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レイコ
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1:
ユキ
ブーンブーン
真夏だとゆうのに。ラブホテルの一室は、寒いくらい冷房が効いている。
ブーンブーン
僕は、両の手に握られた細く白い首を、力いっぱい締め付ける
ブーンブーン
息が、完全に止まる。
ブーンブーン
僕は、今。この世で一番愛してる人を殺した。
シーツが、濡れている。おそらく失禁してしまったんだろう。
そんなもの、全然汚くない。僕は、冷たくなった体を抱き締めた。
「愛してるよ、レイコ。」ブーンブーン
僕は、レイコにキスをした。
ブーンブーン
辺りには、奇妙な虫が飛んで居るような、機械音が静かに響いていた。2005-06-10 12:55:00 -
711:
ユキ
カガミは、一本のビデオテープをテーブルに置き、先に喫茶店を後にした。
僕は、頭が混乱したままで、ぼんやりとそのまま座っていた。 ただ、頭の中でカガミの言葉がぐるぐる回っていた。─レイコトニドトアエナクナル−2005-08-30 20:15:00 -
712:
ユキ
「そうか、メンドーな事になっちまったなぁ。」
僕の話が終わった後、店長が、ため息をついた。
「小僧、どーすんだ?」
僕は、店長の問い掛けに黙っていた。
「おい!小僧!おまえが、そんなでどーすんだ!しっかりしろ!」2005-08-30 20:37:00 -
713:
ユキ
店長が、僕の背中を思い切り叩いた。
「小僧が、しっかりしなくてどうするんだ!?惚れた女一人ぐらい、ちゃんと守ってやるのが男だろ!」
「はい。すいません。」
僕は、店長の言葉で我に返った。
「よし。頑張れよ!」
店長は、ニカっと笑った。2005-08-31 06:07:00 -
714:
ユキ
「おかえり。ご飯は?」
レイコは、化粧をしている途中の顔でこっちを見ている。
「ごめん。遅くなって、今すぐ用意するから。」
僕は、まともにレイコの顔が見れずに、スーパーの袋から食材を冷蔵庫に入れ始めた。
「何かあったの?」
ドクン
2005-08-31 06:13:00 -
715:
ユキ
「何もないよ。本屋に行ったら夢中になっちゃって、遅くなってごめん。」
図星を指され、僕は、動揺している。
「そう。」
レイコは、それから、何も言わずに化粧を続けた。
2005-08-31 06:18:00 -
716:
ユキ
カガミの事は、なんとなく話せなかった。
レイコの過去や、素性を僕が知ってしまった事も。
僕は、どうしたらいいんだろう?
2005-08-31 06:21:00 -
717:
ユキ
レイコと、ずっと一緒に居たい。それが、僕の願いだ。 しかし、その願いは叶わないんだろうか?
なんの解決策も、思いつかないまま、数日が過ぎた。今日は、レイコが美容院に行っていて、僕は一人で家に居た。
掃除を、していると僕の携帯が鳴った。
知らない番号だ。2005-08-31 06:35:00 -
718:
名無しさん
やったーリアルタイム?
2005-08-31 06:39:00 -
719:
ユキ
僕は、電話に出た。
『俺だよ。どうするか決めたかい?』
ドクン
カガミだ。
『美波家から、調査の報告の催促の電話があった。まだ、レイコの居場所は言ってない。君次第だよ。どうする?』
ドクンドクン
『レイコに会えなくなってもいいのかい?』2005-08-31 06:41:00 -
720:
ユキ
ドクン 何かが、僕の中で弾けた。「嫌です。」
『じゃあ、俺の条件呑むんだな。』
「はい。」
2005-08-31 06:49:00