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ずっとあなたを…
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1:
唯
隼人と出逢って、もう三年経ったね。世界で一番愛してるよ…
2006-06-23 15:13:00 -
51:
唯
「手つないでいい?」
「…うん。////」
初めて手つないだね。めっちゃ恥ずかしかった…隼人の手は大きくて暖かかったよ…
「俺んち行こっか!」
「えっ?」2006-06-27 17:33:00 -
52:
唯
家に行くん?マジで…不安そうな顔をしてると、
「どしたん?早く帰ろっ!」唯の手を引っ張ってタクに乗った。タクの中でも唯の手をギュッて握って離してくれなかったね。そんな隼人を愛おしいと思った。マンションに着いてエレベーターに乗った瞬間、隼人がギュッてしてきたから「キャッ」って思わず声が出てしまった。そして、チュッってした後「俺の物」って言ってニコッって笑ってたね。唯は本間に嬉しかったよ。ドキ?してた…突然の出来事で酔いも冷めてしまったよ…2006-06-27 17:53:00 -
53:
唯
「バタンッ」静まり返った部屋に響いたドアの音にもドキッとするぐらい緊張していた。「こっちやで…」そう言った隼人の表情はいつもより真剣やった。「ちょっと!隼人?……ン……ッハァ…」ドアに入った途端、壁に追い込まれキスをされた。さっきのキスよりもゆっくり深く…お互い何かを確かめ合うかの様に何度も唇を重ねた。
「…ッン…アッ……アンッ………隼人…」
この日二人は結ばれた。2006-07-01 11:27:00 -
54:
唯
ねぇ…隼人?唯は隼人の事信じてたよ。隼人に好かれたい、愛されたい…唯だけ見てほしくて隼人を困らせてたね。自分の気持ちバレない様に強がって冷たい態度で隼人に接しては、悩んで泣いてたんよ。隼人は気付いてた?嘘の優しさ何ていらない…この頃から隼人が何考えてるか分からなかった。
2006-07-01 11:41:00 -
55:
唯
「唯…こっち向いてぇ」
恥ずかしくて隼人の方を向けない。
「唯?俺の話し聞いてや」「ん?何?」
「あっ!やっとこっち向いた☆俺に背中向けんとって!寂しくて寝られへん!」「ごめんねぇ坊や(笑)明日も仕事やし寝よっか!おやすみ☆」
腕枕されながら深い眠りに着いた。2006-07-01 11:54:00 -
56:
唯
夕方、目を覚ますと隼人はまだ眠っていた。音を立てない様にベットから下りて服に着替えて静かに部屋を出た。
《良かったんかな…》家に着くまでずっとこの言葉が頭の中で繰り返されていた。でも後悔なんてしてない。ただ隼人はどういう気持ちでやったんやろ…これが一番引っ掛かっていた。2006-07-01 12:16:00 -
57:
唯
仕事をしている途中、隼人からmailが来た。「ちょっとごめんね!すぐ戻って来るね♪」席を抜け更衣室で携帯を開くと…
《起きたら唯が居ないから寂しかった(:_;)帰る時、何で起こしてくれんかったん?今度からちゃんと起こしてや!今日仕事終わったら電話ちょうだい☆》
《今度から…》かぁ…隼人の家また行く事あるのかなぁ…
mailを見終わると携帯を閉じ客席へ戻った。2006-07-01 12:38:00 -
58:
唯
仕事を終え隼人に電話をする。「会いたい」会話の最後はいつも決まってこの言葉を言う。「今から行くね」 ただ隼人に会いたくて私はいつもそう返す。「会いたい」と言われて嬉しいだけ。会いたいだけ。
この頃から毎日隼人の店に通っていた。《会いたい》ただこの言葉だけで店に会いに行く。《営業》分かってても、信じたくて、その言葉に目をつぶって気付かないフリをしてた。
隼人を信じたかった…ただそれだけだよ。2006-07-01 13:03:00 -
59:
唯
毎日店に会いに行く。時々は一緒に隼人の家に帰っていた。だけど休みの日は一緒に居なかった。そんな日々が続いたある日…
「唯?今日仕事終わったらご飯行かへん?」
「いいよ☆愛は週に二日しか出勤してないし最近飲みにも行ってなかったもんね」「じゃあいつもの居酒屋で☆」「ΟΚ♪」
愛は大学生だからキャバクラの仕事は週二日だけ。愛はお嬢様だから親からのお小遣が結構おありで(笑)2006-07-01 13:27:00 -
60:
唯
今日は隼人んとこ行けないなぁ…
仕事を終え愛と居酒屋へ向かった。
「ねぇ?今からどこ行くん?」
キャッチうざっ…キャッチの嵐を抜け居酒屋に着いた。
「お疲れぇ♪乾杯☆」2006-07-01 13:43:00