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1:
香奈
みんなの小説見て私も書きたくなりました?初めて書くからヘタクソですけど、読んでください?
2005-11-09 04:35:00 -
2:
香奈
ブサイク代表→太田美咲20歳
性格ブス代表→横山小百合20歳
そんな二人の、どこにでもある様でない話?2005-11-09 04:39:00 -
3:
香奈
先生{はい。今日はここまで。}「次選択かぁ。美和と一緒に行こ。」
美咲はさっさと支度して嫌いな教室から離れた。
美咲の選択は美術。
何で美術にしたか。それには理由があった。
大好きな先輩が、よく美術室に来るから。2005-11-09 05:01:00 -
4:
香奈
美術部に入ってる美和にその情報を聞いて、美咲は一発で美術に決めた。
ウキウキしながら美術室へ行く。すると…
「うそぉ!?横山さんも…?」
美咲の目に飛び込んできたのは、男子に囲まれニコニコする小百合の姿。2005-11-09 05:07:00 -
5:
香奈
美咲は一瞬顔が引きつった。
美和{横山さん…おるなぁ。けどさ、別に席とか決まってないし、離れて座ったらいいやん。な?}「う……うん。」
美咲は小百合が苦手。確かに誰もが認めるぐらい美人だけど、何か恐い。喋りかけにくそうなオーラを放ってた。2005-11-09 05:17:00 -
6:
香奈
先生{はい。出席とりまーす。}ずっと後ろの席で小百合の笑い声がする。何となく気にしてると、美和がスケッチブックの端に何か書いて見せてきた。
{この席先輩よく座るねんで☆}「えっ?うそぉ!」
ビックリして美和の顔を見ると、一瞬だけニコッと笑った。
美和のメッセージと笑顔に励まされてどうにか普通に戻れた。2005-11-09 05:28:00 -
7:
香奈
先生{えー、今回は人の顔を書いてもらいます。誰でもいいで。}美咲と美和はお互いの顔を書く事にした。向かい合って少しずつ書いていた。そのとき……
『さゅ相手おらぁん!…あっ☆ヘロヘロ書きやすそー。』
ヘロヘロとは美咲の事だ。アニメのヘロヘロ君ソックリやからヘロヘロ。美咲はヘロヘロと呼ばれるのが一番嫌だった。2005-11-09 05:38:00 -
8:
香奈
『ちょーっとどいてなぁーっ。』美和を振り飛ばして美咲の向かいに座ってきた。
先生{横山っ!太田は中村のパートナーやろ!}
『すぐ終わるぅー。…できた☆』すると小百合は書いたページを破って黒板に張りつけた。
『小百合ちゃん作☆へろへろぉ〜ん♪』2005-11-09 05:47:00 -
9:
☆
次の更新楽しみにしています☆
2005-11-09 08:04:00 -
11:
?ゅぅチャン?
がんばれぇッッ(?ω?)?
2005-11-09 21:41:00 -
12:
名無しさん
書かんのか?
2005-11-11 11:33:00 -
13:
名無しさん
おもしろそぉ☆書いてよぉ〜♪♪
2005-11-12 00:17:00 -
15:
香奈
男子共{ブッ…だははははっ!} 男子{さすが小百合!天才や!}『あたりまえー☆おいヘロ。小百合にアリガトウは?』
「……ウ。」
『はぁ?聞こえませぇーんっ!』「あ…ありがとうございます。」『聞こえへんしなぁ。』
男子{早よ言えや。}2005-11-12 06:04:00 -
16:
香奈
「ありがとうございました…。」『さゅが言う前に言うてもらいたいモンやなぁ。』
「…ごめんなさい。」
キーンコーンカーンコーン♪♪
こんな最悪な状態で授業が終わった。次も選択だ。かなり憂欝…。小百合は男子軍団を連れて食堂へ。美咲は耐え切れず、机に顔を伏せた。そのとき……。2005-11-12 06:32:00 -
17:
香奈
美和{美咲っ!先輩来たでっ!}美和が耳元でコッソリ言った。
「せ…先輩っ!?」
慌てて顔を上げると、先生の横にまばゆい光。先輩や!
