小説掲示板☆ホスト体験談☆2のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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☆ホスト体験談☆2

スレッド内検索:
  • 1:

    美香

    完結させます。

    2006-02-24 11:24:00
  • 100:

    名無しさん

    みかちゃんがんばれ?

    2006-05-10 03:02:00
  • 101:

    名無しさん

    あげ?

    2006-09-27 05:54:00
  • 102:

    名無しさん

    もぉ書かへんの?書いてほしぃ。。

    2006-09-27 06:55:00
  • 103:

    名無しさん

    ゃっと全部読めたぁ(*>∇

    2006-10-01 03:51:00
  • 104:

    名無しさん

    かいて

    2006-10-01 23:26:00
  • 105:

    名無しさん

    もう書かないのかな?

    2006-12-10 07:25:00
  • 106:

    美香

    別スレもたっていて続きみたいという方もいるので時間の余裕ある時にまたかいていこうと思います。

    2007-02-04 03:55:00
  • 107:

    美香

    すごく遅くなりました?
    また復活してもいいですか?当時読んでくれてた方いますか?

    2007-09-11 22:54:00
  • 108:

    名無しさん

    読んでたよ?復活うれしいです??

    2007-09-11 23:12:00
  • 109:

    名無しさん

    復活?マジで?めっちゃ嬉しいわ?主さん書いてぇ??

    2007-09-11 23:32:00
  • 110:

    美香

    「俺はお前が思ってるより真剣に考えてるから。俺ホンマにがんばるから。不安にさせたりするかもしれんけど将来絶対幸せにしたいと思ってる」

    もう完全に晃司のこと信じきっていた。
    あたしの将来はもう決まったようなものだと確信していた。

    2007-09-11 23:39:00
  • 111:

    美香

    そしてあたしが風俗をやめる日まであと?週間になった。
    学生専用マンションに住んでいたため引っ越しの準備もすすんでいった。
    新しい部屋を探す時、晃司も一緒に不動産屋に行って手伝ってくれた。
    「これからはもっと一緒におれる時間つくろうと思ってるから。住み着くじゃないけど、危険なめにあってほしくないしな。」
    そう言いながら。

    2007-09-11 23:45:00
  • 112:

    美香

    桃香とひろくんみたいに正式な同棲って形じゃなくても、今までの桃香達みたいな関係になれるんだと思った。
    部屋探しを晃司にまかせてたら、ミナミの近くになった。晃司のお店の近くにした方が便利だからそこにしたんだと心の中で思ってた。これからは遠い実家から通わなくても店の近くのあたしの家から通えば少しは楽になるもんね。
    酔っ払ってフラフラになりながらも一緒に不動産屋について来てくれた優しさがまたうれしかった。

    2007-09-12 01:08:00
  • 113:

    美香

    敷金、礼金、最初の家賃の前払いのお金はお母さんに借りた。
    晃司の店でお金使ってて貯まらなかったから…
    お母さんは何も言わずに貸してくれた。キャバで働いてたから学校行けなくて辞めた事になってるのに、何にお金使ったのかなんて聞いてこなかった。
    本当にお母さんには感謝した。このお金も、学費も全部必ず返そうと心に誓った。

    2007-09-12 01:13:00
  • 114:

    美香

    無事引っ越しが終わり、桃香も数日後に引っ越ししてひろくんと同棲始めた。
    桃香の家とあたしの家はもう近所とはいえない距離。前みたいに出かけて一緒に帰ったり、一緒にコンビニ行ったり、いつでも簡単にお互いの家に行き来することはもうできない。
    そう思うと新しい生活が始まることが寂しかった。
    桃香はきっと同棲生活の始まりにわくわくしてたんだろうな…

    2007-09-12 01:19:00
  • 115:

    美香

    もうすぐ風俗をやめるという時に、ある日ゆうじから電話。
    「最近俺の客になった子がおるんやけど、結構金使ってくれてるし、アフターぐらいせなアカンかも…」
    『結構ってどれぐらいなん?あたしだって今までお金使ってきたのに仕事終わってから会ってくれたことなんかほとんどないやん!店の用事も大学もあるってゆーから我慢してきたのに、その子と会う時間つくれるならあたしとも会えるはずやろ?』

    2007-09-12 01:50:00
  • 116:

    美香

    「ごめん…あんまり会う時間つくってあげられへんのは悪いと思ってるけど、今ホンマにがんばらなアカン時やねん。美香に黙って会うこともできるけど、隠し事はしたくないし、アフターも仕事のうちやけど一応店以外で会う時はちゃんと言うつもりやし」

