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☆厄介物語☆
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1:
涼
覚えてくれてる方、いるかな??恋愛ジャンキーの涼です♪
第二作目、今日からスタートします。
前回に比べたらだいぶ短くなると思うけど(^^;
また(・o・)ヨ(・д・)ロ(・ェ・)シ(・ε・)クです。
2005-05-22 01:22:00 -
85:
涼
何しにくんねん。ってかこんでいいし。。。;連れて帰るとか絶対無理やし…。親に何言われることやら。
何とか諦めさそうとしたがなかなかしつこい。しかし、しつこく言われたって無理なもんは無理。話してても無駄な気がしたのでもうほっておいた。
日曜日が来た。
『涼が今日は友達のとこ泊まれって言うから行ってくるわ。』
いや、そんな引きとめてほしそうな顔されても( ̄△ ̄;)
『うん、いってらっしゃい♪』
態度がむかつくので目も合わせずに言ってやった。2005-06-20 03:32:00 -
86:
涼
祝い事だし、と思って少し大人っぽくしていったつもりだったが、完璧に浮いていた。水商売丸出しだった。考えてみれば親戚に同年代は誰もおらず、年配・中年・子供ばかり。やってしまった( ̄▽ ̄;)!!
ほんと、あいつを連れてこなくてよかった。まぁ連れてくるつもりなんてさらさらなかったんだけど(笑)
食事会はお開きになり、あたしはミナミへと戻った。そう、ただ夜の早い時間にいないだけで一晩中いないわけではなかった。ただたまには一人ですごしたかった。
顔を合わせれば金の事で気を揉む相手といると疲れる。少しは考えずに居たかった。
しかし・・・家に一人で居ても暇だった。しかもせっかく着飾った。親戚の集まりなのにセットにまで行った(´▽`)
このまま寝るのはもったいない。あたしは夜のミナミの街へと向かった。2005-06-20 03:38:00 -
87:
涼
延滞しているビデオを返しにツタヤへと向かう。さすが日曜、ホストが少ない。でも昔に比べれば日曜に開いてる店が増えているせいか、多少ぱらぱらとキャッチの子らが立っていた。
『だーれだっ!』いきなり目隠しをされた。
・・・・ホントに誰だΣ(T▽T;) !?
手を振りほどき振り返ると、当分連絡さえ取っていなかった口座だった。
暇だったし久しぶりだったし飲みに行った。てっちゃんがうちに来てから飲みになんてほとんど行けなかった。…財布から抜かれてたから…q(T▽Tq)
2005-06-20 03:45:00 -
88:
涼
その帰り道、引っかけを通った。
『涼ちゃん!?』バカでっかい声で呼ばれた。
げっ( ̄□ ̄;)!!
てっちゃんが飛んだ店の従業員だった。私服だったので全く気づかなかった。やばい。どうしよう…
てっちゃんがうちに居る間は飛んでいるからと少し気を使ってあたしもあまりひっかけや商店街などは歩かなかった。日曜だからと油断した…なんで休みなのにこんなとこに居るんだよ…
『めっちゃ久しぶりやなぁ!会いたかったわ〜』
あたしは出来る事なら会いたくなかったですよ?と思いながら『そうやなぁ♪元気やったぁ?』とがんばって普通に話した。2005-06-20 03:50:00 -
89:
涼
『あのさ…正直にゆーてな?テツヤの居場所知ってるよな?』
ド━━━(゚ロ゚;)━━ン!!
えぇぇぇぇ…ばれてますやん…でもなんで…?
『え?知らんよ?なんで?』
『ちゃうねん、ほんま真剣に。知ってるやろ?』
顔つきが変わった。でも一応誤魔化さないと後が面倒だろうな…もう少し・・・シラ切ってみよう。
『知らんてぇ。飛んでから連絡も取ってないし。』
『見た奴おんねん。テツヤと涼ちゃんが一緒におるとこ。』
( ̄▽ ̄;)!!マジですか・・・2005-06-20 03:54:00 -
90:
涼
いつ見られたんだろう。・・・そんな事はどうでもいい。
『あいつな…』と話し始めた内容は予想外のことばかりだった。
なんとてっちゃんは店の金を持ち逃げしていた。そして自分のお客さんみんなに“結婚しよう”的なことをいい金を巻き上げたり、家の中のブランド物や貴金属を全て持ち逃げしたり、実家についていってその女の子の親から理由をつけてお金を巻き上げたりしていたらしい。
そ、それは…なんとまぁ…。
あたしはただ店を飛んだから、見つかったら気まずい、程度だと思っていた。
おおごとじゃねぇかYOヽ(゚▽、゚)ノ2005-06-20 04:00:00 -
91:
名無しさん
涼ちゃん リアルタイムで読んでるょ 久々だから楽しみ♪
2005-06-20 04:03:00 -
92:
涼
それを聞いてうちの実家に着いて来たがった理由もわかった。うちの親からも巻き上げる気だったんだろう。しかしうちのおかんとじいちゃん、ばあちゃんは手強いぞ…。ちょっと見てみたかった気もする。
あの頭の悪いてっちゃんが、回転の速いうちのおかんに、短気で喧嘩っ早いじいちゃんに、やたら難しい言葉を使うばあちゃんに、そんな話をしていたらどうなっていたのか。
って言うか…ってことは…お金返ってこないんじゃ。。。( ̄◇ ̄;)!?!?
『涼ちゃんちにあいつおる?』
え・・・・・2005-06-20 04:05:00 -
93:
涼
これまでに騙されてお金を渡していた子が続々店に文句を言いに来ているらしい。トンズラされた子達は連絡も取れず、唯一の手がかりが店しかなかった。
警察や、親、ヤクザまでもが店に来るらしい。関係ない従業員からしたらいい迷惑だ。
『まさか…涼ちゃんもお金かしてる?』
もういい、あのお金は返ってこない。しかもこんな大事な以上、偶然とはいえ素人の子に見つかっていたわけだから、警察やヤクザだっていつ嗅ぎ付けてくるかわからない。そんな人たちに見つかったら、一緒に居た涼だってどうなるかわからない。喋ってしまった方がましだ。
でも確かこいつも元ヤンのはず…こっちに喋っても面倒そうだな…
『居場所教えてくれたら、涼ちゃんには何もせんようにさせるし。な?お金貸してるんやったら涼ちゃんの分は俺が全額何とかするから。知ってるんやったらゆうて。お願いやから!』
全額何とかしてくれるの!?
その言葉を聞いた瞬間、涼はコクリと小さくうなづいた。2005-06-20 04:14:00 -
94:
涼
91さんありがとう♪いやぁ、まだ読んでくれてる人いたんだねぇ…嬉しい♪
名無しの掲示板のほうに書いた分が無いようなのでそこから書いてます。向こうも読んだ方には少し文章が変わっているかと思いますが^^;
2005-06-20 04:16:00