顔中真っ赤になってまともに先輩を見れない。美咲は一生懸命美和の顔を書いてるかの様に演じた。先輩{おぅ。今年も選択美術か?}
先輩が美和に気付いて寄って来た。美和の隣には誰かのカバンが置いてあって座れない。すると先輩は美咲の隣に何気なく座った。2005-11-12 06:42:00 -
18:
名無しさん
ァゲ
2005-11-12 23:25:00 -
20:
香奈
「ひゃあぁー。どうしよっ…。」先輩の腕が視界に入ってる。それだけで恥ずかしくてどうしようもなかった。
先輩{この子連れ?}
美和{はい。太田美咲。今美和の顔書いてくれてるんですよぉ☆}先輩{ふーん。なぁ美咲ちゃん。何組なん?}
「へっ?あ、えーっと、5組です。」2005-11-13 10:31:00 -
21:
香奈
「はっ、はいぃ。」
キーンコーンカーンコーン♪♪
雄太{あ、チャイム鳴ったわぁ。またなぁ。}
「はい!」
すると先輩はニコッと笑って美術室から出て行った。美咲は先輩の姿が見えなくなるまで見送ると、ニヤけて美和の顔を見た。
美和{先輩と喋れて良かったやん!}
「うん。めっちゃかっこいいわぁ。体育祭絶対頑張るっ!」2005-11-13 10:55:00 -
22:
?ー
めちあ中学?の頃思L1出す??+゚*+.頑張ってニアン(?・?・)?
2005-11-13 11:26:00 -
23:
香奈
?ーちゃん?初レスありがとぉ?私も今学生時代の事思い出しながら書いて懐かしんでます?
2005-11-13 21:44:00 -
24:
香奈
美咲と美和が先輩の話で盛り上がってる中、ドアの向こうでニヤッと笑う小百合がいた…。
先生{はいはーい。授業始めるでぇ。席座りやぁ。}
『さゅココにしーよおっ☆』
何か企む様に小百合が美咲の隣に座った。
「そこ…先輩が座った席やのになぁ。」2005-11-14 09:57:00 -
25:
香奈
ヘコみながらうつむくと、小百合の細くて白い足が見えた。
「横山さん…やっぱ綺麗よな。」そんな事考えながらも小百合を無視してスケッチブックに絵を描いてく。『なぁヘロぉ。一緒に応援団入らん?』
「えっ!?」
『ココだけの話やねんけどさぁ、雄太君応援団長するらしいでぇ☆』2005-11-14 10:21:00 -
26:
香奈
「あっ…そうなんやぁ。」
『あんた雄太君の事好きなんやろ?覚えてもらうチャンスやで。』
「でも…、あたし応援団なんかできひんよ。」
『ふーん。そう。じゃあさゅが雄太君もーらおっ♪雄太君めっちゃ男前やし優しいのに今彼女おらんもんなぁ☆』2005-11-14 10:35:00 -
27:
香奈
「うーん…。考えてみるよ。」
『ほんまっ?じゃあ美穂ちゃん(担任)に言うとこっ☆まぁ話はそれだけやから。』
「あ…うん。」
そして小百合は一瞬企み笑顔を見せて後ろの席に移動した。
美和{美咲ほんまにやるん?}
「うーん…。ほんまはやりたくないけど先輩が…。」2005-11-14 11:00:00 -
28:
香奈
美和{そっかぁ。まぁ横山さんはほっといて先輩と仲良くしたらいいやん。横山さんが言ってる通りチャンスやと思うよ☆美咲頑張れ!}「う、うーん。頑張る。」
自分に自信のない美咲は不安で仕方なかった。先輩に迷惑かけたら…とか、ちゃんとできるかな…とか。そんな事ばかり考えていた。2005-11-14 13:26:00 -
29:
香奈
【応援団の練習初日】
うちのクラスは美咲以外みんなギャルばかり。一年も三年もみんなギャルばかりで、明らかに美咲だけ浮いていた。
「はぁ…。やっぱ応援団なんか入るんじゃなかったなぁ。」
先輩{あーい。みんな集まったか?うちの団はパラパラやるでぃ!服装は女で決めてくれたらいいし、練習しやなあかんから毎日放課後プール前集合なぁ。}2005-11-14 13:34:00 -
30:
りな
おもしろいから,いっぱぃ書いて〜☆☆
2005-11-14 16:35:00 -
31:
名無しさん
ぁげ
2005-11-15 02:01:00 -
32:
???
