムツを持ち、ベビーカーを押しながら、空が雨に濡れないように傘をかけ、私はびしょ濡れになりながら、歩き、タクシーを拾った。運転手さんもびっくりしていた。何があったのか、聞かれたけれど、答える気になれなかった。悔しくて、情けなくて、空に申し訳なくて、涙がこぼれた。家につき、ゆうくんに電話した。手術の当日は仕事休みもらって、病院にきてくれるはずやった。だから、その必要がなくなったこと伝えるために。

    2005-09-19 10:03:00
  • 152:

    ナオ

    ゆうくんの声を聞いた途端に涙があふれた。しばらく泣いて、事情を説明した。今から行くから待ってろと言い電話を切った。ゆうくんがくるまで、泣き続けた。空は熱も下がり、機嫌よく遊んでいた。これやったら、手術受けられたんじゃないかと思うくらいに。ゆうくんがきて、抱きしめてもらった。雨に濡れたからなのか頭が痛くて寒気がした。その日は三人で寝た。朝になり、やっぱり体調がよくなく、おかんに空とヒナを見てもらい、病院にむかった。待合室のいすに座ることもしんどくて、横になっていた。

    2005-09-19 10:54:00
  • 153:

    ナオ

    ゆうくんについてきてもらっていたので、ゆうくんに、膝枕してもらっていた。看護師さんが近づいてきて、大丈夫?と言いながら、熱を計った。40℃近くあった。処置室に運ばれ、点滴をされた。長い点滴で四時間くらいかかった。座薬も入れてもらい、昼過ぎに家に帰った。それでも、寒くて寒くて、頭は痛くて、しんどかった。熱は下がらずに、しんどくて仕方なかった。夜まで我慢したけど、限界きたから、もう一度病院に行った。即入院となった。急性上気道炎、脱水症と診断された。

    2005-09-19 11:03:00
  • 154:

    ?

    ?しおり?

    2005-09-19 22:28:00
  • 155:

    ナオ

    点滴され、ベッドから起きあがることは禁止された。ゆうくんは毎日お見舞いにきてくれた。空とヒナと離れてるのが淋しかったけど。一週間後退院となった。ゆうくんが仕事を休んで迎えにきてくれた。ほんとなら、空が手術をし、入院するはずだったのに、私が入院してしまった一週間やった。病院からでて、まっすぐにヒナと空のもとに向かった。最近、歩き始めた空が、よちよちと、ヒナは、『ママー。おかえりー』と寄ってきた。二人を抱きしめた。この子らのためにも、体調管理をちゃんとしようと思った。

    2005-09-20 10:52:00
  • 156:

    ナオ

    ヒナがおもちゃのお医者さんセットを持ってきて、私の体を見てくれて、『もう大丈夫ですよー。治りました!お薬はちゃんと飲みましょうね』と笑いながら言ってくれた。可愛くて愛らしいと思った。ゆうくんに、ヒナや空の話をたくさんした。ゆうくんは、私の話を聞いたあと、『ナオ、俺、仕事やめて、おまえのそばで新しい仕事見つけて、頑張って働くから、一緒に暮らそう。』そう言ってくれた。それから一週間ほどで、一緒に暮らすことになった。

    2005-09-20 11:10:00
  • 157:

    ナオ

    ヒナはまだ、ゆうくんに会ったこともないし、父親のこともまだ、好きやった。おかんや、お姉ちゃん、ヒナ本人とも話して、しばらくは、おかんのとこで見てもらうことにした。毎日の保育園の送り迎えは私が今までどおりすることになった。親子でありながら、なんか変な感じがしたけど、そうするしかなかった。そして、ゆうくんと空と私の三人の生活、ヒナとは朝と晩だけ顔合わす生活がはじまった。

    2005-09-20 11:17:00
  • 158:

    ナオ

    空は毎日元気で、そして、手術が決まった。前回のダメになった時に迷惑かけた先生や看護師さんに謝り、手術の日を待った。4月24日。それまでに体調崩さないように、規則正しい生活を送った。前日入院の日、前回とは違って、晴れ渡った空が広がっていた。なんだか、きっとうまくいくって信じられた。

    2005-09-20 11:27:00
  • 159:

    ?

    頑張ってね??

    2005-09-20 15:15:00
  • 160:

    ナオ

    ?さんいつもありがとう?

