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1:
優花
私の名前は優花。19才の風俗嬢だ。ホストにはまり風俗に落ちた女…きっとみんなは汚いって思うよね?でも純粋に愛してたんだよ。
2006-02-18 05:34:00 -
2:
優花
私の仕事は医療事務。大きな大学病院の受付等の仕事をまかされている。毎日たくさんの患者さんが訪れ忙しいがじょじょに仕事も覚え友達もでき充実した平和な毎日を送っていた。
2006-02-18 05:44:00 -
3:
優花
大阪に来て1ヵ月ぐらい経ったある日地元の友達リナからメールが来た。リナ【お久〜!もぉ大阪には慣れた?よかったら今度の日曜遊ばへん?】ちょうど日曜は仕事が休みだ。私はすぐに返信した。優花【久しぶりやなぁ!日曜大丈夫やで!】―送信― そして二人は今度の日曜遊ぶ事になった。
2006-02-18 05:51:00 -
4:
名無しさん
読んでます?ユウカちゃんは今も働いてる??あたしも夜してるんだ?セクだよ?ユウカちゃんは??
2006-02-18 06:50:00 -
5:
優花
6番サン→今ゎキャバ嬢だょ??最後まで頑張って書くね??
2006-02-18 08:02:00 -
6:
優花
―日曜日―
私は少し早く待ち合わせ場所に着きリナが来るのを待っていた。5分後…リナ『優花〜!久しぶり』優花『久しぶりやなぁ。てか、めっちゃ大人っぽくなったやん!』リナは何ヵ月か見ない間に綺麗になってい
た。
この日あなたに出逢っていなければ私は夜の世界なんて知ることなかったよ…お金だけで繋がる偽りの世界…でも私はあなたを愛してしまったの。2006-02-18 08:09:00 -
7:
優花
私たちは食事をしながら色んな話をした。リナは私の知らない世界をいっぱい知っていた。でも私は夜の仕事はしたくないって気持ちが大きかった。別に今の仕事でも普通に生活できてたし。でもね今日私はあなたに出逢ってしまったの…
2006-02-18 08:14:00 -
8:
優花
食事も終えて私達は…優花『今からどぉする?』リナ『どぉしよっか?取り敢えず出よか!』私達は店を出てブラブラ歩いた。
私達は出逢う運命だったのかな?だってたくさんの人の中で私達はあの日偶然出逢ったんだよ。2006-02-18 08:20:00 -
9:
優花
歩いているといきなり黒いスーツに金髪でセットされた頭…ホストだ。ホスト『こんばんは。何してるん?』と声をかけてきた。私は田舎育ち。もちろんホストなんて見たことない。てか、大阪にホストおったんや…笑。リナはさすがにホストなんか慣れっこ。普通に会話しだした。もぉ一人のホストは私に話し掛けてきた。名前は〈翔〉これが私達の出逢いである。
2006-02-18 08:30:00 -
10:
優花
翔『初めまして。俺翔って言うねん。よろしくね。』優花『私…ホストとか初めてやねん。』翔『えっ?そぉなんや!全然恐ないから。笑』私はなぜかすごい緊張してた。翔は男前やし何よりホストってだけで新鮮だった。
この時すでにあなたにはまってしまっていたかもしれないね…2006-02-18 08:36:00 -
11:
優花
リナともぉ一人のホスト〈誠〉は連絡先を交換してた。すると翔がいきなり…翔『携帯オソロやん。ちょっと貸して。』翔は何やら携帯をいじり出した。翔『はい。これ俺の番号。登録しといてな!』勝手にワンコしていた。翔『名前何て入れたらいい?』優花『ゆうか…』急な展開で勝手に事が進んでいた。
2006-02-18 08:42:00 -
12:
優花
私達は他愛もない話をして2人はまた連絡するって言いこの日はバイバイした。リナ『誠ぶっさいくやったわぁ!まぁ店とか行く気ないしちょうど暇つぶしなってよかったわ!笑』優花『ホスト初めて見たんやけど!大阪来て初めて男前見たぁ!笑』
私達は出逢ってしまった。今だから言えるよ。この時あなたに出逢えてよかった。2006-02-18 08:52:00 -
13:
優花
時計を見ると10時前。別にする事もないし私は明日も朝から仕事。二人はまた暇な時遊ぼうと約束しバイバイした。家に帰って一人になった時なぜか翔の事ばかり考えていた。
2006-02-18 08:57:00 -
14:
優花
それからまた平凡な毎日が始まった。私は翔からの連絡を待つようになっていた。【何で連絡くれへんの?】仕事中も翔の事ばかり考える…翔と出逢って一週間経ったある日私は我慢できなくなり携帯を手に取った。
自分から夜の世界に足を踏み入れてしまったよ。だって少しでもあなたに近づきたかったから…2006-02-18 09:03:00 -
15:
優花
プルルップルルッ…翔『もしもし』優花『あっもしもし覚えてる?』翔『覚えてるよ!優花ちゃんやろ!電話来てびっくりやわ』優花『何してるんかなぁと思って…全然連絡くれへんし!』翔『ごめんごめん。でも優花ちゃんの事はずっと考えてたよ』優花『えっ!?そんなん誰にでも言ってるんやろ!笑』翔『言ってないし!』素直に嬉しかった。この時の私は“色”って言葉知らなかったしね…
2006-02-18 09:23:00 -
16:
名無しさん
サルビアの人ですか???だったらファンです?
