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ピエロ

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  • 1:

    ◆NedEI85Yxg


    『ピエロみたいに笑ってたくない?ずーーっと!』


    ――――今でも、いつかのアイツの言葉を思い出す。

    2008-05-29 05:42:00
  • 379:


    聞き慣れたショボイ目覚まし音。昔、アヤと暮らしていた頃は、目覚ましなんかかけたコトはなく、「起きるでえ!」低血圧のアタシは、いつもアヤのその声で目を覚ましていた。
    『…今日は夢、みやんかったな。』

    ──アヤが覚醒剤にハマるまでは。

    2011-07-07 10:49:00
  • 380:

    「アヤの前から消えてや!早く!」
    ───最後のあの日、投げつけられた荷物。赤い紙袋。あの日アタシはアヤにプレゼントを買って帰った。それも、赤い紙袋。実好と共に、あの部屋に戻った時、生々しい、あの状態のままだった部屋に、ひとつだけあった変化。
    アタシの赤い紙袋は確かになくなっていて、アヤが投げつけた方だけが無造作に転がっていた。
    『プレゼント、これて…。笑』
    ───その中身が、この目覚まし時計。センスのカケラも何もない、ショボイ音しか鳴らない普通の小さい目覚まし時計。

    2011-07-07 11:07:00
  • 381:

    それを手に取り。『…何回見てもセンスない。笑』そっと撫でる。次に煙草を。この動作、何回繰り返した?こんな小さな音で起きれるハズのないアタシが、起きれる様になったのは、あれから夢ばかり見る様になり眠りが浅くなったから。皮肉。今じゃ必需品。

    ───ザァーッ…窓から外を見る。あいにくの大雨。でも、この雨が上がると、きっと梅雨明け。『…夏がくるなあ。』そう、また季節が巡る───。

    2011-07-07 11:16:00
  • 382:

    名無しさん

    みてます?

    2011-07-07 19:53:00
  • 383:

    ──カチカチカチッ…
    さすがにまだやんなあ。携帯のメールをチェックしてすぐに閉じる。気が焦り過ぎだ。シャワー浴びよう、今日も仕事だ。たくまクンからの連絡を待てばいい。必ずくる。あそこまでアタシに執着するなら、他人事なら尚更、こんなに楽しい話はない。
    「人の不幸は蜜の味」よく言ったもんだ。

    『おはようございまーす』──さあ、今日も"現実"がハジマル。

    2011-07-08 04:03:00
  • 384:

    『ルイ、おはよ!』『ん〜』アタシを見てはホッとした様な表情を見せる店長を横切ろうとした時、そばで携帯を触る愛理の視線を感じた。大丈夫、ヤってないよ。まだ、ね──。
    あんな奴の愛理はどこがいいんやろう?『…やめよ。』…そうだ。アヤだってそうだった。きっと、人を好きになるのに理由はないよね。本能やんね。何がどうだから「好き」な訳じゃない。アヤは間違ってた訳じゃない。だから、愛理、君が間違ってる訳でもないんやね。もったいないとは、思うけどさ。

    2011-07-08 04:11:00
  • 385:

    ───『…電話でもしよっかな。』待機中も、なんだかソワソワしてしまうもんだから、久々に真面目に客電でもしようかと携帯を開いたその時。───♪♪♪
    ちょうどメールを受信した。「from 雪クン こないだのお詫びに今から行くね。」───…カチカチカチ…
    「そんなんいいのに(@_@)ひとり?」──♪♪♪──「うん、俺だけ」「了解☆」
    ──忘れてた…雪クンのこと。てゆうかお詫びって…詫びなきゃいけないのはアタシの方やのに。携帯を閉じ、唇に指をあて、思い返す、こないだの雪クンとの別れ際。キス、したな──…

    2011-07-08 04:27:00
  • 386:

    名無しさん

    しおり

    2011-07-09 11:26:00
  • 387:

    『いらっしゃいませ-!』

    白いシャツにスラッと伸びた手足。透明感のある肌。雪クンやあ…『おはよう』『おはよッ♪』たった何日か振りのはず。でもなんやろ、この毎回、感じる新鮮なオーラ。『好きなの飲んでね?』こないだの事なんてなかったみたいな柔らかい笑顔。眩しい位。笑 接客中の女の子さえこっちを、いや、雪クンを見ていた。
    ───アタシ、この人とキスしたんやあ…。綺麗すぎて、柔らかすぎて、罪悪感さえ感じるくらいだ。

    2011-07-10 02:04:00
  • 388:

    『今日ひまそうやね。』『んー、暇めッ。笑 雪クンとこは?』『んー、俺んとこも暇め。笑』乾杯の後、当たり障りのない会話を交わしながら、思う。アタシの中で、ピエロを装うと決めたあの日から今日までで、唯一の良い出会いはこの人だな、と。この感情の名前もわからないけど、なんやろ、すごく、癒される。
    ──カランッ…グラスにお酒をつぎたそうとマドラーを持った手に、雪クンが触れる。
    『こないだはごめんね?』──…。『ううん♪』それだけ言って作業を再開。
    いやいや、逆にごめんやしッ。そうも言えず、ひたすら笑顔。…なんか、イマイチ受け答えの仕方がわからないゾ。。どうした、アタシ?

    2011-07-10 02:14:00
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