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お兄ちゃんが好き。 part ?
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1:
お兄ちゃんが好き。part ?
http://bbs.yoasobiweb.com//test/read.cgi/yomimono/1117473268/1-52005-06-13 03:45:00 -
460:
『……………。』
あたしは、コンロの火を止めて、ベッドの上でコーヒーをすする秋吉の前に座った。
『……?どーしたんッスか?先輩?』
『…あんたさぁ。』
『はい?』
『あたしとエッチしたいとか思わないわけ?』
ブッ―――
あたしの言葉に秋吉がコーヒーを噴いた。
2005-06-19 03:43:00 -
461:
『―――は?!』
秋吉はあたしの顔を見てキョトンとしている。
『…いや。普通は…手ェ出してくるのになぁ〜って』
これでも、あたしは真面目に聞いてるつもりなんだけど。
『……え゙。何かして欲しいんッスか…?』
『そーじゃなくて!!』
『…いや…俺は……』
何か言いたげに、秋吉がグシャグシャと頭を掻き出した。
『…俺は?』2005-06-19 03:45:00 -
462:
『…そりゃ…先輩とヤりたいッスよ。この4日俺、めちゃくちゃ我慢してるし』
言いにくそうに秋吉はあたしから目をそらす。
『けど…先輩、まだ完璧にお兄さんの事、吹っ切れてないっしょ?』
……………え?
『俺、先輩が吹っ切れるまで待つし…。我慢しますよ♪』
そう言って、秋吉はあたしにゆっくりキスをした。
《………秋吉…………》
……………ん?2005-06-19 03:47:00 -
463:
『…ッて言ってるそばから勃ってるぢゃん!?』
『あ゙?!イヤ、これは生理現象ッスよ!!』
……アホ。
ぎゅぅ―――
あたしは、秋吉を抱きしめていた。
『先輩……?』
『いいよ。あたし…あんただったら……』
『え…』
ドクン ドクン ドクン
―――秋吉の心臓が、段々早くなるのがわかった。2005-06-19 03:48:00 -
464:
『…そんな風に言われたら…知らないッスよ?』
秋吉の声が、低くなった―――…瞬間―――。
『……ッ』
秋吉の舌が、あたしの首筋を這った―――。2005-06-19 03:50:00 -
465:
そのままあたしの唇を奪い、秋吉の手があたしの胸を掴んだ。
『………ッあ…』
秋吉の荒くなった息が、あたしの睫毛をかすった―――。
《年下とあんまりヤッたことないけど…》
荒々しい愛撫が、逆に愛おしく思えた。
『先輩…ッ』
『典子って言ってよ…』
あたしのその言葉に、より興奮したのか、秋吉はあたしの服を、無理矢理にぬがそうとする……―――。
2005-06-19 03:51:00 -
466:
フワ・・・
『―――――……!!』
瞬間、あたしの胸に戸惑いが走った―――。
《…この、香り……》
秋吉の服から、微かに……兄貴と同じ、香水の匂いがした―――。
ドクン ドクン ドクン
―――あ……………2005-06-19 03:54:00 -
467:
………兄貴………
―――どうしてだろう。
あたしは、秋吉の腕の中にいながら……兄貴に初めて、抱かれた時の事を思い出していた…。
秋吉の舌が、剥き出しになったあたしの胸へ伝おうとした。
『あ…ちょっと待……ッ』
2005-06-19 03:56:00 -
468:
ドンドンドンドン
―――――ビクッ
……扉を叩く音に、あたしと秋吉の動きは止まった。
『あーけーて!携碁!あ・た・し!開けて!』
……女の声??!
『あいつ…ッ』
その声の主が誰か解ったのか、秋吉が舌打ちをして、あたしから離れ、ベッドを立ち上がった。
2005-06-19 03:57:00 -
469:
『先輩…すんません』
秋吉がハァァと溜め息をつき、あたしに謝った。
『元カノッス…』
『……は?!』
『別れてから、あいつの電話ブチってたんッスよね…』
―――で、家まで押しかけて来たわけ?!
ドンドンドンドン
『携碁――――!!開けろ――!!』
……し、しつこい。2005-06-19 03:59:00