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━手紙━
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1:
こう ◆SxKiod.xdI
大好きな君に手紙を書こう。
大好きな君に届きますようにと思いを込めて
大好きな君に伝えたいことがたくさんあるんだ
大好きな君にほんとは会って話したい2006-02-17 23:50:00 -
136:
こう ◆IDid/knpO6
空瓶はすべて割れ、散乱
中身の入ったビンも割れ、床は水浸し
水に交じり広がった血液
壁に散った血液
そして…無残にも折れた…人間の歯…2006-03-06 19:30:00 -
137:
こう ◆IDid/knpO6
裏には従業員が何人か用を済ませに来ていた
誰も止めなかった
誰もが自分を守った
僕も何も出来なかった
何か…違う…2006-03-06 19:30:00 -
138:
こう ◆IDid/knpO6
声が出ない
何か言いたいのに
2006-03-06 19:31:00 -
139:
こう ◆IDid/knpO6
後ろからタクさんが来た
「だから戻るなってゆうたやろ?」
と言いながらシュウジさんにおしぼりを渡した
「大丈夫っす…すいません…」
消えてしまいそうなシュウジさんの声2006-03-06 19:32:00 -
140:
こう ◆IDid/knpO6
『病院…っ』
「わかってる。従業員もみんなわかってるのに連れていかん意味わかるか?」
『自分が怒られる…から』
タクさんは僕の頭をなでながらうなずいた2006-03-06 19:34:00 -
141:
こう ◆IDid/knpO6
「外の空気吸って少し落ち着け。とりあえずガーゼとか買って来たって」
言われるがまま僕はコンビニへ向かった2006-03-06 19:35:00 -
142:
こう ◆IDid/knpO6
外の寒さを感じない
落ち着けるはずもない
酔っ払いたちの笑い声が無性に腹立つ
(こいつら…近くのビルで誰かが血を流してることなんて想像も出来ないだろうな)
誰もが予測出来るわけないのに誰かに罪をなすりつけたかった2006-03-06 19:36:00 -
143:
こう ◆IDid/knpO6
消毒液やガーゼを買って店に戻った
シュウジさんの手当てをして床の血液を掃除した
2006-03-06 19:37:00 -
144:
こう ◆IDid/knpO6
携帯が鳴った
ー♪♪♪ 着信 ナミー
2006-03-06 19:38:00 -
145:
こう ◆IDid/knpO6
「じゅーんたぁんっ♪」
いつも通り元気な声
『どした?』
僕はいつも通りに振る舞った2006-03-06 19:40:00 -
146:
こう ◆IDid/knpO6
「もうすぐ着くよぉ♪」
『わかった、降りるわ』
2006-03-06 19:40:00 -
147:
こう ◆IDid/knpO6
ナミはいくら僕がボックス席に案内しても必ずカウンター席に座る
今日もナミはミルクティー、僕はシャンディ片手にたわいもない話をしていた
ラストソングになり真っ暗な店にEXILEの曲が流れる
店が明るくなりチェックを済ませ、店を出た2006-03-06 19:42:00 -
148:
こう ◆IDid/knpO6
エレベーターに乗り込むと急にナミが僕に軽くキスをした
驚いて顔を離すと見が合ったまま、そらせなくて、またナミが僕にキスをした
次は舌を絡めて…
2006-03-06 19:44:00 -
149:
こう ◆IDid/knpO6
タクシーを拾うために大通りへ向った
途中、ナミが立ち止まり僕の手を握った
「何か…きつい?」
僕を見る真っすぐな目…2006-03-06 19:45:00 -
150:
こう ◆IDid/knpO6
「ナミじゃ力になれない?」
ナミは気付いていた…僕が話すまで聞かないつもりだったのか…?きっと痺れを切らしたんだろう。
僕はなぜかナミに聞いてほしくてすべてを話した
何かが間違ってること
そして僕自身の無力さ2006-03-06 19:47:00 -
151:
こう ◆IDid/knpO6
《なぁ、ナミ。
お前はさぁ、話をさえぎる事無く、俺の目を見て真剣に話を聞いてくれてたな。
お前は目を潤ませて、まばたきと同時に流れた涙、そして話し終えた俺の手をきつく握って、
