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ずっとあなたを…

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  • 1:

    隼人と出逢って、もう三年経ったね。世界で一番愛してるよ…

    2006-06-23 15:13:00
  • 2:

    「唯たぁ〜ん♪飲み行こぉ〜〜!!」
    「ちょっと愛〜;飲み過ぎやって!大丈夫なん?」
    酔っ払いにからまれてる私の名前は唯。当時19歳。そして私の大親友の愛。同じく19歳。仕事終わって毎日の様に飲みに行く私達。この日唯は恋に落ちた…

    2006-06-23 15:33:00
  • 3:

    名無しさん

    「愛ホスト行きたい!!亮に会いたいよぉ!唯行こっ?」
    ちょっと待ってよぉ…そんな可愛くお願いされても困るし;(笑)ホストとか嫌やなぁ;今まで一回も行った事ないし…正直、ホストにハマってる愛を見てると自分もハマるかもしれないしなぁって思って今までホスト行くの断って来たのになぁ。

    2006-06-23 15:49:00
  • 4:

    「亮から会いたいって電話来てん♪愛も会いたいし、唯も一緒に来て?」
    「……よしっ!社会勉強と思って行くかぁ!でも今日だけやで( -_-)」
    「わぁい♪♪唯大好き☆」この時、断っとくべきだったかな…でも今なら言える。隼人と出逢った事、後悔してないよ…

    2006-06-23 15:58:00
  • 5:

    「いらっしゃいませぇ!」店内は広いし、人多いし…やばっ!!緊張する(>_

    2006-06-23 16:11:00
  • 6:

    「唯ちゃん、どんなんタイプ?誰がいいやろぉ〜?」
    「誰でもいいですよぉ!」
    「じゃあ俺と一番仲いい隼人つけるわぁ☆ちょっと待っててな♪」
    どんな人やろぉ…かっこよくなくていいから話しやすい人がいいなぁ〜別にこの時間だけ楽しければいいわけだし…。

    2006-06-23 16:28:00
  • 7:

    それからラストまでの時間、唯は上の空だった。隼人の顔あんまり見れなかった。だって、あまりにも恥ずかしくて。でも…いつも強気でどこか冷めてる私が、今下を向いて恥ずかしがって目さえ見れない自分とのギャップに一瞬戸惑いを感じた。今でも覚えてる…一目惚れだった。

    2006-06-23 16:56:00
  • 8:

    隼人はあの日、唯に出逢わなければ良かったと思いますか?

    2006-06-23 17:04:00
  • 9:

    サラ

    完結するまで読みます( ゚Д゚)<ヨロシク!!

    2006-06-23 20:02:00
  • 10:

    りん

    サラさん?ありがとうございます??文章下手だけど頑張って完結させるんで最後までお付き合い下さい??

    2006-06-24 08:28:00
  • 11:

    ↑唯ですm(__)m名前間違えてしまった…

    2006-06-24 08:35:00
  • 12:

    名無しさん

    「あ゙〜頭痛い;」昨日結構飲んだなぁ…お風呂入ろっかな〜
    ♪♪着信♪♪
    「もし?☆」
    「おはよぉ〜♪今日何時にセット行くぅ?」「?時ぐらいにしよっかぁ☆」「分かったぁ♪じゃあTSUTAYAで待ち合わせね♪」
    遅刻したら愛めっちゃ怒るし早く準備しよぉ;

    2006-06-24 14:01:00
  • 13:

    ?時ギリギリにTSUTAYAに着くともうすでに愛は待っていた。
    「唯遅いぃ〜( -_-)」
    「本間にごめんね…って?時ちょうどやし;」
    「はい?☆早く行くよ♪」今日はどんな髪形にしてもらおっかなぁ?って鏡の前に座ってると…
    ♪♪着信♪♪

    2006-06-24 14:12:00
  • 14:

    名無しさん

    えっ!?隼人くんや!!どぉしよぉ〜ドキ?する(>_

    2006-06-24 14:18:00
  • 15:

    「唯こそありがとう☆楽しかったで♪」
    「あ゙〜ヤバイ?;緊張する」「何で緊張するん?」
    「俺、唯ちゃんかわいいなぁって思って☆タイプやし!だから緊張するねん」えっ!?ヤバイ…めっちゃ嬉しいぃ〜(>_

    2006-06-24 14:27:00
  • 16:

    「あのさ…俺達休み一緒やん?もし良かったらでいいんやけど〜今週の日曜日空いてる?」
    「あっ空いてるよ。」
    「じゃあご飯行こうや☆」「うん……いいよ」
    この時なぜか冷静に考えてた。ホストって休みの日まで客と遊んで営業するんや。偉いな…隼人に深入りするの止めよ。

    2006-06-24 14:47:00
  • 17:

    そして日曜日…
    そんな考えもどこかに消えてしまってた;(笑)
    いつもより化粧も念入りにして、この日のために服まで買ってたっけ(笑)♪♪mail受信♪♪
    「家の下着いたで☆下りておいで(^-^)」
    隼人くん来ちゃった…もう一度、鏡の前でチェックして急いで隼人くんの元に行った。

    2006-06-24 14:58:00
  • 18:

    「迎えまで来てくれてごめんね!!」
    「全然いいよぉ☆はよ乗りっ♪」
    スーツ姿の隼人くんもカッコイイけど私服もカッコイイなぁ〜「ん?どうしたん?俺に見とれてんの?(笑)」
    「見てないし///(笑)」
    ん?視線感じる……隼人くんの方を見ると…「唯ちゃん今日もかわいいなっ☆」

    2006-06-24 15:05:00
  • 19:

    本間に嬉しい///でも、みんなに言ってるのかなぁ…私は所詮客だし、彼女だっているだろうし、何たってホストだし…
    私は複雑な気持ちだった。好きになる相手じゃない。でもその気持ちとは裏腹にどん?惹かれて行く気持ち。この時はまだ分からなかった。これからちょっとずつ変わって行く私達の関係を…

    2006-06-24 15:16:00
  • 20:

    この日はご飯を食べて、たわいのない話しをして家まで送ってもらった。「唯ちゃん今日はありがとう☆また遊んでね♪俺はまだ一緒にいたかったけど…」
    「またそんな冗談ばっか言って(笑)また遊ぼうねぇ♪」そう言って、そそくさと車を降りマンションに入って行った。あんまり話すと《まだ一緒にいたい》って言う気持ちが大きくなりそうだから…
    隼人は嬉しい言葉をサラっと言えるんだよね。ホストじゃなければ口が上手い人って思うだけなのに、ホストになると営業だの色だの彼が本心で言ってるのかさえ分からなくなる。隼人くんがホストじゃなければ良かったのになぁ…

    2006-06-25 13:20:00
  • 21:

    「おはようございまぁす」「唯おはよぉ!今日も頑張ってなぁ☆」
    「頑張るわぁ〜!」
    店長にあいさつをして更衣室に入って行った。
    「唯おはよぉ☆昨日電話したのにぃ…寝てたん?」あっ!そういえば隼人くんと遊んでる時、愛から電話かかって来てたの忘れてた;
    「ごめんね;しんどかったから寝てたわぁ〜」愛にはまだ隼人くんの事を言えずにいた…

    2006-06-25 13:40:00
  • 22:

    「唯に相談があるんやけど聞いてくれる?」
    「どしたん?」
    「実はなぁ、亮の事なんやけど…この間エッチしてもうてん」
    「マジで…亮くんの事好きなん?」
    「めっちゃ好き///でも休みの日会ってくれへんねん…店に行った後アフターしてくれるだけやし。愛はやっぱ客としてしか見られてないんかな?」

