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∞ポン*パ*ドール∞
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1:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
Cafeで働く21歳梅林恭太朗毎日楽しくお仕事。さえない男と可愛いペット愉快軽快なお話。*'。゚・*。
2005-11-18 20:24:00 -
389:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ウメは痛い頭と頭上の暴風波浪警報を引きずりながらヨテヨテとソファに転がる
昨日泣いて泣いて泣きまくって目がバインバインに腫れ上がってなんとも痛々しい。
(*゚Д゚)ハァ
♪♪♪リンコロ♪♪リンコロ♪♪♪
ピッッッ『はい。』2005-11-25 11:45:00 -
390:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『ウ─────メちゃん♪♪あっそびましょッッ☆』
『ケイタなんでそんないつでも元気なん(´Θ`)』
『じゃーなんでウメいつでも元気じゃないんッップヒ!!!』
『悪いヶド今日無理』
『えッッ聞こえねぇェェ!!!』2005-11-25 11:50:00 -
391:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『だからね、今日は』
!!ガチャガチャ!!!バキッッ!!
『おっはぁ☆』
『…(´Д`)勘弁してくれ』
『ホィ!!!ポカリと煙草☆ってひどい顔!!!ウメ醜い顔!!!氷で冷やして!!!』2005-11-25 11:53:00 -
392:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ガラガラガラガラ
ケイタが台所で氷を割ってる音が響く。
『ウメー?!!』
『んー』
『お前カッチョいーよ。まじでね』2005-11-25 11:56:00 -
393:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『ハハッッ当たり前ってば。』
『うん。』
『………俺』
『…うん。』
『………俺、本当は、引っ張って力ずくにでも連れて帰って来たかったんよ。』2005-11-25 11:59:00 -
394:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『…知ってる(o^∀^o)ホラ』
ケイタは持ってきたタプンタプンの氷袋をウメの頭にのっけた
『冷たッッ』
『顔冷やしてなさい』
『………ありがと』2005-11-25 12:02:00 -
395:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
無音の部屋で男が二人。
ケイタはそれ以上何も言わないし聞かなかった。
ウメはタプンタプンの袋に隠れて、やっぱり泣いた。
*+*数分後*+*+カッコカッコ♪
『飢えで死ぬ!!!飯いこ』『お!!ウメチャン勢いいーねー飯いこ!!』2005-11-25 12:05:00 -
396:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『俺朝タク代ゴチってもろたしウメちんゴチったる!!!』
『何ゴチってくれんの』
『すき家でもマクドでも何でも言ってくれ(゚∀゚・)』
『ケチクサ!!!』
『んー、じゃあ思い切ってモスバーガー?』2005-11-25 12:08:00 -
397:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ァハハハハと笑いあったらさっさと着替える。
男の子なんだから。クヨクヨしてたらカッチョ悪いょ☆
ウメは脳裏から悲しい事は消去する。
ベロアのジャケット羽織ったら、いざ出陣☆
飯食いに行きまっせ(。・∀・。)ノ2005-11-25 12:11:00 -
398:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ガチャガチャキーィィ
『ほんっと開きにくいドアじゃこのドア』
『カギあんま意味ナイもんね。幽霊屋敷みたい。』
『引っ越そっかなぁ』
それはそれは天気の良い昼下がり。ウメとケイタは歩く歩く2005-11-25 12:14:00 -
399:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『もぅベロアあちーね』
『うん。あちー。』
『服買いいこっかー』
『お前琳ちゃんは』
『いーのいーの。俺と琳は深い愛に包まれてるから☆キャ☆飯くったら服買い行こ』2005-11-25 12:17:00 -
400:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
近くのレストランに入ってご飯をたらふく食べ。ゲフッ
堀江まで車でひとっとび。
『堀江とか久々ー』
『俺も。ケイタ行きたい店ないの。』
『あ、あの店入ろ』2005-11-25 12:20:00 -
401:
ぇみりんこ?
もしやリアル?完結めざして突っ走れ???
