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レイコ
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1:
ユキ
ブーンブーン
真夏だとゆうのに。ラブホテルの一室は、寒いくらい冷房が効いている。
ブーンブーン
僕は、両の手に握られた細く白い首を、力いっぱい締め付ける
ブーンブーン
息が、完全に止まる。
ブーンブーン
僕は、今。この世で一番愛してる人を殺した。
シーツが、濡れている。おそらく失禁してしまったんだろう。
そんなもの、全然汚くない。僕は、冷たくなった体を抱き締めた。
「愛してるよ、レイコ。」ブーンブーン
僕は、レイコにキスをした。
ブーンブーン
辺りには、奇妙な虫が飛んで居るような、機械音が静かに響いていた。2005-06-10 12:55:00 -
441:
ユキ
「あんたの、音は、心地いい。一緒に、居たら、穏やかな気持ちに、なれる。でも、最近、違う。」
レイコは、優しく微笑んだ。2005-07-11 08:05:00 -
442:
ユキ
僕は、自分の顔が、熱くなるのが分かった。僕は、レイコを、強く抱き寄せた。「いや?僕が、レイコを、好きなの。迷惑かな?」 レイコは、僕の顔を、見上げている。
「ずっと、一緒に、居たいんだ。大好きだよ、レイコ。」2005-07-11 08:14:00 -
443:
ユキ
レイコが、吹き出した。
「よく、そんな事、ふつーに言えるね。」
僕は、自分の顔が、真っ赤に、なっているのに、気付いていた。
「ふつーに、恥ずかしいよ。でも、もう、ばれてるから。」
僕は、恥ずかしくて、顔を、見られたくなくて、レイコの頭を、自分の胸に、押しつけた。2005-07-11 08:19:00 -
444:
ユキ
「笑いすぎですよ。」
レイコは、声を、出さずに、肩を、震わせてる。
「でも、嬉しいよ。いや、めちゃくちゃ嬉しい。僕の事、そんなふうに、思ってくれて、ありがとう。」2005-07-11 08:24:00 -
445:
ユキ
「自惚れないでよ。」
顔を、うずめたまま、レイコが、言った。
「ごめん。でも、僕、お金無いし、返せるものないけど、レイコを、大切にするから。」2005-07-11 08:28:00 -
446:
ユキ
「そんな、力持ってて、人を、癒してあげれるレイコは、ほんとに、すごいと思う。それに、比べたら、僕なんか、出来る事は、少なくて、助けてもらってばかりだけど、頑張るから。」
2005-07-11 08:31:00 -
447:
ユキ
「ほんとに、大好きだから、守りたいんだ、何か、役に立ちたいんだ。だから、お願い、そばに、いさせて。」
僕は、今、思っている事を、全てゆった。
「レイコ?答えて?」2005-07-11 08:35:00 -
448:
ユキ
レイコは、ずっと、黙っている。
「レイコ?」
僕は、体を、離して、レイコの顔を、覗き込んだ。
「レイコ?!どうしたの?」2005-07-11 08:38:00 -
449:
ユキ
レイコは、声を、出さずに、泣いていた。
「え?僕なんか、悪い事ゆった?ごめん!」
僕は、パニックになり、おろおろしてしまった。
「…。」
「え?」2005-07-11 08:43:00 -
450:
ユキ
「なんで?あんたは、そんな事ゆうの?」
僕は、全身から、血の気が、引くのを感じた。
「ご、ごめん。」
僕は、ショックで、下を向いてしまった。
「…、気持ち、…、悪くないの?あたしの事。」2005-07-11 08:46:00