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あの頃。

スレッド内検索:
  • 1:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    携帯の受信フォルダを開く。あの人からの嬉しいメールは全部保護してある。それを見るたび涙が溢れる。あの人からの指定着信音はもう鳴らない。
    失って初めて気付いた事。
    幸せやった。

    2005-12-21 02:45:00
  • 97:

    名無しさん

    2006-01-09 23:06:00
  • 98:

    名無しさん

    はやく読みたい???

    2006-01-10 02:17:00
  • 99:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    100さん?ゲットありがと?

    2006-01-10 16:40:00
  • 100:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    102さん?読みやすくしてくれてありがと。
    103さん?読んでくれてありがと?続きかくね?

    2006-01-10 16:42:00
  • 101:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    確かに私はあの人が好きだった。あの頃の私はもそれに気付いてた。だけど、あいつの時みたいにがむしゃらになる事ができなかった。自分の心にストップをかけて素直に従う事ができなかった。だから聞きたい事も我慢した。言いたい事も我慢した。要求は一切しなかった。特別にされてても所詮は客。うざいと思われたくない。あいつの時みたいに痛い子になりたくない。

    2006-01-10 16:49:00
  • 102:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    お互いが一線を置くから距離は縮まらなかった。あの頃の私とあの人の関係を言葉にすれば、友達以上恋人未満。ぴったりの言葉。私が一番嫌いな中途半端な関係。彼女じゃないから、彼女ってゆう肩書きがないから、ありのままの自分を見せる事ができない。深く入り込めない。色彼にしてくれたらどんなに楽か。何回も何十回も思った。だけどあの人はふたりの関係を形にする言葉をゆってこなかった。初めて店に行って、休みを一緒に過ごすようになって2ヵ月もたってたのに。

    2006-01-10 17:02:00
  • 103:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    私が仕事中にあの人が何をしてるか全く知らなかった。あの人が仕事中に私が何をしてるか、あの人は聞いてこなかった。あの人は本当にわかりにくい。何を考えてるかわからない。だけど私の想像をはるかにこえるぐらい考えてる。わかってる。知ってる。それがわかるから私はあの人の言葉ひとつを重く深くとらえて色んな意味を考えた。色んな意味を考えて出る答えはいつもマイナス。今日、メールないけど忙しいんかな?寝てるんかな?本彼とおるんやわ。あの頃の私はあの人と連絡とれない時は絶対、本彼といると思い込むようにしてた。その方が楽やから。こんなに一緒にいるのにあの人が私に惚れないのは本彼がいるからや。そう思わないと私から自信とゆう無敵で最強に自分を支えるものがなくなる気がしたから。仮にも私はナンバー1ソープ嬢。自信を失ったら戦えない。

    2006-01-10 17:15:00
  • 104:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    あの人の中での自分の存在価値がわからなかったあの頃、仕事でさらにさらに存在価値を、存在する意味をみいだそうとした。あの人は私に仕事の事を聞かない。あれだけ有名ホストがチヤホヤした私を普通に扱う。私がグラビアに出ようが興味を示さない。ソープ嬢〇〇とゆう肩書きだけで十分自分をアピールしてきた私はあの人にどう接していいかわからなかった。

    2006-01-10 17:22:00
  • 105:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    あの人から連絡がなかった夜、私は一番通ったホスクラに行った。久々に来店した私を見てメインホストが言った。「痩せすぎやで。つーかやつれてる。大丈夫か?」確かに痩せたなとは思ってたけど、やつれたのには気付いてなかった。あの人の事で悩みすぎてたんやろう。だけど、この夜、私は自分の価値もレベルもプライドもハードルもさらにあげた。ソープ嬢〇〇がチヤホヤされたから。まだいけると実感したから。まだソープ嬢〇〇でいないとあかん、普通の女の子と同じように恋に悩んでる場合じゃない。自分を追い詰めた。

    2006-01-10 17:34:00
  • 106:

    ? ◆aNcczJY1pQ

    それから私はあの人にまでソープ嬢として値打ちをこくようになった。聞かれてもない仕事の事を話すようになった。あんたの客の中で一番稼いでるねん。一番指名とってるねん。私、売れっ子やから他の客と一線にせんといて。あんたが今まで見てきた風俗嬢みたいに自分捨てたりせんから。あの頃の私はこんな、ひねくれた考えしかできなかった。死に物狂いでつかんだトップの座を守る事が大事だった。失ってしまえば、しょうもない肩書きやのに。気付けなかった。

    2006-01-10 17:42:00
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