    『だからあたしだってお金使ってたやん!晃司の仕事のこと理解してるからそうしてきたんやからそこは付き合ってるからって後回しにせんといてくれる?』

    「後回しにしてるつもりはないんやけどな…」

    2007-09-12 03:20:00
  • 117:

    美香

    『そんなん言うんやったらあたしやっぱり風俗続けるわ。お金使ったらあたしとも会ってくれるんやろ?店に来てお金使う子の方が大事なんやろ?』

    「まぁ店来てくれる子が大事といえば大事やけど…」
    『じゃああたしは今まで通り店行くやん。あたしが昼職始めて時間もずれてきてすれ違いになって、それで晃司が店に来る客の方が大事になってきて別れるようなことになったら意味ないし!親にはあたしがうまく言うから。それでいいやろ?』

    2007-09-12 03:28:00
  • 118:

    美香

    「ホンマにそれでいいん?」

    『いいけど約束は守って。客と外で会う時と色つかうときはあたしに言うこと。ホストとか関係なく普通に付き合うこと。あと精神的に支えてほしい。』

    「わかった」

    2007-09-12 03:57:00
  • 119:

    美香

    そうしてあたしは風俗を続けることにした。
    親にはキャバって嘘ついて。反対されたけど、最後には呆れてもう好きにしたら?って感じだった。
    引っ越しから数日たったけど、晃司があたしの家に来たのは一回だけ。
    こんなはずじゃないと不満を感じながらも、大学に行きながら毎日働いてる晃司の忙しさを理解しないといけないと思い不満を口にはださなかった。

    2007-09-12 04:03:00
  • 120:

    美香

    けど、我慢し続けるにつれてあたしは仕事をよく休むようになった。
    理解しようとすればするほど、無意識に晃司を疑っていたのかもしれない。
    精神的に支えてくれる約束なのにほったらかしにされて、あたしだけが晃司を助けるなんて理不尽だと思った。
    あまり仕事に行かなくなって、当然お金は貯まらない。そんな時に晃司のバースデーイベント。
    あたし達が出会って1年がたつ。

    2007-09-12 05:00:00
  • 121:

    美香

    行く気なんてなかった。お金ないものはないんだから。それどころかかまってくれない腹いせにイベント前から実家に帰ってやろうかとも考えた。
    そしてイベント3日前、晃司が不安や緊張で1番ピリピリしている時に電話で話し合い。
    『寂しいし明日から実家に帰ろうと思うんやけど』

    「帰るん?でもイベントは来てくれるんやろ?」

    2007-09-12 05:11:00
  • 122:

    美香

    『行かへんで』

    「は?てかイベントこーへんのに実家帰るってどーゆー事なん?俺が部屋探したの意味なかったってこと?」
    『何も実家に引っ越しするわけじゃないんやから。てか意味なかったってこっちの台詞なんやけど!何のためにあたしミナミの近くに引っ越したん?晃司が来てくれへんなら別にミナミの近くじゃなくてもよかったんやん。一人暮らしする必要もなかったやん』

    2007-09-12 05:18:00
  • 123:

    美香

    「ホストにとって誕生日は1番大事な日やねん。だから誕生日前は大変やから一緒にいてあげられへんかったのはしょーがないし、それは美香が理解してくれなアカン事やで?だから誕生日終わったらいっぱい会えると思うし、イベントだけは顔だして」

    『じゃあ誕生日終わってあたしと会えるようになったらこっち戻ってくるから』
    「何それ?俺一人でがんばっとけってこと?一緒にがんばってくれる気ないってこと?」

    2007-09-12 05:25:00
  • 124:

    美香

    『お金ないねん。ないないゆーてもある程度はあるやろって思ってるかもしれんけど、ホンマにないねん』

    「別に金使えなんかゆーてへんやん!来てくれるだけでいいし!」

    『絶対それですまへんやろ?ホンマに行くだけでいいん?そんなこと思ってないやろ?最低いくら必要か言ってみ』

    2007-09-12 05:30:00
  • 125:

    名無しさん

    楽しみ?

