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?ペット?-?-

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  • 1:

    ◆1pKdxKNrNo


    ?は?http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1138919740/-5

    2006-04-03 01:10:00
  • 600:

    ◆1pKdxKNrNo

    〈なんなん客客って…。〉あたし触られたんやで?それでも客やししゃあないってゆうん?いっつもああゆう客はマキも怒るやん…。何でなん―…。
    この時のあたしは仕事とは関係ない、マキに対しての醜い気持ちでいっぱいだった。
    『あたしは間違った事ゆうてへんし、悪ない。謝る必要あるん?それでも謝れってゆうん?』

    2006-06-18 08:37:00
  • 601:

    ◆1pKdxKNrNo

    『…わかれや。たった一言で終わりやんけ。な?』
    あたしの頭を撫でようとする彼の手を振りはらった。『嫌やゆうてるやん!あたし悪くないもん絶対嫌!手ェ出してきたんも向こうやん!』その言葉にタメ息をつき、手を離すマキ。多分、苛ついてる…。
    『お前そんなアホやったん?コレ愛やったら普通に謝って引っ張んで?』
    ――あたしは彼の嫌味なのかなんなのかわからないが、その言葉に、泣きそうになるのを堪え言った。

    2006-06-18 08:45:00
  • 602:

    ◆1pKdxKNrNo

    『…んな愛ちゃんに変わりに謝ってもらったら。看板やし、許してくれんちゃう。』
    自分でも、こんなヒネクレた事をゆう自分に嫌気が刺した。でも、言ってしまった――。
    『もういい。お前、そこおれよ!残っとけ!』
    マキは少し怒った様にドアを閉め、出て行った。

    2006-06-18 08:50:00
  • 603:

    ◆1pKdxKNrNo

    『…も…嫌……ッ!』
    ―バン―!ロッカーを蹴った。やってしまった…。怒らせた…。でもあたし謝りたくなかってんもん―…。

    そこからあたしはずっと更衣室にいた。外では代表も来て騒ぎになってみたいやけど、収まったみたいで、女の子は着替え始めていた。

    2006-06-18 08:53:00
  • 604:

    ◆1pKdxKNrNo

    ある女の子が教えてくれた。さっきのあの客は、うちが仲良くしてる他店の爆弾で、今日はたまたまその店がいっぱいやったから、こっちを紹介してくれたらしい――。
    〈あっちの店の顔汚したって事か…―〉そうやんな、いつもならマキもあんな客追い出すし相手しんもんな…。でもそんなん、言ってくれてたらあたしだって…。

    2006-06-18 08:58:00
  • 605:

    ◆1pKdxKNrNo

    ―バン―ッ!更衣室のドアが開く。『綾!』そこには何ヶ月かぶりの代表【山チャン】の姿が――…
    『山チャ〜ン!ゴメンなさい〜…!』あたしは山チャンの元へ行き謝った。代表、山チャンは元々あたしをスカウトした人で、あたしのお兄ちゃん的存在だった。
    『おうおう!笑 反省してんか?お前!笑 それやったらもうええから!話ついたし。』『んま〜?ホンマゴメン…!あたし知らんくて…その、紹介で…』あたしの言葉を遮る様に山チャンが言った。

    2006-06-18 09:07:00
  • 606:

    ◆1pKdxKNrNo

    『てかお前触られたんやろ?大丈夫か?アイツはああゆう奴やからかなり痛いんやけど爆弾やから、この辺の店じゃ取り合いやねん。』〈そやってんや…。〉
    『ゴメン山チャン…。ゴメンなぁ〜…!許してぇ〜…』泣きそうなあたしの頭をポンポンっと叩く山チャン。
    『ええて!笑 泣くなよ!笑 綾つけさすんじゃなかったな!悪い?!笑 まぁもうええし、アイツに許してもらい!』笑って言ってマキの方を指す。〈……。〉

    2006-06-18 09:12:00
  • 607:

    ◆1pKdxKNrNo

    〈気まずい…。〉
    山チャンに押されながらマキの前に行った。『ホラ、綾謝って!』肩を押す山チャン。『…ゴメン。皆もゴメン。』マキと、その場にいたボーイに頭を下げた。
    『全然いっすよ!てか綾サン怖いっすね!笑 僕ビビりました!笑』と、ボーイ達は笑って許してくれた。
    〈良かった…〉でも―……マキは伝票整理をして、黙ったまま――。〈ヤバス…〉

    2006-06-18 09:18:00
  • 608:

    ◆1pKdxKNrNo

    『なぁ?マキも、ゴメンな…?』『…。』無視…。
    『なぁマキ〜…?』あたしはマキの手を揺り彼の顔を覗き込んだ。それでも無視―…。〈…ややぁ…。〉
    『もおええやんけ!解決したんやし!許したれて!なッ?』と山チャンがなだめてくれるのも無駄。
    〈マキがあたしに怒る事なんか滅多にないのに…。〉さっきまでの勢いは消え、あたしはすっかり怯んでしまった。―――が…。。

    2006-06-18 09:22:00
  • 609:

    名無しさん

    リアルタイム?
    大量更新ですね?がんばって下さい?

    2006-06-18 09:23:00
  • 610:

    ◆1pKdxKNrNo

    『ガキ。そやって山田クンに甘えたら許されると思ってんの?』『…な…ッ。』
    〈ヒドッ…〉そんなん、甘えてる訳じゃ―…。
    『オイオイ、マッキー!笑謝ってるやんけ!笑』とフォロ-に入る山チャン。が、
    『何で山田クンもそやって甘やかしてんの?だからコイツアホやねやん!いつまでたっても!』〈はぁ!?〉『なんなんよそれ!』マキのその言葉に食い付くあたし。
    『そーやんけ!そんなやから中途半端やねん!悔しかったら愛抜いてみろや!』

    2006-06-18 09:30:00
  • 611:

    ◆1pKdxKNrNo

    ―もう、ショックを通り越してムカつきだった。
    『そんなん簡単にゆうけどアンタわかんの!?愛ちゃんがどんなけ凄いか!簡単に抜けるハズないやん!今までだって凄かってんから!』なんかしらんけどマキも今日はチョケる事もなく言い返してくる。だから余計こっちも腹が立つ――。
    『ああそやな。お前じゃ絶対無理!客切れさしてる様じゃな!』〈ムッかつく〜…!!〉『まぁまぁ自分らやめや!笑 マッキーも言い過ぎやって!最近綾頑張ってるやん!』と、店長も口を挟む。でも久しぶりの喧嘩?に二人とも口が止まらない――。

    2006-06-18 09:37:00
  • 612:

    ◆1pKdxKNrNo

    『そんなんゆうけど元はと言えばお触り止めへんかったマキが悪いんじゃないん!?自分だって仕事完璧に出来てる訳ちゃうやん!』『綾〜!笑』もう笑い出す店長と山チャン、ボーイ達。でもあたしにとっちゃ笑い事でも何でもない。必死だ。『アホか!四六時十お前ずっと見てれるか!だから俺お前に何回もゆうてたやんけ!そのドレスやめろって!お前露出狂なん!?』〈…―ッ!なんなんソレ〜!〉ホンマにもう、腹が立つ…!