2005-11-25 12:20:00 -
402:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
そのセレクトショップは、小さいながらに綺麗な店内。
『あ、コレ好き』
『えー、俺ならこっち。ケイタ黒ばっかだし色変えてみたら?似合うょコレとか』
『ウメちんお洒落なんだから☆じゃコレとコレ着てみよっと』
ケイタが試着室に入って行く2005-11-25 12:23:00 -
403:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ウメは店内を詮索する
『(゚Θ゚・)』
目に留まったのは一着のワンピース。
大柄な薄紫の和風花が薄ピンクの布にちりばめられててレースが裾と胸元についてるベビードール型のワンピース。
『かわいー。』ウメは呆気にとられていた2005-11-25 12:28:00 -
404:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『買うのソレ』
試着を終えてちゃっかり会計を済ませたケイタがウメをつんつんした。
『買ってどーすんの』
カチャっとワンピースを元に戻す2005-11-25 12:30:00 -
405:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『琳はこのて着んからなぁ。可愛いよなぁ女の子らしくて。琳の頭なんてケープ2日に1本なくなる程カチカチなのょ』
ウメが手にした服を会計してるってのにケイタはお構いなしで話しかける
『あら。でもウチの店の女の子も頭すごいよ』
チャリチャリとお釣りを貰って財布にしまって袋を受け取った2005-11-25 12:35:00 -
406:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
?ぇみりんこ??リァルありがとう??
2005-11-25 12:36:00 -
408:
???
名無しさん、楽しみにしてるのに読みにくくしてしまってごめんなさい?完結まで書き込み控えます?
2005-11-25 13:31:00 -
409:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
再開します?
????読んでくれてありがとう?完結までぶっとばすね?2005-11-25 13:54:00 -
410:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『あちーぃ!!!』
ウメはケイタを家まで送って家の前で降ろした
『ありがと。あ、ウメー』
カチャッッ。ケイタは車からおりて何かを思い出してかがんで運転席のウメを見る
『ん?』2005-11-25 13:58:00 -
411:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『俺ね、ホストやめんの。来週の金曜(゚∀゚・)』
『は?本当に?』
『うん。じゃーねぇ☆』
(゚Θ゚・)今日は月曜び。
『急すぎ。』2005-11-25 14:00:00 -
412:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
車は煌々と差し込むお天道様の光りを連れて走る。
ウメはケイタに言いたい事が有った。
ケイタが先に言っちゃったから言い出せずに車を走らせてしまった。
『俺も明後日辞めんだけどね』2005-11-25 14:03:00 -
413:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ウメは退店の日、従業員や女の子数人に色々と祝って頂いて酔っ払った。
飲め飲め飲め飲め☆楽しかったし淋しくもなった。
ミヤネが泣いてやかましかった事も、女の子が思いの外かなしがってくれた事も、みんなから貰った花束も、涙が出そうになったくらい嬉しかった2005-11-25 14:11:00 -
414:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
家について目を覚ますといつもと同じベットの上だった
二日酔いは今までで1番ひどくて叉泣きそうになりながら
冷蔵庫を開ける
『うそ…ポカリない。』
♪♪♪リンコロ♪♪♪リンコロ♪♪♪♪2005-11-25 14:14:00 -
415:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『はい。』
『ウメちんオハぁ!!!仕事辞めたんだって!!?水くさいなぁ!!お祝いしたのにィィ!!!』
ガチャガチャ。
『(゚Д゚・)、勘弁してェ』2005-11-25 14:17:00 -
416:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ガチャガチャ。。。
『ケイタ、何でいっつもいきなり勝手に家くんの』
『へ!!?』
『いやだから、勝手に家』
『え、俺行ってないって!!!今ハニィとゴロゴロしてんよ』2005-11-25 14:19:00 -
417:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『(`Д´・)!!!!』
『ウメ?もしもし大丈夫!?泥棒かい!!?キャァ(゚∀゚・)』
『は。まじで。』
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ。。
『ヒャァ(θДθ・)!!!』2005-11-25 14:21:00 -
418:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ガチャガチャガチャガチャ
。。。。バキッッ
(゚Д゚・)『ドアがッッ!!!』
『どーした!!!ウメちんッッ』
『ドアが壊れたって!!!』2005-11-25 14:23:00 -
419:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
バ━━━━━━━━ン!!!
『ギャァ(≫Д≪*)』
『ウメェェェ!!!大丈夫かァァ!!』2005-11-25 14:25:00 -
420:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『キョン!!!』
(゚Д゚・)
『………ニィ?』
『あたッッ!!!あたあたあたあたあたあたあたしッッ(`Д´・)』
壊れたドアをヨッコラセ。立っていたのはニィだった2005-11-25 14:30:00 -
421:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『キョッッ!!!キョンがッッキョンがい゛ない゛ど無理ィィ゛』
ウメはア然。
目の前にいる女の子は、お世辞にも可愛いとは言えない。
『ニィ、ニィ?鼻水でてる』
『う゛わぁぁああん!!!』2005-11-25 14:33:00 -
422:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『あれ?もしもーし?ウメちゃーん。しゅらばー?オーイ』
ハッ(゚◇゚・)!!!