2006-02-18 09:29:00 -
17:
優花
18サン→サルビアの方とゎ別人です??
2006-02-18 09:32:00 -
18:
優花
それからはほぼ毎日翔から連絡があった。携帯が鳴った。【翔からや!】私は翔からの着信の音を変えていたからすぐにわかった。優花『もっし〜』翔『おはよ〜。何してるん?』優花『何もしてないよ』翔『何もしてないなら1回お店遊び来てや!初回安いしさぁ。』優花『でも恐いもん…ぼったくるやろ?』翔『アハハんなわけないやろ?笑。恐いんやったら初回料金だけ持っておいでや。もし騙したら警察行ってもイィし!笑』優花『どぉしよかなぁ?』翔に逢いたいな…翔『俺優花ちゃんの事もっと知りたいし久しぶりに顔見たいなぁ』優花『わかった。じゃぁ、会いに行く!』翔『マジで?嬉しい!近くまで来たら迎え行くから〇〇着いたら電話して。』優花『わかったょー。またあとでね。』翔に会える。胸がドキドキする。でも初めてのホストクラブ…不安だな。
2006-02-18 09:46:00 -
19:
優花
【ホストクラブってどんな服着ていけばいぃんやろ…】そんな事を考えながら準備をする。早く翔に逢いたいな…
今日あなたに逢いに行かなければ私は今でも普通の女の子だったかもしれない…でも愛してしまったの。2006-02-18 09:52:00 -
20:
優花
準備もでき私は梅田に向かった。こんな時間に梅田に来たの初めて…HEP周辺はトランスをガンガンに車が行ったり来たり。【マジ恐い…拉致られるって。】さすが田舎育ちかなりビビっていた。何とかお店近くまで来た。翔に電話をし迎えに来てもらった。
2006-02-18 09:57:00 -
21:
優花
翔が来るまでの間色んなホストが声をかけてきた。でも私は『〇〇〇行くから無理』って冷たく返していた。少しすると翔が『優花ちゃん〜!お待たせ』とやってきた。優花『恐かったぁ…』翔『もぉ大丈夫やで!俺おるから!ほな、行こか』優花『うん!』翔に会えた嬉しさとホストクラブってどんなとこなんだろうっていう不安…そうこう言っているうち店に着いた。
2006-02-18 10:06:00 -
22:
名無しさん
翔『ここやで。んな入ろうか!』扉が開く…翔『いらっしゃいませっ!!』従業員『いらっしゃいませっ!!』初めて見る世界。薄暗い証明に何色も色の変わる証明。まるで別世界に来たみたい。
私はネオンに魅了されていたね。綺麗な世界。でも実際は汚い世界。それを隠すかのようにネオンは…2006-02-18 10:13:00 -
23:
優花
訂正
証明→照明です??2006-02-18 10:15:00 -
24:
優花
席に案内されおしぼりを渡される。【ホストクラブってこんなとこなんやぁ!】何か楽しくて仕方がなかった。翔がシステムについて説明してきた。翔『初回2時間TAX込みで1300円で飲み放題やで!何飲む?』優花『何があるん?』翔『焼酎、ブランデー、カクテル、ソフトドリンク。だいたい何でもあるよ。』優花『じゃぁ、カシスオレンジ!』翔『了解!俺も何かもらっていぃ?料金別になっちゃうけど』優花『カクテル、ソフトドリンクは1杯1300円だよ。』優花『いいよ!』翔『ありがと!俺もカシオレにしよっと』『お願いしま〜すっ!カシオレ2。』従業員『はーい』すぐにドリンクはきた。翔『んな、乾杯。』優花『乾杯♪』
2006-02-18 10:34:00 -
25:
優花
それから二人は色んな話をして盛り上がった。楽しくてあっという間に時間がきてしまった…【もっと一緒にいたいな】優花『何か淋しいわ。』翔『俺もやって。でも何か優花の横おったら落ち着くわ!』翔の一つ一つの言葉が嬉しかった。
でも今だから言える…あなたの言葉、笑顔全て偽りのものだったんだよね?2006-02-18 10:41:00 -
26:
優花
チェックを済ませ店を出る。翔『行こか。』優花『うん。』翔『ありやーすっ!』従業員『ありやーすっ!』翔『今日はホンマありがとな!楽しかった』優花『優花もだよ。ホストクラブって楽しいね!また遊び来るね♪』翔『おう!気を付けて帰りや。着いたらちゃんと連絡してな!』優花『わかったよ。じゃぁ仕事頑張ってなぁ!バイバイ』翔『ありがと!じゃあね』
2006-02-18 10:51:00 -
27:
あんな
しおり?