    2007-09-12 07:57:00
  • 126:

    美香

    「30〜40ぐらいかな…」

    『ほらな。何が来てくれるだけでいいやねん。嘘つき。とにかくそれやったらムリやから。』
    「わかった…じゃあいいよ…」
    露骨に電話をきられた。

    2007-09-12 08:36:00
  • 127:

    美香

    去年の晃司のバースデーイベントは出会った次の日で、桃香と一緒に行った。
    あの時は…何もおろさないことが当たり前だったのに。
    それでもイベントに行けたのに。
    風俗で働いてるから何もおろさないならイベントに行ったらいけないわけ?
    付き合ってるから何もおろさないならイベントに行ったらいけないわけ?

    2007-09-12 08:40:00
  • 128:

    美香

    去年みたいに2〜3万でいいなら行けるのに…
    何で今年はそれじゃダメなわけ?
    自分は何もしてくれないくせに、あたしにばっかり期待しすぎ。求めすぎ。
    それからイベントまで連絡とらなかった。
    ケンカした事になってるのかな…

    2007-09-12 08:44:00
  • 129:

    美香

    結局実家には帰らず、仕事にも行かず数日間泣きながら過ごした。
    晃司の露骨な態度がムカついて、貯金をしていなかった自分が悔しくて、仲直りできなかったらこのまま別れることになるという不安で…
    そしてイベントの日、あたしは訪問販売に騙されて生ゴミ処理機のローン購入を契約してしまった。
    その時に、仕事が風俗だと言いにくくて軽い気持ちでキャバって言ってしまい、契約書を書く時にパッと思いついた店を書いた。

    2007-09-12 08:53:00
  • 130:

    美香

    桃香が働いてる店。
    一応在籍確認をとるからと源氏名を聞かれ、テキトーな名前を答えた。
    その人達が帰った後で不安になってきて、桃香にメールで事情を説明してあたしが答えた源氏名の子がいるか聞いた。
    桃香から返事はなく数時間過ぎて、晃司のお店の営業時間になった。
    1年に一回の誕生日。あたしは家でゴロゴロしてる。大事な日にあたしは何をしてるんだろうと落ち込みまた涙がでてくる。

    2007-09-12 09:01:00
  • 131:

    美香

    でもイベントに行かなかったからって別れるなんて納得できない。
    それこそただの色カノ。
    晃司を信じていたあたしはそこだけは強気だったから、【別れるつもりないから】ってメールを送っておいた。
    数時間後に返信。
    [俺別れるなんか一言もゆーてへんやん。今日の事はもうしょーがないやん]

    2007-09-12 09:19:00
  • 132:

    美香

    とりあえず別れなくてすんだことには安心した。
    でも忙しいはずなのにメールが返ってきた事に嫌な予感がした。
    案の定、お昼前にサイトを見たら、イベントはコケたらしい。
    晃司が落ち込んでることは確実。
    あたしの力不足でもある。責任を感じたけど、あたしが仕事に行かなかったのは晃司にも原因があると思うし何とも言えない複雑な気分だった。

    2007-09-12 09:26:00
  • 133:

    美香

    やっと桃香から電話がかかってきた。
    「メール見たけど、その名前の子おるで」
    『ホンマ?じゃあ在籍確認とれるやろうし何も問題ないな。おらんくて契約書に嘘書いたってややこしいことなるかもって心配やってん。何とか偽造とかいろいろあるやん?(笑)』
    「てかそれ騙されてるんじゃないん?ローンて…しかも30万やろ?おかしいやん」
    後ろからひろくんの声が聞こえる。仲良くやってるんやなってちょっとほほえましかった。

    2007-09-12 09:35:00
  • 134:

    美香

    『だまされてるんかな…?』
    「ちょっとひろくんにかわるわ」
    ひろくんが電話にでた。
    「お前絶対だまされてるで!そんなん30万とかありえへんし!大体お前は生ゴミのために30万も払うんか?(笑)」
    『そう言われたらそうやな…』

    2007-09-13 01:42:00
  • 135:

    美香

    「どーせお前のことやからうまいこと言われて言いくるめられたんやろ(笑)どこの会社なん?」

    『あっ名刺もらったわ。〇〇やって。住所もかいてある』

    「104に電話してその住所確認してみろ」

    2007-09-13 01:45:00
  • 136:

    名無しさん

    .

    2007-09-13 06:04:00
  • 137:

    名無しさん

    あげ?