    2005-09-20 20:50:00
  • 161:

    ナオ

    麻酔科の診察もクリアし、手術が受けられることになった。1歳6ヶ月での手術。当日の朝はものすごく緊張した。麻酔をかけるため、前日の夜から何も食べてない空はお腹がすいてるようだった。終わったら食べれるからねって言い聞かせ、手術の時間を待った。お昼、1時頃、看護師さんが迎えにきた。手術室の前まで、抱っこで連れて行き、子供用の術着に着替え、帽子をかぶらせ、手術室に入る看護師さんに抱き渡した。空は、私から離れることと、何か感じたのか、今までにないくらいに泣き叫び暴れていた。

    2005-09-20 20:58:00
  • 162:

    ナオ

    胸が締め付けられた。あの小さい体で、全身麻酔をかけられ、手術をすることが、どんなにしんどいことだろうと思うと、涙が止まらなかった。ゆうくんは、私の横で肩を抱き、『大丈夫やから。これからよくなっていくための手術なんやから。空頑張るんやから!』そう言ってくれた。一度、病室まで戻るように看護師さんに言われた。手術が終わったら、お迎えを知らせにくるからと。ゆうくんと二人病室に戻った。祈るしかなかった。ゆうくんがジュースを買ってきてくれたけど、飲めなかった。空が手術終わって飲めるようになるまでは、飲めないと思った。

    2005-09-20 21:06:00
  • 163:

    ナオ

    一時間ほどして、看護師さんが迎えにきた。手術室まで迎えに行った。まだ完全に麻酔のきれていない空は、うつろな目をしながら、私を見つけると、ニコッと微笑んだ。また胸が締め付けられた。まだ空は喋れないけど、『終わったよ。もう大丈夫だよ。頑張ったよ』と言ってるかのようだった。空を抱きしめた。『頑張ったね。お疲れさま。偉かったね』何度も空にそう言いながら、病室に戻った。空はそれから、麻酔が切れるまで眠った。切断した部分の指は、包帯でぐるぐる巻きにされていた。右手は包帯をされ、左手には点滴をされ、少し痛々しかった。

    2005-09-20 21:17:00
  • 164:

    ハル

    メッチャ泣ぃた?ナオさんメッチャ頑張ってるねんな??感動?あたしシングルマザーになりたいって思ってるんですけど...やっぱ子供のこと1番に考えるべきなんですよね...

    2005-09-21 02:11:00
  • 165:

    ナオ

    ハルさんありがと?私も偉そうなこと言われへんよ。子供のこと一番に考えるように最初からできてたわけちゃうし、子供育てていきながら、だんだんと学んでいくんやから!頑張って!

    2005-09-21 05:42:00
  • 166:

    ナオ

    先生に面談室に呼ばれ、説明を受けた。切断した指の神経や筋肉の筋を残した指につないだが、完全に動くようにはならないと言われた。右手と左手を比べると、形も違うし、右手の親指はあまり機能しないと言われた。リハビリを根気よく続けていくしか方法はないと言われた。覚悟はしていたけど、現実を突きつけられ、言葉がでなかった。だけど、手術をしてくれたんだから、『ありがとうございました。お世話になりました。』とだけ言い、病室に戻った。

    2005-09-21 09:50:00
  • 167:

    ナオ

    ゆうくんに先生から説明された話をした。『とりあえず、手術受けれたんやから、よかったと思わな!これからは、俺もいてるんやから、少しでもよくなっていくようにがんばろ。』そう言ってくれた。私は頷くことしかできなかった。20分ほどして、空が目をさました。痛がる様子もなく、機嫌よく起きた。看護師さんを呼んで、脈や熱、血圧を計ってもらった。何も問題はなかった。あと2時間ほどしたら、飲み物を口にしてもいいと許可がでた。気晴らしに散歩してもいいと言われたので、病院の庭にでることにした。

    2005-09-21 09:56:00
  • 168:

    ナオ

    空をベビーカーに乗せ、ゆうくんは点滴の棒を押してでることにした。空はご機嫌で、キャッキャッとはしゃいでいた。包帯をされてる手が気になるようで、首をかしげたりしていた。痛いのかなと思って、のぞき込むと、ニコッと笑いかけてきた。強いなと思った。痛がりもせず、元気な顔を見せてくれる空がすごいなと思った。

