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恋なんかじゃない
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1:
〜♪♪・・・携帯が歌う。メールだ。
僕の従順な相棒は、一日に何通もの手紙を受け取り保管してくれる。
僕はゆっくりと開封していく。
「今日はありがとう!」
「明日は3時頃行くね☆。」
2006-06-07 11:31:00 -
11:
その代償として、彼は毎月ギャラを振り込む。
その金額に応えられるだけの努力を、私は怠らない。
この5年間、そうやってバランスを崩さないように、
私たちは関係を保っていた。
2006-06-07 20:11:00 -
12:
お互いに愛情がある故に成り立つ関係。
私たちは互いに恋をしているのだと、
自分に言い聞かせていた。
そうしないと、空がオレンジ色に染まる時間に時折襲ってくる
寂しさや、空しさに負けてしまいそうになったから。2006-06-07 20:20:00 -
15:
メールの送信を終えると、手帳を開き、
今日の来店スケジュールを確認する。
去年の秋の終りにソニプラで買った、真っ赤な手帳だ。
こいつも僕の大切なもう一人の相棒。2006-06-08 01:20:00 -
16:
今日は常連が3組来店予定。
なるべく重ならないように、時間配分には注意を払う。
彼女達は皆「僕」に会いに来てくれている。
出来る限り長い時間を一緒に過ごしたい。
そして満足して帰ってもらいたい。2006-06-08 01:22:00 -
18:
僕が最善の接客を保てる人数は決まっている。
それを超えると、来店予定のメールをもらった時点で、
理由を話し、日にちの変更をお願いしてみる。
何ともおこごましい話なのかもしれないが・・・。
2006-06-08 01:37:00 -
19:
実際にそれを理由に口座変更されたり、
お客さんが切れていった事は何度もある。
でも僕は気に留めなくなった。
結局のところ、その人の求めるものが、
僕にはなかっただけの話だ。2006-06-08 01:40:00 -
20:
そんなスタイルを一貫していくうちに、
それを良しとしてくれる人達だけが残っていった。
僕は僕の力量を知っている。
それを無視した行動をとれば、無理が生じ、そこから破綻が始まる。
これから先も、僕はスタイルを変えるつもりはない。
・・・でも、今日は来客が少ない方かな?2006-06-08 01:45:00