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レイコ
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1:
ユキ
ブーンブーン
真夏だとゆうのに。ラブホテルの一室は、寒いくらい冷房が効いている。
ブーンブーン
僕は、両の手に握られた細く白い首を、力いっぱい締め付ける
ブーンブーン
息が、完全に止まる。
ブーンブーン
僕は、今。この世で一番愛してる人を殺した。
シーツが、濡れている。おそらく失禁してしまったんだろう。
そんなもの、全然汚くない。僕は、冷たくなった体を抱き締めた。
「愛してるよ、レイコ。」ブーンブーン
僕は、レイコにキスをした。
ブーンブーン
辺りには、奇妙な虫が飛んで居るような、機械音が静かに響いていた。2005-06-10 12:55:00 -
604:
ユキ
『肺に、ガンが、出来て死にます。明日にでも、病院に行って、検査して下さい。少しでも、長く生きたいなら。』
大学教授は、レイコの手を、振りはらい、立ち上がった。
『この、インチキが!子供のくせに、私に説教するんじゃない!』2005-08-04 08:49:00 -
605:
ユキ
顔を、真っ赤にして、大学教授は叫んだ。
周りは、しんとなった。
『信じなくても、かまいません。私は、聞こえてきた音を、ゆっただけです。』レイコは、淡々とゆった。大学教授は、ますます顔を赤くして、叫んだ。
『覚えておけよ!私を、敵に回した事を!このインチキイタコが!』2005-08-04 08:53:00 -
606:
ユキ
今にも、レイコにつかみかかりそうな、大学教授をスタッフが、止めに入っている。
司会者が、その場を、とりつくろい、CMに変わった。そこで、テープが、切れた。 レイコが、ゆった事は、事実だった。大学教授は、もうこの世にいない。2005-08-04 08:58:00 -
607:
ユキ
「おい。こりゃ、なんだ?」店長と、僕は、少しの間。テレビの画面を、観ていた。
「…。」
「おい!この、ビデオ!どこから、手に入れたんだ。」
僕は、店長に、カガミから聞いた話と、いきさつを、話始めた。2005-08-04 09:03:00 -
608:
ユキさωぇ
ちゃんと読んでます?地道に頑張って下さぃネッッ?
2005-08-04 10:12:00 -
609:
ユキ
『レイコが、人を殺したなんて、嘘でしょう?』
僕は、カガミに噛み付いた。
『本当だよ。』
カガミは、冷静に言った。『君は、レイコの力を知ってるのか?』
僕は、首を縦に振った。
『そうか、じゃあ、話が早い。今から、俺が話す事は全て事実だ。』
カガミが、まっすぐに僕を見た。2005-08-05 06:30:00 -
610:
ユキ
本名。美波レイコ。
18歳。九州と、沖縄の間の小さな島で、産まれる。
小さな頃から、不思議な力を、持つ。
美波の、血筋は、昔から力を持つ女が、多数いた。
レイコは、一族の誰よりも、力が強かった。
『島の神様に、愛された娘』と、いわれる様になる。2005-08-05 06:38:00 -
611:
ユキ
レイコは、八歳の時から、美波家のイタコとなった。イタコとは、本来、雨乞いをしたり、災害を、予知したりするものだが、レイコは、それ以上の力があった。
2005-08-05 06:41:00 -
612:
ユキ
人々の、悩みを、見ただけで当て、未来視が出来る。そして、治癒能力があり、不治の病を、手をかざすだけで、治したりした。
レイコの噂は、島だけでは無く、本土でも有名になった。2005-08-05 06:45:00 -
613:
ユキ
そんな中、さる、大物政治家が、レイコに、病気を治してもらった。
噂を、聞き付けたテレビ局が、レイコに目を付けた。最初は、取材拒否をしていた、レイコの父親だったが。多額の金を、積まれ、承諾した。
それが、レイコの不幸の始まりだった。2005-08-05 06:52:00