    2007-09-13 08:19:00
  • 138:

    美香

    電話のむこうで桃香が「あんたしたりーや」
    って言ってるのが聞こえた。
    するとひろくんが「住所言って」って言うのであたしは名刺をみながらその会社の住所を言うと、ひろくんは桃香のケータイであたしとの電話をつないだまま自分のケータイで104に電話して確認してくれた。
    「そんな住所登録されてないってさ(笑)」
    『あらま(笑)』

    2007-09-13 08:38:00
  • 139:

    美香

    「クーリング・オフしぃや」
    『そやな。電話してみる。ごめんな手間かけて。ありがとう』
    「ホンマそんなんではこっちで生活していかれへんぞ(笑)」
    『あはは(苦笑)』
    「最近晃司とはどーなん?」

    2007-09-13 08:41:00
  • 140:

    美香

    『昨日イベント行かへんかってちょっとビミョーな感じかも(笑)』
    「何で行かんかったん?」『お金なくて…』
    「まぁそーゆー時もあるわな。じゃあ桃香にかわるなぁ」

    桃香が電話にでた。

    2007-09-13 08:43:00
  • 141:

    美香

    「気つけなアカンで〜。もうだまされんときよ」
    『はぁい…』
    その後数分桃香としゃべって電話をきった。

    何か桃香とひろくんめっちゃいい感じやん!って思った。ひろくんはもう完全にあたしのことを桃香の友達として見てるのがハッキリわかったし、晃司は何もしてくれないからこの二人がいることが心強く感じた。大阪に頼れる人がいないから…

    2007-09-13 08:51:00
  • 142:

    美香

    そして次の日、久しぶりに仕事に行き、合間に晃司から電話がかかってきて少し話し合い。今回のことでお互い言いたいことを言って無事仲直りできた。
    そして仕事帰りについでに晃司のお店に寄った。
    ちょうどボトルがあいたからいつものボトルをおろした。
    そして晃司の先輩に煽られてシャンパン一本おろした。
    昨日来なかったから誕生日のやり直しという理由で。

    2007-09-13 09:00:00
  • 143:

    美香

    全部で10万だった。
    これでいいなら昨日来れてたし…
    30〜40万って言うからムリだったのに…
    と思った。

    2007-09-13 09:03:00
  • 144:

    美香

    それから2、3日後、無事クーリング・オフもできてヒマだったからサイトを見ていた。
    ひろくんの店のスレを見たら、もう何日もひろくんが出勤してなくてお客さんが連絡もとれないとかいてあった。
    最終的に【病んでるらしいから今はそっとしといてあげよ】って話になっていた。

    2007-09-13 09:09:00
  • 145:

    名無しさん

    しおり

    2007-09-14 07:36:00
  • 146:

    美香

    こないだ電話した時にあんな元気だったのに…
    自分の客とも連絡とってないのに何の関係もないあたしとは電話して…
    何か桃香との全てを知ってるだけに複雑…
    あたしはもし晃司が今のひろくんと同じような状態になった時に桃香の立場になれるんだろうか…
    それともサイトにカキコミしている連絡とれない子たちみたいになるんだろうか…

    2007-09-19 22:16:00
  • 147:

    美香

    そう考えるとすごく不安になってきた。
    そしてそれから仕事に行きながら晃司のお店にも行く平凡な日々が続いた。
    数週間後、ひろくんが完全に店をやめたらしい。
    サイトで知ったあたしは、桃香が何の相談も報告もしてくれないことに不満みたいなものを感じていたけど、何か軽々しく口にだす話じゃないと思い、自分からは聞けなかった。
    桃香が自分から話してくれるのを待つことにした。

    2007-09-19 22:23:00
  • 148:

    美香

    ある日、桃香から電話があった。
    「今日仕事?」
    『うん』
    「晃司くんとこ行くん?」『まだわからん』
    「あたしも仕事やからもし晃司くんとこ行かへんのだったら仕事終わった後ご飯食べに行かへん?」

    2007-09-19 22:28:00
  • 149:

    美香

    『行く☆』
    「じゃああがったらまた連絡するわ」
    お互い引っ越ししてから桃香とは会ってなかったから、久しぶりに会えるのがうれしかった。
    ひろくんのことも話してくれるかもしれないし、あたしも晃司のことでいろいろ聞いてほしかったから楽しみだった。
    なのに夜中にメールがきて、「ごめん。酔っ払ってしんどいからまた今度にして」って。

    2007-09-19 22:34:00
  • 150:

    美香

    桃香はお酒飲む仕事だから仕方ないことだとは思う。あたしもしんどい時は早く帰って寝たいし。
    でも、引っ越ししてから一回も会ってないのに今度ってゆっても次に会う約束ができるのはいつになるんだろう…
    会おうと思えばいつでも会えるはずじゃ…
    今度って言わずにいつ会うのか具体的な日をもう今決めればいいのに…
    あたし以外にも友達いるだろうからいつでも予定があいてるわけじゃないと思うけど、あまりにも会う気がないような態度に少しイライラした。

    2007-09-19 22:40:00
  • 151:

    美香

    それから数週間たち、結局桃香とは会わずじまいのまま。そんな時、晃司とひろくんの話をしていた。
    「ひろくん店やめたらしいなぁ」
    『桃香ちゃんから何か聞いてるん?』
    「聞いてない。何もゆってこーへんのやもん」
    『聞いてみたら?』

    2007-09-19 22:45:00
  • 152:

    美香

    「聞きにくいわ。何か結構重い話のような気がする」『そうか?あっこの前ひろから電話かかってきてて、でられへんかったからかけ直したんやけどあいつでーへんくて、それからかけ直してこーへんしそれっきりやねん。何か俺に用事あったんかな?それも気になるし。桃香ちゃんに聞いてみて?一緒に住んでるんやろ?何か知ってるかもしれんし…』
    その場で桃香にメール送った。
    「晃司がひろくんから電話かかってきたけど何か用事あったん?って言ってるけど何か聞いてる?」

    2007-09-19 22:55:00
  • 153:

    美香

    返事がきた。
    「何も聞いてないで」
    この返事で二人がうまくいってないことがわかった。一緒に住んでるんだから毎日会うわけだし、普通なら何も聞いてなかったら「また聞いとくわ。」とか、「晃司くんが気にしてたって伝えとくわ」って言うはずだから。
    何かあったことは明らかだけど、やっぱりあたしからは今どんな状態なのかなんて聞けなかった。

    2007-09-19 23:01:00
  • 154:

    美香

    その後すぐあたしは体調をくずして寝込んだ。熱がさがらず、胃も痛くて当然仕事はずっと休んでた。
    その事は晃司には言わなかった。
    心配してほしくて気をひきたくて言ってると思われたくなかった。
    ちょうどその時と、晃司の店で問題が起きていた時期が重なって、お互い精神的にしんどくて衝動した。

    2007-09-19 23:18:00
  • 155:

    美香

    ひきがねになったのは、あたしが寝込んで数日後の電話。
    「何してるん?」
    『何もしてない』
    「家?」
    『うん』

    2007-09-19 23:52:00
  • 156:

    名無しさん

    おもしろい?

    2007-09-20 00:25:00
  • 157:

    美香

    「俺もずっと家おりたいわ」
    『何それ嫌味?』
    「嫌味言う気力もないわ」『今大変なのはわかるけど、その言い方はないんちゃう?』
    「何も言うてへんやん」
    『そんな遠回しな態度とらんとハッキリ言えばえーやん。あたしが仕事休んでずっと家おるのが気に入らんのやろ?』

    2007-09-20 00:42:00
  • 158:

    美香

    「そんな事言うてへんやろ」
    『言ってなくても思ってるんやろ?しかも俺もずっと家おりたいわって何なん?あたしと一緒におりたいんじゃなくて自分の家におりたいってことやんな?』
    「もうそーゆーのしんどい」
    『何も知らんくせに自分だけしんどいような言い方して』
    「何も知らんってなに?」

    2007-09-20 00:46:00
  • 159:

    美香

    『もういいわ』
    電話をきってイライラしすぎて泣いた。
    それから毎日連絡はとっていたけど、完全には仲直りしてない状態が続いた。
    そして体調がよくなり仕事に行き始めたけど、しばらく晃司の店には行かなかった。
    何でも晃司の思い通りにはしたくなかったから。

    2007-09-20 00:51:00
  • 160:

    美香

    そろそろ仲直りできてない状態に疲れてきた頃、もういいだろうと思い店に行った。
    精神的に疲れて果ててる晃司を助けてあげるために。あたしの席にいる間は気をつかわなくていいし。
    あたしが店に行くということは、晃司もあたしが仕事がんばれるように精神的に支えてくれなきゃいけない。
    でもこの時の晃司はそれができていなかった。店で問題が起きて疲れきってるのはわかるけど、だからって晃司を助けるために店に行ってるあたしを支えてくれないのは納得できなかった。
    仕事が大変なんて何の言い訳にもならない。

    2007-09-20 01:00:00
  • 161:

    名無しさん

    面白い?頑張って下さい?

