-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
レイコ
-
1:
ユキ
ブーンブーン
真夏だとゆうのに。ラブホテルの一室は、寒いくらい冷房が効いている。
ブーンブーン
僕は、両の手に握られた細く白い首を、力いっぱい締め付ける
ブーンブーン
息が、完全に止まる。
ブーンブーン
僕は、今。この世で一番愛してる人を殺した。
シーツが、濡れている。おそらく失禁してしまったんだろう。
そんなもの、全然汚くない。僕は、冷たくなった体を抱き締めた。
「愛してるよ、レイコ。」ブーンブーン
僕は、レイコにキスをした。
ブーンブーン
辺りには、奇妙な虫が飛んで居るような、機械音が静かに響いていた。2005-06-10 12:55:00 -
161:
ユキ
その日、夕飯の後、めずらしく、レイコに、散歩に行こうと誘われた。
近所の公園に、二人で歩いて行った。
日は、もう暮れていて、暑さは、大分ましになっている。2005-06-22 22:18:00 -
162:
ユキ
夏、独特の、青臭い匂いが、公園に、漂っていた。
レイコが、ベンチに、座り、撲も横に座った。
撲達は、話を、するでもなく、そこで、ぼんやりしていた。
「ありがとう。」2005-06-22 22:25:00 -
163:
ユキ
突然。レイコが、独り言の様に、つぶやいた。 「え?」 「あんたに、言ったの!」レイコは、そう言って、撲をにらんだ。 「あれ?照れてる?」 レイコの顔が、真っ赤になった。 「うるさい!」
撲から、顔を背けた。2005-06-22 22:35:00 -
164:
ユキ
その時の、レイコは、ありえない程かわいかった。
その時、撲は、レイコを、抱き締めたくなった。
手を、伸ばそうとした時、レイコが、ベンチから、立ち上がった。
「暑い。帰ろう。」 レイコの、表情は、いつもの、無表情に戻っていた。2005-06-22 22:44:00 -
165:
ユキ
家に着くと、レイコは、階段を昇る前に、立ち止まった。
「ここで、いいよ。」 「あっ。はい。明日、何食べたいですか?」
「明日から。仕事行くから。もう来なくていいから。」 そう、レイコは、普通に言った。 「わ、分かりました。おやすみなさい。」 「おやすみ。」 レイコは、撲の方を見ずに、階段を上がっていった。2005-06-22 23:59:00 -
166:
ユキ
次の日から、撲は、レイコの部屋に、行かなくなった。
期末テストの期間に、入ったので、バイトも、休ませてもらう事になった。
撲は、レイコに、出会う前の、普通の生活に、戻っていた。2005-06-23 00:11:00 -
167:
ユキ
学校に行き。放課後は、タカシと一緒に居る。
家に、帰ったら、父が、居ないときは、義母の相手をする。
そんな、撲の普段の生活だった。
レイコに、出会う前と、なんら変わりは無かった。
しかし、撲は、レイコに出会ってしまった。
今、撲の心には、大きな穴が開いてるみたいだった。2005-06-23 00:21:00 -
168:
名無しさん
ごめんなさい、ずっと気になってんねんけど
「僕」が「撲」になってるんはわざと?最初は「僕」なのに…?2005-06-23 00:25:00 -
169:
ユキ
日が立てば、立つ程。一つの想いが、募っていった。「おまえさぁ、最近益々、元気無くないか?」 「そーかなぁ?」 放課後、タカシと、ファーストフード店で、お茶していると、タカシが心配そうに聞いてきた。 「まぁ。来週でテストも終わるし。パーッとはじけよーぜ!」 「ああ。」 撲は、適当に相づちを打つ
2005-06-23 00:32:00 -
170:
ユキ
「じゃ、空けとけよな!」「え?」 撲は、ぼんやりしていて、タカシの話を、聞いていなかった。
「ごめん、聞いてなかった。」 「ばかやろー。ちゃんと聞いとけよ!」 タカシが、怒った。 「ごめん。ごめん。」2005-06-23 00:36:00