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◇ももじろう◆
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1:
あきろん
皆さんおはようございます。無知で小説の書き方なんぞ全く分かりません。見にくいと思いますが読んでいただければ嬉しいです。私の歩んできた人生、今までの歴史です!では。。。
2006-04-03 02:47:00 -
11:
あきろん
店の皆は泣いていた。私はもっと泣いていた。醜い顔が更に醜くなるほどに泣いた。
ユイには『そんなに泣くならやめなきゃいいのに…』なんて言われながらの帰り道。2006-04-03 03:47:00 -
12:
あきろん
それからというもの、私はプー太郎だった。親友ユイに『ニートとはあんたの為にある言葉』なんて嫌味を言われながらも、この生活から抜け出す気はその時はさらさらなかった。今思うともったいない時間の使い方をしてたなぁ…としみじみ思う。
2006-04-03 03:48:00 -
13:
あきろん
起きてテレビを延々見たり、はたまた天井のしみなんて数えちゃったり。。。そんな生活を1ヵ月続けたある日。。
親友ユイが長年苦楽を供にしてきた彼氏、ヒデキと別れた…
理由は何にもないそうだ。9年親友の私にもユイはいまだに分からない所があるのでヒデキはもっと意味がわからなかったと思う。2006-04-03 03:51:00 -
14:
あきろん
そんな時ユイは落ち込んでるのかと思いきや。。。
『久しぶりにホストとか行っちゃお〜』っとご機嫌な様子。
やっぱりこの子は分からんなぁ…なんて思いながら、久しぶりに頭を逆毛で盛って、念入りに化粧をして夜の街へ繰り出した。2006-04-03 03:52:00 -
15:
あきろん
ほんの一ヶ月前まで自分が働いてたなんて考えられないくらい、夜の祇園はキラキラ眩しく見えた。
ユイは行きたいお店があったらしく、連れられるがままにビルの3階へ入って行った。2006-04-03 03:53:00 -
16:
あきろん
久しぶりに聞くバカでかいトランスの大音量と、久しぶりに見るオシャレに髪の毛をセットしたチャラ気なホストたち。。。
そこで私は気に入ったホストがいた。名前は晃!
スタイルがよくて顔はかっこよくもなく、ぶさいくでもなく…何というか優しいオーラがある人で、子供のまま大人になったような人だった。2006-04-03 03:55:00 -
17:
あきろん
店内だけとは分かってるちょっとした擬似恋愛なんて楽しんだりしちゃったりして楽しい3時間が過ぎた頃。私は心に決めていた事があった。
もう一度夜の世界へ戻ろうと。2006-04-03 03:57:00 -
18:
あきろん
でもクラブの仕事は向いていない事が分かったし、キャバクラなんて派閥のありそうな所、小心者な私には到底ムリな場所だった。
だから私はあえて風俗という道を選んだ。健ちゃんが浮気した相手は…
風俗嬢。
しかも京都で一、二番を争うぐらい有名なお店!私は迷う事なくそこのライバル店であるお店へ面接しに行った。2006-04-03 03:58:00 -
19:
あきろん
見事合格。早速次の日から働くことになった。
なんたって初めての風俗。初めは戸惑う事ばかり。
まさか生まれたまんまの姿で親にも、彼氏にも見られた事のないような場所まですみずみと見られるもんだから私は自分に情けなく、そしてお客様には申し訳なくなった。明日からムダ毛処理はちゃんとしようと。2006-04-03 04:03:00 -
20:
あきろん
それでもお客様が喜んでくれたら嬉しくて、必死でがむしゃらに働いた。なんだかんだ店長にほだされていつの間にか風俗雑誌にもちらりほらりと…
2006-04-03 04:03:00