頑張ってぇ?
2005-11-15 02:38:00 -
33:
名無しさん
??????????
2005-11-16 11:40:00 -
35:
香奈
{はぁー?今時パラパラとか古いって!}
{あーしソーラン節やりたいわぁ☆}{レゲエダンスでいんちゃうのぉ?}あっちこっちでギャルがブーイングしている。
先輩{はいはいお前らうっさい!団長の言う事は絶対やからっ☆何やかんや言うてお前らパラパラばり踊れるやん!曲決めさしたるから文句言うな。}2005-11-17 01:33:00 -
36:
香奈
{えぇーっ!}
『じゃあー、さゅパラパラやるっ☆さゅ下手っピやから教えてな?』「中学のときガングロギャルしてパラパラ踊りまくってたって美和から聞いてんけどなぁ…。」
秘かな疑問を浮かべながら、美咲はここから逃げる事ばかり考えていた。2005-11-17 02:04:00 -
37:
香奈
『ヘロぉ?曲決めるしこっちおいでやぁ。』
「え…っ!?」
『はぁやぁくぅー。』
すると小百合は美咲の手を握ってニッコリ笑いながら美咲をギャルの輪の中にエスコートした。
「あかん。もう逃げられへん。」ほぼ諦めが入った美咲は、警戒しながら輪の中に入って行った。2005-11-17 04:40:00 -
38:
香奈
{さゅー。こいつ誰なん?}
『ヘロやでぇ。えっとぉ、太田やっけな?うちのクラスの子やねん。』 {何でこいつもなぁん?}
『いいやん。ヘロも仲間入れたろやぁ。』
小百合が美咲の手をギュッとにぎって笑顔で紹介した。
【次の日〜】2005-11-17 04:47:00 -
39:
香奈
先輩{曲決まったでぇぇぇっ!}先輩が軽快に黒板に何かを書いた。英語ばっかり。
先輩{一年と二年の女はイエスタディとアイワナダンス。で、最後に全員でベルファーレやからなぁ。}
「さっ、三曲も!?」
{あーし全部余裕やし。}
{ちぃもぉー。}2005-11-17 05:04:00 -
40:
香奈
『どぉしよぉー。さゅ全部分からんかも…。』
{あーしら教えたるし。ばり簡単やからすぐ踊れるわぁ。}
『あっ、いいわぁ。みんなヘロに教えたって?』
「何であたしなん…。」
{さゅは誰に教えてもらうん?}『うーん…自分でかなぁーっ?』2005-11-17 05:29:00 -
41:
名無しさん
?しおり?
2005-11-17 07:36:00 -
42:
香奈
{さすがさゅやなぁ☆天才や!}『えーっ☆そぉ?』
「ほんまは全部踊れるんやろ?」一瞬心の中でつぶやいた。小百合を眺めながらボーッとしていると、急に小百合が自分のカバンを持ち上げて肩にかけた。
『さゅ食堂行って来るぅーっ!』2005-11-17 16:12:00 -
43:
名無しさん
ぉもろぃ?
2005-11-17 18:24:00 -
44:
???
おもろいしな?
