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礼華

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  • 1:

    五年前、俺はホストで23歳だった。もう今なら書けると思う。あいつに出会った時の事を。

    2012-07-19 19:48:00
  • 513:

    "礼華"「いきなりだったら辛すぎるじゃない。でも実際、覚悟してるはずなのに、凄く怖い。」

    俺は"礼華"の肩に手を置いた。

    "俺"「ちゃんと、最後まで出来る事は全部やろうな。俺もついてるから。」

    2012-09-03 00:51:00
  • 514:

    "礼華"「うん、うん。」
    "礼華"の泣き顔が星空に照らされていた。

    それから、"礼華"を布団に寝かせイッパイ抱いた。

    "俺"「中でいいか?。」

    "礼華"が俺にギュッと抱きついてきた・・

    2012-09-03 00:55:00
  • 515:

    俺は生まれて初めて、女の中でイッた。

    俺が"礼華"の家族になる。俺が"礼華"を守る。

    "礼華"が寝付いた後、俺は寝顔を見ながら色々な事を考えていた。

    2012-09-03 00:58:00
  • 516:

    "礼華"にとって、どうしてあげれば一番いいのか。
    仕事は結婚しても"礼華"が続けたいのなら構わない、でも親父さんの事もある。
    "礼華"だって、本当ならそばに居たいはず。

    2012-09-03 01:03:00
  • 517:

    [俺が頑張らなあかんな]

    親父さんの入院費も、"礼華"を養うためにも、金がいる。
    [俺は金を稼ごう]

    新たな目標ができた。

    2012-09-03 01:08:00
  • 518:

    *今日はここまでにします!おやすみなさい☆

    2012-09-03 01:09:00
  • 519:

    朝、黒のスーツを着て"礼華"と友に親父が居ると言う住所に向かった。

    着いた先は今にも潰れそうな古い古い家だった。チャイムもない。俺は玄関をあける事を躊躇してしまった。

    2012-09-04 14:10:00
  • 520:

    "礼華"が俺の気持ちを分かったのだろう。俺の背中に手を添えた。

    俺は意を決して玄関をあけた。玄関をあけると真っ先に目に入ったのは・・
    親父・・祭壇に飾られていた親父の写真。

    2012-09-04 14:16:00
  • 521:

    写真の中の親父は、悲しい顔をしてる様に見えた。
    奥から、おばさんが出てきた。

    "おばさん"「どちら様?あの人のお知り合い?。」

    俺は親父をずっと見ていた。

    2012-09-04 14:22:00
  • 522:

    俺は声が出なかった。
    "礼華"「昔お世話になりまして、いてもたってもいれず、連絡もせず来た事をお許し下さい。良ければ、お焼香させて頂けますか。」

    "おばさん"「そうなんでしね、ワザワザありがとうございます。主人も喜びますわ。」

    2012-09-04 14:28:00
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