    2006-06-25 15:08:00
  • 23:

    「どうなんやろぉ?ホストやし分からんなぁ…」
    日曜日に隼人と遊んだなんて益々言えなくなってしまった。
    「今日、仕事終わったら亮の店行かへん?」

    2006-06-25 15:20:00
  • 24:

    「ゔ〜ん……;ちょっとだけならいいよ!」
    ちょっと悩んだフリをした。心の中では隼人くんに会えるぅ///ってガッツポーズしたいぐらいやった(笑)その日、仕事終わって隼人くんに会いに店に行った☆今日は仕事がめっちゃ忙しくて酔ってて気分が良かった♪♪
    「唯ちゃん愛ちゃん、おはよぉ☆」
    やっぱカッコイイわぁ///愛に聞かれない様に隼人の耳元で「日曜日はありがとう☆今日も隼人くんカッコイイな♪会いたかったぁ///」酔ってる私は結構積極的(笑)
    「唯ちゃん酔ってるん?そんなん言われたら照れるやんかぁ///俺も会いたかったよ///」

    2006-06-26 01:21:00
  • 25:

    そんなん言われたら歯止め効かんくなるやんかぁ…隼人は唯の事お客さんとして接客してるだけ!そうやって自分に言い聞かせるのが精一杯やった。
    「唯ちゃん、ラストまでおってな?」
    「…うん。多分ラストまでおるよ?」
    「良かったぁ♪店の近くのコンビニで待っててな☆お客さん送り出し終わったら急いで行くから!」

    2006-06-26 10:59:00
  • 26:

    「うん。分かった☆」
    これがアフターかぁ〜でも愛に何て言おう…
    「遅くまで空いてる居酒屋あるしそこ行こう♪」そんな話しをしていると…
    「全然愛の事考えてくれてないやんかぁ!!!」
    突然愛が大声で叫び出した。

    2006-06-26 11:07:00
  • 27:

    「愛どしたん?」
    「唯ぃ〜亮がぁぁ〜」
    愛は泣き出してしまった;「愛とりま帰ろっか?」
    「…うん(>_

    2006-06-26 11:11:00
  • 28:

    名無しさん

    2006-06-26 16:04:00
  • 29:

    アンカーレスありがとうございます??今から書いていきます?

    2006-06-26 18:34:00
  • 30:

    送り出しの時、亮くんが「唯ちゃん、ごめんね。愛…?仕事終わったら電話するから。」
    愛が何も言わずにタクに乗ったから亮くんに「愛に電話出る様に言うから大丈夫やで」とだけ言ってタクに乗った。
    「今日は唯んち泊まっていいからね☆話し聞くから!すっきりするまでいっぱい泣きぃ!」愛はその言葉を聞き更に泣き出した…家に着いて愛が落ち着くまでヨシ?してたら愛が話し出した。

    2006-06-26 18:46:00
  • 31:

    「愛なぁ、亮の事本間に好きやねん。だからこの前エッチした事も後悔してないねん。亮にも愛の事好きになってほしくて、愛だけ見てほしくて…でもホストやん?だからこの気持ちは亮には気付かれたらあかんって思ってるねん。今日な、亮に『シャンパン卸してや』って言われて断ったケドしつこかったから、愛の事やっぱ客としてしか見てないんやって思ったら悲しいのと、やるせない気持ちになってキレてしまった…」

    2006-06-26 18:59:00
  • 32:

    「唯はホストの事あんまり分からんケド…愛は亮くんに気持ちバレない様にするって言ってるケド付き合いたいって気持ちあるんやろ?ホストも人間やねんから愛の気持ちは分かってくれると思うで?そりゃあ、私もホストは信用できない。ハマりたくないって思うよ。でも愛はホストって分かってて好きになったんやろ?普通の男でも女騙すやつだっておるんやで?愛が納得するまでとことん行こぉやぁ!」
    とは言ったものの、何ていってあげればいいのか、親友にホストとの恋愛を止めさせるべきなのか正直、分からなかった。

    2006-06-26 19:12:00
  • 33:

    「唯…ありがとう!愛頑張るからまた相談乗ってなぁ!」
    「いつでも相談乗るからねっ☆だってうちら親友やん♪亮くんから電話来たら出るんやで!?」
    「うん♪♪分かったぁ☆」「じゃあ飲み直すかぁ!酒買って来るわ♪愛はお留守番ね!そんなぐちゃ?な顔で外でたくないやろ?(笑)」「うるさいねん(笑)気をつけていってらっしゃ〜い☆」

    2006-06-26 19:19:00
  • 34:

    コンビニに向かう途中、愛が言った言葉を思い返していた。
    《愛だけ見てほしい…気付かれたらあかん》唯にもそんな事思う日が来るのかなぁ…でも隼人の事も隼人に対する気持ちもまだ分からんしなぁ。

    だけど隼人を好きになるまでには、そんなに時間はかからなかった。

    2006-06-26 19:28:00
  • 35:

    買い物を済ませ帰る途中に電話が鳴った。
    「♪♪隼人♪♪」
    隼人くんや…愛の事で頭いっぱいでアフターの事忘れてた…
    「もしもし…」
    「愛ちゃん、ちゃんと帰ったぁん?」

    2006-06-26 19:32:00
  • 36:

    「ちょっと酔ってる?いつもと喋り方違うで?(笑)」「酔ってないしなぁ〜唯たん帰るの早いし!一緒にご飯行くって言ったやんかぁ(>__

    2006-06-26 19:47:00
  • 37:

    切りやがった…(笑)隼人くん酔ってたなぁ;あんなキャラやったっけ?酔ったらかわいいな…(笑)愛置いては行けないし、今日は仕方ないか…。

    2006-06-26 19:50:00
  • 38:

    家に帰り着いてたけど愛に聞かれるのはあかんな思ってマンションの下で電話を終わらせた。いちおメール送っとこぉ。
    《ご飯行けなくて本間にごめんね。今日愛泣いてたの知ってるやろ?友達ほったらかしにして唯だけ遊ぶとか出来ないよ…愛心配やったし。また連絡すりね!仕事お疲れ様☆》
    …送信☆ピッ
    これで大丈夫やろぉ!
    「ただいまぁ☆愛飲もうか♪結構酔ってたケド誰かさんのせいで酔いもさめたわぁ(笑)」

    2006-06-26 21:40:00
  • 39:

    「悪かったね( -_-)…(笑)てかさぁ、唯は今日何で一緒に来てくれたん?もしかして隼人気に入ったとか?(笑)」
    一瞬ドキッとした…でも愛、冗談ぽい口調やし気付いてないやろ…
    「ないわぁ〜(笑)だってあんだけ拒否ってたホストやで?こんな簡単にハマるわけないやん(^_^;)愛が亮くん好きって言ってたし何か心配で…唯と一緒で良かったやろ(笑)?」
    「そやなぁ☆唯がホストにハマるわけないかっ♪今日は本間に唯おって良かった☆ありがとうね…ぢゃあカンパ〜イ♪♪」
    良かった?;気付いてないわ。愛アホで良かった(笑)

    2006-06-26 21:53:00
  • 40:

    ♪♪…♪♪
    何だぁ;愛の携帯かぁ…隼人くんかと思った;
    「もし?♪亮ごめんなぁ」亮くんかぁ☆何〜だ(笑)仲直りしてるみたいやし良かった?☆
    ♪♪メール受信♪♪
    隼人くんやぁ…