2005-11-17 19:14:00 -
46:
香奈
{ほいほい。いってらぁーっ☆}『はぁーいっ!』
小百合はご機嫌な態度で教室から出て行った。美咲が小百合を目で見送った後プリントを眺めていると、輪の中の雰囲気が一瞬にして変わった。
{あいつまた帰ったで。}
{自力で頑張るとか絶対嘘っ。}{どーせまた男に頼るんちゃう?まっ、どーでもいいけどっ。}2005-11-17 23:20:00 -
47:
香奈
「えっ!?みんな急にどうしたんやろ…。」
みんなの豹変ぶりを見て挙動不振になる美咲。余計この場所から逃げたくなって、また逃げる事ばかりが頭をグルグル回ってる。そのとき……
{なぁあんたパラパラ踊れるん?}「えっ!?」
{踊れるんかって聞いてんねん}「いやっ、あの…踊れないです」{教えたるわ。}2005-11-17 23:30:00 -
48:
香奈
「…えっ?でもあたしは……。」{あーしベルファーレばりテクってるし伝授したるわぁ!}
{パラパラはなぁ、手ぇこうで、足はこのステップやから。これできたらたいがいうまく見えるから。}「えっ?えぇーっ!?」
またもやみんなの急な変わりように驚いてキョドるしかない美咲。2005-11-17 23:38:00 -
49:
香奈
{試しに一回やってみてやぁ。}「うそ…。いきなり?」
みんなが手拍子して{ハイハイ!}と声を合わせながら美咲に注目してる。
「えーっと、こう…ですか…?」{ブッ!ブあはははっ!}
{ばりかわいい!}
「……えっ?」2005-11-17 23:45:00 -
50:
香奈
{動きばりかわいいってぇー!}「かっ、かわいい!?」
複雑な心境のままその場に立ちつくした。すると一人のギャルが椅子から立ち上がり美咲の前に来た。{あんた名前何て言うたっけ?}「太田…美咲です。」
{んならこれから【ミッキー】な。あーし【藍子】。【あーこ】でいいで。帰りプリ撮りに行こやっ☆} すると藍子はニコッと笑って画面に藍子のメモリーが表示された携帯を美咲に見せた。2005-11-18 00:03:00 -
51:
香奈
「あたしでいいの?ほんまに?」藍子{当たり前やし。あーし正直モンやしな。}
「ありがとぉ!うん。行こっ☆」そして藍子とメモリー交換して、その日は六時半まで練習した。小百合はみんなが話してた通り、あれ以来戻って来なかった。それから二年の子ら全員でマクドへ…。2005-11-18 00:11:00 -
52:
香奈
{なぁなぁ。ミッキー何で応援団入ったん?}
「うーん…横山さんにすすめられたってゆうか…。」
{やっぱな。あいつ絶対引き立て役連れて来るもんなぁ。}
「そっかぁ。あたし引き立て役やったんかぁ。けど、横山さんぐらい綺麗やったら引き立て役なんていらんくない?」2005-11-18 00:17:00 -
53:
ぁぃら
まぢぉもろぃ?頑張れ?
2005-11-18 02:16:00 -
54:
うんこ
しおり?
2005-11-18 02:30:00 -
55:
?
おもしろい?頑張って書いて下さい?
2005-11-18 05:30:00 -
58:
香奈
みんなの話を聞いて美咲は身震いした。それに気付いた藍子が、美咲の前にハッピーセットのオモチャを置いて笑った。
{んな顔すんなっ☆あーしらミッキーの味方やし。まっ、同じ被害者同士仲良くやってきましょやぁ!}「う…うん。」
まだ少し不安が残ってたけど、藍子の笑顔でだいぶ元気になれた。{よっしゃ☆プリ撮りに行こ!} 全員化粧直しが終わり、コテコテした顔のみんなを見ながらゲーセンへと足を進める。2005-11-19 23:50:00 -
59:
香奈
正直これが五回目のプリクラ…。そのうち友達と撮ったのは、たった二回しかなかった。
理由は二つ。プリクラ機=ギャルが群がる。ギャル=恐い。そのイメージが強くて、なかなかゲーセンにも入れなかったのだ。