    2007-09-20 01:17:00
  • 162:

    美香

    その後、日に日に不安と不満で精神的に不安定になってきたあたしは家に引きこもった。
    もう働く気力もない。
    晃司も風邪ひいて寝込んだりしてすれ違いの日々が始まった。
    晃司しか心の支えがないあたしは連絡とらないなんて耐えられず普通に電話やメールをする。
    晃司はそれをムシするようになった。

    2007-09-20 16:09:00
  • 163:

    美香

    店にも行かないし仕事にも行かないから連絡もとらないのか、不器用な性格だから仕事がしんどい時に余計負担になる状態のあたしとは距離をおきたかったのか…
    真相を知るのは晃司だけ。何日かに一回連絡をとるだけの状態になり数週間がすぎた。
    少し仕事が落ち着いたらしく話し合いをした。

    2007-09-20 16:14:00
  • 164:

    美香

    『どうしたいん?』
    「前みたいに戻りたい」
    『前って付き合う前ってこと?』
    「ううん。ケンカする前ってこと。別れたくないし」『そう。晃司がそうしたいんやったらそれでいいよ』悩みぬいた結果、仲直りをする。

    2007-09-21 08:33:00
  • 165:

    美香

    でも一度おかしくなった関係はすぐには元には戻らない。
    目に見えない距離があることをあたしは感じていた。そして晃司のお店が連休になった。
    当然会うつもりでいたあたしは連絡を待つ。
    でも連絡はない。
    夜になり電話をすると、晃司は何事もなかったように電話にでた。

    2007-09-21 08:37:00
  • 166:

    美香

    『何してんの?』
    「親戚の人来てて家で飲み会してる」
    『どーゆーこと?何で仕事終わって家帰ってるのにあたしには会いに来てくれへんの?』
    「だから今仕事が大変やからって何回も言ってるやん」
    『親戚の人と飲み会はできるけど彼女と会ってる余裕はないんやな。わかった』

    2007-09-23 13:50:00
  • 167:

    美香

    一方的に電話をきって、ムカついたのと悔しさで一人で大泣きした。
    結局またあたしが我慢して、翌々日からいつもの毎日が始まった。
    一ヶ月後、ホント久しぶりに桃香に会った。
    いろんな話をしながら買い物してカラオケ。
    ずっと気になっていたひろくんの話をあたしから切り出した。

    2007-09-23 13:56:00
  • 168:

    名無しさん

    読んでるよ〜?
    最初から読んでたから復活してくれて嬉しいわぁ?頑張って完結させてねぇ?

    2007-09-23 15:14:00
  • 169:

    美香

    『ひろくん今何してるん?』
    「さぁ」
    『えっ別れたん?』
    「うん。」
    『何で!?』

    2007-09-23 15:34:00
  • 170:

    美香

    「何かもうえぇかなって。」
    『じゃあもう一緒に住んでないん?』
    「そやで」
    『桃香は引っ越してないんやんな?』
    「うん」

    2007-09-23 15:36:00
  • 171:

    美香

    とゆーことは、ひろくんが出て行ったということか…あまりに桃香が詳しい事を教えてくれず、この話をするなオーラがでてたからこれ以上何も聞けなかった。
    結局二人に何があったのか、あたしは知らずじまい。でも帰るまでに、家はひろくんのお姉さん名義になってることや、ひろくんが辞めた店に30万の未収があることだけは教えてくれた。桃香はしょっちゅう店に行き、いつもギリギリ分(店で何割は払わないといけないと決められてる金額)だけ払ってたから残りの未収が積み重なったらしい。
    でもそれは、最初からひろくんが払う約束だったらしい。別れる時に、ひろくんともう払わんでいいやろって話になったしく、払うつもりはないみたい。

    2007-09-23 15:46:00
  • 172:

    美香

    後は、そろそろキャバを辞めたいという話もしていた。
    そして、桃香はブログをしているらしくて、URLを教えてもらった。
    家に帰り、桃香のブログを見ると、友達や同じ店で働いてる子と遊んだことばかりかいてある。
    やっぱり…って感じ。
    あたしとは半年以上会ってなかったけど、その間遊ぶヒマもなかったなんてありえないもんね。

    2007-09-23 15:56:00
  • 173:

    美香

    桃香の反対を押し切って風俗始めて、誰もが認めてくれない道を選んだあたしを遠い目で見るようになったんだと思った。
    だからいつしか、あたしとは全然遊んでくれなくなったんだと…
    その事で少し落ち込み、桃香とひろくんが別れた事もショックだった。
    あたし達は一緒に出会ったから、先に付き合い始めた二人が別れたら次に別れるのはあたしと晃司だと思って…
    そう思うと、あの日の出会いが何の意味もないことだったような気がした。

    2007-09-23 16:03:00
  • 174:

    美香

    二人は別れてしまって、ゆうじはもうあたしに対してそこまで深い感情はもってない。
    あの日の出会いが運命だったと感じていたのはあたしだけだった。

    もうあたしはひろくんと会うことも話すこともないだろう。桃香もおそらく晃司と会うことはないだろう。
    ひろくんと晃司が一緒に働いてた頃が懐かしい… あの店で、?人で楽しく仲良くしてた頃を今でも思い出して仕方ない…

    2007-09-23 16:37:00
  • 175:

    美香

    名前間違えました?
    どこからゆうじがでてきたんだろ??(笑)

    2007-09-23 16:39:00
  • 176:

    美香

    数日後、晃司のお店に行ったらボトルをおろしてほしいと頼まれた。
    あたしは信じてたから、頼まれることが嫌なんじゃない。
    付き合う時の約束を果たしてさえくれたら…お金を使う変わりに、あたしを精神的に支えてくれるという約束。
    少し前にもめ始めた時からずっとほったらかしにされていたことがあるから、おろしたくなかった。

    2007-09-23 16:48:00
  • 177:

    美香

    おそらくナンバーのことや、まわりに対する見栄で晃司はどうしてもとお願いしてきた。
    だからあたしは交換条件をつけた。
    今月中は、一日おきに会うこと。
    その条件を承諾したからボトルをおろした。
    守らなかったら払う理由がないから未収でサインなしで。

    2007-09-23 16:56:00
  • 178:

    名無しさん

    アゲ?

    2007-09-24 22:22:00
  • 179:

    名無しさん

    復活嬉しい?

    2007-09-24 23:10:00
  • 180:

    美香

    次の日から、晃司は約束通り?日に一回は会ってくれた。
    しばらく様子を見て、この調子だと大丈夫だと思い、その間に店に行った時に未収を少しずつ払っていってた。
    未収が残り3万になった時、予想外の事が起きた。

    2007-09-25 08:15:00
  • 181:

    美香

    その月最後の休みに、会ってくれなかった。連絡もなし。
    そしてその時、3日間会ってなかった。
    晃司は約束をやぶった。
    最後まで未収払うの待てばよかった、裏切られた、きっと他の女と会ってるんだろう、今まで会ってくれてたのはあたしと会いたかったからじゃなくて未収回収のためだったのか、そんな思いで一人で泣きまくってた。

    2007-09-25 08:28:00
  • 182:

    美香

    一人で泣きながら過ごすのがいてもたってもいられなくて、桃香に電話した。
    夜中だったから、昼職の友達にかけるわけにはないし、夜型の桃香なら起きてる可能性があるから。
    『もう嫌やぁ…』
    「どうしたん?泣いてるん?」
    泣きながら簡単に説明した。そしたら…

    2007-09-25 08:34:00
  • 183:

    美香

    「あたし、晃司くんのことで美香に言ってない事があるんやんかぁ…覚悟いると思うから聞きたくなったら言って?その時に話すわ」大体どんな内容なのか見当はついた。傷つくだけだから聞かない方がいいと思ったけど、気になるから聞くことにした。
    『何?言ってくれていいで』

    2007-09-25 08:38:00
  • 184:

    名無しさん

    気になる?

    2007-09-25 11:39:00
  • 185:

    美香

    「去年、美香が晃司くんときるって言ってた日にあたしとひろくんと晃司くんと3人で会ってたことあったやんかぁ…あん時に、晃司くん彼女の話してた。彼女妊娠してるって…でも今はムリやからおろさせるって…」
    『…』あたしは何も言葉がでなかった。
    「最初、ひろくんが晃司くんに話題ふったんやんかぁ。〇〇ちゃんとどーなん?って。あたしは、客の話やと思って聞いてたんやけど、何かおかしかったから(もしかして彼女の話?)って聞いたら(やっぱばれた?)ってなって…」
    何も言わずに泣いてるあたしに桃香は話を続けた。

    2007-09-25 12:14:00
  • 186:

    美香

    「黙っててごめんな。ひろくんに口止めされててん。営業妨害になることはするな。絶対言うなよって。それに、知らんままの方が美香が幸せなんやったら言うことじゃないと思ったから。あたしも詳しい事は知らんし、それは美香が付き合う前やからその子と別れて美香がちゃんと彼女になったんかなって思ったりしてたから…でも美香の話聞いてて、今回だけじゃなくてずっとつらそうやったし、絶対だまされてるなって思ったから…もう晃司くんとはキッパリきり?つらいだけやし、未来なんかないで?」

    2007-09-25 12:24:00
  • 187:

    美香

    あたしは泣きすぎて何もしゃべれない。心の中では、もうありえない、これ以上ムダなお金使いたくないし縁きろうと思ってた。
    「あとな、美香には〇〇に住んでるって言ってたやん?あれも嘘やで。あたしにはミナミの近くに住んでるって言ってたし。店の近くやったら絶対客に会いたいって言われるから嘘ついてるんちゃう?」
    『でも、一回居場所がわかるメール返信してきたときにちゃんと〇〇ってなってたで。』
    「たまたまそん時は実家帰ってたんかなぁ…でもあたしはミナミの近くって聞いたけどなぁ。あと、ひろくんが言ってたけど大学行ってるのも多分嘘やで。定番やけど、昼間客に会いたいって言わさんために…」

    2007-09-25 14:15:00
  • 188:

    名無しさん

    気になるわぁ?

    2007-09-26 01:14:00
  • 189:

    名無しさん

    書いてね?

    2007-10-05 18:42:00
  • 190:

    美香

    『何回か大学から電話してきたことあったけどなぁ…まわり騒がしかったし、学校から駅まで歩いてるときとかも電話したりしてたけど…全部が全部嘘やったんかなぁ…』

    「まぁこの二つはあたしとひろくんが思ったことやけど、彼女の話してたのは確かやからなぁ…だから美香が風俗行くって言い始めたとき、あたしとひろくんめっちゃとめたやろ?そのこと知ってたから…確実に本営なのわかってたからあんだけ反対したんやで」

    『そうだったんや…何か今さらやけどあたしバカみたいやったなぁ…』

    2007-10-05 22:51:00
  • 191:

    美香

    「もう晃司くんとはきりな?体も精神的にもボロボロになって一緒におっても幸せとはいわへんで?」

    『うん。もうきるわ!本カノおるんならそれまでやわ。』

    「聞いてよかった?」

    2007-10-05 22:55:00
  • 192:

    美香

    『うん。気づかんかったらこれからもっとムダなお金使うとこやったし』

    「そっか。じゃあよかった。あたしも教えてあげた方がいいんかどーかずっと悩んでたから…」

    『余計なことで気つかわしてゴメンな』

    2007-10-05 22:57:00
  • 193:

    美香

    「今から遊びに行くからそろそろ電話きるけど、またいつでも連絡してきてな?変なことしたらあかんで」
    『うん』

    「晃司くんときる時に、何か言われたらこの事言ってもいいから。あたしから聞いたって言ってもいいし」
    『うんわかった。』

    2007-10-05 23:03:00
  • 194:

    美香

    電話をきって泣き崩れた。さんざん騙してた晃司に対する憎しみ、意味のないことにお金を使った悔しさ、顔も知らない晃司の彼女へのひがみ、これからどう生きていくかの不安。
    いろんな感情が込み上がってきてひたすら泣き続けた。
    何時間か過ぎて現実を受け入れられるようになってから、桃香に対する思い…
    遊びに行くって言ってたけど…やっぱり他の子とばかり遊んでる。
    まぁ最初から予定が入ってたならそれは仕方ないとして、明日は?明後日は?明々後日は?

    2007-10-05 23:11:00
  • 195:

    名無しさん

    いや、桃香悪ないやん

    2007-10-08 08:58:00
  • 196:

    名無しさん

    美香最低?
    自己中?
    でも小説おもろい

    2007-10-24 13:10:00
  • 197:

    名無しさん

    わー、一気にもういっこのんから読んだ?面白い。他のやつって自分にいいように脚色してるやつとか、普通に恋愛話やけどこれこそホストって感じする?頑張ってね

    2007-10-25 10:16:00
  • 198:

    名無しさん

    主さんがんばって?
    これ実話ですか?

    2007-10-26 02:41:00
  • 199:

    美香

    そうですよ??
    ちょっとフィクションも入ってるけど?
    今から更新します?

    2007-10-27 01:36:00
  • 200:

    名無しさん

    いつするの?

    2007-10-27 02:51:00
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