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僕が照らす。
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1:
黻實
実話です。
下手くそですいません。2009-02-11 02:58:00 -
2:
黻實
僕は京都市内の普通の家に生まれた。 お父さん、お母さん、2つ上のお姉ちゃん。 怒ると手をあげる両親やった。 気が強くて負けず嫌いなお姉ちゃんが怒られた後は僕がお姉ちゃんに叩かれた。 僕はみんなが大好きやった。でも僕は想いを言葉にするのが下手くそで家族とも友達ともうまくしゃべれへんかった。 毎日いじめられて泣いた。怒られて泣いた。 受け止めて泣いた。 切なくて泣いた。
2009-02-11 03:16:00 -
3:
黻實
小学校では、ガキ大将やったお姉ちゃんは、僕がいじめられてると、その子達を追い回して怒鳴ってくれた。 強くて優しくて自慢のお姉ちゃん。 大好きなお姉ちゃん。
2009-02-11 03:26:00 -
4:
黻實
僕は中学校に憧れながら入学したけど、小学校は六年間同じクラスやったのに、いきなり6クラスになって、またいじめられた。 ドラマで見る用なひどいのじゃなくって、軽いのだったし、小学校から仲の良かったこうじと同じクラスだったから、そんなに苦痛じゃなかった。
2009-02-11 03:28:00 -
5:
黻實
お姉ちゃんは僕をもう助けてくれなくなってた。
2009-02-11 03:29:00 -
6:
黻實
1回理科室に行く時廊下でお姉ちゃんを見つけて嬉しくて僕はそっと手を振ったけど、友達といたお姉ちゃんは全く気付かないふりをした。 僕みたいな弟は恥ずかしいんやって分かった。
2009-02-11 03:29:00 -
7:
黻實
僕とお姉ちゃんは、滅多に聞かない珍しい名字やから、あれお前の姉ちゃんけ?と聞かれると、嬉しかったけど、違う。と答えた。 お姉ちゃんが僕の事嫌いにならないように。 もう嫌いかもしれんけど、何かの拍子で、好きになってくれる事を信じて。
2009-02-11 03:30:00 -
8:
黻實
姉SIDE
2009-02-11 03:32:00 -
9:
黻實
あたしは、タカが嫌いやった。
とてつもなく頭が悪くて何しゃべってるんか
何が言いたいんか全く分からんし、オタクやし、ださいねん。2009-02-11 03:33:00 -
10:
黻實
ちっちゃい時から弱っちくて、何やっても負けてばっかりで、でもやたら優しくて、そやのに頑固で、
しなさいってゆった事やらへんし。
だからお父さんにもお母さんにもあたしにも叩かれんねん。
できひん事だらけのタカが嫌いやった。2009-02-11 03:35:00 -
11:
黻實
でもタカがもしいいひんかったらあたしはもっと腐っていってた。
2009-02-11 03:35:00 -
12:
黻實
タカSIDE
2009-02-11 03:36:00 -
13:
黻實
僕は誰かに聞いて欲しい気持ちを伝えられないままどんどん大きくなって、
今でも口は下手で
同じ事を何度も何度も説明して、結果にたどりつくまでに、聞き手に嫌気がさしてしまう。
僕の話をお姉ちゃんは聞いてくれなくなった。2009-02-11 03:37:00 -
14:
黻實
「黙れ」
「もうえーて」
「チッ」
「……」2009-02-11 03:40:00 -
15:
名無しさん
読んでます
2009-02-11 06:49:00 -
16:
名無しさん
頑張って☆
応援してます♪(^ω^)2009-02-11 16:17:00 -
17:
黻實
ありがとうございます。
小説と呼べるモノではないですが、頑張って書きます★2009-02-11 16:37:00 -
19:
黻實
お姉ちゃんは昔からマセてたし、この頃にはちゃっかり茶髪にルーズソックスでそれなりに派手なギャルになっていた。
僕はこうじと一緒に卓球部に入って、お姉ちゃんにはますますオタク呼ばわりされた。
正反対な僕とお姉ちゃん。2009-02-11 16:39:00 -
20:
黻實
でもたまにお姉ちゃんがとても優しくて一緒にゲームしたりテレビ見たりする様になった。
僕の事ちょっとだけ嫌いじゃなくなったのかなと思った。
嬉しかったけど勘違いだったら悲しいから、
心の中でも期待するのはやめた。2009-02-11 16:41:00 -
21:
黻實
姉SIDE
2009-02-11 16:43:00 -
22:
黻實
あたしは、タカの事嫌いやったし、おらんくなったらいい。と思った事もあった。
でも家族としては小さい時から愛してたと思う。
タカがいじめられてたら、腹たった。
自分は毎日シバいて蹴って踏んだりしてんのに。2009-02-11 16:48:00 -
23:
黻實
お母さんが、進路相談でタカと一緒に中学校によく行く様になってた。
タカは定時制さえ受かる見込みがなかった。
とことん情けない弟に、息子に、家族は悩んだ。
お母さんは鬱みたいになって、誰ともまともに話さなかった。いつでもヒステリックにキレてた。2009-02-11 17:10:00 -
24:
黻實
タカSIDE
2009-02-11 17:11:00 -
25:
黻實
僕のせいで
みんなが
バラバラ……
お姉ちゃん帰ってきて。2009-02-11 17:13:00 -
26:
黻實
珍しい名字をいじる。
馬鹿にする。
それくらいもう平気。
見た目が派手でも話しかけてくれる人もいた。2009-02-11 17:26:00 -
27:
黻實
僕は毎日学校に行った。朝5時半に起きて通っていた。最近あまり帰ってこないお姉ちゃんが、僕が朝起きた時帰ってきたりした。
心配だった。2009-02-11 17:30:00