    2006-06-26 22:04:00
  • 41:

    《さっきはワガママ言ってごめんなm(__)m愛ちゃんの事あるのにごめんな!ただ会いたかってん…おやすみ》
    隼人くんは何がしたいんやろぉ…まぁいっか!寝よっかなぁ〜愛は楽しそうに喋ってるしもう大丈夫やろぉ☆みんなおやすみぃ☆彡

    2006-06-26 22:20:00
  • 42:

    次の日…
    「愛〜起きてやぁ☆仕事の準備せな〜」
    愛を起こして携帯を開くと、着信5件。全部隼人からや…
    トゥルルルル…トゥルルルル…トゥルルルル「もし?…今起きたん?」「うん。てか何かあったん?着信5件もあったし。」
    「声が聞きたかってん☆」昨日といい、今日といい色かけられてんのかな?みんなにこんな事ばっか言ってるんかなぁ?その半面嬉しくて私だけやろぉって信じたかった。「色とかかけんといてや〜そんなん求めてないしな。」

    2006-06-27 16:24:00
  • 43:

    「そんなんちゃうしな!ただ唯と話したかっただけやし!客と日曜遊んだ事ないしアフター誘ったんも唯だけやし!」
    ちょっと怒り気味に隼人が言う。
    「ごめんね。やっぱホストやし疑ってまうねん。今忙しいしまた掛けるわ」
    一方的に切ってしまった。別に忙しいわけじゃなかったケド愛もいるし早く切りたかった。

    2006-06-27 16:29:00
  • 44:

    仕事中もモヤ?した気持ちが抜けずに集中出来なかったし愛は二日酔いだったのか具合いが悪くて早退してしまったから今日は何となく気分が晴れない…仕事が終わって携帯を見ると隼人からメールが入っていた。《仕事終わったら電話して☆》
    「もし??どしたん?」
    「仕事終わったん?唯に会いたいねん♪キャッチ場所にいるから来てぇ♪」
    甘えた口調で隼人が言う。そんなん言われたら会いたくなるやんかぁ…

    2006-06-27 16:39:00
  • 45:

    「唯も会いたいよ///今から行くわ!」
    何も考えずにただ会いたいっていう気持ちだけで急いでキャッチ場所へ向かった…あっ!隼人や。やっぱカッコイイな。。。キャッチ場所からちょっと離れた所にタバコを吸って立っている隼人を見つけて走って行った。
    「唯〜♪♪早かったなぁ!そんなに俺に会いたかったん(笑)?お前はかわいいやつやなぁ☆」
    そんな冗談言う隼人も大好きやったで?でもこうやって店に来させるやり方なんてまだ唯は気付いてなかったんよ…この頃から隼人の事、本間に好きになっていってた気持ちを隼人は気付いて利用したんやね。

    2006-06-27 16:54:00
  • 46:

    「ちょっと座って話そうかぁ!」「そうやね☆」
    「今日仕事どうやったん?」
    「愛も帰ったし今日はあんまり…」
    「そうなんや…俺がチュウして慰めてあげるわ(笑)」「はぁ?そんなんいらんし!キショイねんっ( -_-)」

    2006-06-27 17:03:00
  • 47:

    「そんな怖い顔せんとってぇ〜本間は照れてるくせに(笑)」
    「うるさいなぁ(笑)」
    こんなやり取り出来るなんて最初に会った時を考えたら想像もつかない…こんな冗談も言い会えて嬉しいし一緒にいて楽しいなぁ〜
    ♪♪…♪♪
    うちらの話しをさえぎるかの様に隼人の携帯が鳴った。

    2006-06-27 17:10:00
  • 48:

    「はい……はい。分かりました!」
    「唯ごめんっ!俺店に戻らなあかんねん!また連絡するから出てな☆」
    もう行っちゃうんや。寂しいなぁ…もっと一緒にいたいのに…
    「隼人待って!」
    隼人の後ろ姿を追い掛けて行った。

    2006-06-27 17:14:00
  • 49:

    「唯、飲みに行くわ!」
    「マジで?俺まだ唯と話したかってん!本間に嬉しい☆ほんなら行こか♪」まだ一緒にいたくて、つい言ってしまった…唯は単純だね。心の中で《作戦成功》って隼人は思ってただろうね。 この日から隼人との関係が大きく変わって行く…。

    2006-06-27 17:24:00
  • 50:

    その日は二人とも大分飲んで酔っ払ったね。
    「唯たん?今日は終わってからも一緒にいれるよねぇ?」
    「当たり前やん☆」
    「じゃあ近くのローソン行っててな☆」
    ローソンに行って待っていたらすぐに隼人は来てくれた。

    2006-06-27 17:29:00
  • 51:

    「手つないでいい?」
    「…うん。////」
    初めて手つないだね。めっちゃ恥ずかしかった…隼人の手は大きくて暖かかったよ…
    「俺んち行こっか!」
    「えっ?」

    2006-06-27 17:33:00
  • 52:

    家に行くん?マジで…不安そうな顔をしてると、
    「どしたん?早く帰ろっ!」唯の手を引っ張ってタクに乗った。タクの中でも唯の手をギュッて握って離してくれなかったね。そんな隼人を愛おしいと思った。マンションに着いてエレベーターに乗った瞬間、隼人がギュッてしてきたから「キャッ」って思わず声が出てしまった。そして、チュッってした後「俺の物」って言ってニコッって笑ってたね。唯は本間に嬉しかったよ。ドキ?してた…突然の出来事で酔いも冷めてしまったよ…

    2006-06-27 17:53:00
  • 53:

    「バタンッ」静まり返った部屋に響いたドアの音にもドキッとするぐらい緊張していた。「こっちやで…」そう言った隼人の表情はいつもより真剣やった。「ちょっと!隼人?……ン……ッハァ…」ドアに入った途端、壁に追い込まれキスをされた。さっきのキスよりもゆっくり深く…お互い何かを確かめ合うかの様に何度も唇を重ねた。
    「…ッン…アッ……アンッ………隼人…」

    この日二人は結ばれた。

    2006-07-01 11:27:00
  • 54:

    ねぇ…隼人?唯は隼人の事信じてたよ。隼人に好かれたい、愛されたい…唯だけ見てほしくて隼人を困らせてたね。自分の気持ちバレない様に強がって冷たい態度で隼人に接しては、悩んで泣いてたんよ。隼人は気付いてた?嘘の優しさ何ていらない…この頃から隼人が何考えてるか分からなかった。

    2006-07-01 11:41:00
  • 55:

    「唯…こっち向いてぇ」
    恥ずかしくて隼人の方を向けない。
    「唯?俺の話し聞いてや」「ん?何?」
    「あっ!やっとこっち向いた☆俺に背中向けんとって!寂しくて寝られへん!」「ごめんねぇ坊や(笑)明日も仕事やし寝よっか!おやすみ☆」
    腕枕されながら深い眠りに着いた。

    2006-07-01 11:54:00
  • 56:

    夕方、目を覚ますと隼人はまだ眠っていた。音を立てない様にベットから下りて服に着替えて静かに部屋を出た。
    《良かったんかな…》家に着くまでずっとこの言葉が頭の中で繰り返されていた。でも後悔なんてしてない。ただ隼人はどういう気持ちでやったんやろ…これが一番引っ掛かっていた。

    2006-07-01 12:16:00
  • 57:

    仕事をしている途中、隼人からmailが来た。「ちょっとごめんね!すぐ戻って来るね♪」席を抜け更衣室で携帯を開くと…
    《起きたら唯が居ないから寂しかった(:_;)帰る時、何で起こしてくれんかったん?今度からちゃんと起こしてや!今日仕事終わったら電話ちょうだい☆》
    《今度から…》かぁ…隼人の家また行く事あるのかなぁ…
    mailを見終わると携帯を閉じ客席へ戻った。

    2006-07-01 12:38:00
  • 58:

    仕事を終え隼人に電話をする。「会いたい」会話の最後はいつも決まってこの言葉を言う。「今から行くね」 ただ隼人に会いたくて私はいつもそう返す。「会いたい」と言われて嬉しいだけ。会いたいだけ。
    この頃から毎日隼人の店に通っていた。《会いたい》ただこの言葉だけで店に会いに行く。《営業》分かってても、信じたくて、その言葉に目をつぶって気付かないフリをしてた。
    隼人を信じたかった…ただそれだけだよ。

    2006-07-01 13:03:00
  • 59:

    毎日店に会いに行く。時々は一緒に隼人の家に帰っていた。だけど休みの日は一緒に居なかった。そんな日々が続いたある日…
    「唯?今日仕事終わったらご飯行かへん?」
    「いいよ☆愛は週に二日しか出勤してないし最近飲みにも行ってなかったもんね」「じゃあいつもの居酒屋で☆」「ΟΚ♪」
    愛は大学生だからキャバクラの仕事は週二日だけ。愛はお嬢様だから親からのお小遣が結構おありで(笑)

    2006-07-01 13:27:00
  • 60:

    今日は隼人んとこ行けないなぁ…
    仕事を終え愛と居酒屋へ向かった。
    「ねぇ?今からどこ行くん?」
    キャッチうざっ…キャッチの嵐を抜け居酒屋に着いた。
    「お疲れぇ♪乾杯☆」

    2006-07-01 13:43:00
  • 61:

    次々に料理が並ぶ。
    「唯、最近どうなん?」
    「ん?仕事は順調だし、別に変わりはないよぉ〜」
    「仕事の事じゃないんだけど…実はさぁ…亮に聞いたんだけど…唯が店に通ってるって。」
    えっ?思わず口に含んだビールを吹き出しそうになった。もうバレてるし今までの出来事言ってしまおうかな…「愛、ごめんね…隠してて。言いづらくて…唯が一番嫌がってたホストだから。誰にも言えなかった。」

    2006-07-01 14:02:00
  • 62:

    「何でなん?愛は亮に聞いてショックやった…何でか分かる?親友なのに唯の口から何も聞かされてないし、何で第三者の亮から聞かされなあかんの?愛は唯の事一番信頼してるし何でも相談してるのに…愛の事そんなに信用ないん?」
    今にも泣きそうな声で愛が言った。
    愛を傷付けてしまった…小さい頃からいつも一緒で隠し事なんて今までなかったのに…
    「愛…本間にごめんね…隼人の事好きになって店に通って…そんな自分が周りから見たら何て思われるか…《騙されてる》きっとみんな口を揃えてそう言うに決まってる。唯だって分かってるねんで?でもそうじゃないって信じたいねん…唯は特別だって…他の客とは違うって…」

    2006-07-01 14:23:00
  • 63:

    隼人に完璧にハマっていた…ホストという事を忘れたわけじゃない。嫌な事だけ考えない様にしてた。現実逃避。この言葉が今の唯には一番当てはまるだろう。

    2006-07-01 14:28:00
  • 64:

    そして今までの事を全部話した。すると愛が、
    「愛のマネしてるん(笑)?愛が悩んでた時と一緒やんかぁ;本間にバカやなぁ…(笑)でも唯が納得するまでとことん好きでいいやん!でも精神的に辛くなって悩んだら絶対隠さんと愛に言いや!唯は強がりやねんから一人で抱え込んだら参ってまうで!弱さ見せるんも格好悪い事じゃないんやで?分かった?約束やで!!」

    2006-07-01 14:39:00
  • 65:

    愛…ありがとう。でも約束守れなかったね…親友なのにね…好きになり過ぎて周りが見えなくなっていく。そんな私の事見捨てんと、いつも励ましてくれてありがとう…愛がいてくれて、愛が親友で本間良かった。

    2006-07-01 14:45:00
  • 66:

    名無しさん

    2006-07-01 15:20:00
  • 67:

    今日愛に話せて良かったなぁ…大切な友達大事にしよう。帰る途中、そんな事考えてた。家に着きソファに寝転んで携帯を開けた。
    ―着信5件―
    全部隼人からや…

    2006-07-04 01:39:00
  • 68:

    ―メール6件―
    《仕事終わったやんな?電話していい?》
    《何で電話でーへんの?まだ仕事中なん?》
    《シカト?何してるん?》
    《お前いい加減出ろや!!男とおるんちゃうやろうな?》

    2006-07-04 01:45:00
  • 69:

    《お前どこおるん!!早く出てやぁ…》
    《唯?電話して来て…》
    何コレ…居酒屋で携帯バックの中に入れっぱなしで、しかもサイレントにしてたから気付かなかった。
    「プルルルル…」

    2006-07-04 01:51:00
  • 70:

    怒ってるんかな…どうしよぉ;ドキ?しながら出るのを待つ…
    「はい…」
    ちょっと怒った声で隼人が出た。
    「お前何してるん?男とおるんやろうが!!」
    「愛と居酒屋行ってただけやで…男とかおらんし。」冷静に淡々とした話し方にムカついたのか更に隼人の怒りに火をつけてしまった…

    2006-07-04 01:58:00
  • 71:

    「お前バカにしてんのか?心配で電話したんちゃうんけ?居酒屋やったら電話ぐらい出れるやろ!!」
    「サイレントにしてたから気付かなかった…ごめんね。」「はぁ?何でサイレントやねん!益々怪しいわ…今どこやねん!!!」
    「何が怪しいん?あんた被害妄想激しいで!いい加減にしてや!本間ダルイ…」

    2006-07-04 02:04:00
  • 72:

    「どこにいるか聞いてんねん!!早く答えろや!!」
    「家やけど何?」
    いい加減私も腹立って来た。意味分からん…
    「今から店来いよ!!」
    本間ダルイ…何なん…結局店やん。

    2006-07-04 02:08:00
  • 73:

    「嫌やし!何なんあんた!毎日?営業かけてきて本間ダルイ…あんたは何様なん?あんたの事好きやからちょっとでも役に立ちたいだけなのに…自分の事ばっかり…しんどいねん…」
    泣きそうやった。唯はただの客…そう思わなあかん。そう思って文句も言わんと毎日通ってたのに。やっぱりただの客でしかない。そう思いしらされた。分かってても分かりたくなかった…怒りよりも悲しみの方が強かった。

    2006-07-04 02:16:00
  • 74:

    「唯の事好きなのに…営業かけてごめん…嫌な思いさせてごめん。もう二度と店に呼ばんから俺の事嫌いにならんとって?お願い…」
    さっきとは打って変わって寂しそうな声で隼人が言った。そんな声で言われたら何も言えんやんか…

    2006-07-04 02:20:00
  • 75:

    「隼人ごめん…唯言い過ぎたな…」
    「唯は悪ない…俺が唯の優しさに甘えてただけや。好きやから毎日会いたくて長く一緒に居たくて店に呼んでまう…でももう呼ばんから…ごめんな…今日家来て?唯に会いたいねん…」
    「唯も会いたいよ…今から店行くわ。終わってから一緒に帰ろう?」

