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あの頃。
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1:
? ◆aNcczJY1pQ
携帯の受信フォルダを開く。あの人からの嬉しいメールは全部保護してある。それを見るたび涙が溢れる。あの人からの指定着信音はもう鳴らない。
失って初めて気付いた事。
幸せやった。2005-12-21 02:45:00 -
27:
? ◆aNcczJY1pQ
1年ぶりに会ったあいつはやつれてたように見えた。ミズキが私を紹介する。「ナンバー1の〇〇さんやで。お世話になってんねん。」あいつが私を見る。そして「初めまして」笑いながら言う。私はかけてたサングラスをはずして笑顔でゆった。「初めまして、〇〇です。よろしく。楽しませてね。ホスクラ来るの1年ぶりやから」本名は言わない。今の私には入り込ませない。あいつは目が点になっていた。ギャルだった私の変貌もやけど消えた女の出現にあきらかに動揺していた。だけどあいつもプロ。横には太客のミズキがいる。「こちらこそよろしく。エレベーター乗って下さい」冷静なふりをする。
2005-12-22 01:36:00 -
28:
? ◆aNcczJY1pQ
店に入る。席に座ると懐かしい顔がよってきた。かつて店ぐるみで私のヘルプをしていた子だ。私は初めましてと言う。どっかで見た事あると言われても初めましてで通した。1時間たった時にあいつがミズキを帰そうとした。私に話あるからって合図する。ミズキを帰してあいつは私の横に座った。
2005-12-22 01:41:00 -
29:
? ◆aNcczJY1pQ
「ほんまびっくりしたわぁ。〇〇やろ?マジあん時ごめん。俺ほんまに後悔してん。また会えて嬉しいわ。つーかお前変わったなぁ。きれいになったわ。」「私は変わったよ。あんたのおかげで強くなった。もう昔のきもい私は忘れて。あんな姿、恥以外の何でもないから。あの時はあんたが好きすぎて自分を見失ってたわ。嫌な女やったやろ?しつこくしてごめんな。でも私はあんたがほんまに好きやった。誰よりも愛してた。」目をそらす事なく伝えた。自分でも気付かないうちに強くなってたと再認識した。
2005-12-22 01:49:00 -
30:
? ◆aNcczJY1pQ
「俺な、ミズキからナンバー1がなって聞くたびにお前ちゃうんかって思っててん。今日ナンバー1と来るって聞いた時、お前が来るかもって気がしてん。だから俺なりにお前にいわなあかん事整理してた。お前は俺が生きてきた中で一番俺を愛してくれたわ。親よりもな。ホストしてたらいろんな女見るやん。軽がるしく好きゆう奴なんかいっぱいおったわ。確かに俺の為に風俗して金使う女がほとんどやわ。でもお前がくれた以上の愛は感じひんねん。俺あん時バカやったからな、お前傷つけて泣かせてもこいつは俺から離れへんって思っててん。お前の愛情にうぬぼれて勘違いしててんな。お前がおらんなった時、俺初めて気付いてん。お前の存在のでかさや、安心感にな。それとお前が好きって事にな。後悔したわぁ。最後の方なんかお前ガリガリやったやん。苦しめてんなあって。
2005-12-22 02:00:00 -
31:
? ◆aNcczJY1pQ
ホストやめようと思ったわ。惚れた女を幸せにできひんかった俺に何ができるねんって。悩んだわぁ。お前の家行ったもん。でもお前鍵変えてたやろ?俺、それ見てな思ってん。もうこいつを振り回したらあかんって。あんだけ自分を犠牲にして俺を愛した女が俺を拒絶してんねん、離れようとしてんねん、俺が現れたらあかんって。俺なあ、あん時はマジで泣いたぞ。泣きまくって開き直ってん。ナンバー1でおる事がお前がしてくれた事へのお返しやから、引退まで絶対誰にも負けへん。決めたら楽なったわ。やるしかないからな。趣味を一切やめたわ。俺に関わりたいなら金がいるでってな。お前がな、安売りすんな、時間使った分金使わせてってよくゆってたやろ?その意味がわかったわ。
2005-12-22 02:10:00 -
32:
? ◆aNcczJY1pQ
お前をほったらかして遊んだ女は全員風俗に沈めたわ。お前が泣いてる間えー思いしとってんから当然やって思ってな。値打ちこくようにしてん。そしたらな売り上げ3倍になったわ。欲しい物何でも買えるし、何でもできたわ。でもな、恋愛感情と情を失ってん。満たされへんねん。お前を好きやったって気付いた日から俺、女が金にしか見えへんなってん。最低やろ?」
2005-12-22 02:17:00 -
33:
名無しさん
オモろいからアゲ
2005-12-22 02:28:00 -
34:
? ◆aNcczJY1pQ
一気に喋ったあいつの目線は下をむいたまま。私は何から切り出せばいいかわからんかった。こいつは現役ホスト。口では何でもゆえる。絶対信じるか。信じるのは自分とお金だけ。大丈夫。今の私は大丈夫。だからこそ本音を言おう。 「私なけじめをつけに来てん。ミズキがうちの店来てからな、ううん、雑誌であんたのグラビア見た時からやわ、あんたを思い出すようになってん。そのたびにな、あんたと離れて築きあげた偽りの自分になって忘れようとしてん。忘れようとすればする程、自分を偽るねん。風俗嬢〇〇がどんどん完璧になっていくねん。指名はのびる一方やわな、お金にも困らんわ、やけど淋しいねん、心が。あん時必死やったからな、偽るなんて事知らんかってん。ありのままの私でぶつかってたやん。今はありのままの自分がわからんなってん。偽りすぎてな。それでよかってん。やからこそ、今の私をあんたに見せて過去を消し去ろうとして会いにきてん。過去を忘れれば今の私は偽りじゃなくなるやろ?やけどな今やっとわかった。あんたの話聞いてやっと気付いた。あん時があるから今があんねんな。あん時の私も輝いてたも
2005-12-22 02:36:00 -
35:
削除削除されますた
あぼ~ん -
36:
? ◆aNcczJY1pQ
私はすっとした。すっきりした。あいつに嘘も偽りもなく本音がゆえたから。過去の自分を認め、受け入れたこの日、私の人生は変わった。
2005-12-22 03:16:00