    2006-06-18 09:44:00
  • 613:

    ◆1pKdxKNrNo

    『ドレスとか関係ナイ!触る奴がおかしいんやん!!』しまいにマキは伝票を放る。『触られへんようにしろゆうてんねん!』『無理やってんもん!ッてかそんな客いくら金持っててもいらんしな!』『そうゆう奴を引っ張んのがお前の仕事やろ!客選ぶな!』〈あぁゆえばこうゆう…!〉マキは口が達者やしたまにひつこいトコあるからやたらムカつく!あたってるってゆうのもあるし…

    2006-06-18 09:51:00
  • 614:

    ◆1pKdxKNrNo

    『んなマキは触られても金持ってたら我慢しとけゆうん!?ココセッキャバちゃうわ!ぼけ!』もう爆笑しだすボーイ達。笑いたきゃ笑え!真剣やし!
    『んなお前見てセクキャバやと思ったんちゃう!?』『…なッ…なんて事ゆうねん!』『だってそおやろ!大体お前席つく前からふてこかったし態度悪かったんもあるんちゃう!?』〈…―ッ〉そしてとどめはこの一発。あたしの胸に突き刺さる。

    2006-06-18 09:57:00
  • 615:

    ◆1pKdxKNrNo

    『あ〜てかもう愛つけたら良かった!愛やったら触らせへんとうまい事やっとった思うわ!』〈――…ッ…〉一番言われたくなかった言葉だ…。ヤバィ。涙、出てくる…。ソレを見て、山チャンは口を挟んだ。
    『言い過ぎやぞお前。愛と綾は…』山チャンが言い終わる前にあたしは目に涙を溜めて言った。
    『あッそう!!わかった!てゆうかアンタ愛ちゃん愛ちゃんうるさい!マキは愛ちゃんお気に入りやねやろ!んな愛ちゃんずーっと付けたらいいやん!ついでにつきあっちゃえば?乳もデカイしカワイイしタイプやろ!店内恋愛罰金払え!アホ!!』

    2006-06-18 10:09:00
  • 616:

    名無しさん

    おわりかな??

    2006-06-18 10:26:00
  • 617:

    あい

    久しぶぃ?り??
    めっさ更新してるやん??

    2006-06-18 11:38:00
  • 618:

    名無しさん

    150-500

    2006-06-18 13:11:00
  • 619:

    名無しさん

    150

    2006-06-18 13:12:00
  • 620:

    名無しさん

    ?しおり?

    2006-06-18 17:35:00
  • 621:

    ◆1pKdxKNrNo

    リアルレスや書き込みありがとうございます!皆のおかげで書けてます。ありがとう!長引いてますがどうぞ最後までお付き合いお願いします。
    >>621の続き

    2006-06-18 22:15:00
  • 622:

    ◆1pKdxKNrNo

    あたしはそう言ってドレスのまま店を飛び出した。
    『綾サン、送るで!』追いかけてきたボーイにも『いいよ、ありがとう。』と突き放し、一人繁華街を歩いてタク乗り場まで向かった。
    〈最悪…。〉自分で言った事にもマキにも言われた事も嫌になって涙が止まらない…〈恥ずかし…〉まだ薄暗い街、チラホラいてる同業者があたしを見ている。
    『…ハァ。』その視線から逃れる様に下を向き早歩きした、その時――

    2006-06-18 22:20:00
  • 623:

    ◆1pKdxKNrNo

    『なぁなぁ!仕事帰り?何で泣いてるん?!』
    ――最悪だ。イカにもチャラそうなホストに行く手を阻まれる。『なんもない…のいて。』『怖ッ!笑 そんなんゆわんと俺と話そや!』『いい。帰る。』そう言いすり抜け様とすると、手首を掴まれる。『待ってって!いいやんちょっと位!んな番号教えてや?自分の店行くやん!』〈うざ…。〉『ホンマやめて…帰りたいねん。』『そんなんゆわんと〜!!』…ひつこい、もう店行ったろかと思って諦めかけた、その時。

    2006-06-18 22:28:00
  • 624:

    名無しさん

    ?