    2006-07-04 02:25:00
  • 76:

    今すぐ会いたくて自分から店に行くって言ってしまった…バカだよね私。こうやって唯が言うって分かってたんやろ?唯単純やもんね。《こいつ簡単や》って思ってたんやろ?
    でも……この日から自分のバカさに嫌気がさしてこれでいいのか悩む事になる…

    2006-07-04 02:30:00
  • 77:

    店の下で着いた事を電話すると隼人がエレベーターで下りて来た。
    「唯ごめん…」
    いきなり隼人にギュッてされた。
    「会いたかった…怒ってごめんな?大好きやで…」
    唯を抱きしめてそう言った。

    2006-07-04 02:34:00
  • 78:

    「もう今日でお前が店に来るのも最後や。お前が来る言うても来させない!店に来ても絶対入れん!俺が唯を好きな事信じてもらえる様に頑張るから…」

    隼人?それは本心ですか?それとも営業ですか?唯には分からないよ…信じたいよ…お願い…本心であってほしいよ…

    2006-07-04 02:40:00
  • 79:

    その日、隼人はあまり着いてくれなかった。仕事だし仕方ないか…でも気付けばいつも隼人を目で追っている。他のお客さんと楽しそうに話してる隼人を見たくないのに見てしまう。あの客よく来てるな…隼人と外で会ったりしてるの?日曜日も会ってるの?毎日電話してるの?何話してるの?
    気付かないうちに隼人の客を気にする様になっていた。

    2006-07-04 02:47:00
  • 80:

    隼人に嫌われたくないから仕事の事で何も言えなかった。
    早く帰ろうよ……
    時間が長く感じる。
    早く唯の席戻って来てよ…

    2006-07-04 02:49:00
  • 81:

    隼人が席に戻って来ると「唯もう帰っていい?眠たいし…」
    他の客の事が気になる…でも店にいるのもしんどかった。
    「全然着けなくてごめんな。着かなうるさい客多いねん。先帰っとき☆」
    唯のバックにこっそり鍵を入れてきた。

    2006-07-04 02:56:00
  • 82:

    「早く帰るから待っててな☆店終わったら電話するから☆」
    唯の耳元でそう言った隼人はニコッと笑いヨシ?してくれた。
    客の視線が痛い…そそくさと店を後にする。エレベーターでキスをした。こんな事してるなんて他の客は思ってもみないだろう…優越感に浸りながらタクに乗って隼人の家に向かった。

    2006-07-04 03:02:00
  • 83:

    「ただいま…」
    誰もいない静かな部屋で隼人の帰を待つ。早く帰って来ないかなぁ…ベットに横になってるといつの間にか眠ってしまった……

    「やっと起きた☆りんたんただいま☆チュッ」
    隼人に体を揺すられ眠たい目をこすりながら体を起こした。

    2006-07-04 03:10:00
  • 84:

    サラ

    更新されてる????
    >>1-90

    2006-07-04 06:34:00
  • 85:

    名無しさん

    唯じゃないん?りんなん?

    2006-07-04 07:32:00
  • 86:

    サラさんありがとう?"読んでてくれたんや??嬉しいです??よかったらこれからも見て下さい??

    87さんすみません?源氏名が「唯」で本名が「りん」なんです?紛らわしくてごめんなさい??これからは「唯」で統一していきます?
    今から更新します?

    2006-07-05 02:54:00
  • 87:

    「隼人おかえりぃ〜」
    「先に寝てたら寂しいやん(:_;)俺めっちゃ急いで帰って来たんやで?今日はいっぱい一緒におれるし嬉しいわぁ☆」
    それから一時して隼人は寝てしまった。
    私は隣で寝ている隼人を見ながら考え事をしていた。

    2006-07-05 03:09:00
  • 88:

    今日隼人が言ってくれた言葉…《もう二度と店に呼ばんから…》唯は一体何なんやろ…彼女でもないし。《色・枕》そんなん嫌や…でももしそうやとしたら他の客にも同じ事してるんや…
    唯はいっぱい?やった…考えれば考える程分からなくなって苦しくなる。でも唯は隼人のそばにいたくて我慢していた。

    2006-07-05 03:20:00
  • 89:

    夕方目が覚めて服に着替えて帰る準備をしていた。
    「隼人!唯帰るで!」黙って帰ると隼人はいつも怒る。でもこの日は何回起こしても起きなかった…仕事もあるし早く帰りたかったから置き手紙をして帰る事にした。いつもの様に隼人が起きてれば唯は悩まんで済んだのに…隼人への疑いが更に増してしまった…もう嫌やぁ…

    2006-07-05 03:28:00
  • 90:

    紙とペンどこにあるやろ〜ここかなぁ…真っ白な棚の引き出しの中を探していた。そこには明細書や本がいっぱい入っていた。その下にアルバムらしき物を見つけた。見ちゃえ♪♪軽い気持ちだった。隼人が一人で写ってる写真とか友達写ってる写真…次のページを開いた…
    えっ?誰なん…

    2006-07-05 03:42:00
  • 91:

    そこには仲よさ気に隼人の隣で笑ってる女の子の写真があった。無我夢中で次々にページを開く…隼人とチューしてる写真、隼人が裸で寝てる写真、女の子一人でスッピンで写ってる写真…全部この家で撮ってる写真だった。最後のページにはプリクラが何枚も入っていた…

    2006-07-05 03:48:00
  • 92:

    《5月21日?半年記念》
    《隼人?なな》
    《ずっと一緒だよ?》
    こう書かれたプリクラがあった。今は10月…5ヶ月前のかな…隼人あんまり今と変わってないし今年かも…隼人がホスト始めて4ヶ月って言ってたからホスト始める前から付き合ってたんだ…まだ付き合ってるの?
    あまりのショックさにアルバムを床に落としてしまった…自然と涙が出て来る…声を押し殺して泣いていた…隼人にバレない様に…

    2006-07-05 04:06:00
  • 93:

    どれくらい泣いてただろう…体に力が入らない…頭が混乱して現実を受け入れられなかった…ゆっくり立ち上がり部屋を後にした。家に帰るまでただボーっと外の景色を眺めていた。

    2006-07-05 04:14:00
  • 94:

    家に着き携帯の電源を切った。誰とも話したくなかった…テレビを付け、ただ画面を眺めているだけだった。頭にあるのは《あの子とまだ付き合ってるの?》この言葉だけだった。

    2006-07-05 04:23:00
  • 95:

    休みの日、隼人と遊んだのは一回だけ…きっとあの子と居るんだ…
    今何時だろう……えっ!ヤバイ;今に帰って来て二時間程経っていた。仕事どうしよう。今から行っても遅刻だ;とりあえず店長に電話しよ。
    「もし?…店長ごめん;熱出てしんどいから今日休まして…」
    「大丈夫か?唯が休むとか珍しいな。今日はゆっくり寝ときぃ☆」
    「ありがとう…」

    2006-07-05 12:39:00
  • 96:

    休みの日、隼人と遊んだのは一回だけ…きっとあの子と居るんだ…
    てか今何時だろう……えっ!ヤバイ;今に帰って来て二時間程経っていた。仕事どうしよう。今から行っても遅刻だ;とりあえず店長に電話しよ。
    「もし?…店長ごめん;熱出てしんどいから今日休まして…」
    「大丈夫か?唯が休むとか珍しいな。今日はゆっくり寝ときぃ☆」
    「ありがとう…」唯は今まで仕事を休むなんて滅多になかった。でも今日は何もしたくなかった。大事な仕事さえも。