    2005-09-21 10:05:00
  • 169:

    名無しさん

    >>1ー170

    2005-09-21 16:41:00
  • 170:

    ナオ

    空の回復力は早く、一週間後退院となった。包帯はされたままで、抜糸もまだだったけれど、退院許可はでた。消毒と包帯交換のため、毎日通院するように言われ、病院をでた。ゆうくんは仕事だったので、空と二人帰った。実家により、退院の報告をした。ヒナも喜んでいた。包帯でぐるぐる巻きなので、思うように遊べない空に、絵本を読んで聞かせたりと、すっかりお姉ちゃんになっていた。

    2005-09-22 17:57:00
  • 171:

    ナオ

    夕方家に帰り、ささやかながら空の退院祝いをした。次の日から毎日病院に通い、抜糸もすみ、包帯もとれた。空の6本あった指は、形は少し違うようにも見えるが5本になった。定期的な検査にくるようにと言われたけど、特に問題もなく、通院の毎日が終わった。季節の流れるのは早く、5月も終わりに近づいていた。この頃、週末になると、ヒナは家に帰ってきて、ゆうくんとも顔を合わし一緒に遊びに行くようにもなってきた。ヒナはゆうくんのことを、「お兄ちゃん」と呼ぶようになった。

    2005-09-23 03:02:00
  • 172:

    ナオ

    すべてがうまくいってると思ってた。ゆうくんと一緒に暮らせて、空の手術も無事終わり、心配していた、ヒナとゆうくんの関係も、何もかもがうまくいってるかのように見えた。幸せは少しづつ崩されていくことになる…。それは、ゆうくんにかかってきた一本の電話からはじまった。ゆうくんのお母さんからの電話。『あんた、最近ミカちゃん、たまにうちに遊びきてるで。電話かかってきて、話したりもしてるけど。あの子ええ子やんか。あんたと別れても、お母さんとせっかく仲良くなれたんやから言うて、母の日もプレゼントもろうたんやから。』

    2005-09-23 03:11:00
  • 173:

    ナオ

    ミカは、ゆうくんの前の彼女。私はその人から、ゆうくんを奪ったようなものだ。だけど、決めたのは、ゆうくん。選ばれたのは私。そう思ってたから、今までは、ミカさんの存在なんて気にしてなくて、もう終わったことだと思ってた。それなのに…。ゆうくんが悪いわけじゃないけど、ゆうくんにアタルしかなかった。悔しかった。私はゆうくんのお母さんには会ってもらえないでいた。まだ二人の関係を認めてもらえないでいた。それなのに…。今もまだ、ミカさんを受け入れてるなんて…。お母さんが悪いわけじゃないけど…。ミカさんあなた何を考えてるの?

    2005-09-23 03:19:00
  • 174:

    ナオ

    ゆうくんは携帯を変えていたから、お母さんから情報を得ようとしてるのか、なんしか、悔しくて、腹立たしくて、そして不安やった。ゆうくんの気持ちが揺れるんちゃうかなと思うから…。そんな私の様子に気づいたのか、肩を抱き寄せられ、『俺にはおまえだけやから。信用しろ!離れていかへんから』そう言ってくれた。だけど、怖かった。ミカさんの想いは私がゆうくんと別れた時の想いにだぶって見えるから。私とゆうくんだって、何度も別れながらここまできた。だからゆうくんがいっちゃうんじゃないかと思うと怖くて仕方なかった

    2005-09-23 03:27:00
  • 175:

    ?

    ぁげときま????

    2005-09-24 12:19:00
  • 176:

    名無しさん

    2005-09-24 16:30:00
  • 177:

    ナオ

    ?さんありがと?頑張ります

    2005-09-24 20:49:00
  • 178:

    ナオ

    私の不安をあおるように、ミカさんの行動はエスカレートしていった。どうやって調べたのか、私の家を知り、ゆうくんを待ち伏せするかのように、家の周りで時々見かけるようになった。私に見つかると、車を走らせどこかに行ってしまう。だけど、車種ですぐに、ミカさんだと分かる。それだけじゃない。ゆうくんの携帯に気味の悪いメールや無言電話がかかるようになった。ミカさんと別れたあと、ゆうくんは携帯を変えて、もちろんミカさんには教えていない。どうやって知ったんだか…。

    2005-09-24 20:56:00
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