そしてもう一つ。自分の顔。ブスなのは自分でも分かってる。だからこそ、自分の顔がシールになるなんて…と思うと、どうしても避けてしまう美咲がいたのだ。2005-11-19 23:58:00 -
60:
香奈
藍子{なぁなぁ。ミッキー二人で一緒に撮ろやぁ!}
「えっ?あっ、うん…。」
3・2・1・・・カシャッ!撮影終了。 変な汗かきながらペンを握ってラクガキ。何を書いたらいいのか分からず、一枚だけに【今日はありがとう?】と書くのが精一杯だった。2005-11-20 00:07:00 -
61:
香奈
{ミッキーできたでぇ☆ほれぇっ!}破裂しそうな胸を押さえながら、できたてのプリクラを受け取った。 「…すごい。めっちゃすごい!」{はいっ!当たり前ぇーっ☆}
そこにはかなり美化された美咲がいた。藍子のらくがきもかわいい。それ以上に、藍子が書いたメッセージに感動した。2005-11-20 00:13:00 -
62:
香奈
【みっきー?あーこ?おはちゅ?みっきーのパラパラ天下一っ☆みっきーがもっといっぱぁい笑ってくれますよぉに?】
【?あーしらこれから毎日遊ぶしっ??あーこはみっきーの純粋さ?に惚れたのらぁ?みっきーこれからヨロシクねっ?】
「あーこ。ありがとぉ!」
{どういたましてぇ☆んならあーしコレ切っとくから江梨子とプリ行ってき?}2005-11-20 00:24:00 -
63:
香奈
「うん!あーこも後で来てな?」{りょーかいっ☆}
{ミッキー今度はえりと撮ろぉー。}「はぁーいっ!」
「友達が増えるっていいなぁ。」美咲はすごくあったかい気持ちになった。それから全員で撮ったり三人で撮ったり。顔へのコンプレックスなんかすっかり忘れて、気付けばずっと笑ってた。2005-11-20 00:32:00 -
64:
香奈
{うちらもう仕事やから帰るわぁ!ばいばぁーい!}
{えりらも帰るぅ。もうすぐ合コンやから着替えやなあかんねん。}「ん?こんな時間に仕事…っ?」携帯を見ると、もう八時半を過ぎていた。
藍子{まだこんな時間かぁ。ミッキーまだ時間いける?}
「ちょっとだけやったら…。」2005-11-20 00:41:00 -
65:
香奈
{家こっから近いし。来るぅ?}「えっ!そんな…。いいのっ?」{いいよっ☆てか…来て?家誰もおらんし、一人でおっても寂しいねやん。}
「じゃあ…お邪魔しますっ。」
みんなを見送り、また二人で何枚かプリクラを撮った後、コンビニで食料調達して藍子の家へ。2005-11-20 00:48:00 -
66:
香奈
藍子{ばり汚いけど上がって?}藍子の家は三階建てで、玄関を開けるとヒンヤリした感じがした。
階段を登って藍子の部屋へ入ると、藍子はテーブルにおかしをぶちまけてコンポの電源を入れた。
{トランスとか聞かんよな?家で何聞いてんの?}
「うーん、あゆとか。けどあたしトランス聞いてみたい!」2005-11-20 01:04:00 -
67:
???
頑張ってね?
2005-11-20 01:15:00 -
68:
名無しさん
ミッキーかんば☆
2005-11-20 03:46:00 -
70:
香奈
{ほんま?}「うんっ!」
そして藍子はボリュームを小さめにしてトランスを流した。テーブルの隅にあったプリ帳を見てると、そこには藍子と雄太先輩の友達が仲良く写ってるプリクラがたくさん貼ってあった。
【??ヵ月記念?これからもずぅ?っとラビュラビュやでっ?】
「あーこ。この人彼氏さん…?」2005-11-20 17:24:00 -
71:
香奈
{うーん…。まぁ、元彼かな。}前髪をゴムでくくりながらダルそうに答える藍子。
「そうなんや…。こんなかっこいい人と付き合えていいなぁー。」{はっ?どこがなん。全然男前ちゃうやん!こんな男何一ついいトコなんかないしな。}
「何か…あったん?」
{別にぃ。}2005-11-20 17:39:00 -
73:
?
続き書いて??
2005-11-20 19:00:00 -
75:
香奈
↑香奈です?