    2006-07-05 12:42:00
  • 97:

    ♪♪着信♪♪
    隼人…どうしよう。何を話したらいいん?普通に話せるかな…そんな事を考えていると切れてしまった。
    ♪♪着信♪♪
    ハァ…ため息が出る。また掛かって来た。黙って帰ったから怒ったんかな?大きく深呼吸をして通話ボタンを押した。

    2006-07-05 12:48:00
  • 98:

    >>98は間違いで>>97の続きは>>99です。すみませんm(__)m

    2006-07-05 12:52:00
  • 99:

    ピッ♪「はぃ…」
    「電源切れてたで!今どこなん?」
    隼人ちょっと怒ってる…
    「あ〜ごめん?;隼人んちから帰る途中、充電切れちゃってそのまま寝てしまって〜ごめんね☆それと今日隼人起こしたのに起きなかったよぉ〜仕事の準備もあるし帰って来ちゃった!隼人今度からちゃんと起きてやぁ☆」
    何事もなかった様にわざと明るい声で振る舞う。

    2006-07-05 13:01:00
  • 100:

    「あ〜ごめんな!疲れてたし起きれんかったんかな…………」
    なぜかいつもと違う違和感を感じた。会話がぎこちない。唯はいつもと同じ様に話したつもりだけど…
    「唯、あのさぁ………」
    「ん?どしたん?」
    何か言いにくいそうに話し出した。

    2006-07-05 13:08:00
  • 101:

    「アルバム見たん?」
    えっ?今何て言った?《アルバム見たん?》って確かに言ったよね?バレてる…?
    「見てないよ?」
    嘘付いてしまった。
    「床に落ちてたから唯が見たのかなって思って。」あっ…引き出しの中に直すの忘れてたんや…しまった;隼人は優しい声で話し出す

    2006-07-05 13:17:00
  • 102:

    「見たんやろ?嘘付かんでいいねんで?ななとの写真見たんやろ?あいつとはもう終わってるから。ホスト始める前から付き合っててホスト始めて?ヶ月ぐらい経ってから別れてん。俺が仕事行って帰って来て、仕事行くまで寝てばっかりになるやん?あいつは仕事もしてなくて俺んちにずっとおって文句ばっかり言うから嫌気さして別れてん。」

    2006-07-05 13:27:00
  • 103:

    「そうなんやぁ…別れてんねや。勝手に見てごめんね…」
    「いいねんで☆でも誤解されたら嫌やな思て。今は唯だけやから!それだけは信じてや!」
    ホッとしたのか涙が出て来た「隼人…?信じていいねんなぁ?唯も隼人の事好きやで…」
    「唯…泣いてるん?泣かんでいいやんかぁ〜唯の事、大事にするし!お前が嫌がる事絶対せんし!唯が見てる前でアルバム捨てるわ!だからもう泣かんで?大丈夫やで。」

    2006-07-05 13:42:00
  • 104:

    「アルバムは捨てないで…大事な思い出やろ?隼人が言ってくれる言葉…嬉しいから。唯はそれだけで十分やから。」
    本間にこの時心からそう思った。
    「唯……今日仕事休める?今から家来れるか?」
    「さっき店長に電話して仕事休んだ(笑)今から行くわ」

    2006-07-05 13:48:00
  • 105:

    「…(笑)仕事休んだん?そんなに俺の事で悩んでたんやぁ(笑)本間に俺の事好きなんやなぁ☆唯たんかわいい☆気をつけてきぃや☆」「はい?(-_-)」ピッ♪
    電話を切った後一人でニヤ?していた;今の私の顔気持ち悪いやろうな…f^_^;
    てかこんな事してる場合じゃない;軽く化粧をして急いで隼人の家に向かった。

    2006-07-05 13:57:00
  • 106:

    「もし??下着いたで☆」
    「分かった☆開けるわ☆玄関開けたから勝手に入って来て♪」ドアが開いた。エレベーターの中で髪を直して隼人の部屋の前で深呼吸して玄関を開ける。
    「お邪魔しまぁす」
    奥の部屋に行くと大好きな隼人が目に入る。小走りで隼人の元に行き隼人に抱き着いた。

    2006-07-05 14:05:00
  • 107:

    「どしたん?そんなに会いたかったん?」
    「うん…///」
    「今日はえらい素直やんかぁ♪今日俺も仕事休んだからずっと一緒にいれるで☆」「本間にぃ?仕事大丈夫なん?」
    隼人はナンバー入ってるし休んで大丈夫なんかな…私もいちおナンバー入ってるけど…;
    「唯の方が大事やから☆」

    2006-07-05 14:12:00
  • 108:

    隼人の仕事の事は気掛かりだったが隼人の一言でそんな事どこかへ消え飛んでしまった。
    「唯〜?腹減った…ご飯行こうか☆」
    二人仲良く手を繋いで近所の居酒屋へ行った。
    「じゃあ、とりあえず生中2つで☆」
    店員さんが持って来てくれた時…

    2006-07-05 14:32:00
  • 109:

    「今日は彼女と一緒なんや☆かわいい彼女やんかぁ♪もしかして唯ちゃん?」
    えっ?何で名前知ってるの?「お前うるさいって!彼女ちゃうし!はよ仕事しろやっ///」
    隼人が店員さんに言う。仲良いなぁ…
    「ちょっとぐらい話してもいいやんかぁ♪あのねっ!こいつよくここ来るんやけど《俺は唯の事が好きやねん》って酔って俺に言ってくるねん(笑)ウザイやろ?まだ付き合ってなかったんや〜こいつヘタレやからな〜」 笑いながら奥へ入って行った。

    2006-07-05 14:45:00
  • 110:

    「ごめんな…///あいつ中学のツレでここで働いてんねん!本間恥ずかしいわ///」ちょっと照れながら隼人が言った。顔真っ赤になってるで?(笑)
    「そんなに唯の事好きやったんやぁ♪(笑)」
    いつも隼人にからかわれるから今日は仕返し(笑)
    「お前うるさいっ///」
    唯、幸せやな…ずっとそばにいたい…隼人の隣で笑っていたい…この先ずっと…

    2006-07-05 14:56:00
  • 111:

    風邪が冷たい10月の終わり。「もうすぐ冬が来るね。」冬と同時に隼人の誕生日が来る…
    手を繋いで元来た道をゆっくり歩いて帰った。

    二人同時に
    「せぇ〜のっ!ただいまぁ☆」

    2006-07-05 15:06:00
  • 112:

    顔を見合わせてニコッて笑い合った☆
    ソファに座り隼人の肩にもたれ掛かる。
    「唯は俺の事好き?」
    「好きだよ…///」
    そんな真面目に聞かれると照れるやんかぁ…

    2006-07-05 15:13:00
  • 113:

    照れながら下を向いていたら、隼人が真面目な顔して「こっち向いて?俺…、唯の事本間に好きだから…。」
    そして自然と唇が重なり合う。「チュッ…」ゆっくりと唇を離す…目が合い再び唇を重ねる。
    「チュッ……ピチャ…ピチャ…チュッ…」舌を絡め合う。何かを確かめ合うように…深く長く…

    2006-07-05 15:43:00
  • 114:

    「チュッ…ピチャ…チュッ……ハァ……隼人…」唇を離すと耳元で隼人が…「ベット行こう」無言でお姫様ダッコでベットまで運んでくれた。その沈黙が更に唯を緊張させる。
    再び唇を重ね合う…
    「……チュッ…ハァ……アッ……」そのまま唇は胸へ移動し、隼人の手は下へ延びていった…長い指が私の中を掻き回す…
    …クチュ…クチュ…ピチャ…
    静かな部屋に淫らな音が響き渡る…

