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☆厄介物語☆
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1:
涼
覚えてくれてる方、いるかな??恋愛ジャンキーの涼です♪
第二作目、今日からスタートします。
前回に比べたらだいぶ短くなると思うけど(^^;
また(・o・)ヨ(・д・)ロ(・ェ・)シ(・ε・)クです。
2005-05-22 01:22:00 -
21:
涼
マザコンですか?!(・◇・;)ってか付き合ってないから(-_-)勝手に話を膨らまされた。というか、てっちゃんの中では付き合ってるつもりなんだろうな…なんでそう自信過剰なんだろう…
2005-05-22 01:42:00 -
22:
涼
自信過剰というか、てっちゃんはナルシストだった。ちょうど、テーブルを置いてる位置から全身鏡が見えるのだが、彼は寝てるとき以外は、常に視線は鏡だった。あたしと話していても、視線はそのまま。
男前なのは認めるけどそこまでナルシストだとちょっとキモイ。髪をかきあげる時のかっこいい角度でも研究しているのか、ひたすら髪を触っていた。2005-05-22 01:43:00 -
23:
涼
『明日、買い物行こうや☆仕事夕方くらいに終わらしてさ♪』終わらしてさ、ってそれはあたしに寝るなということか!?
なんだか雲行きが怪しくなってきた。
まぁ、あたしも買い物は行きたかったし結局行くことにした。
夕方まで仕事なら、寝ないほうが得策だな、と思いビデオを借りてきて、見た。朝になるとてっちゃんは待ち合わせの時間に帰ってくるから、と出かけていったので恵理を呼んだ。2005-05-22 01:44:00 -
24:
涼
『どうなんさ、てっちゃんは♪』恵理は興味深々だった。あたしはこれまでのことを話した。
『なんか、厄介な子やなぁ』
恵理のこの一言でてっちゃんのあだ名は厄介に決まった。
仕事を夕方に終わらせ、ちょうど最後のお客さんが常連さんだったので車で送ってもらった。黒のセルシオ、発光ナンプレの・・・1というなんともいかつい車で待ち合わせ場所まで行った。
てっちゃんは車から降りてきたあたしを見て一瞬ぎょっとしていた。2005-05-22 01:44:00 -
25:
涼
アメ村に行って、服屋を見て回った。厄介は、服のセンスも厄介だった。いいのがあるのに、あえて微妙なほうを選ぶ。しかも、自分はセンスがいいと思っているところがまたさらに情けない。『あ、俺お金ないから、服買う分貸してな』
さらっと言うな(-_-メ;)
しかし甘い涼はまた貸してしまった2005-05-22 01:45:00 -
26:
涼
『俺、お前の好みにあわすから、服』唐突に言い出した。別に頼んだわけじゃない。それならば、と『これかっこよくない?』『かっこよくない』
『これめっちゃ渋いやん』『どこが?そういう生地、安っぽく見えるで』
『これは?』『そういう柄嫌い。』
遠慮なくあたしの好みを言わせてもらった。自分から、これは?とは絶対薦めなかったからか、見事にあたしの好みの範囲外のものばかりを選んだ。
結局ジーパンと、トップスを何点か買って帰った。2005-05-22 01:46:00 -
27:
涼
その日、友達に自転車を借りて帰ってきたというてっちゃんは日航ホテルの前に鍵をつけていない自転車を止めていた。あんなとこ盗られてもおかしくないのに危ないなぁと思ったが友達が鍵をなくしたといっていたので別に気にも留めなかった。
家に帰ると、さっき買ったばかりの服に着替え、自転車を返しに行くといって友達のところに出かけていった。2005-05-22 01:47:00 -
28:
涼
その日は夜中に帰って来て、朝方におかんと会うから、と言ってまた出かけていった。もう20代後半にもなって、おかんと会うってどうなんそれ…Σ( ̄⊥ ̄lll)と思ったが、まぁひとそれぞれだし、と思っていた。
2005-05-22 01:48:00 -
29:
涼
それ以降も、《おかんに会う》と言って出かけることは多かった。ほんまもんのマザコンかもしれん…
そしてほぼ毎日あたしから金を借りていった。
あたしは、尽くすタイプだったが、てっちゃんは尽くしてくれた。ベタ甘だった。2005-05-22 01:49:00 -
30:
涼
髪の毛が絡まったと言ったら、『ほどいてあげるよ』と言ってほどいてくれたし、少し動けば届くようなものでも言えば取ってくれた。そして、付き合ってると思い込んでいるからか友達が家に来て二人きりじゃなくなるのを嫌がった。
友達がいると、不機嫌になって口もきいてくれない。何度も顔を合わしている恵理の前でだけは、いつものようにあたしにべったりだった。2005-05-22 01:50:00