美咲には藍子の{別にぃ。}という言葉が、すごく重く感じた。
「あたしで良ければ…話して?」{あんたに話したって何も分からんやん。話すだけ無駄やねん。}「分からんからこそ…話しやすいんじゃないかなぁ?」
{はぁ?何でやねん。}2005-11-20 23:07:00 -
76:
香奈
「周りから見た意見とか…、そうゆうので何かアドバイスできると思って。それに……あーこ何か寂しそうやもん。そんなあーこ見たくないし…。あっ!無理に話さなくてもいいねんけどなっ。」
{聞いて…くれんの?}
「…うん。」
すると藍子はペットボトルの烏龍茶をガブ飲みして、少しずつ喋りはじめた。2005-11-20 23:25:00 -
77:
香奈
{あーしな、中学んときから龍介の事好きやってん。何回告っても振られたし、ばりウザがられとったけどやっぱ諦められんくて、必死に勉強して龍介と同じ学校行ってんやん。で、龍介の連れと無理矢理仲良くなって遊んだりしててん。そんで六月の末、夜中みんなで海行ったときに告ったらやっとオッケーもらえて付き合ってん。}
2005-11-20 23:34:00 -
78:
香奈
{そっから春ぐらいまでめっちゃ幸せやってんけどさぁ…。}
藍子が急に黙ってうつむいた…。「あーこ?どうしたん!?」
{…ちょっと昔の事思い出しただけ。なぁミッキー、今日泊まってってくれへん?何か寂しいねん…。}そう言って顔を上げた藍子は、すごく悲しい顔をしてた。
「うん。いいよ。」2005-11-20 23:42:00 -
79:
香奈
藍子にジャージを借りて、二人でベッドに入った。友達同士で一緒に寝るなんて今までなかったから、やけに緊張して天井をずっと見つめてた。
「あーこ?もう大丈夫?」
{うん…。ミッキーは連れやと思ってた女に裏切られた事ある?}
「うん。って言っても友達の取り合いとかそんな感じやけど。あいにく恋で喧嘩した事はないかな?恋なんて今までした事ないし。」2005-11-20 23:54:00 -
80:
香奈
{そっかぁ。気楽でいいなぁ。}「もしかして…、裏切られた?」{そうやで。横山小百合にな。}「えっ?横山…さん!?」
{うん。龍介に別れよ言われた理由あいつやもん。あいつ自分が欲しいと思ったら、どんな手段取ってでも手に入れるから。龍介があいつをとっただけやったら仕方ないって諦めつくけど…。}2005-11-21 00:04:00 -
81:
香奈
{あいつ江梨子らに何言うてたと思う?【藍子ノロケすぎてウザイから龍介取ったったぁ☆龍介もまぁまぁ男前やし。さゅ龍介の事好きちゃうから飽きたら適当にポイするわ!】って。江梨子と仲良いから、すぐ耳入るの分かっててわざと言いやがってん。}
2005-11-21 02:56:00 -
82:
香奈
「そのとき江梨子は何って…?」{黙るしかなかったって。江梨子も小百合に弱み握られてる分何も言われへんかったんやろ。}
「彼氏さんに何も言わんかったん?」
{小百合つめに行ったとき龍介が必死に小百合かばってるん見て怒る気も失せたわ。}2005-11-21 03:22:00 -
83:
名無しさん
ぁげ
2005-11-21 20:07:00 -
84:
???
頑張ってね?
2005-11-21 20:24:00 -
85:
名無しさん
おもしろい?????
2005-11-21 20:48:00 -
87:
香奈
{まだ好きやったんもあるけど。そんな態度とった龍介にも腹立ったけど、その後ろで笑ってる小百合に腹立ってさぁ。仕返ししたろ思ったけどみんなに止められてできんかったし。けど、小百合の顔見たらどうしてもあの事頭に浮かんで…。殺したく…なるねん。}
2005-11-21 23:23:00 -
88:
香奈
そっと藍子の方に目を向けると、藍子の大きな目から涙が流れてた。美咲はその涙を指で拭い、藍子のお腹に手を置いた。
「あーこ。今でもまだ彼氏さんの事好きなんやろ?」
{もうあんな男…好きちゃう。}「好きやから泣くんやと思う。」{……そっか。}2005-11-21 23:29:00 -
89:
香奈
「横山さん、いつか絶対罰当たるよ。あーこにこんなひどい事してんもん。あーこは横山さんと違って純粋に彼氏さんの事好きになれるし、友達もいっぱいおる。こんなあたしとも友達になってくれたやん。あーこは横山さんより遥かにいいモン持ってるんやから。いつまでも横山さん恨んでたら弱いものいじめやで?」
2005-11-21 23:37:00 -
90:
香奈
{じゃああいつと仲良くしろって言うてんの!?}
「ううん。上辺でいいやん。上辺やったら好きな人の話とかもそんなにしないやろ?明日から、もう一回彼氏さんに話しかけてみたら?」
{無理に決まってるやん。あーし避けられてんねんで?絶対無理}2005-11-21 23:55:00 -
91:
香奈
「やりもせんと無理はないやん。今やらんかったらずっと後悔するよ。それでもいいの?」
{……。あーもう!分かった!}「ほんまにっ?」
{うん…。そのかわり…協力してな?}
「当たり前ぇーっ☆」
{あーこのマネすんなっ!笑}2005-11-21 23:59:00 -
92:
香奈
{けど…元気出た。ミッキーに話して良かったわ。ミッキーありがとっ。}「うんっ!あーこ頑張れっ☆」
藍子の悩みも少し解決して、しばらく沈黙が続いた。
{ミッキーさぁ、恋した事ない言うたやん?何でアドバイスできたん?} 「だてに少女漫画読んでませんから…。」2005-11-22 00:04:00 -
96:
名無しさん
???ヶ″??
