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ピエロ

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  • 1:

    ◆NedEI85Yxg


    『ピエロみたいに笑ってたくない?ずーーっと!』


    ――――今でも、いつかのアイツの言葉を思い出す。

    2008-05-29 05:42:00
  • 121:

    そう思いながらあまり気にも止めてなかったある日の事。

    『えッッ!?ルイちゃんッッ?ほんまに来てくれたんやッッ。』『ひはは〜♪久しぶり♪笑』

    約1ヶ月振りの【lush】仕事が早く終わったアタシは、雪クンに会いに彼の店に足を運んでいた。

    2008-06-19 06:58:00
  • 122:

    名無しさん

    あげ

    2008-06-26 09:22:00
  • 123:

    『えッッ、ちょっと待って!ほんまに俺嬉しいんやけど!どうしよッッ!笑』

    あたふた照れる雪クンを見て微笑んだ。"振り"だとしても、本当に可愛くて、柔らかい。
    『ちょっと!ちょっとだけ待っててねッッ!』そう言って雪クンは他の客席へと消えて行った。『ふふ。笑』いっぱいお客様きてるんかな?大変やなあ…一人ニヤつくあたしの前に、大きい影が。―――うげ。
    『いらっしゃいませ♪何飲むの?笑』

    2008-06-26 14:39:00
  • 124:

    『てゆか、失礼します♪』と、勝手に向かい側に腰掛けた無礼者。拓馬クン。。あの日以来だ。わかってたけど、出来るだけ会いたくなかったなあ…『で何飲むの?』
    『ウーロンハイくださあい。』『ちょ、お前、ゲストでウーロンハイ。』『あッッはい!』近くにいたホストを顎で使う拓馬クン。お前が動かんかいッッヽ(*`Д´)ノ!!オーナーでもアタシにとっちゃアンタはどヘルプじゃ!!と、心では叫びつつも、『あ♪拓馬クンも何かどうぞ♪』と社交辞令をかましてみせる。すると、あろう事か、『ありがとう♪じゃあピンドン♪笑』とはにかんだ笑顔で言いやがる。あの時の仕返しかあ?

    2008-06-26 14:49:00
  • 125:

    『いいよお♪笑』とこっちもニカーッと笑うと、少し笑顔を崩し、『雪の売上やから?』とアタシの目を見た。アタシはそらさずニ〜っと笑う。『…はぁ。やっぱルイちゃんは時間がかかりそやな。笑 まあそれがおもろそやねんけど。』ため息を漏らし、拓馬クンは『あと俺ビール』と立ってたホストに付け足した。彼がドリンクを作りに行ってすぐ、拓馬クンはテーブルに肘をつき、身を乗り出してくる。
    『あの後、愛理になんかゆわれた?』『わかってる癖に♪笑』背もたれにもたれたまま言うアタシ。

    雪クン、late return!!

    2008-06-26 15:00:00
  • 126:

    『もしなんか愛理にうっとしい事されたら俺にゆうてな?』ほんまにトコトン胡散臭い台詞。『他にも…何でも頼ってや?』頼るハズがない事、絶対拓馬クンならわかってるよね?ニコリ笑ってるアタシに、『絶対やで?』と肩に手を伸ばそうとした時。
    ――パンッッ!
    『ちょっとストップ!拓馬くん!笑 駄目やからルイちゃんは!』戻ってきた雪クンがその手が触れる前に振り払ってくれた。ドッキーン!!笑 あかん、雪クン、嬉しい。笑
    『へいへーい♪お邪魔しました〜笑』するとアッサリ拓馬クンはビールを飲み干し、カンッとグラスをあて席を立った。

    2008-06-27 04:24:00
  • 127:

    真っ先に雪クンは
    『大丈夫?なんもされてない?』と確認した後、隣に座った。『ごめんね…あの人気に入った女の子にはすごいから。笑』いつもこうゆう事平気でする人なんやろうな。でも何言おうとこの店では拓馬クンが天下って訳か。まあ、あたり前かあ…
    『てゆうかほんまに来てくれて嬉しい。ありがとう。』改めて言う雪クンが嬉しくて、アタシは終始笑顔。調整したんかな?雪クンはその後もずっとアタシの席に居てくれた。

    2008-06-27 04:46:00
  • 128:

    色んな話をした。と、言っても普通の会話なんだけど、この雪クンの独特の"白い"雰囲気が、アタシの心を和ませる。反面、歯がゆくなる…気もした。『…ね、初めて会った時から気になってたんやけど。』『ん?』
    指差した胸元。今日は少し開いた服を着てたから。『ごめん。笑 そんなとこ見て。』『はは♪もっと見る?笑』『こら!笑 男の子にそんなん軽々しくゆうたらアカンよ!笑』見えるもんな…。自然を落とし自分の胸元を見下ろした。
    『これねえ…切り傷!』赤青い跡。消えない傷跡。

    2008-06-27 04:56:00
  • 129:

    ふとよぎったアヤの顔に苦笑いになる。『怪我したん?』『うん。』こうやって人に触れられる度、アタシはアヤを、あの頃をいちいち、一生思い出すんだろうって。
    『これね、ハサミで出来た傷やねん。しかもキッチンバサミ。笑 だから結構深くいっちゃってさ。跡は消えへんねんてさ。』
    『…誰かにやられたん?』こんな事人に話すのは初めてカモ。でも気づいたら言っていた。『"友達"。笑』笑いながら。
    時効?いや、違う。一つの"思い出話"――。

    2008-06-27 05:08:00
  • 130:

    『あ、嘘ついた。笑 やっぱり友達いてんねやん♪笑』前に雪クンがアタシの店にきた時に、"休みは友達と遊ぶんだり?"とゆう質問に、"いてないも〜ん。"と答えたアタシの言葉を思い出したのか、指摘した雪クンの悪戯っぽい笑顔に、その先を話す事を辞め、ふと笑った。我に返る様に。

    後々になって思えば、アタシが"辞めた"んじゃなく、雪クンが"辞めさせた"んやろうけど――。

    2008-06-27 05:18:00
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