2006-02-18 23:34:00 -
28:
優花
家に着き翔にメールを打つ。[ただいま。今日はホンマ楽しかったよ。優花も翔君の事応援するね!]
―送信―
すぐに返事は返ってきた。[俺も楽しかったよ!応援してな。俺も頑張るし!]応援するとは言ったが何だろう…売り上げ貢献か?笑。私には無理やろなって思っていた。だって私は昼職。
女ってね好きな人の為に何でもできるもんなんだよ。だって私…2006-02-19 01:09:00 -
29:
優花
気付いたら私は眠りについていた。起きたら夕方になっていた。【あぁ気付いたら寝てもてたお風呂入ろ】私はシャワーを浴び、簡単に夕食を済ませた。【翔君何してんねやろ…】気付けば翔君の事ばかり考えている。私は完全に〈翔〉にはまっていた。
2006-02-19 01:14:00 -
30:
優花
もっと逢いたいな…話したいな…日に日にこんな気持ちがでかくなっていく。そんなある日いつものように翔君から電話がかかってきた。優花『もしもし〜♪』翔『優花話しあるからいつでもいいし店来てくれへん?電話とかで話す事ちゃうし。』優花『話?わかったよ。』話しって何だろう…もしかして告られたらどうしようなんて思いながら何故かウキウキしていた。
あなたはホストとして動き出した…偽りの愛を演じ始めたんだよね?その偽りの愛の中にこれっぽっちも“ホンモノ”の愛はなかったの?2006-02-19 08:03:00 -
31:
優花
数日後私は翔君の店へ行った。優花『話って何なん?』翔『…ぁんなぁ』優花『何なん?気になるやん!笑』翔『優花…俺と付き合ってくれへん?』優花『えっ!!ホンマに言うてる?』翔『本気やで!俺優花の事好きやねん。』私は嬉しすぎて自然と顔がニヤけてしまう。優花『嘘ちゃうねんな?優花も翔君の事好き…』翔『じゃぁ、付き合お♪』優花『うん!』私達はホストと客から恋人同士になった。
って思ってたのは私だけだった。幸せって思ってたのも私だけだった。だってあなたからすればいわゆる“イロカノ”って存在だったもんね。2006-02-20 11:13:00 -
32:
優花
私は翔と付き合ってからどんどん翔にはまっていった。もっと逢いたい…でも今の仕事じゃ全然無理だ。時間帯も違うし私は夜の仕事に興味を持ち出した。翔のいる夜。私は翔の為なら何でもできる気がした。翔の支えになりたい。
2006-02-21 04:53:00 -
33:
優花
私は夜梅田の街を一人歩いていた。すると男が話かけてきた。その男はスカウトマンで名前はシンヤ。シンヤ『こんばんゎ。今スカウトしてんねんけどキャバクラとか興味ない?』その時私は夜の世界に入る事を考えていたからとりあえず話を聞いた。優花『ちょっと今考えてるとこやねん。』シンヤ『マジで?イィとこ紹介するしやってみーへん?』私はまだ恐かった。取り敢えず連絡先だけ交換した。
一歩ずつ私は夜の世界に足を踏み出していった。あなたの為に…この時の私はあなたにすごい愛されてるって信じてたよ。2006-02-21 05:04:00 -
34:
優花
それから普通の毎日がまた始まった。私はホストクラブに行くようになって今までの生活がつまらなく感じていた。毎日同じ事の繰り返し…さらに夜の仕事に興味をもつ。
2006-02-21 05:10:00 -
35:
優花
翔に逢いたい。明日は仕事も休みだし久しぶりに会いに行こう。翔にメールを打つ。[おはよ!今日お店行ってもいぃ?逢いたいな♪]
―送信― しばらくすると携帯が鳴った。翔から電話だ。優花『もしもし〜。』翔『おはよ。今日イベントやしおもろいからおいでおいで!』優花『イベント?』翔『NO1のバースデーやねん。』優花『そぉなんや。おもしろそぉ♪5時頃顔出すね。』翔『了解。また近くなったら連絡して!』優花『わかった。じゃぁね!』
この日私の人生を変える人との出会いがあった…私が風俗に落ちるきっかけになった人。偶然店で出会った女…2006-02-21 05:21:00 -
36:
優花