    2006-06-19 00:07:00
  • 625:

    ◆1pKdxKNrNo

    『ちょっとちょっと!何してんの!?』〈ぇッ…〉
    振り向いた先には、ホストが数人。その中で声を発したのは、久しぶりの彼。ヒカリだった。
    『ヒカリ…。』ヒカリはあたしの顔を見てビックリしてキャッチしてきたホストを押し退けあたしの肩を掴み、顔を除き込む。
    『ちょッ…どうしたん!?綾ちゃん?』

    2006-06-19 00:25:00
  • 626:

    ◆1pKdxKNrNo

    そしてオドオドしてるキャッチしてきたホストに言う。
    『お前何してん!?』
    『イヤ、僕何もしてないッスよ!始めっから泣いてて…ッ』と更にキョドり出す。
    『そうなん!?』『ウン…ゴメン。ちょっと店で色々ありまして…笑。』ヒカリの後輩なのか、キャッチしてきたチャラホストは『スイマセン!』と逃げる様にその場を去った。『ヒカリ〜女ぁ?』と、その場にいたホストが聞くと、『う〜んと…友達!ちょっと先いっといて!』とヒカリがあたしの方へ来た。

    2006-06-19 00:31:00
  • 627:

    ◆1pKdxKNrNo

    『なぁどしたん?!また客になんかされたん?それかマキ?なぁ、大丈夫!?』そう一人アタフタするヒカリ。〈可愛いなぁ…笑。〉全然前と変わらないヒカリ。少し変わった所と言えば、前よりもスーツ姿が様になってるぐらい。
    『大丈夫やで。てかヒカリ、なんか前より男前なってるやぁん。笑』すると、
    『もう!そんなんいいから!とりあどっか入って話そ!な!』とあたしの荷物を手に取った。

    2006-06-19 00:36:00
  • 628:

    名無しさん

    リアルかなっ??
    がんばれ??

    2006-06-19 00:45:00
  • 629:

    ひo

    頑張っτくださL1?L1っぱL1更新されττ嬉?L1デス?

    2006-06-19 00:51:00
  • 630:

    名無しさん

    がんばってください?ヒカリファンです?完結したらまた書き込みさせてもらいます?

    2006-06-19 00:55:00
  • 631:

    名無しさん

    ?

    2006-06-19 01:20:00
  • 632:

    今回のマキむかつく?
    ヒカリぃぃ?

    2006-06-19 01:25:00
  • 633:

    名無しさん

    毎日チェックしてます?主サン忙しいだろうけど頑張って下さい?

    2006-06-19 01:50:00
  • 634:

    ◆1pKdxKNrNo

    『いいよッ!ヒカリまだ仕事中やろ?それに見られたらアレやし…。』前のサイト事件も完璧に忘れられた訳じゃないし。
    『何ゆうてん!気にしやんでいいよ!』『でも…。』『んな店おいで?今ノーゲやし誰もおらんし♪』『え?』あたしはヒカリの店に?度も行った事がなかったから、「行ってみたい」ってゆってたっけ。
    『…いいの?笑』『しゃあなし!笑』

    2006-06-19 02:41:00
  • 635:

    ◆1pKdxKNrNo

    そうしてヒカリの言葉に甘える事になった。
    『いらっしゃいませ♪』
    店に着く。結構広いな。うちの店より綺麗やし。〈マキもココで働いてたんよなぁ…。〉『ホンマに誰もおらん。笑』『綾チャン貸し切り♪笑 おいで♪』ヒカリはニコッと笑いあたしの手を引く。〈可愛いなぁ…。〉改めて彼の魅力に気づいた様な気がした。『何飲む?』まるでお姫様になったかの様な扱い。笑

    2006-06-19 02:47:00
  • 636:

    名無しさん

    2006-06-19 02:51:00
  • 637:

    ◆1pKdxKNrNo

    『何でも…てゆうか、ヒカリはんまにホスト向いてるよね。笑』するとスーツを脱ぎ、黒いカッターシャツ姿であたしの隣に座る彼が可愛い笑顔を見せる。『そう!?笑 なんかソレって誉め言葉なんか微妙やけど?笑 てか綾ちゃんもキャバ向いてると思うよ-?』さりげなくタバコに火をつけてくれた。『ぁ、ありがと。てか、そうかな?あたし向いてないって絶対!……て、思い始めた今日この頃。。笑』するとヒカリはクシャクシャっと髪を撫でて言った。