“きつかったんだね”って…》2006-03-06 19:48:00 -
152:
こう ◆IDid/knpO6
タクシーに乗り込んだナミ
運転手に僕の住所を告げる
ナミに部屋の鍵を渡した
2006-03-06 19:49:00 -
153:
こう ◆IDid/knpO6
『終わったら連絡する。明日仕事やろ?家着いたらベット使っていいから先に寝てて。何かあったらメール入れて』
ナミは鼻をすすりながら
「わかった、純たん大好きだよっ」
と残し車は動きだした2006-03-06 19:51:00 -
154:
こう ◆IDid/knpO6
店に戻る途中にナミからメールが来た
「純たんと遊びたい。」
『明日仕事やろ?』
「大丈夫やから…お願い」
『わかった。』2006-03-06 19:52:00 -
155:
こう ◆IDid/knpO6
店に戻ると片付けが始まっていた
僕はシュウジさんの元へ行き、担いでフロアに運び椅子に寝かせた
その横でシマさんが従業員に話している2006-03-06 19:53:00 -
156:
こう ◆IDid/knpO6
「ちょっとやりすぎたかもなぁ。」
「いや、最初は殴る気なかったけどなあ、裏連れてっら“なんやねん?”とか言い出してな」
「またむかついてきた。まじ殴りたい。」
僕はシマさんの言葉にイライラしていた2006-03-06 19:55:00 -
157:
こう ◆IDid/knpO6
ミーティングが終わり、従業員が帰り始めた。
誰もシュウジさんをかまうことがなかった
僕は人の冷たさに呆然としていた
そしてシュウジさんに声をかけようとしたとき2006-03-06 19:58:00 -
158:
こう ◆IDid/knpO6
「純っ」
振り替えると【ドッ!】
腹に蹴が入った
腹を抱えていると顔面にグーが飛んできた
「イライラしてる時にチョロチョロすんな!!」2006-03-06 20:00:00 -
159:
こう ◆IDid/knpO6
理不尽な言い訳に腹が立った
しかしナミとの約束があったので潰れたシュウジさんに自分のジャケットをかぶせ表に出た2006-03-06 20:02:00 -
160:
こう ◆IDid/knpO6
ナミと会いカラオケに入る
ナミは浜崎あゆみのA SONG FOR ××を歌った
僕は以心伝心を歌った2006-03-06 20:03:00 -
161:
こう ◆IDid/knpO6
「ナミ、本間に純たんがスキやねん!」
『そっか…』
「ナミ、純たんの彼女になりたい!ダメ…?」
『………』2006-03-06 20:03:00 -
162:
こう ◆IDid/knpO6
とりあえずここまでです?
2006-03-06 20:04:00 -
163:
名無しさん
面白かった(´∀`)2006-03-06 20:05:00 -
165:
こう ◆IDid/knpO6
今から書き始めます?
2006-03-07 08:35:00 -
166:
こう ◆IDid/knpO6
『俺ホストやで?』
「うん…」
『女の人相手やで?』
「わかってる…」
『耐えれるん?』2006-03-07 08:39:00 -
167:
こう ◆IDid/knpO6
「…純はっ!」
『うん?』
2006-03-07 08:42:00 -
168:
こう ◆IDid/knpO6
「純は、ナミがずっと純を好きだったこと知らないでしょ
ナミはいつも純を想ってたし、初めて会った時から純が好きなの
純の仕事もわかってる
でも、純が好きなの!この気持ちだけはどうしようもないの!」2006-03-07 08:52:00 -
169:
こう ◆IDid/knpO6
ナミの真っすぐに僕を見つめる視線
いつも元気なナミの真剣な言葉
僕はハッキリ言ってナミのキャラは苦手だった
ただ、この時ナミの素直さが僕の中に自然に流れてきた2006-03-18 02:32:00 -
170:
こう ◆IDid/knpO6
『そっか、ありがとう。俺ホストやけど…』
「付き合ってくれるの?!」
『ははっ!おうっ付き合ってあげる』2006-03-18 03:11:00 -
171:
こう ◆IDid/knpO6
いたずらな笑顔の純
口の片方をキュッとあげながら八重歯をちらつかせる笑顔
そして白く長い指でナミの前髪に指を通した2006-03-18 03:12:00