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【 d r e a m 】
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1:
優梨
夢の世界。あたしに夢を
与えて見せてくれた。
けど夢は夢でしかなくて。
覚めない夢をあたしは
探してたのかもしれない。2006-02-27 16:59:00 -
181:
優梨
―???―
夕方、携帯が鳴り響く音であたしは目を覚ます。客達からの溢れる着信の数々。『もう、こんな時間か…』今日は週に1度の休みだ。再びベッドに潜り眠りにつこうとした瞬間「優梨…」寝起きの声で慧が抱きついてくる。『起こした??』「大丈夫。お前寝れた?」『爆睡。慧は?』「優梨がやらせてくれんし寝れんかった?」『嘘つけっ?笑。大口開けて寝とったやん』「あはははっ?」
あのまま疲れきったあたしはすぐに爆睡してた。多分慧も。もちろん、やってませーん?そんなすぐヤられせてたら身が持たへんわ?2006-03-14 08:17:00 -
182:
優梨
それからあたし達はまた寝入ってた。男の腕の中で寝た事は幾度とあったけど、慧の腕の中は不思議なほど安心しながら眠れたっけ。
―???―深夜1時。またあたしの携帯がうるさく部屋中に響く。ディスプレイを見ると、【着信:桜】―。思わず閉じた携帯が床に音を立てながら落ちた。タイミングが悪すぎる。その音に目覚めたのか「…誰?」慧が起き上がって尋ねる。《やばい―。》2006-03-14 08:26:00 -
183:
優梨
『もしもし??』「優梨?起きてた?」『うん、まだ雅君といるん?』「さっき別れたわ?優梨は?」『慧あたしんち泊りよってまだおるわ?』「まじ?!??」『いひ?暇ならおいでや』「え?あたし邪魔やん?」『大丈夫?雅君との甘〜い一夜をあたし等に聞かせにこんかい?な?ダーリン』「間違いない、ハニー?」「あはは?分かりました?ほな向かうな」『了解?』
いい展開。このままやと、慧に迫られたらやってまいそうやったしな。里菜が来てくれたらそんなムードも崩れてまうはずや??ウン。2006-03-14 08:46:00 -
184:
優梨
そう安心したのも束の間。
《グイッ―。》腕を引っ張られそのまま押し倒されてしまった。『…え?』戸惑うあたしに「優梨、俺の事好き?」『好き…、やで』そう答えると慧の唇はあたしの唇と重なり合うように絡んでた。『ちょっ…、慧待って』「…何で?俺の事好きなんちゃん」服の中に手を入れて来る手をあたしは止める。『―好きやで。大好きや。でもな、怖い』「何が?」『慧があたしの事ほんまに好きなんか分からんから怖い。口じゃ何とでもゆえる。まだ慧の事、信じ切れてない自分がいるねんか』「―俺は本気や。でも俺もお前と同じ気持ちはあるんやで?」『うん、慧もあたしをまだ信じ切れてないやろ。それやのに、やるん?あたしは無理…。遊び感覚な人となら今すぐ出来るで。でも慧は違うやん。このままで終わりたくないから、本気やからこそ今はしたくない。』
そう話すと、慧はあたしを抱き締めた。2006-03-14 09:00:00 -
185:
優梨
「…ごめん。俺感情のまま動いてお前傷つけてしまうとこやったわ。ごめんな」『解ってくれたならいい。あたしこそ何か、ごめん』飛び起きて照れ隠すかのように慧は「謝んなって??俺等はこれからやんなっ」
―良かった。心ん中じゃ、ガッツポーズ?余裕やわ。何とか巧い事交わせた〜?駆け引きじゃ、そこら辺のホストには負けませんよ?な、里菜?笑。
慧に抱かせるんはまだまだ早いしな。これからやね?2006-03-14 09:07:00 -
186:
優梨
それにしても、慧は頑張るなぁ。いくらエースやからゆうても手出すん早いわ。そんなに手放したくないんかな、あたしの財布?笑。あたしは枕何て求めてないのに、何か調子狂うな―。
―???―ピンポーン。
インターホンに里菜の姿が映し出される。よっしゃ?やっと里菜来た?。これでもう大丈夫やと、肩を撫で下ろすあたしがいた。
さすがに違う自分を演じ過ぎて精神的にきつかった。2006-03-14 09:12:00 -
187:
優梨
【壁】を造って、
殻に閉じ籠もってたあたしに慧は気付いててんな―。
手を差し伸べて手を引いて護ってくれたんはあんただけやった。あたしがもう少し大人ならこんな遠回り、する必要なかったなのに。
人間って、恋愛ってほんま難しいもんやな…。2006-03-14 09:18:00 -
188:
優梨
《ガチャガチャッ―。》
「優梨ー?」『里菜っ?』リビングで抱き合うあたし等を「おい、お前等先にゆうとくけどきもいぞ?」と慧さんのきついツッコミ?「え〜何、慧君もしかして妬いてん??」「妬くか、ぼけ?あほかっ?」『も?素直じゃないやろ、優梨のダーリン?』「なぁ?やらせて貰えんかったし僻んどんねんで?プ」「おーい?ちょっと待て!!何でそんな事知ってるんや、君は!!」『君とかばりうけるし?』「優梨は黙っとれー!!?」「そんな必死なんなよ〜?優梨はそんな簡単にやれるような安い女ちゃうで??慧君レベルならやってない事くらい解るわ」「おい?里菜お前頭かち割んぞ!!」優&里『きゃははは??』
里菜、ありがとう。こん時来てくれて救われた。里菜の言葉にも。慧には悪い事したな〜って今なら思う?2006-03-14 09:32:00 -
189:
優梨
里菜と慧の分のコーヒーを入れリビングで腰掛ける。
『んで?どやった???』「期待通りばっちり合体したっす??」「うおーい!!待てお前っ?安い女なってんぞ?」「うっさいなぁ?あたしは、雅君本気で好きって自分中で確信したからやってん。後悔もせんし?慧君は優梨にそう思わせれんかっただけの話やん〜」『里菜、格好いい…??』「おい優梨!!お前の彼氏、ひどい言われようやぞ?」『うるさいなぁ?、そうゆうなら早く信じさせてな?ダーリン?』「チーン・・・?」「あははは?慧君ださ?」「おい(゚∀゚)こいつ、殺っていいか!?ええやろ!??」
楽しかった〜こん時?笑。里菜が雅君に《本気》ってゆう言葉にはびっくりしたけど、里菜が決めた事なら優梨は何もゆわん。後悔はしてないって言葉聞けたしそれだけで安心出来たよ。2006-03-14 09:46:00