私は少し仮眠をとりそれから準備をし梅田に向かった。翔に逢える嬉しさでいっぱいだった。店に入るとバースデーだけあって満席に近かった。席に通されドリンクを頼み乾杯する。翔が隣りにいるだけで幸せだ。でも今日はイベント。あちこちの席でシャンパンがおりシャンパンコールの嵐。他の席は放置状態。みんな暇そぉに携帯をいじったり寝てる人、友達と話してる人…私はふと隣の席を見る。隣の子も一人で暇そぉだ。すると目が合った。私は思い切って話し掛けてみた。優花『暇ですね。笑』その子はすごいノリがよかった。名前は恵梨香。そぉこの恵梨香という女の子こそが私が風俗に落ちるきっかけになった子。
でもなぁあんたに出会ったから私は大切に想える人いっぱい見つけたよ。あんたおらんかったらたぶん今私の周りにいる“大切な人”には出会ってなかったかもしれへん…2006-02-21 05:38:00 -
37:
優花
恵梨香『よかったら友達ならへん?私東京から出てきて半年ぐらいで友達少ないねん。』優花『イィよ。私も春に京都から出てきたばっかで友達少ないねん。』私たちが仲良くなるのに時間はかからなかった。年も住んでるとこも近い。ただ大きく違ったのは仕事だけ。その日偶然出会った客同士が友達になるなんてある意味運命だと思った。
2006-02-21 05:45:00 -
38:
優花
シャンパンコールも落ち着き翔が席に戻ってきた。翔『自分らいつの間に仲良くなったん?』優花『放置長いから暇過ぎて仲良くなってん!笑』恵梨香『めっちゃ仲良しだよ♪』そんな他愛もない会話をしそろそろチェックの時間。翔が席を離れた時私たちは連絡先を交換した。翔が席に戻ってくる。翔『今日はホンマありがとうな。逢えて嬉しかった。マジ優花の隣は落ち着くわぁ♪』優花『そぉ言ってもらえて嬉しいわ。』翔『んな、そろそろ行こか!』優花『うん。』翔の事ホンマ大好きや…私は恵梨香より先に店を出た。
2006-02-21 11:23:00 -
39:
名無しさん
それからちょくちょく恵梨香とは連絡を取り合っていた。たまにはご飯食べ行ったりカラオケ行ったり。この時私は恵梨香が羨ましかった。お金いっぱい持ってる。何か住む世界違うなぁ…私は思い切ってキャバクラに行く事にした。昼職もあるから最初週3で入る事にした。スカウトマンに連絡し取り敢えず体験に行く事にした。私は不安もあったがやっぱりお金が欲しかった。お金があればもっと翔に逢える!そんな気持ちが大きかった。でも普通に考えて“彼氏”に会うのにお金が必要なんておかしな話だよね…
2006-02-21 11:30:00 -
40:
名無しさん
??
2006-02-24 11:19:00 -
41:
名無しさん
主さん文才やね☆楽しく読んでます☆
2006-02-24 23:41:00 -
42:
優花
43サンぁりがとぅござぃます??
2006-02-27 15:44:00 -
43:
優花
キャバクラ体験入店の日スカウトマンと待ち合わせし一緒にお店へ向かった。優花【あぁ何か緊張する…】そんな不安を抱えながら面接をし色んな説明を受けた。取り敢えずやって覚えるという事で衣裳に着替えた。私はなぜか嬉しかった。鏡に映った私…いつもと違う私がいる。
偽りの世界に染まっていく…あなたの為に。2006-02-27 15:56:00 -
44:
優花
それから私は昼の顔と夜の顔を持った。夜の世界…居心地がよかった。私は居場所を見つけた気がした。キャバを初めて一ヵ月。私は病院を辞める事にした。普通の生活、普通の幸せを捨てた。この時の私はこの普通のものがくだらなかった。お金に依存し始めていた。
だってお金さえあれば何だって手に入る。“愛”でさえ…でもその愛は“ホンモノ”なんかじゃない。お金で繋がる“ニセモノ”2006-02-27 16:05:00 -
45:
優花
私は前より翔に逢いに行く回数が増えた。シャンパンも当たり前のように卸すようになった。翔を支えたい、翔の一番でいたい。
2006-02-27 16:11:00 -
47:
名無しさん
読んでます??ァタシも風俗に落ちたから何か自分とかぶってて切なくなった?頑張って完結してくださぃ?
2006-02-27 18:35:00