    2006-06-19 02:55:00
  • 638:

    名無しさん

    2006-06-19 02:58:00
  • 639:

    ◆1pKdxKNrNo

    『なんかイヤやな〜俺!久しぶりに綾チャンと会えたのに綾チャンがそんな暗い顔してんの!笑』『ごめす…笑』『…よし!元気出してもらう為に…』言いかけたまま店内を歩き出すヒカリ。
    〈何やぁ?〉そして棚からシャンパンを?、?本選んで持って戻ってくる。
    『お姫様〜♪あなたが飲みたいのはどっちのシャンパンですかぁ〜?笑』そう言ってあたしの前に差し出すヒカリを見て思わず笑ってしまった。

    2006-06-19 03:02:00
  • 640:

    ◆1pKdxKNrNo

    『両方!笑』あたしはおかしくってヒカリが可愛くってそう答えた。こんなおねだりやったら絶対女の子何でも卸すやろうなぁ。笑 『我が儘な姫やね〜!笑 よし!でも可愛いから俺から両方プレゼントしちゃお♪笑』そう可愛く笑ってシャンパンをテーブルに並べた。
    『え?笑』『はい♪飲んで?〜♪一気はナシなぁ〜喋られへんからぁ〜笑』
    ――んま可愛いなぁ…。笑

    2006-06-19 03:10:00
  • 641:

    ◆1pKdxKNrNo

    静かな店内で、彼はグラスにシャンパンを注ぎ、あたしはソレを黙って見ていた。
    『どしたん?』『ウウン、ホンマに誰もおらんねんなぁ〜って。笑』するとヒカリは、『せやでぇ〜♪笑 まぁ奥におるけど、いちよ2人きりやし襲われへん様に、ハイ!ガード?!笑』と言って自分のスーツをあたしの露出した膝にかけてくれた。
    〈――…。〉『なぁヒカリぃ…』『ん〜?』グラスに口をつけるヒカリ。
    『ぶっちゃけあたしって触ったりしやすい?』

    2006-06-19 03:18:00
  • 642:

    ◆1pKdxKNrNo

    『ブッ…!笑』シャンパンこぼした!笑 『大丈夫?笑』おしぼりを渡す。
    『ビックリしたわ!笑。え、てか何ソレ?どうゆう意味?笑』『あんな、軽そうとか、コイツやったら触れるわぁみたいなんあるやん。あたしってどう?ぶっちゃけ!男から見て!』あたしの真剣さに『…ん〜…笑』と考えるヒカリに『ソレとこのドレスも!どう?!』と付け足す。

    2006-06-19 03:27:00
  • 643:

    ◆1pKdxKNrNo

    あたしの真面目な顔を見てヒカリは笑い出した。
    『何よ!?』『…てか綾チャン、また客に触られてんやろ?笑 だから悩んでんの?笑』と。図星だ。『何でわかんの?』『わかるよ。わかりやすいもん。笑』
    との事だ。わかりやすい?『…だから俺、綾チャンがマキの事好きなんやぁってゆうのもわかっちゃってんもん。笑』と、ヒカリは苦笑いする。〈そうなんや…〉自分では、結構腹黒くて考える事バレる事ないと思ってたんやけど…勘違いかぁ?笑

    2006-06-19 03:33:00
  • 644:

    ◆1pKdxKNrNo

    ハッとして『てか質問に答えてぇ!笑』と彼の胸を叩く。『う〜んとねぇ…笑』
    彼はユックリと話してくれた。"あたしについて"。
    『綾チャンはぁ、まぁぶっちゃけゆったら頭良さそうには見えへんよね。笑』一言目がソレかい!笑 『でもぉ〜。』彼はグラスを置き、真剣に喋り出す。『可愛いよ!笑 なんてゆうか…雰囲気!オーラあるよ!』『…触れそうなオーラぁ?笑』
    冗談を言うあたしに彼は真剣にこう返してくれた。

