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匿 名 メ ー ル 。

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  • 1:

    MiO.☆

    ねえねえ、知ってる?

    何が?

    他人のアドレス使ってメール送れる方法があるんだって。

    マジで?何ていうの?


    「匿名メール。」

    2006-01-04 01:59:00
  • 71:

    MiO.☆

    「え、先輩…?」
    「忘れ物なんてあるわけねーだろ?」
    「…?」
    「みんなにお前を食べてもらうんだよ☆」
    「な、何言って…キャァアッ!!!」
    それ以上は怖くなって聞けなかった。けど、中からはかすかにカメラのシャッター音が聞こえた。写真、撮ってるんだ…。それをネタにして脅すのかな…?それとも、売る気?

    2006-01-07 00:59:00
  • 72:

    MiO.☆

    どっちにしても、先輩達やけにこういうことに慣れてる…。そのうち、私もヤられるかもしれない。そう考えた途端、足はひとりでに走り出していた。急いで家へ戻ると、思わず尻もちをついてしまった。
    「…いい気味」
    私はもう、おかしくなっていた。麻痺していた。人の心の傷みなど、分からなくなっていた。匿名メールをやめるなんて、到底無理。
    「だって、面白いんだもん♪」

    2006-01-07 01:01:00
  • 73:

    MiO.☆

    さっきのレイプ現場は、衝撃的だった。だけど、アレは何かの引き金となったようだった。もう、止まらない。面白くて、しょうがない。机の引き出しから、修学旅行の集合写真を取り出す。近くにあったカッターで、サエの顔を潰すように刺した。
    「一人目、完了。次のターゲットは…」
    そう言いながら集合写真の上でカッターをグルグルと回す。
    「コイツだ…」

    2006-01-07 01:03:00
  • 74:

    MiO.☆

    紙が破れるような音とともに、ミカの顔にカッターが刺さる。金魚のフンは金魚のフンらしくしてりゃいいものの、最近サエに便乗して威張り始めてる。サエが私の悪口を言った時、アンタは笑ってた。一人じゃ何も出来ないくせして。
    罰を受けるのが、当たり前だよね?私は何も、間違ってないよね?
    ねえ?ミカ。

    2006-01-07 01:04:00
  • 75:

    MiO.☆

    今日は土曜日。塾も無いし、久しぶりに一日休める。起きて朝食をとった後すぐに、匿名メール。ミカは所詮金魚のフン。適当にやっとけば、どうせすぐヘコたれる。
    けど、今日の匿名メールは、時間と手間がかかりそうだ。




    送る内容をまず入力する。

    2006-01-07 01:06:00
  • 76:

    MiO.☆

    【マジウザイんだけど。サエがいるからっていい気になんなよ】
    【死んで】
    【ウザイキモイブス】
    【金魚のフンって呼ばれてんの知ってたぁ?笑】
    【学校来なくていーから。誰も必要としてないし】
    【3年嫌われ者ランキング、3年連続ベスト3入りとかどんだけですかぁ〜??ww】

    2006-01-07 01:07:00
  • 77:

    MiO.☆

    内容や文体は様々。けど全てミカへの悪口だった。こちら側のアドレスは、クラスの色んな人のアドレス。送り先のアドレスは、もちろんミカ。そ、勝手に自分はイジメられてると勘違いさせて、孤立させんの♪本当、私ってば頭いい。ミカが怖がってみんなを自然に避けてれば、みんながミカを本当にハブりだす。これでつじつまは合う。
    「送信っと♪」
    これだから、やめられない。

    2006-01-07 01:09:00
  • 78:

    MiO.☆

    私は心躍る思いで、翌朝学校へと向かった。普段より少しだけ、遅めに向かう。教室のドアを開けると、予想通りみんなが集まっていて、沈黙が流れていた。
    「お、はよ…?ど、どうしたの?」
    私は何も知らないフリを装う。演劇部のエースになれるぐらい、自然な演技で。するとユリが近づいてきて、耳元で囁いた。
    「なんかね、ミカがみんなのことシカトすんだって…」

    2006-01-07 01:11:00
  • 79:

    MiO.☆

    「えっ?何で…?」
    「分かんないんだけど…クラス全員シカト」
    本当は何もかも知っているのに、何も知らないフリをしたり、キョトンとした表情で物を尋ねるのは想像以上に苦しいことだった。嗚呼、今ここで全てネタバラししてやりたい。そんな衝動をかきたてながら、ユリと共にみんなの様子を伺う。するとクラスのまとめ役のサチが席を立った。みんなサチに目が釘付けになる。一人席に座っているミカの目の前で、サチは止まった。
    「何でシカトすんの?何かあんなら堂々と言って」

    2006-01-07 01:13:00
  • 80:

    MiO.☆

    流石サチだ。みんなから慕われているだけある。突然のクラスの問題にも、冷静に対処することが出来ている。
    「…」
    「またシカト?それしか出来ないんだ、ダサ」
    サチが吐き捨てるように言い、小さく笑う。それを聞いたミカはそっぽを向いていた顔をサチの方へと向け、眉間にシワを寄せてめいいっぱいサチを睨んだ。

    2006-01-07 01:15:00
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