    2006-07-05 16:13:00
  • 115:

    「アッ…アッ…アン…アッ…ハァ…ハァ…もう…無理…」
    「唯…愛してんで…」
    隼人が唯の中に入ってくる…何度もキスをしながら「好きやで」何度もそう言ってくれた。 「アッ…アッ…ハァハァ…アッ…」
    「もうイク…」
    二人の息が上がる……チュッ…「唯かわいい…」この日何度も体を重ね合った。お互いの気持ちを確かめ合う様に…

    2006-07-05 16:25:00
  • 116:

    ねぇ…隼人?唯はこの時幸せ過ぎて怖いぐらいだったんよ。隼人も幸せだった?でもこの幸せな気持ちをあの子に壊されるとは思ってもみなかった…あの子と関わる事なんてないと思ってた。幸せって長くは続かないものなんだね…そう思い知らされた。あの子から…

    2006-07-05 16:41:00
  • 117:

    この日から唯は隼人の家にいる事が多くなった。日曜日は必ず一緒にいる。仕事の日は唯が酔ってなかったら隼人の店の下まで鍵を取りに行って隼人の家に帰っていた。そんな日々が続いてたある日、仕事終わって電話したら些細な事でケンカになった。

    2006-07-05 16:49:00
  • 118:

    「お前さぁ、俺の帰り待ってる間何してるん?」
    「テレビ見たり、電話したり…その後、朝ご飯作って待ってるやんか☆」
    「誰と電話してるん?男やろぉが!」
    「はぁ?してないし…急に何なん?」
    「俺の後輩がお前が男とラブホ入って行くの見たって言うやつおんねんけど!お前とちゃうんか!!」

    2006-07-05 16:57:00
  • 119:

    「唯じゃないし!!その子の見間違えやろ。そんなん唯がすると思う?」
    「…とりま鍵取り来て!また帰ってから話そう」隼人はそう言って電話を切った。何なん?意味分からん;唯そんな事してないしな…
    鍵を取りに行くと店の下に亮くん(愛の口座)が待っていた。

    2006-07-05 17:07:00
  • 120:

    「唯ちゃんお疲れ☆これ隼人が渡してって」
    鍵を渡された。
    「亮くんわざ?ごめんね…隼人怒ってた?」
    「俺は全然いいで☆隼人なぁ…機嫌悪いなぁ;でも俺が和ませるから大丈夫やでっ☆」
    「ありがとう…本間ごめんなぁ」

    2006-07-05 17:12:00
  • 121:

    「あいつ唯ちゃんがそんな事する子じゃない事ぐらい分かってるはずやで☆ちなみにおれも♪(笑)」
    笑いながら亮くんは唯に背を向けて前を見ながら手を降って歩いて行った。
    亮くんに鍵渡すとか怒ってますやん…f^_^;
    隼人の家で隼人の帰りを待っていた…

    2006-07-05 17:16:00
  • 122:

    それからしばらくして隼人が帰って来た…
    「ただいま…」
    唯を睨み付けてソファーに座った。
    「本間にお前じゃないん?嘘つくなよ…」
    「何回言わすん?唯じゃない言うてるやろ!」

    2006-07-05 17:20:00
  • 123:

    「俺の後輩が嘘ついてる言うんか!?何のメリットあってそんな嘘つかなあかんねん」「その子の見間違えちゃうかって言ってるやんか!!あんたそんなに唯の事信じられへんの?その子の言う事信じるん!?」
    「海斗…後輩は嘘つくようなやつじゃない!」

    2006-07-05 17:27:00
  • 124:

    唯の事より後輩を信じるんや…悲しさと苛立ちで複雑な気持ちだった。
    「もういいわ…その子が言う事信じとけば?うち帰るわ!じゃあね」
    バックを持って玄関まで行くと…
    「唯!!ちょっと待ってや…俺………とりあえず部屋戻って」苛立ってて帰りたかったけど話しだけでも聞こうと部屋に入った。

    2006-07-05 17:42:00
  • 125:

    「俺……不安やってん。唯の事好きで好きでたまらんねん…お前の事になると過剰になり過ぎんねん…お前の事は信じてるねんで?でもあんなん聞いたら苛立ちを抑え切れん。唯は俺の彼女じゃないし誰かに取られそうで不安やねん…」そう言った隼人はいつもより小さく見えた…

    2006-07-05 17:54:00
  • 126:

    「不安なのは唯だけじゃなかったんやね…唯だって不安やで?かわいい女の子相手する仕事やん?飲み行ってた時も隼人いっぱいお客さんいて唯は心配やってん。店に呼ばないって言われて嬉しかったけど店での隼人を見れない分不安も大きいねんで?不安にさせてごめんね。唯は隼人の事大好きやから安心してな…」
    話しながら涙が出ていた…隼人も不安やってんな…気付いて上げられんくてごめんね…

    2006-07-05 18:02:00
  • 127:

    「……俺、ホストやけど一人の男としてお前の事好きになってん。全部信じてもらうまで時間かかると思う。でも何年かかってもお前に信じてもらうために俺頑張るから…辛い思いさせへんから!ずっと一緒におって?俺の彼女として…」

    《彼女》一番言われたかった言葉。本間に嬉しくて涙止まらんかった…隼人と知り合って2ヶ月経ってやっと言ってくれたね。でも…唯、無理や…

    2006-07-05 18:11:00
  • 128:

    ???

    しおり?

    2006-07-05 20:24:00
  • 129:

    ???さん??しおりありがとうございます??これからも読んで下さい?

    今日は仕事休みなので後で更新します??

    2006-07-06 01:36:00
  • 130:

    「隼人ありがとう…唯めっちゃうれしいで。でもね、今は付き合うとか無理やねん…もうちょっと待ってほしい……」
    「えっ?何でなん?」
    隼人焦ってる…本間にごめんね。今すぐ「うん」って言ってあげたいけど……
    「色んな気持ちになったけど隼人の事好きやで。一緒におれてめっちゃ幸せやで。でも最近色々あったやん?だから不安も大きいねん。自分の気持ち落ち着つくまで、もうちょっと待ってほしい…」
    納得行かなそうで不安そうな顔で「分かった…でも今まで通り一緒におってな?」

    2006-07-06 02:38:00
  • 131:

    「もちろん☆」
    これは本心だったよ。彼女じゃなくても一緒に居たかったんよ。でも隼人…ごめんね。本間は違ったんだ…《色彼》この言葉が頭から離れられなかった。頭の片隅で《ホスト》が消えないんよ…やっぱり隼人はホストだから…唯は隼人自身を信じてあげられてないんだね…本間にごめんね…

    2006-07-06 02:47:00
  • 132:

    この時、何のためらいもなく《彼女》になってたら何か変わってたんかな?多分変わってたね…でも唯は間違いじゃなかったって今は思う…ただ隼人の人生変えちゃったかな…

    2006-07-06 02:52:00
  • 133:

    その日は二人で居るのがいずらくて唯は自分の家に帰った。話が終わった後、隼人は明るくいつも通り振る舞ってたね。気使わせてごめんなさい……

    家に着いてベットに寝転び隼人の事を考えていた。どうしたらいいのか今は分からない……すると携帯が鳴った。
    ♪♪mail受信♪♪
    開いて見ると隼人からだった。