    2006-06-19 03:40:00
  • 645:

    ◆1pKdxKNrNo

    『ん〜"触れそう"ってゆうより"触りたくなる"みたいな…。』『一緒やんかぁ!笑』と彼の背中を叩くけど、彼は冗談でもない様な口調だ。『男からして"やりたい"と"やれそう"は違うからなぁ。それに綾チャンはぁ、なんか素直やし、単純やけど、自分の事あんま深く話したりしんやん?なんかフラフラしててドコ行くん?って感じですっごい気になる!かな。笑』

    2006-06-19 03:48:00
  • 646:

    ◆1pKdxKNrNo

    『何ソレ。笑 結局アホそうって事じゃないん?笑』
    『ハハッ!そおカモ♪笑 なんかさ、綾チャンってあんまり必死なったりしいひんやろ?ソコがなんか余裕っぽい様なアホっぽい様な…なんなん!?みたいな。なんかそんな感じ!笑』
    『意味わからん!笑』って笑ってたけど、ヒカリが一生懸命"あたしの事"を話してくれてるのが嬉しくて、元気が出た。

    2006-06-19 03:54:00
  • 647:

    ◆1pKdxKNrNo

    『てか!そろそろ何があったんか教えてよ!笑』
    ヒカリのその問いに、あたしは時間を忘れて今日の、今までのいきさつを話していた。ヒカリがいってた通り、普段あたしはあんまり深く自分の気持ちを話したりしないから、今日は口が止まらなかった。
    愛ちゃんの事、マキの事、仕事の事、今日の出来事、最近頑張ってた事、悩みなどなど…。全部。ヒカリに言っていいモノか迷ってたけど、気付けば洗いざらい喋っていて、彼もソレを受け止めてくれた。

    2006-06-19 04:00:00
  • 648:

    ◆1pKdxKNrNo

    ヒカリはあたしの店に来た事があるから、愛ちゃんを知っていたけど
    『ずーっと笑顔すぎてめっちゃ裏ありそうで怖い。笑枕って噂もあるし俺は苦手。笑 絶対綾チャンのが可愛いしオモロイって♪』と言ってくれた。彼が言うに、あたしと愛ちゃんは正反対のタイプらしい。だから客層も正反対やろ〜って。〈確かに…。〉"あたしも愛ちゃんも色だけど種類が違う。"んやって。ヒカリいわく。『てゆうかあたし色営ちゃうし。笑』『うわぁ〜笑 自覚してない方が怖いカモ!笑』と笑っていた。

    2006-06-19 04:07:00
  • 649:

    ◆1pKdxKNrNo

    今日の事を話すと、
    『マキがそんなんゆうんは俺もビックリやわぁ…ちょっとヒドイなぁ。』と驚いていた。『やろぉ!?めさムカつくわアイツ!絶対愛ちゃんに好き好きゆわれてその気なってんねやわ!』『ヤキモチ妬かんの!笑 俺も妬くわ!笑』そう2人で笑っていた。
    それから桃香の話になった。『元気してるで。なんかアパレル関係の仕事してるみたいやで。たまに来るわ!』

    2006-06-19 04:16:00
  • 650:

    ◆1pKdxKNrNo

    『そおなんやぁ。』
    『アイツ、「綾チャンに会いたい」ゆうてたで。笑 めちゃ反省してるみたいやし、綾チャン惚れられてるで♪笑』
    ビックリだ。笑 『あの子絶対根は悪い子じゃないよね。笑』と言うと、『そうやな、今になって思うもん俺。綾チャンの番号サイトに載したんやっぱアイツじゃないなって。』――忘れてた。
    アレはやっぱり桃香じゃなかったんかな?

    2006-06-19 04:20:00
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