2005-11-22 02:42:00 -
97:
名無しさん
○
(( (ヽヽ パコ
>_| ̄|○ パコ
2005-11-22 02:43:00 -
98:
☆
更新待ってます??
2005-11-22 22:13:00 -
101:
香奈
{うーん…まぁ正解やな。あいつら雄太と付き合ってからどんどん変わってったやろ?携帯も雄太とおそろでストラップも一緒やし。休み時間もずっと一緒におったやん。{付き合ってんねんから別に普通やん。}と思うやろ?ほんまはちゃうねんなぁ。}
「えっ?どうゆう事なんっ!?」{まぁー、一言で言えば【奴隷】やな。}
「どっ、奴隷ぃ!?」2005-11-23 00:18:00 -
102:
香奈
美咲は生唾を飲んで小声で驚きの声を上げた。
「奴隷って…何かされてたん?」{まだ聞きたいん?あんたほんまにショック死しても知らんで。}
「うん…。大丈夫。聞きたい。」すると藍子はテーブルに移動すると、タバコを吸いながら少し苦しそうな顔をして話しはじめた。2005-11-23 00:26:00 -
103:
香奈
{龍介が言うてたんやけど…自分の女連れにやらしたり、街中にノーパンで立たしたり、女が痴漢されてんの分かっててわざと無視したり…。中川真理それで妊娠して即捨てられてん。龍介も{あいつだけはほんまえげつい。}言うてた。これで分かったやろ?あいつだけは絶対辞めとき。好きやからって耐えてたら最後にはボロボロなんで。}
2005-11-23 00:37:00 -
105:
???
頑張って?
2005-11-23 01:23:00 -
106:
?
しおり?
2005-11-23 03:17:00 -
107:
名無しさん
雄太って奴最悪やん??
2005-11-23 04:07:00 -
109:
名無しさん
さおリ
2005-11-23 04:33:00 -
110:
香奈
{あーあ。もう朝かぁ。学校ダルイなぁー。行きたくないぃ。}
すっかり話しこんでるうちに、カーテンの隙間から朝日が差し込んでた。美咲は眠い目をこすると制服に着替えて残りの烏龍茶を飲んだ。{ミッキー今日サボらぁん?}
藍子はダルそうにして、いっこうに体を動かさない。2005-11-23 04:35:00 -
111:
香奈
「あたし行く。一限目から英語やもん。今日もパラパラの練習あるし、みんな待ってるから。」
{どうせみんな昼から来るって}「遅刻したらグランド三周走らされるよ!」
{そんなんブチッたらええしな。}「あかんっ!」{もーダルイ。}
「いいから行くよ!あーこも着替えて!」
{あーもうっ!分かったからっ!行けばいいんやろ。行くわぁ。}2005-11-23 04:42:00 -
112:
香奈
藍子がダラダラ用意するのを頑固おやじの様に見張り、支度が終わると昨日買ったコンビニおにぎりを鞄につっこんで藍子の家を飛び出した。
{んな急がんでもいけるしぃ。}「ここからやったら30分もかかるやんか!早めに着く様にしないと。」
美咲は何故か昔から【八時までに登校する】という変な決めごとを作ってた。そんな早い時間に来る奴は美咲ぐらいしかいない。2005-11-23 04:50:00 -
115:
香奈
ずっと昔から備わってるクソ真面目根性で、眠そうな藍子をグイグイ引っ張っていった。
「後ろ乗って!はい。これ朝ご飯。今のうちに食べなあかんよ!」{んな事できるかい!あーしタバコ吸うから、前からポリ来たら言うてな。}
そして藍子が後ろにまたがり、タバコくわえて出発した。2005-11-24 00:03:00 -
118:
???
頑張ってぇおもろい??
2005-11-24 00:20:00