    2006-07-06 03:01:00
  • 134:

    《家着いた?俺の気持ち分かってくれた?本間にお前の事好きやし大事にしたい。お前に振られたとしても俺は絶対に諦めへん!お前が答え出すまで待つから…時間かかってもいいから俺との事ちゃんと考えてほしい。今まで通り普通に家来たり遊び行ったり…それは変えんとこーな。お前が一緒に居てくれな困るから…それだけは約束して…》

    2006-07-06 08:37:00
  • 135:

    mailを見て、隼人の気持ちに答えてあげられない自分が悔しくて声を上げて泣いた…疑い深くなってる自分に嫌気がさす。素直に好きだけじゃ付き合えない自分が本間に嫌い。
    隼人と知り合って泣き虫になったなぁ…こんな自分笑けるわ…

    2006-07-06 08:44:00
  • 136:

    mailも返さずに泣き疲れていつの間にか寝てしまった…
    次の日、仕事の準備をしていると携帯が鳴った…携帯を開くと…《隼人》出たいけど出れない…何を話したらいいの?どんな態度で接したらいいの?今まで通り普通にしたいのに…。
    そのまま携帯を閉じた。鳴り止まない携帯をバックの中にしまった。

    2006-07-06 08:52:00
  • 137:

    何かを吹っ切るかの様に仕事に専念していた。仕事終わって更衣室で着替えてると、唯と同いで仲良い葵が話し掛けて来た。「唯お疲れぇ☆今日めっちゃ頑張ってたなぁ〜葵なんて全然あかんわぁ;こんな日はホストに癒されに行くかぁ♪じゃあまた明日ねぇ☆」
    葵が手を振って更衣室から出て行った。

    2006-07-06 08:58:00
  • 138:

    「葵〜!待って!!!唯も…行く!」
    「えっ!?ホストやで?唯嫌がってたやん…」
    「…ちょっと飲み足りなくて…」
    「マジで!?なら行こっかぁ☆」
    葵にはホストに行った事も隼人の事も言ってなかったから葵は何も知らない。今日は何も考えずに飲みたかった。

    2006-07-06 09:05:00
  • 139:

    飲みまくってベロ?だった。「唯!ちょっと…大丈夫?」「平気やってぇ〜今日は飲むのらぁ〜☆」
    わざとはしゃいでみせた。でも本間は全然楽しくなかった…いくら男前が着いたって隼人には敵わない…こんな事しても虚しいだけなのに…

    「葵た〜ん☆唯たんは帰りまぁす☆」
    みんなキョトンとした顔で唯を見てる;お金を葵に渡し店を出た。

    2006-07-06 09:17:00
  • 140:

    はぁ……店を出た瞬間深いため息が出る。
    何してんねやろ私。隼人に会いたいよぉ…

    気付けば隼人の店の前に居た…。ばかだな私…
    「いらっしゃいませぇ!!」

    2006-07-06 09:22:00
  • 141:

    隼人が唯を見つけて走って来た。
    「えっ!?お前…何してんの…鍵なら下で渡す…」「飲みに来ましたぁ☆何か?」
    隼人が言い終わる前にスタ?と歩いて席に座った。
    「早くぅ〜!酒持って来てぇ〜☆」

    2006-07-06 09:27:00
  • 142:

    「お前ベロ?やんけ…電話も出らんし…どこ行っとったん?」
    「ホストやれぇ〜男前いっぱいおって楽しかったわぁ」隼人の顔が歪む…それに気付き更に煽る。
    「通っちゃおうかな♪番号も交換したし〜楽しみ♪」
    隼人は黙って席を立ち、外に出て行った。

    2006-07-06 09:34:00
  • 143:

    二人の会話を聞いてた亮くんが慌てて隼人を追いかけて行った。
    今日の私最悪や…隼人怒るの分かってたのに…

    何分かして隼人と亮くんが戻って来た。私の席に着くなり「悪いけど帰って…はいっ…」
    唯の顔を見ずに、そっぽを向いたまま鍵を渡された…

    2006-07-06 09:41:00
  • 144:

    鍵を受け取らずお金を渡して何も言わずに店を出た。

    何で…隼人を怒らせても何もならんのに…隼人ごめんなさいっ…店の下で泣き崩れてしまった…

    「そんなとこおったら邪魔なんですけど…」

    2006-07-06 09:50:00
  • 145:

    顔を上げるとそこには隼人が立っていた…
    「隼人ごめ…」
    「タク拾うわ…」
    無表情のまま歩いて行った。唯の話は聞いてくれそうにない。けど謝りたかった。「隼人…ごめんなさい…」何も言わない隼人を見て後悔が募る。
    「泣いても無駄やで。」

    2006-07-06 09:59:00
  • 146:

    その言葉が胸に突き刺さる…それでも唯は言い続けた「本間はあんな事思ってないんよ…もう絶対行かないから…唯の事怒っていいから。だから…お願い…嫌いにならんとって…」
    「何も聞きたないねん。ごちゃごちゃ言うなや!」

    タクを止め嫌がる私を無理矢理乗せた後、店へ向かう隼人の背中をただただ見つめるだけだった…

    2006-07-06 10:34:00
  • 147:

    隼人…ごめんなさい。傷付けてしまった。唯の事あんなに思ってくれてたのに…唯の事信頼してくれてたのに…自ら壊してしまった。後悔してももう遅いよね?

    この時から二人の気持ちが微妙にずれ始めた…唯のせいで隼人が変わってしまったんだよね…何でもするから…お願い…前の隼人に戻って…うちらはいつ幸せになれるの?

    2006-07-06 10:48:00
  • 148:

    次の日も隼人の店に通った。ラストまで居たのに隼人が着いてくれたのはチェックの時だけだった。亮くんがずっと ヘルプで着いてくれてた。亮くんから昨日の事を聞いた。「店が終わって隼人がいないから店の外に出たら非常階段で隼人が泣いてたよ。俺は話かけれんかった。」
    えっ………?
    隼人泣いてたの?傷付けたのは唯。だけど嬉しかった。最低かもしれないけど、唯の事、もう何とも思ってないと思ってたから…見捨てられたと思ってたから。

    2006-07-06 11:02:00
  • 149:

    「でも唯ちゃん、最低やで。隼人の気持ち知ってて何であんな事言うたん?何でホストに行ったん?」

    「唯…自分でも何がしたいかよく分からんかってん。ただ自分の気持ちに答え出なくて、そんな自分にむしゃくしゃしてて……隼人にあんな事言うたんは、隼人にヤキモチ焼いてほしくて…怒ってほしくて…隼人の気持ち確かめたかった。」
    泣きたかった…でも《泣いても無駄やで》隼人に言われた言葉が頭をよぎる。泣いちゃダメだ…ギュッと拳を握り耐えていた。

    2006-07-06 11:11:00
  • 150:

    チェックを済ませ、黙ったまま隣にいる隼人に「明日も来るね」精一杯の笑顔を作りそう言い残して店を後にした。
    次の日も、また次の日も…店へ通ったが状況は変わらなかった。あの日から隼人からの連絡は一切なかった。
    そして日曜日…
    隼人に会えるわけでもなく一人で過ごしていた。ただ泣くばかりで何もする気にならなかった。愛にも相談出来ずにいた。言われる事は分かってるから。《辛くなって悩んだら絶対隠さんと愛に言いや!約束やで!》隼人の事で悩んでた時、愛が言ってくれた言葉…また隠し事増えちゃった…約束破ってごめんね…

    2006-07-06 11:28:00
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