『あ、ごめん後でかける』
ポチッッッ2005-11-25 14:35:00 -
424:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ウメは抜けた腰を引きずってティッシュを掴んでニィの鼻水と涙を拭った。フキフキ(。゚Д゚。)ノ
『ズッズッズビッッッッ』
『ほらチーンして』
『ヂ────ン。ズビ』
『はいもっかい。』ヂーン。2005-11-25 14:38:00 -
425:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
何分たったかな(゚Θ゚・)
『ニィ、大丈夫?』
━━━それから半日、ニィの意味のわからん話しを延々きかされた。2005-11-25 14:43:00 -
426:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ニィはパンパンの鞄ひとつを部屋に放り投げ
とくとくとウメに話しをしていた。
『あの、で、結局結論は?』
二日酔いで今にも倒れそうなウメはホトホト疲れ果てていた。再開よりも布団が恋しかった。2005-11-25 14:46:00 -
427:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『ニィ帰ってきてあげたの。ウメが淋しいから(。´∀`。)ノ』
涙が枯れたニィの顔は笑顔に満ちていた。
『いや、』
『いーの!!!』
我が儘ぷりは前以上に成長していた(。´Д`。)2005-11-25 14:49:00 -
428:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『ハィ!!!お祝い☆』
ニヤリしているニィの片手にはシャンパンが
『(゚Д゚・)!!まじで無理!!』
『いや!!ハイ乾杯☆ヒャァイ』
ウメは死を覚悟。2005-11-25 14:52:00 -
429:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
口につっこまれたビンから流れるアルコールは
瞬時にウメの意識をぶっとばした。
『もーいやぁぁ』囁いた後ウメの意識ははっきりぶっとんだ2005-11-25 14:54:00 -
430:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
パチッッ(゚_゚・)
ウメが目を覚ましたら窓の外にはまたお天道様がキラキラ
『!!(゚Д゚・)!!!』2005-11-25 14:55:00 -
431:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
目を覚ましたウメはスッポンポン
(゚Д゚・)!!
横に寝てるのはニィ。
(`Д´・)oHHHHH!!!
ニィまでスッポンポン2005-11-25 14:58:00 -
432:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『ん。あ、おはよー』
ニィが小さな声でアクビと一緒に囁いた。
『あの。。。』
『なに』ニィはニヤリ`∀´*)ノ2005-11-25 15:00:00 -
433:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
ウメは全てを察知した。
『脱貞おめでとさん』
ニィはケラケラ笑って言う
言葉の出ないウメはとりあえずパンツをはいてベットから出てヨロヨロと立った
ズッテ─────ン!!!2005-11-25 15:03:00 -
434:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
(×Θ×・)なに!?
コロコロと転がったビンを持ち上げる。ん?
『…ポン。。ポンペ。。。?』
『ポンパドール』
ニィがベットから身を乗り出し言った2005-11-25 15:05:00 -
435:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『きーた事ない。』
『ポンパドールはねぇ、造語なんだヶド、ジンクスがあるんだって(。´∀`。)』
『何?』
『教えな-----い』
ウメはハイハイと言ってかちわれそうな頭をホリホリしながら洗面所に向いて歩いていった2005-11-25 15:08:00 -
436:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
『ポンパドールってね、好きな人に飲ませると恋が叶うんだって。誰が言ったか真実は謎なんだけどね。安いし。でも飲んじゃったからキョンはもうニィにトリコだね☆
さ、ねよっと(。´∀`。)ノ』2005-11-25 15:12:00 -
437:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
転がったシャンパンボトル、ポンパドールは思いました
『人間は馬鹿で素敵な生き物だねぇ。恋愛なんて、面倒くさい事よくやるよ。まじないなんて信じちゃって。でもまぁ、二人共よくわかんないヶド笑ってるから、よしとするか☆』2005-11-25 15:15:00 -
438:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
Cafeで働く22歳梅林恭太朗毎日楽しくお仕事。さえない男と可愛い。。。彼女愉快軽快なお話*。・'*''*。・
2005-11-25 15:18:00 -
439:
ぉまめ ◆X/l2UzVPhE
●○おしまい○●
2005-11-25 15:19:00 -
440:
なぁ
お疲れ様でしたあ☆☆☆やっぱしぉまめちんの話すごぃ好き!楽しかったよん★こんな風に愛されたい…笑今回も楽しいお話をありがとう(*'∀'*)
2005-11-25 15:22:00