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☆厄介物語☆

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  • 1:

    覚えてくれてる方、いるかな??恋愛ジャンキーの涼です♪
    第二作目、今日からスタートします。
    前回に比べたらだいぶ短くなると思うけど(^^;
    また(・o・)ヨ(・д・)ロ(・ェ・)シ(・ε・)クです。

    2005-05-22 01:22:00
  • 61:

    次の日は定期預金を崩すために、身分証がないとおろせないから役所に行くといっていた。
    朝方眠くなくて、またビデオを借りてきていたあたしはもう8時になると言うのにまだ起きていた。
    お風呂に入り、髪を乾かしセットをしたり服を選んだりバタバタしているてっちゃんを横目にのんきにココアなんか飲んだりしていた。いつ気づくかなぁ…
    そんなあたしの期待をよそにてっちゃんは準備完了。出て行こうと玄関に向かったとき、さすがにかわいそうになって言った。
    『今日、土曜やから役所開いてないで?』
    『Σ( ̄Д ̄;)それはよゆうてや…』玄関から戻ってきたてっちゃんはあたしの横に座った。

    2005-05-22 02:24:00
  • 62:


    『Σ( ̄Д ̄;)それはよゆうてや…』玄関から戻ってきたてっちゃんはあたしの横に座った。

    2005-05-22 02:25:00
  • 63:

    座ったものの、落ち着きがない。鏡を見ながら髪を触るのはいつものことだがタバコをすごいペースですっている。気づいてないフリをしているつもりなのか、てっちゃんのポケットの中で携帯が震えているのは、床の振動であたしに伝わっているのに携帯を触るそぶりはない。
    震える長さから見ても、着信のようだ。落ち着きがさらになくなる。急に不自然に、さも今気づいたかのように電話を取り話し始めた。
    『うん、わかった。もうちょいで行くわぁ』洗面所からそんな声が聞こえた。
    『おかんがな、役所開いてへんけど、飯でも行こうって言うから行ってくるわ』
    …ホント、学習しませんね、あなた。

    2005-05-22 02:26:00
  • 64:

    沸きかけた情も一気にさめた。女と会うんだ。親だと言えば何も言わないとでも思ってるのか?もうどうでもよくなったので笑顔でてっちゃんを送り出し、またビデオを見ているといつの間にか寝てしまっていた。
    昼前に寝たせいか起きるともう夜中だった。目を覚ますと、てっちゃんがあゆのDVDを見ていた。ボーっとする頭で鼻歌なんかを歌ってみるとなんだかものすごくカラオケに行きたくなった。
    『てっちゃん、涼カラオケ行きたい。』と言うと『おお、涼とカラオケ行った事ないなぁ、いこか♪』別に誰に会うわけでもないので顔を洗って適当な服に着替えてグラサンをかけて出た。
    カラオケに行くには堺筋を通らないといけない。店のやつ、おらん??とビクビクするてっちゃんはとても情けなかった。

    2005-05-22 02:27:00
  • 65:

    寝起きのせいもあり、なかなか思うように声は出ない。男の歌や、キーが低めの歌を歌って喉を馴らそう。
    そう思ってピコピコとデンモクをいじっていると『俺、結構自信あんねんやん、歌♪』と言う。店では聞いたことがなかったから興味があったので先に歌ってもらうことにした。
    十八番やねん♪と入れた歌は元の歌を聴いたことがないのでなんともコメント出来なかった。『涼、これ聞いたことないから、上手いかどうかわからんわぁ』と言うと『ほな次は涼もわかるくらいのん入れるわな』と言ってくれた。
    自分の出しやすいキーの曲を入れあたしが歌った。
    『めっちゃ上手いやん(ノ゚?゚)ノ!!』褒められたのでうれしかった。次にてっちゃんが入れたのは知ってる曲だったが…
    ; ̄ロ ̄)!!これのどこに自信を持ったのですか…?

    2005-05-22 02:28:00
  • 66:


    ; ̄ロ ̄)!!これのどこに自信を持ったのですか…?

    2005-05-22 02:29:00
  • 67:

    でも、さすがに『どこがうまいん!?』とは聞けないので上手いね、と言っておいた。自分から誘っておいてなんだが、二人で行ってるのに知らない曲ばかり入れられたのではつまらない。
    すると、聞いたことのあるイントロが流れた。
    《浪花いろは節》そう、関ジャニ∞が歌っているあれだ。三十路も手前の男が…関ジャニ∞…しかも…
    サビしか歌えてない!
    Σ( ̄ロ ̄lll)
    『俺、この曲結構好きやねんやん☆』…好きだというのならサビ以外も歌ってくださいよ…。しかもこの歌のサビって《エンヤコラセーのドッコイセ》のみですやん…
    知らない歌を聴いてるよりつらい数分間だった。

    2005-05-22 02:30:00
  • 68:


    『俺、この曲結構好きやねんやん☆』…好きだというのならサビ以外も歌ってくださいよ…。しかもこの歌のサビって《エンヤコラセーのドッコイセ》のみですやん…
    知らない歌を聴いてるよりつらい数分間だった

    2005-05-22 02:31:00
  • 69:

    帰り道で『あとなんぼのこってるん?』と聞かれた。また貸してって言うんだろうなというのは直感でわかった。カラオケの会計もすべてあたしが払った。
    『何につかうん?』『え、金って何でわかったん!?』
    『こんだけ一緒におったらわかるよ』と怪訝そうな顔をして答えるあたしなんかまるで見てないかのように『めっちゃかっこいいパンツがあってな、ツレが服屋でラスイチやって言ってたから…』とうれしそうな顔をした。

    2005-05-22 02:32:00
  • 70:

    『なんぼするん?』『28000…』働いてないくせに…ホンマ使うのだけは一人前やなと思っていると『もう、取り起きしてもらっててな、明日までに取りにいかなあかんねん…言い出しにくくてさ』
    ハナッから借りる気やったんかい(T▽T)
    定期を崩して返すと言う言葉に安心し切っていたあたしは呆れながらもまた、貸してしまった。
    自分で持っていると、全額使ってしまうので貸しておけば貯金みたいなもんだなと思っていた。

    2005-05-22 02:33:00
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