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DEAR.Y
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1:
A
君と離れてから一年が経ったね。君は今もこの街で元気でいてますか?
2006-03-23 00:46:00 -
27:
A
毎日の勇介の電話の中で、色んな話をした。あたしの家の事、今までの恋愛の事。でも、あたし自分の話ばっかりで、勇介の事はほとんど知らなかったね。あたしは自分を知ってもらうのに必死で…勇介の事もっと聞いとけば良かったって、今になって思うよ。
2006-03-25 17:54:00 -
28:
A
遊びに行く約束もした。映画とかスロットとかご飯とか。普通のデートっていうのを久しくしてなかったから、勇介とそんな風に遊べるんやって思っただけで、毎日が楽しかった。
2006-03-25 17:57:00 -
29:
A
最初の頃はミナミでちょっと会ったりもした。勇介の出勤前のほんの10分とか短い時間でも会えるだけで、あたしは幸せだった。恋してるなって感じだった。
2006-03-25 17:58:00 -
30:
A
でも勇介の仕事が忙しくなったり…色んな理由でなかなか会えなくなった。相変わらず電話は毎日してたけど、やっぱり会いたい。
2006-03-25 18:00:00 -
31:
A
会いたいっていう気持ちが日増しに募っていった時、勇介に言われた。
『初回安いし、店おいでや』2006-03-25 18:01:00 -
32:
A
あ、営業かぁ…。単純にそう思った。あたしは心のどこかで、たぶんすごい期待してたんだと思う。あたしは客じゃないって。勇介は仕事抜きであたしの事少しは気にしてくれてるのかなって。だから、その一言はめっちゃくちゃショックだった。
2006-03-25 18:04:00 -
33:
A
あたしは勇介と知り合ってから一度も店には行かなかった。呼ばれてもなかったし。客と思われるのが嫌だったから。
2006-03-25 18:06:00 -
34:
A
勇介に「あたしは勇介にとって客なん?」って何回も聞いた。ほんま痛客。あの頃は、色とか育てとかよく分かってなかったし、ほんま純粋やったと思う。そう聞く度に、勇介は『客じゃないよ』って泣きじゃくる赤ん坊をあやすように言ってくれた。その言葉だけで、勇介の事を信じられるあたしがいた。
2006-03-25 18:09:00 -
35:
A
でも、やっぱり勇介に会いたい気持ちが勝ってしまった。その頃からちょくちょく店に通うようになった。でもシャンパンは下ろさない。いつもセットとスカイブルー2本分の会計。勇介も気を使って、あんまり飲まないようにしてくれたんだと思う。
2006-03-25 18:12:00 -
36:
A
それからあたしが完全に客になるまで、一瞬だった。たまーにだけど、シャンパンもおろすようにもなった。店の外では全然会わなくなった。それでもあたしは勇介が好きだったから…もう取り返しのつかないとこまできてたんやと思う。
2006-03-25 18:17:00