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ざっしゅ。
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1:
T
『手に入らんねやったら、壊れてしまえばいいのに』
2008-09-14 09:58:00 -
171:
名無しさん
がんばれ?めちゃ読みやすい
2008-09-17 21:39:00 -
172:
名無しさん
たっちゃン?早く書いて?笑
2008-09-18 02:51:00 -
174:
T
『たっちゃんって誕生日いつ?』
『さぁ?忘れた(笑)』
『…また嘘ついた。』
『…ごめん。来週の月曜』『そうなん?じゃああたし仕事休むしお祝いしよな』『別に…そんなんただの平日やし。祝わんでいいで』哀しそうに見つめるアキ。でも俺は、誕生日がめでたいなんか思った事無かった。2008-09-18 05:51:00 -
175:
T
2008-09-18 05:52:00 -
176:
T
『お前なんか、生まれてこんかったら良かったのに』
2008-09-18 05:52:00 -
177:
T
2008-09-18 05:53:00 -
178:
T
“あいつら”が吐き捨てた言葉を思い出す。
俺はまだ“あいつら”の呪縛から逃れられない。
…それでも、誕生日が待ち遠しかった頃も確かにあった。でも、成長していくにつれて、自分が誰かに必要とされているのか、生まれて来た事がそんなにめでたい事なのかすらもわからなくなっていった。
それに気づいた頃から、その日はいつもと何ら変わらないただの平凡な一日になった。2008-09-18 05:59:00 -
179:
T
『…じゃあさ、来週の月曜はあたしがたっちゃんに生まれて来てくれてありがとうって感謝する日にしよ?』
『何やそれ(笑)』
『それやったらいいやろ?もしかしたら…いつかその日に感謝出来る日が来るかもしれんやん。やから今は予行演習とゆう事で(笑)』アキは、俺の表情から何かを悟ったんかもしれん。
それ以上は何も聞いて来ずお気に入りのピアニッシモに火をつけた。2008-09-18 06:07:00 -
180:
T
アキに救われたのは確か。でも、“あの日”から十数年かけて蓄積されていった心ん中のでっかい塊は、そう簡単に消す事は出来ひんかったから。
『ごめんな…』
何に対して謝ってるのか、自分でもわからなかったけど、ふいに口をついて出たその言葉を包みこむ様に、アキは犬みたいな黒々としたでっかい目を少し潤ませて抱き締めてくれた。
『安心して、ゆっくり寝ぇ』2008-09-18 06:13:00